今回のレビューは、1/1スケール メガミデバイス より、“BUSTER DOLL ガンナー” です。
完全新規素体となるマシニーカ Block2-M(ブロックツーーエム)を使用した新世代メガミ、“BUSTER DOLL(バスター ドール)” シリーズが登場。
トップバッターのガンナーが発売されました。
メガミデバイスは新たなステージへ。
2016年12月発売の第1弾キット、WISM ソルジャー アサルト/スカウトから素体となるマシニーカのアップデートを繰り返してきたメガミデバイス。
7周年を経て、完全新設計となるマシニーカ Block2が誕生。
Block1系統から構造はよりシンプルに、しかし可動性は維持したまま、自然なボディラインを再現した、まさに現状におけるガール素体の到達点・・といっても過言ではないと思います。
いやぁ、進化は止まらないなぁ。
企画が発表されたのは、5周年記念配信のときでしたかね? はっきり覚えてないですけど、だとするとおよそ2年。
まぁそんなものかな。
当時は正式名称もまだ決まってませんでしたね。
初見では、組み換えに重点を置いた結果、某30XXみたくなった武装パーツメインというイメージで、僕個人はそこまで注目していませんでした。
新素体にしても、簡易版という感じでいろいろオミットされてる部分もあるんじゃないか? と思っていたくらい。
結果的にはまったくそんなことはなかったのですが。
ただまぁ、以降の新作メガミすべてにBlock2にが採用されていくわけではないのかなぁ。
商品スタイルが大きく変わってしまっているので、以降すべてこうなってしまうのはちょっと・・という気持ちはあります。
それでは、レビューしていきます。
キットはパチ組みしたのみです。
パッケージ
いきなりパッケージの仕様からして従来のメガミとは違っています。
表面に配置されているのはキャラクターデザインを担当されたイラストレーターさん描き下ろしのイラストではなく、実際のキットを組んだ塗装完成見本を使った画像。
他社含め、ガルプラではたぶん初めて見るパターン。
プラモデル全般でも珍しいんじゃないかな。
箱自体も、いわゆるキャラメル箱になっていて、
ヘキサギアのがバナーやハンドスケールのパッケージとほぼ同じ仕様で、ふたには円形の透明シールで封がされています。
このシール、地味に嫌なんだよなぁ。なかなか綺麗に剥がせないし・・
中には内箱が入っていました。
説明書は3種類入っています。
従来の説明書の冒頭や末尾に配置されていたアクション画像やカラーガイドを記載したカラーものが1つ。
おそらくBUSTER DOLL共通となる、頭部を除く素体の組み立て方を記載したものが1つ。
最後に、頭部および武装といったガンナーの固有パーツの組み立てかたと各種モードへの乾燥方法を記載したものが1つ。
すべて冊子にはなっていません。
なお、サイズはこの通り、従来の説明書寄りも縦に長くなっています。
できれば縦横のサイズは揃えてほしかったな・・
一連のBUSTER DOLLシリーズではできる限りのコスト削減が図られているようで、この説明書の一部共通化以外にも、デカール、フェイスパーツ以外の塗装済みパーツなど、従来のシリーズキットでは当たり前に付属していたものが大胆に省かれています。
デカールをほとんど貼らない僕的には、そのぶん価格が下がるのなら嬉しいところ。
デカールを使って表情を増やしたい人には、ちゃんと別売りでアイデカールが用意されているのでご安心を。
BUSTER DOLL 射撃手型 ガンナー
日々多様化するメガミバトルシーンに柔軟に対応するため、武装だけでなく素体にもこれまで以上のカスタム性を盛り込み、フルモデルチェンジの末完成したBlock2。
ボディフレーム構造を採用し、これまで外骨格として機能していた胸郭や腹部を外装として換装することがでデザインや用途に応じてユーザーレベルでも柔軟なカスタマイズが可能となりました。
Block2規格を最大限活用できるアイテムとして誕生したBUSTER DOLLシリーズは、武装の効率化と拡張性の確保をメインコンセプトに、装甲パーツを重ねるレイヤードアーマーシステムを採用。
共通化したインナーにアウターを付け替えることで、手軽に換装、拡張でき、様々なバトルスタイルに対応可能です。
第1弾のガンナーは、射撃型のエントリーモデルとしてコンパクトな仕様にまとめられました。
素体モード
これまで同様、メガミの基本となる形態。
頭部以外はBUSTER DOLLシリーズ(現状4種)で共通。
成型色は違いますよ。
あと、ひょっとしたら胸部前面パーツのサイズも変わってくるかもしれません。公式画像だけだとよくわからないので、現物待ちですね。
印象としては、記念すべきメガミデバイス第1弾キット、WISM ソルジャーの素体モードに近いですね。
訓練用のインナースーツ姿という感じです。
肉付きは随分よくなってますが。
ガンナーでは頭部以外に腕と脚の付け根、そして同部分の肌が露出しています。
背面。
頭部と首の接続構造が変更されたため、隙間がやや目立ちますね。
背中と腰の2箇所に3㎜穴があります。
では、各部の詳細をチェック。
頭部
犬の垂れ耳のような短めのツインテールが可愛らしいですね。
頭頂部のアホ毛は前髪パーツと一体整形で動きません。
なお個体差か、前髪パーツのはめ込みがかなり緩く、すぐ外れるのがちょっとストレスでした・・
ツインテールは3㎜軸接続で回転とスイングが可能。
軸はちょっとキツめなので根元を持って動かすようにしましょう。
フェイスパーツは3種類。
正面向き微笑顔
可愛らしいですね。
やっぱりなんか犬っぽい(笑)。
ただ、照れ顔については目許の赤みが強過ぎて、こういうメイクなのかな? と思ってしまいますが・・
なお、今回もフェイスパーツは専用の規格になっていて、Block1系統のほかのメガミのフェイスパーツとの互換性はなし。
というか、実はBUSTER DOLLのフェイスパーツは3㎜軸接続だったりします。
また、ほかのシリーズのフェイスパーツをBUSTER DOLL頭部に取り付けるためのコアパーツを含むメガミM.S.G フェイスセットが今後展開していきますのでいろいろと可能性が広がっていきますね。
口許がフラットなのっぺらフェイスパーツも3つ付属します。
いや、デカールないならこれもなくていいんじゃないかな?
別売りのデカールとセットにしたらよかったんじゃ・・
首
先にも触れましたが、接続構造が一新されており、胸部との接続もボールジョイントに、頭部との接続もダブルボールジョイントになっています。
しかも、頭部接続のためのダブルボールジョイントは0.5㎜刻みで長さが違うものが5種類付属。
デフォルトでは1.5と刻まれたものを使用しますが、好みに応じて長さを変えられます。
また、FAGおよび創彩少女、アルカナディアの頭部を接続するための5㎜径のジョイントも付属。
胸部前面パーツは取り外すことが可能(いったん首を外す必要あり)。
Block1系統のメガミの胸部前面パーツとの互換性はありません。
メガミといえばの肩胛骨パーツは一体成型。
Block1の挟み込み構造ではなく、基部となるフレームパーツにボールジョイントで接続する構造なっており、従来通りの前後スイングだけでなく、わずかですが上下方向に捻る動作も可能になっています。
腕部
構造はBlock1から大きな変化はなし。
肘関節は上腕と一体成型で前腕パーツで挟み込む一軸可動で可動域もほぼ変わりません。
付け根のボールジョイントの位置はやや下がっており、
腕を上げたときの肩からのラインがより自然に見えるようになっています。
ハンドパーツは握り手、平手、汎用持ち手の3種類は左右分付属。
これまでのPVCではなくPS製になり、数もぐっと減ったので、これもコスト削減の一環かと思います。
握り手と平手に関しては、これまでと共通のリストジョイントを使用。
なので、これまでのメガミ付属するPVC製ハンドパーツを流用可能です。
握り手はジョイントと一体型の保持力を重視したタイプになっています。
なお、4つ組むことになるリストジョイントはランナー配置の工夫でまとめて組むことが可能になっています。
まぁ、4つくらいなので大した時間短縮にはなりませんけどね。
腹部・腰部
可動機構をまとめた内部フレームに腹部と腰部のガワを被せる構造になっています。
胸部を接続するジョイントにはメガミのロゴが刻まれてますね。
組んでしまうとほぼ見えなくなる位置ですが。
Block1では左右一体でしか動かせなかった股関節ですが、
さらにわずかですが前後にもスイングできます。
脚部
脚部付け根の構造はメガミM.S.G ボトムスセットの構造をよりシンプルにユニット化したもので、腹部などと同様にフレームにガワを被せる仕様。
フレームは2軸で可動し、一旦外側に引き出すことで内側への可動域が拡がります。
これにより自然に脚を組むようなポーズも可能に。
脚部自体の構成も一新されており、とくに膝関節がユニット化されたことで太腿と脛の分解が容易になりました。
左右を区別する刻印が入っています。
太腿や脛も1パーツ整形になり、塗装派にも無塗装派にも処理が簡単になって大助かり。
足パーツはかなり小さくなっています。
つま先部分は指の造形の有無を選択できます。
簡易スタンド
素体モード専用になりますが、足パーツに直接付ける簡易スタンドが付属します。
このように、足パーツを挟む格好ですね。
正直、それほど信頼できるものでもないですが、ちょっとしたポージングに有用なパーツになっています。
この通り、片脚立ちもなにも着けない状態と較べれば遥かに安定します。
踵の後ろに3㎜穴もありますし、スタンド以外の用途にも活用できそうですね。
全体の可動性ですが、前屈はこの程度。
逆に反るのもこれくらいで、まぁ、正直Block1から明確に差を感じることはありません。
そもそもメガミ・・マシニーカの可動製は数あるガルプラのなかでも飛び抜けていましたからね。
コスモード
BUSTER DOLLシリーズは共通して4つのモードに感想可能。
非武装2モード、武装2モードというかたちで、コスモードはインナースーツ姿の素体モードから制服に着替えた、お出かけ姿といった感じかな?
素体モードから胸部、腰部、脚パーツを換装するのですが、ネックとなるのが胸部の換装。
腰部と足はそのまま外して付け換えるだけでいいのですが、胸部のみいったんバラす必要があるんですね。
それならそうとバラしやすい構造にして置いてくれればいいものを、普通に軸はめ込みになっているのが厄介。
しかも軸が細いので、バラす際に下手をしたら折ってしまいそうです。
ただ、この細い軸がなくても素体モード、コスモードともに前面パーツはフレームにダボ接続で固定できます。
なので、細い軸はもうカットしてしまってもいいかもしれません。
多少固定が緩くなるかもしれないので、あくまで自己責任でお願いしますが。
それにしても、この構成は罠だよなぁ・・
これまでメガミを組んできた人のなかには、もう癖で素体モードの胸部パーツを前後で接着してしまった人もいたようです。
まさか、換装のために胸部をいちいちバラす必要があるなんて・・
腹部と腰部は先の通り、そのまま取り外すことができるので、胸部もそのようにするか、それが無理なら内部フレームももう一組用意して、胸部のみ完全に交換するようにすべきだったんじゃないかなぁ。
ともあれ、換装完了。
セーラーカラーとスカーフを付けたノースリーブの超ミニ丈のシャツに、やはりミニのプリーツスカートとローファーを履いたコスモード。
なんというか、コスモードという名称含め若干いかがわしい雰囲気を感じますが、僕の心が汚れているだけかな?
なんかもう、いろいろギリギリ・・
なにがとは言いませんけども。
彩色完成見本ではセーラーカラーに白いラインが入っていますが、今回はコスト削減のためでしょう、成型色のまま。
デカールもないので、再現のためには塗装が必要になります。
今回はもうそのままで。
では、各部をチェックしていきます。
胸部はセーラーカラーとスカーフ付きの、ヘソ出しノースリーブシャツにお着替え・・
しかし・・いけませんねぇ(笑)。
本当、サイズが絶妙なんだよな・・
スカートは1パーツ成型です。
素体モードのブルマ(?)と同じ分割線になるので、やや不自然なラインであることは否めません。
まぁ、仕方ないかな。
これまた絶妙なサイズ感。
普通に立っているぶんにはギリギリ見えません。
なお、当然ですが素体モードと較べると脚部の可動域は狭まります。
しかし、ご覧の通りスカート自体がやや動きのある造形になっているので、そのまま椅子に座ことはできます。
うん。お行儀がいいですね。
そして正座も可能です。
うん。可愛らしい。
ちなみにスカートの中ですが・・ちゃんと履いてます。
創彩少女ではないので見せても問題ないと判断しましたが、これはもう普通に下着ですね。メガミでは初かな。
後ろ側も。
しっかり皺まで造形されている。
さすがヘンタイ企業、コトブキヤです(褒め言葉)。
ギルプリのような柔らか素材でこそありませんが、これだけを見ても、メガミデバイスは確実に新たなステージに入ったと思われます。
足許はちゃんと靴を履きました。
創彩少女でもお馴染みに通学用の革靴です。
ずっとパンプスって言ってましたけど、勘違いしてました。
正しくはローファーですよね? 合ってる?
素体モードの足パーツ同様、つま先部分が可動します。
ライトアーマーモード
BUSTER DOLLシリーズの武装モードはレイヤードアーマーシステムという、基礎となるパーツに装甲を重ねることで様々な状況に対応するという発想でデザインされており、コスモードをベースにその基礎パーツのみを装備した形態がライトアーマーモードになります。
まず本体のみの状態で。
頭部をカチューシャ・・ドロップイヤーヘッドセット付きのものと交換し、腕部、脚部はそれぞれ2箇所ずつスペーサーパーツを挟んでいます。
頭部は後頭部を丸ごと交換。
カチューシャおよびメカパーツが組み込まれたものが武装モード用のパーツとなります。フェイスパーツと前髪パーツ、ツインテールは共用です。
フェイスパーツと前髪パーツを付けていない状態も、なんか可愛い。
3㎜穴が2つあるので、なんらか拡張できる余地もありますね。
ドロップイヤーヘッドセット
この垂れ耳にはレーダー機能とかがあるんでしょうかね?
そもそもツインテールが犬の耳っぽかったのですが、カチューシャには完全に犬の耳を模したパーツが付いています。
耳は3㎜軸接続で可動しますが、ツインテールと干渉するので後ろ側には動かしにくいですね。
耳(3㎜軸)なしのプレーンなカチューシャも付属。
どちらか選んで取り付けられます。
ちょうど耳の位置にあたるメカパーツには3㎜穴がありますね。
そのメカパーツですが、ランナーの都合で一組余剰が出ます。
また、先に触れたフェイスパーツセットのコアパーツに付けられるメカパーツ(右側の2組)も付属。
そちらもランナー都合で二組付いています。
素体およびコスモードでは付けていなかったスペーサーパーツは、腕部では上腕と手首、
脚部では太腿と脛、それぞれのロール位置にはめ込みます。
4箇所すべてにフラットな円形パーツ、3㎜軸付き、3㎜穴付きの3種が用意されています。
3㎜穴の外形は5㎜になっているので、実質5㎜軸としても機能します。
なお、Block1では太腿ロール軸は4㎜だったと思うのですが、Block2ではそこも3㎜軸で統一されていますね。
ライトアーマーモードでは上腕と太腿にはフラットタイプ、手首と脛には3㎜穴タイプを取り付け。
なお、これまでもよくあることでしたが、スペーサーパーツはわりとくるっくる回ってしまうので、各接続軸はキツめに調整したほうがいいかもしれません。
では、ライトアーマーモードの完成。
手首、膝にレイヤードアーマーシステムの基部となるインナーアーマーGを装着。
足許はメカタイプの靴に交換(これもインナーアーマーGに含まれるのかな?)。
背中にもバックパックを取り付けます。
インナーアーマーG
その名の通り、レイヤードアーマーシステムの基部となる、内部装甲パーツの総称。
手首位置のパーツは、3㎜穴付きスペーサーパーツの穴の外径・・5㎜軸に取り付けるかたちになります。
膝の基部パーツは左右側面のジョイントパーツが選択式になっており、
円形ディティールのみ、3㎜軸、3㎜穴(5㎜軸)の3種を状況に応じて交換可能です。
なお、わりとがっちりはまってしまうので、付けるのはともかく外すのがけっこう大変。
ジョイントの上下を少し削っておくとスムーズに付け外しができるかと思います。
足パーツはまたまるっと交換するスタイル。
素体用足パーツやローファーと違って左右の区別はなく、1パーツ成型でつま先の可動もありません。
足裏には3㎜穴が2つあります。
背中に取り付けるバックパックも1パーツ成型。
コンパクトですが3㎜穴が4つと、高い拡張性を誇ります。
フルアーマーマーモード
ライトアーマーモードをベースに外装甲となるアウターアーマーGと武装を装備したガンナーのフル装備形態。
上腕と太腿のスペーサーパーツも3㎜軸タイプのものに交換し、それぞれアーマーパーツを追加することになります。
基本的に左右対称のレイアウトになるのなるのですが、薄紫色のオプションパーツのいくつは左右非対称に取り付けらるようになっています。
あくまでデフォルトの配置ですが。
では、各部をチェック。
首許にはマフラーのようにも見えるアーマーを装備。
中央のメガミのロゴがお洒落(後ろ側にもあります)ですね。黒とかで塗ってもいいかな。
このパーツは、いったん頭部を外して首の位置に通すだけで、胸部などに固定はされません。
アウターアーマーG
ひょっとしたらさっきのマフラーも含まれるのかもしれませんが・・
ライトアーマーモードのインナーアーマーGに重ねるかたちで手首、膝にそれぞれアーマーが追加されます。
手首位置にはバックラーのようにも見えるロールバー付きのアーマーを追加。
インナーアーマーには一箇所のダボで接続します。
上腕に追加したアーマーパーツとやや干渉しますね。
膝にも同様にインナーアーマーに重ねるかたちでアーマーを追加。
足首位置の外側には、インナーアーマーと共通のジョイントを付けることができます。
太腿にも追加するアーマーパーツは、上腕に付けるアーマーとほぼ同じデザインですが、裏側の爪状のパーツの幅が異なるので、上腕用は太腿には付けられません。
なお、脚部用アウターアーマーは4つのダボでインナーアーマーにけっこうがっちり固定されるため、やっぱり外すときに苦労します。
なんか今回そんなことばかり言ってる気がしますが・・
まぁ、なにぶん初めてだしね。いろいろあるよね。
ということで、もう下側、縦に2つ並ぶダボは切り落としてしまってもいいかもしれませんね。
足パーツにも上下から挟むかたちでパーツを追加して大型化。
グリップ力の高そうな裏側には3㎜穴が1つ開いています。
踵位置にも左右に向いた3㎜軸がありますね。
バックパックには・・これはなんだろうな?
ウエポンラック? スタビライザー? とにかくブレード状のパーツを左右に追加。
2軸で可動します。
付属武器
サブマシンガン
メイウエポンにはガンナーの名に相応しいサブマシンガンが2丁付属します。
マシンガン自体は1パーツ成型ですが、銃口はちゃんと開口されています。
本体には拡張用の3㎜穴が3つ開いていて、完全に貫通しちゃってるのはどう解釈したものか・・
デフォルトでは下部のレールに取り付ける円筒形のオプションは一応グレネードランチャーとなっていますが、
銃口(3㎜軸)に繋ぐことでロングバレル、上部のレールに取り付けることでサイトスコープにも見立てられますね。
汎用持ち手で保持するのですが、そのまま上から挿し込むかたちで持たせられるので非常に楽です。
その他付属品
各部のロールバー部分に付けられる3㎜軸付きのフックパーツが2つ付属。
ほかに、今回は余剰扱いですが、3種類、計6つのジョイントパーツが付属します。
組み換えに活用できますね。
スタンド
従来の先っちょ丸い棒タイプのスタンドに代わり、新規造形となる可動タイプの無色クリア製スタンドが付属。
ベースにはやはりメガミのロゴが刻印されています。
例によって見づらくてすみません・・
支柱は3本を連結させる構造でそれぞれ可動。
ベースには5㎜軸で接続することになりますが、3㎜軸のジョイントパーツを付けることもできます。
先端側も同様。
ベースの接続位置も3箇所から選べます。
支柱自体にびっしり3㎜穴が開いているほか、拡張用の3㎜軸ジョイント、お2つ付属。
フライングベース用のジョイントパーツも付属します。
フライングベース自体に付いているものよりも、接続軸がちょっと長いのかな?
比較画像
メガミデバイス第1弾キット、WISM ソルジャーのアサルトと。
素体モードで正面から。
おおよそ同じようなスタイル。
身長もほぼ一緒ですが、ガンナー・・というかBlock2ーMではとくに下半身の肉付きがよくなり、全体にナチュラルなプロポーションになっています。
アンドロイドから生身にの人間になったというか、やはりビジュアル面での進化はすさまじいものがありますね。
後ろからも。
Block2では太股や脛パーツが一体成型になったことで、パチ組みでも脚部が綺麗です。
膝関節のユニット化含め、脚部が一番進化した部分かなぁ。
一方の可動性ですが、そちらは特段大きく変わった印象はありません。
しかし、可動時のボディラインはより自然になっていますし、実際これ以上を求める必要もないと思います。
股関節周りの可動は先にも触れた通り、メガミM.S.Gを経てさらにシンプルにユニット化されていますからね。
武装モードでも。ガンナーはフルアーマーモードで。
基本構造が共通の4人チームということで、BUSTER DOLLはWISMの新世代版という感じがしますが、武装モードの雰囲気は随分と違ったものになりましたね。
やっぱりBUSTER DOLLのほうが今風(?)。
Block1の到達点と思われる、Block1.5ーLを採用したアマテラス。
ナチュラルなプロポーションが引き継がれていますね。
アマテラスはLサイズなので、Mサイズのガンナーと並ぶと頭半個分細背が高いです。肉付きもサイズ相応に差がある感じ。
いずれはBlock2にもLサイズのキャラが登場するんでしょうね。
Sはもうスタンバイしてるけど。
以下、画像
可動性についてはもう補足することもないので、各モードでのポーズ集という感じで。
まず素体モードで。
このしゃがみ姿勢、つま先だけでちゃんと自立してるんですよ。
さすがです。
ハンドパーツはこれまでのPVC製のものと互換性があるので、アマテラス付属のピース手を付けてみました。
可愛いですね。
蹴りポーズもこの通り美しい。
新規のスタンドも多彩なポージングに対応、安定します。
忍法水蜘蛛の術!
あるいはかんじきか・・
この簡易スタンド、ローファーにも対応してほしかった感はありますね。
その際は無色クリア成型のほうがいいか。
コスモードで。
スカート自体の造形は固定ですが、腰部可動と同じで前後スイングするので、走るポーズもとくに違和感はありません。
しかし、気が付くとちょっといかがわしいポーズをとらせてしまう・・
違うんだ。この照れ顔がいけないんだ。
ライトアーマーモードを飛ばしてフルアーマーモードで。
皇巫レガリアシリーズに続いて比較的軽装のメガミなので、自立もわりと安定しますし、なによりさほど気を遣わず弄れるのがいいですね。
謝って転かしてもほとんどダメージなくて助かる。
ロングバレルにして横っ飛び射撃。
背中のラックパーツも合わせて大型マシンガンにして、立て膝で狙撃。
ウエポンラックパーツにもレールがあるので、そこにグレネイドランチャーを取り付けることができます。
しかし、なにがとは言いませんが、不可抗力です。
だって短いんだもん・・
ヘキサプロテクト弾発射!
特殊な電磁粒子を放ち、空気中に限定的な防御フィールドを形成する特殊武装だ・・とか。
話題の推し拡張シリーズのバリアが合ったので回してみたら、ちょうどガンナーに似合うブルーの2パターンが出ましたので、せっかくだから。
デフォルトの装備からアーマーの位置をいろいろ変更していました。
けっこう難しいですね。
脚部アーマーとウエポンラックを組み合わせてチェーンソーっぽくできたのが、まぁ成功例という程度かなぁ。
あとは簡易スタンドをヘアアクセサリにしたり。けっこう可愛いんじゃない? 犬から羊になりましたが(笑)。
ともかくも武装パーツの至るところに3㎜穴があるので、可能性は無限大だと思います。
まぁ、いろいろ方法はあるんですが、なかなかこれ! というものが見出せないのが実際。
もっとセンスを磨かないとなぁ・・
さて、ここからは恒例の(?)武装パーツだけでなんか組む! のコーナー。
ガンナック
サソリ型のサポートメカですね。
もはや自然と、手がサソリを組むようになってきました(笑)。
もっとも、今回は新規スタンドがなければ完成しませんでしたけどね。
尻尾がもう、スタンド支柱そのままですから。
もうちょいなんか手ぇ加えろよ・・と、我ながら思いましたが。
でも、靴パーツがハサミになるとか、肩のアーマーを裏返すとちょうどキバの生えたサソリの顔になるとか、もうサソリにすること想定してるよね(そんなことはないww)。
ガンナーと並べてもけっこういいサイズ感になりました。
なお、基本的にはガンナー2付属のパーツのみで構成していますが、一部パーツの接続でランナー枠をカットした3㎜軸を使用しています。
3㎜穴に対して、3㎜軸の数が圧倒的に足りてないんですよねぇ。
まぁ、そこはランナーを使え、ということなのか・・
ガンモービル
次はライドビークルタイプ。
背中に付けるウエポンラックパーツと素体モード用簡易スタンドを足回りに使って、スノーモービルっぽいイメージで。
靴パーツを貼り合わせたら、なんかいい感じのフロントカウルになりましたね。
後ろ側もけっこう綺麗にまとまったんじゃないかな。
なお、こちらも一部パーツの接続にカットランナーを使っています。
サイズ的にはやはりすこし小さいです。
武装パーツが少なめですからね。
こちらにはスタンドも使ってませんし、こぢんまりしてまうむのはまぁ仕方ない・・
けどまぁ、これはこれでカジュアルな移動用と考えればいいかな。
ロールバーも汎用持ち手で掴めましたし。
以上、“BUSTER DOLL ガンナー” でした。
換装を容易にするユニット化とナチュラルなプロポーションを両立し、かつ構造もよりシンプルに組み立てやすくなったマシニーカBlock2。
さすがの完成度と言えるでしょう。
胸部の換装だけ、ちょっと詰め切れなかったのかな? という感じはしますが、あとは文句の付けようがないですよ。
とくに、合わせめがほとんど出ない脚部は素晴らしいと思いました。
可動性については、股関節周りの可動域が広がっている以外は、最初期のBlock1と大差ないところですが、そもそもマシニーカの可動性がバケモノで、他社キットはもちろん、同じコトブキヤのほかのガルプラシリーズにも大きく水を開けている状態なので十分というところでしょう。
そんな新素体、Block2ーMを採用したBUSTER DOLLシリーズは、非武装2種、武装2種と、1つで4度美味しい、非常に高いプレイバリューが魅力になっています。
とくに、コスモードは従来のメガミにはなかった衣服を着た姿を再現したもので、初めてパンツを装備したことも含め、ある意味シリーズに革命を起こしたと言えるかもしれません。
武装モードでは新ギミックのレイヤードアーマーシステムを採用。
軽装から重装へ、文字通りアーマーを重ねる構造は面白く、今後のシリーズキットとの組み合わせも楽しみになってきます。
ただ、細かいパーツの付け外しが肝であるのに、その各パーツのはめ合わせなどがキツイ箇所が多く、スムーズに遊ぶためにはちょこちょこ調整しておく必要があるかと思います。
まぁ、初っ端ですからね。そのへんは今後、改善されていくことを期待します。
さて、BUSTER DOLLシリーズは、このあと3月にナイト、5月にタンク、6月にパラディンと順次発売されます。
タンクはガンナー、パラディンはナイトの上位版ということで武装パーツも一部流用されるようですが、ガール本体は4者4様で個性がくっきり分かれているようで、早く全員集合させたいですね
といったところで、今回は終了。
またのご訪問を。
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