今回のレビューは、ノンスケール メガロマリア より、
“プリンシパル” です。
コトブキヤからまた新たなオリジナルプラモデルシリーズが誕生。
その名も、“無限邂逅(アンリミテッドユニバース) メガロマリア” 。
第1弾キット、“プリンシパル” が発売されました。
ヘキサギアの初代プロデューサーであり、創彩少女庭園も手掛ける亀山P(YUKI氏)が、やりたいことを詰め込んだという新シリーズ・・コトブキヤの現状における集大成ともいえるオリジナルシリーズが堂々スタートしました。
“偽りの世界を、再構築(リビルド)せよ”
メカ系プラモとガルプラのの融合。
可動性と演技性にこだわったという新素体、“マリオネットスタイル” はスタイリッシュなアンドロイドといった印象で、キャラクターモデルの新たな地平を切り拓く存在となることは間違いないでしょう。
さらに注目すべきは、主に屋内生産によって賄われるということ。
コトブキヤのプラモデル(フィギュアのもかな?)の多くが中国で生産されており、コロナ禍では工場の稼働ストップ等もあったりで新商品の発売延期も重なりました。
ほかにも流通コストのことだったり、あとは技術の漏洩なんかも、ひょっとしたらあったのかもしれません。
僕も、ブキヤはそろそろ大陸から撤退して国内に新工場を造って、そこで雇用も創出すべきだ・・なんて勝手なことをいってましたが、その第一歩というところですかね。
実際日本全体を見ても、徐々にではありますがそう言う流れになってきている気がします。
やはり自国のことは自国で。いい傾向だと思います。
そんなわけでいろいろと期待の高まるメガロマリア。
実は創彩少女庭園の世界で放送されている特撮ドラマ(エマちゃん先輩激推し!)という設定で、そこに登場するヒーローたちの姿をプラモで再現したものになっています。
なので、商品仕様的にはノンスケールということになっていますが、実質1/10スケールでもありますね。
人型ですが、ヒトではないデザインゆえに、主に間接にメカ系キットで培ったノウハウを活かすことで、これまでの人型(ガルプラ)キットでは到達できなかった可動性、そしてそのうえに成り立つ演技性がシリーズの真骨頂となります。
もちろん、武器やキットの醍醐味である他シリーズキットとの互換性も高く、コンセプトになっている再構築(リビルド)もしやすい設計になっています。
とくに、世界観の繋がる創彩少女庭園とは頭部(フェイス)の完全互換性を備えているので、遊びの幅が一気に広がりますね。
現在、基本形である子のプリンシパルを含む女性型4種のリリースが確定していますが、男性型も近いうちに予約解禁となることでしょう。
もう、どこまで沼を広げていくんだよ、ブキヤは・・
ともかくも、レビューしていきます。
キットはパチ組みしたのみです。
パッケージ
前月に発売されたメガミデバイス ガンナーと同じキャラメルボックスタイプに中箱入りのパッケージになっています。
今後この仕様が定番になっていくのかな?
体裁としてはわりとシンプル。
こんな風に全身が拝めるパッケージイラストっていうのも、最近だと珍しい気がする。
裏面ではコンセプトである再構築にかかわる要素や脅威の可動性を紹介。
記載できる情報量が増えるという意味で、このキャラメルボックスタイプもいいですよね。
そもそも悪いとは言ってない。
説明書もガンナーに近い仕様。
ランナー一覧や、
キットの概要を記載したカラー刷りの二つ折りのものが1枚。
実際の組み合って手順を記載されたつづら折りのものが1枚となっています。
縦横サイズもガンナーと一緒ですね。
箱サイズにぴったりなのがでちょっとしまいにくい・・
しかし、もう冊子タイプはなくなるのかな?
アナザー プリンシパル
篝火 真里亞から開花した「自愛」のアナザー。
現状では特別な能力を有さないものの、突出したスピードと技量で短剣「イシュタム」を軽やかに操り、敵対者に死を届ける。
舞い踊るようなその戦いはあたかも彼女を主演(プリンシパル)とした舞台のように見えるという。
芝居めいた丁寧語を使い、真里亞に対しては姉のごとく振る舞う。
以上、公式ページからのコピペですが・・うん。なんのことかわからない(笑)。
特撮ドラマ、無限邂逅 メガロマリアにおける設定ですね。
アナザーとは人の裡に眠る力のことであり、それを発現する能力を持つ者はトリガーと呼ばれます。
トリガーが能力を使うことでアナザーに変身するの・・ではなく、トリガーとは別に、アナザーが物理的存在として顕現するようです。
当然、アナザーはトリガーと別の人格を持ち、トリガーの能力次第で意思疎通も可能とのこと。
ふむ。つまりはペルソナか(こら)。
なお、主人公の篝火 真里亞を演じる女優、薬師寺 久遠はまどかが通う桃桜高校に通う3年生でもあります。
創彩初の3年生キャラとして登場しており、今後そちらからのキット化もあるでしょう。
キットとしては女性型アナザーの基本形となります。
それぞれ3月、4月、5月に発売予定のルビーアイ、ノーヴィス、シーカーとは大部分のパーツが共通のようです。
基本的にメカなのですが、シャープながら女性型らしい曲線を描くデザインになっていて、格好よさと可愛らしさ、そして程よいセクシーさが絶妙に調和しています。
胸部などは控えめで、そのあたりあまり露骨な感じがないのもある意味新鮮かも(笑)。
ただまぁ、全体にかなりスレンダーなので、これが変身ヒーローモノだったら人が着てるには無理がある・・と思ったのですが、ペルソナタイプらしいので違和感はないですね。
ブラック、アイボリー、イエローと基本の成型色も3色のみ。
地味といえば地味ですが・・ほんのりダークファンタジー風味らしい世界観(ドラマのね)にマッチしていると思います。
なお、塗装済みパーツやデカールの類いもありません。
では、各部をじっくり見ていきましょう。
頭部
額にある2本の角(アンテナ?)が鬼っぽくも、あるいは昆虫っぽくも見えるデザイン。
その額のパーツは3㎜軸接続で取り外すことができます。
外すとまたガラリとイメージが変わりますね。
女性型らしく(?)髪が生えたような形状が可愛らしい。
また、この状態だとフェイズ部も見やすいです。
フェイスは口部分に造形のない仮面のようなデザイン。
目はオレンジのクリアパーツを裏打ちしています。
後ろ髪部分は可動します。
頭部の構造は一般的なガルプラに準じたもの。
フェイスパーツおよび、前髪パーツは創彩少女庭園シリーズ(FAGコラボ除く)と完全互換性があり、
このようにプリンシパルの後頭部パーツにまどかのフェイス、前髪を付けることも可能。
もちろんフェイスのみ交換も可能です。
めっちゃスタイルよくなったな(笑)。
逆に、まどか頭部のフェイスだけプリンシパルにすることも。
シャドウか!(違う)
なお、公式ショップの購入特典は無色クリア成型のまどかの前髪パーツ。
そのまま付けてもけっこういい感じ。
クリアカラーでグラデーション塗装するとよりよさそうですね。
ちなみにまどかに付けると・・
またちょっと怖い。
フェイスパーツは2つ付属しています。
ガルプラと違って2つとも同じ表情・・というか無表情なので一見同じものなんですが、1つにはなんと眼球の可動ギミックが仕込まれているんですね。
向かって右の、瞳の造形のあるほうが可動タイプ。
裏側を見ると、固定タイプは左右の目が一体成型なのに対し、可動タイプは1個ずつ球形のパーツになっていて、このような十字の窪みがあります。
左目だけ外側を向いているのがわかりますかね。
モールドにシルバーとかで墨入れしたら、くっきりしていいかも。
なお、瞳造形の内眼球パーツもありますが、それって意味あるのかな?
と思ったけど、左右で変えてみるのもよさそう。
頭部はボールジョイント接続。
首の可動と併せて前後には、
この程度可動。
後ろ向きにはもう少し動いてほしかったかなぁ。
左右にはこれくらい動きます。
なので、このジョイントごと交換することでメガミの頭部を乗せることができます。
創彩少女、FAG、アルカナディアは頭部接続径が共通なので、そのまま乗せられますね。
胴体
構成はこのようになっています。
首と胸部の接続は3㎜軸。
胸部と腹部、腰部はそれぞれ5㎜形のボールジョイントで接続されます。
胸部前面パーツは取り外すことが可能。
3㎜軸接続で、外した本体には3㎜穴が開いています。
腹部にも3㎜穴がありますね。
胴体の正面に3㎜穴があるのはけっこう新鮮かも。
腕部付け根・・肩関節は上下にスイング可能。
さらに、肩胛骨に当たる基部ごと前方に大きく可動します。
後ろから見ると、もう完全に肩はずれてますけどね(笑)。
ほぼ90度動いてます。
メガミ以上の可動域ですね。
腕部自体の可動も併せ、自らを抱くようなポーズも可能に。
なんと艶めかしい・・
背面には中心線に脊椎のようなパーツが通っているのが特徴的。
一方で、背中には3㎜穴がありません。
脊椎パーツは3㎜軸接続で、その軸がわずかにはみ出しているのですが、その上からなにかパーツを追加できるようなものではありません。
まぁ、なんらかミキシングしたい場合は脊椎パーツを外すしかないですね。
ちょっとここは不親切な設計かな。
腹部、腰部にも同様に脊椎パーツがあり、こちらも接続は3㎜。
ただ背中とは逆に脊椎パーツの砲に軸が生えており、外すこちらは本体側に3㎜穴があります。
スタンド等を使う場合はこちらを付けるとよいですね。
腕部
構成はこの通り、FAGやメガミなどのガルプラとほとんど一緒。
このキットには付属しませんが、メガミなどでは定番の上腕位置にスペーサーパーツを挟むこともできます。
また、肘関節は挟み込み構造の一軸可動。
一方、手首(リストジョイント)の接続径も3㎜になっています。
付け根の接続は4㎜ボールジョイント。
これまでのガルプラのほとんどと共通なので、そのまま交換可能です。
まどかやガンナーの腕だとちょっと短いな・・
肘関節は先の通り一軸ですが、
このように深く曲げることが可能です。
3連リストジョイント
メガロマリアシリーズにて初導入された新機構。
定番のリストジョイント(手首ジョイント)を3つ、正三角形型に連結させた形状で、3つ繋がった球体ジョイントがそれぞれ可動。
右は通常のリストジョイントで、そちらも付属します。
2本の3㎜軸のうち1本で前腕に接続、もう1品はガントレット状のパーツを取り付け。
このように、完全に手首が折れ曲がっているほどに動かすことができます。
ガントレット先端部にはデフォルトで3㎜軸パーツを付けていますが、
外せばもちろん3㎜穴があるので、いろいろな可能性を感じます。
このままハンドキャノンとするのもいいかも。
通常リストジョイントと手首パーツを使うことでシンプルな腕部にもできます。
左右アシンメトリーにするのもいいかも。
なお、今回もリストジョイントは組みやすいランナー設計になっています。
ただこの方式、けっこうゲートの処理が面倒なんだよなぁ・・
ハンドパーツ
PVS製で、2種類の平手と剣持ち手、銃持ち手、摘まみ手、3㎜軸持ち手、貫き手と7種が左右分付属します。
指は補足シャープな造形。
接続軸は創彩少女など、ほかのガルプラと同じなので、相互に交換可能です。
脚部
構成はこの通り。
膝関節含めすべて分解することができ、接続軸もすべて3㎜になっています。
腕部と違って、いわゆるスペーサーパーツを付けることはデザイン上難しいですね。
脚付け根と太腿の接続にはポリパーツが使われており、そのポリパーツはわずかですが左右スイングできます。
脚部可動に微妙なニュアンスを足すことができる一方、ややフラフラする感覚はあります。
なんでポリパーツにしたのかな?
股関節は前方にスイング可能。
前垂れ(真ん中の黄色いパーツ)も個別に可動します。
こちらを付けると、股関節を左右別個に動かすことが可能になります。
当然、こっちを付けておくほうがアクションの幅は広がります。
I字バランスもこの通り。
そして普通に片脚で自立できるこのバランス。
太腿側面の外側のカバーパーツを外すと、
ヘキサギアの初代プロデューサーが手掛けるからには、当然ヘキサ孔もあると思っていましたが、実際にはこの太腿左右の2箇所だけでしたね。
意外に少なかった・・
それこそ背中とか、肩アーマーにも配置できたと思うんですが・・
なお、カバーパーツは画像で付けている突起付きのもの意外にフラットなものも付属しています。
フラットなほうを使ったほうが見ためには美しいと思うのですが、一旦付けると外すのが大変そうなので付けていません・・
膝関節は一軸ですが、このように深く曲げることが可能です。
膝関節自体がいろいろと組み換えに有用なジョイントパーツなっていますね。
では、あらためて視点を引いてみます。
総合的な可動性はメガミデバイス以上といっていいでしょう。
前屈はこの通り、ほぼ二つ折りにできてしまいます。
胴体はともかく、やはりもう少し首と頭部が後ろに反れればいいかなぁ・・
開脚は180度可能。
胴体は左右にはあまり曲げられません。
付属武装
イシュタム
プリンシパル唯一の手持ち武装となる短剣。
1パーツ成型なので、刃の部分もアイボリーです。
剣持ち手で保持します。
逆手に持つのがセオリーのようですが、もちろん普通に順手でも持てます。
柄尻のプラスドライバーのような造形は、先に触れた眼球可動ギミックのためのもの。
専用のマウントパーツが付属しますが、ただ通すだけで固定はできません。
鞘くらいは欲しかったかな。
なお、スタンド類は付属しません。
拡張用のジョイントパーツなどもなし。
キット内容は非常にシンプルですね。
だからこそ、このご時世でも定価4800+税という低価格でリリースできたわけですが。
比較画像
創彩少女庭園のまどか(夏服)と。
まどか150㎜に対してプリンシパルの頭頂高は160㎜。
1/10スケールだとすると、まどかは身長150㎝で、プリンシパルは160㎝ということですね。薬師寺 久遠がそれくらいあるんだろうか?
プロポーションは、やはり人間離れしたプリンシパルのスタイリッシュさが目立ちますが、まどかも普通の女子高生にしてはスタイルいいんだよな。
そもそもメガミは1/12スケール相当で、ほかのブキヤのガルプラと較べると一回り小さいんですが、プリンシパルとガンナーでは大人と子供くらいの差がありますね。
それにしても、スレンダーなプリンシパルと並ぶとガンナーのムッチリ感が際立つ・・
可動性についてはすでに触れてきた通り、とにかくよく動きます。
人体としてみた場合、ポーズによってはやはり腕や脚の付け根などが不自然な位置に来たりするのですが、そのおかげで全体のシルエットとしてはむしろ自然な、スタイリッシュなポーズがバシバシ決まります。
さすがに自立させてのポージングには限界がありますが、スタンドを使えばそのポテンシャルをいかんなく発揮できますね。
付属武装はイシュタムのみながら、それがかえって可動性のよさを引き立たせてくせる感じ。
やっぱり逆手で持つほうが格好いいな。
武装の貧弱さは3連リストジョイントのガントレットを使うことで解消。
可動と3㎜穴使えば手軽に武器腕にできますね。
ビームサーベルにしたり。
ただ、ジョイント自体の保持力は普通のリストジョイントと変わらないので、あまり重いものや長物を付けるとへたります。
バランス感覚も抜群。
流派東方不敗もマスターできようというもの。
可愛い系のポーズも。
差し換えボディなしでここまで小っちゃくなれちゃう。
エ「ちょっと! それ誰の真似よ!?
プリンシパルの名称の由来でもある、舞台演劇っぽく。
この平手の表現力よ・・
続いてセクシー系のポーズで。
自然な足組みポーズができるのに、太腿接続軸のポリパーツがわずかに動くの一役買ってますね。
わお、セクシー!
あ、いや・・メカではないのか。
人の裡に眠る力が具現化したモノ・・なんですよね。
好きな魔法をなんでも1つ与えてやろう。
見ためメカなのにファンタジーやゴシック系の世界観にいても不自然ジャない気がします。
そういう意味では、チトセリウムとかと絡めても面白いでしょうね。
その超絶可動の恩恵で、本体にとくに加工しなくても可変機っぽくできるのも素晴らしいです。
見てよこのまとまりのよさ。
絶対ティターンズ製でしょ(笑)。
裏側もまぁ、すっきり。
なお、足裏は両面テープで貼ってます。
腹部前面にある3㎜穴を使えば飛行状態でもディスプレイできます。
プリンシパル・ケライノー
先ほどのMA形態(違う)に、緑の破城鎚キャンペーンで消化したウイングエッジをポン付けしただけなんですが、思った以上にちゃんと鳥になりました。
手が足になってちゃんと自立もできますし。
もちろんそのまま人型にも戻れますが、それはオミットで。
ここからちょっとパターンを変えて、可変機としていくつかリビルド。
といっても、基本的に本体には手を加えずに各部にパーツを追加しただけのお手改造という態でやってます。
プリンシパル・パニッシャー
メッサーフロートとエクスアーマーE(ブラックVer.)のパーツを追加した可変機。
マリオネットモードからインセクトモードに変形します。
インセクトモードのモチーフはクワガタ。
まぁ、見たまんまですね。本体は寝そべっただけ(笑)。
肢はあえて4本にして、名称はモーター・パニッシャーから拝借しました。
これがことのほか好評だったので、以降調子に乗って続けます(笑)。
プリンシパル・アラクネー
メッサーフロートにメガミ ガンナー、グランマのパーツを使用した可変機。
額のパーツを交換したのは、モチーフのキャラにより近付けるためです。
誰かはわかるよね?
クモはインセクトじゃないか・・まぁそこは多めに見てもらって。
今度はちゃんと肢は8本再現しました。1対減らせば、そのままアリとも言えそうだなぁ。
前後の向きもどっちでもよさそう。
これも本体は仰向けになってるだけです(笑)。
プリンシパル・パピルサグ
僕的本命。
まぁ、いつものやつですよ。メッサーフロートにジェスター、ロードインパルス、ガバナー ナイト ネロ、メガミ ガンナーのパーツ・・あと、なんのパーツだった変わらないものを尻尾の基部に使ってます。
やはり可変機ですが、もうなにに変形するか丸わかり・・
インセクトモードのモチーフは・・はい。サソリです。いつものです。
本体は大きく前屈してますので、先のクワガタ、クモに較べればまだ変形してると言えましょう・・
つま先がキバに見立てられたのはけっこう気に入ってる部分。
なお、肢だけでは自立できなかったのでミニフライングベースを使っています。
プリンシパル・サジタリウス
生身のケンタウロス娘の前にメカケンタウロス娘をサクッと。
胸部接続が5ミリボールジョイントなので、ジーク・スプリンガー側の組み換えなしでポン付けできるのがよいですね。
余った(こら)下半身は弓にしました。
ま「ペルソナ!
プ「違うけど・・まぁいいか。
以上、“メガロマリア プリンシパル” でした。
亀山Pが、M.S.G、ヘキサギア、創彩少女庭園と、これまで関わってきたシリーズで培ったノウハウのすべてを注ぎ込んだ新シリーズ、メガロマリア。
新素体となるマリオネットスタイルはシンプルゆえにコンセプトで再構築(リビルド)もしやすい構造で、とくにリストジョイントの前腕側含め、本体接続部のほとんどが3㎜軸というのはありがたいです。
腕部付け根は4㎜ボールジョイントですが、これはコトブキヤのガルプラ共通ですし、そこはそれでよかったと思いますが、同時に3㎜軸接続に変換できるボールパーツなども付いていればなおよかったかな。
体幹の接続に5㎜ボールジョイントを使用したのは保持力や安定性確保の意味もあると思いますが、欲を言えばここも3㎜軸に変換できればさらに可能性が広がったと思います。
まぁ、たぶん既存キットを漁ってそれこそ再構築すれば、そのへんもクリアできそうですが。
そして、可動性ですよね。
基本的にメカ系のデザインということで気持ちよく割り切った仕様で、これまでの人型では到達できなかったその先の可動性見せてくれたと思います。
そのままで本体をかなりコンパクトに縮めたりもできるので、ちょっとパーツを付け足すだけで手軽に可変機に再構築できるが楽しい。
今回はほとんど虫系ばかりになってしまいましたが、バイクやジェット機にも変形できると思います。
さて、このあと3月にルビーアイ、4月にノーヴィス、5月のシーカーと、まさに月刊メガロマリアがすでにスタートしているわけですが・・
全部女性型で基本今回のプリンシパルと大きく変わらないので、さすがに4連続は秋が来るんじゃないかと少し不安にはなっています。
できれば途中に男性型を挟んでほしかったですね。
夏以降、今度は男性型の連続リリースとなるのかな?
なんにしても、またまた目が離せないシリーズが始動してしまいました。
いったいコトブキヤは、どこまで沼を広く、深く広げていくのか・・
そしてどこまで我々の財布の中身を食い尽くしていくのか・・
いろいろと頑張ろう。
といったところで、今回は終了。
またのご訪問を。
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