今回のレビューは、1/10スケール 創彩少女庭園 より、
“結城まどか【桃桜高校・夏服】” です。
創彩少女3人娘のリーダー格(?)、“結城まどか” が夏服に衣替え。
今回も通常版以外に公式ショップ限定でアナザーカラーの “ドリーミングスタイル ミルキーマリン” が登場。
加えて、通常版はローソンおよびHMV通販限定で特別カラーの髪パーツが特典で付属という、3パターンでの発売となりました。
特典なし通常版は3月、ローソン、HMV通販分は4月にそれぞれ予定通り発売されましたが、ドリーミングスタイルは当初予定の4月発売から5月に延期されました。
僕は今回、通常版はHMV通販で購入。もちろんドリーミングスタイルも購入しました。
それにしても、創彩関連で延期になったのは初かな?
相変わらずなにかと不安定な情勢のなか、一月二月の延期はもう慣れっこになってきましたね。
そして遂に、今後の再販商品の価格改定もアナウンスされました。
先日のメガミ九尾で税抜き800円の値上がり。おおむね一割強といったところ。
まぁ仕方ないですね。
なにはともあれ、本格的な夏の到来前に衣替えができてなにより。
まぁ、言うてる間に今度は水着に着替えてしまいますけどね。
リツカはまだ冬服しか発売されていないのに、まどかはすでに3巡目が待機済みという・・これも主人公特権かな?
え? まどかって主人公なの?(笑)
レビューしていきます。
キットは基本パチ組みに肌色部分のみ合わせめ消し、一部塗装での仕上げです。
パッケージ
今回も通常版はサイン付き生写真風の描き下ろしイラスト。
大人っぽく(?)微笑む、教室でのまどかですね。
一方の公式限定版のドリーミングスタイルはアナザーカラーの設定イラストが前面に来るスタイルでこれまで通り。
ちなみに箱の厚みは冬服よりも1㎝ほど厚く、リツカ・夏服よりは5㎜ほど薄いくらい。
価格はリツカ・夏服と同じです。
なお、次の水着バージョンではまた少し価格が上昇しています。
脱ぐほどに価値の上がる女、まどか・・
通常版
ダボッとしたカーディガンを着ていた冬服コーデから一転、半袖セーラー服で一気に活動的な印象に変わったまどか、夏の装い。
髪形もポニーテールが基本になっています。
まだ幼さの残る(?)冬服から随分と成長したような感じもします。
当然、冬服バージョンの流用キットになっていますが、頭部を覗く上半身はセーラー襟とハンドパーツ(リツカ・夏服と共通です)以外すべて新規造形。
セーラー服の襟と袖のラインはプリント済み(塗装派のためのデカールももちろん付属))です。
下半身もソックスの変更に伴い、脛が新規造形になっています。
腰部から太腿と靴は冬服と共通です。
スカート丈は変わっていませんが、上衣が短くなっているぶん、パーツとしては冬服のものよりも縦サイズの大きなものになっています。もちろん、新規造形です。
前髪の左側に差している2つのヘアピンと、変更髪形の1つであるツインテールの根元のヘアゴムは塗装しました。
個人的に、まどか制作で一番面倒ぃ工程・・
3種類組める頭部・・というか髪形については、すべて冬服バージョンと共通。
ポニーテール
今回のメイン髪型。
夏だし、下ろしてるとうなじとか蒸れるんでしょうね。
髪色は当然冬服のときから変わらず(脱色はしていません。二学期になったらわからんけどもww)
シュシュの成型色のみ変更されています。半透明のライトブルーですね。
冬服ではこちらがメインなので、まどかといえばこちらの髪形のイメージが強いですね。
やはり、ポニーテールよりも幼く感じます。
テールはボールジョイントで可動します。
前髪については3種の髪形で共通。
今回はメガネ対応の前髪パーツも新たに付属(もちろん3つ)します。
上画像矢印のスリット部分に差し込むかたちで、先に発売されたアフタースクール、メガネセットの汎用タイプなどを取り付けることが可能です。
実際に付けてみました。
けっこう印象が変わりますね。
おそらくは今後発売されるリツカの冬服にも同様の前髪パーツが追加されているものと思われます。
しかし、髪形はせめて1種類くらい新規で用意してほしかったですねぇ。
先にも言ったように、ローソンおよびHMV通販で購入した場合、特典として特別カラーの髪パーツが付属しています。
リツカ・夏服のときの特典は黒髪でしたが、今回のまどかの特典髪色はなんと淡いグリーン。
急にファンタジー(笑)。
画像は割愛しますが、もちろんロングヘア、ツインテールも付属。眼鏡対応の前髪パーツも含めけっこうなボリュームになっています。
ちなみにフェイス基部パーツまでは付属しないので、通常色の髪パーツから交換する場合はバラさなければなりません。
幸い(?)髪形は冬服とまったく同じなので、もう夏服のほうは端からこちらのパーツで組んでしまってもいいかもしれません。
なお、公式ショップ特典はプチプチに包まれているパターンが多いですが、今回の特典パーツは専用の箱に入っていました。
ローソンでの受け回しも考慮してのことでしょうかね。
髪形は冬服から変化がない一方で、フェイスパーツ4種は造形含めすべて新規になっています。
微笑み顔
笑顔の多さがまどかの人柄(?)を表していますね。
しかし、いたずら笑顔だけはほかとはちょっと違う雰囲気。
妖艶というか小悪魔的というか・・無理してない?(笑)
それにしても、冬服と夏服で4種類ずつ、そしてアフタースクール カフェテーブルに付属のものを併せて、すでに9種類の表情か・・
今度の水着バージョンでも4種類の新表情が加わるようなので、そうなると実に13種類。
一人のキャラクターでそれだけの表情パターンてすごいな。
スカートは通常のもののほか、
また、腰部から太腿とスカートを専用のものに交換することで座り状態の再現も可能というとことはいつも通り。
なお、冬服と違って上衣(ブラウス)の丈が短いおかげで立ち状態の下半身でも座り用スカートを取り付けやすくなっています(冬服でははめ込みが浅くなりがちだった)。
なので、実際のところ下半身を交換せずともスカートさえ交換すれば座らせることはとくに問題なかったりします。
立ち状態下半身の股関節可動自体は非常に優秀ですからね。
また、今回は前屈み状態を再現できる胸部パーツと、上向きに角度の付いた首パ-ツが新たに付属します。
向かって左側が通常状態の胸部。右側が前屈み状態の胸部です。
セーラー襟の角度が変わっているのでわかりやすいですね。襟パーツ自体の造形は共通なんです。
スカーフは造形が変更されていて、前屈み状態のほうは先端が前(実際には下)を向いています。
首パーツも。左側が通常、右側が上向きに角度の付いたもの。
けっこうな角度で後ろに沿っています。
それぞれ組み合わせて、横から見てみます。
下半身の接続部に対してまっすぐの状態で並べると、右側はかなり大きく前に傾いているのがわかります。
頭部と下半身を付けてみましょう。
前の子の髪の臭いを嗅ぐ変態JKみたいになってますが・・
なお、上向き首パーツを使ってもロングヘアの場合は後ろ髪が背中と干渉するので、ほぼ通常首パーツに付けているときと変わりません。
で、前屈み状態の上半身と座り状態用の下半身パーツと組み合わせると。
テーブルに肘を付くポーズもより自然に再現することができるようになりました。
もちろん、立ち状態の下半身と組み合わせるのも自由。
本体の可動性に依存するのではなく、一部固定パーツを使うというフィギュア的なアプローチは創彩シリーズの特徴ですね。
ほかのブキヤガールキットとの方向性の違いをあらためて感じます。
付属品
基本的に冬服に付属したものと同じ。成型色も変化ありません。
スマートフォン
イメージ優先の薄いタイプ(左)と、ハンドパーツで保持しやすい厚みのあるタイプ(右)の2種が付属。
この仕様は結局まどかだけでしたね・・
ディスプレイとカメラ等は塗装しています。
スクールバッグ
ベースがパズルピースのような形状でどんどん連結していける、創彩シリーズ共通のスタンド。
今回はなびきスカート使用時、
そして前屈み胸部パーツ使用時用の延長パーツが追加されています。
しかしまぁ・・やはり付属品にもなにかしらもう少し変化、あるいは追加がほしかったところですねぇ。
例えば、それこそパッケージイラストで持っているシャーペンとか・・
めっちゃ小さいパーツになったろうけど。
ドリーミングスタイル ミルキーマリン
その名の通り海をイメージした、上下ともに爽やかなライトブルーで統一したセーラー服姿の公式ショップ限定版。
これまで同様、一部成型色以外のキット仕様は通常版とまったく同じです。
とはいえ、上下同色のセーラー服はワンピース的な可愛らしさもあり、通常版とは違った味わいがあります。
襟と袖は白にパープルのラインに変更。もちろんプリント済み(デカール付属)です。
ちなみに下着の色は濃い紺色(通常版は純白)になっており、少なくとも後ろから見るぶんにはブルマです! と言い張れなくもないのですが、画像掲載については自重しておきます。
髪色はまたピンクですが、冬服のドリーミングスタイル フレッシュベリーとは色味が違い、朱色に近い色合いになっています。
でも、どうせならもっとガラリと違う色にしてほしかったかなぁ。
ゆえに今回、通常版は緑髪の付くHMV通販で購入した次第です。
ポニーテールに付けるシュシュの色は黒。
通常版同様、前髪のヘアピン、ツインテール根元のヘアゴムは塗装しました(画像割愛)。
付属品の内容も通常版と変わらず。成型色も同じです。
スタンドのみ通常版と違って白色成型。
ただ、これはドリーミングスタイルでの統一色です。
さて、ここでついでにというのもなんなんですが、リツカ・夏服発売以降に発売されたアフタースクール4種についても簡単に紹介しておきたいと思います。
そういえば、今回は同時発売のアフタースクールなかったな・・
アフタースクール プレゼントセット
プレゼント4種、ショッパー(手提げ袋)3種のセット。
なんでか3つも予約購入してしまいましたが、1つで十分だったかな(笑)
プレゼント
明らかにバレンタインチョコが入っている(?)ハート型と、本を包んでいるように見えるスクエア型、定番のキューブ型に、カジュアルなバック型の4種類。
それぞれラッピングのリボンは結び目が別パーツ、本体に巻かれている部分は塗装済み(スクエア、キューブについては本体は全塗装)になっています。
なにげに豪華な仕様です。
ショッパー
大小の紙袋タイプとビニールタイプの3種。
紙袋の紐部分は実際に紐で再現されます。
本体部分はすべて白色成型なので、今回は設定色とは違いますがスプレーでさっと塗装。その上から柄再現用のシールを貼りました。
アフタースクール メガネセット
デザインの違う全六種のメガネがセットになったアイテム。
それぞれについて汎用と暦用の2パターン(2種のみ閉じた状態も付属するので3パターン)が用意されています。
ただ、すべて透明クリア成型なのでフレームは塗装する必要あり。今回はガンダムマーカーで簡単に塗りました。
ちょっとはみ出しやムラがあるのはご容赦を。
トップリム
アンダーリム
レンズの上にだけフレームがあるトップリム(左)と、同様にしたにだけフレームがあるアンダーリム(右)。
この2種のみ、閉じた状態のものも付属します。
ボストン
スクエア
レンズが大きめのボストン(左)と、その名の通り四角いレンズのスクエア(右)。
オーバル
バイザーグラス
気持ち細長いレンズのオーバル(左)。
バイザーグラス(右)はレンズ部分もなにかクリアカラーで塗ったほうがよかったですね。
アフタースクール ショートウィッグA【ホワイト & チョコレートブラウン】
ウイッグというか、交換用頭部ですね。
フェイス基部も含めたショートカットの頭部パーツです。
造形が共通の2色がセット。
前髪は2パターンが付属し、それぞれにメガネ対応のものもあるので併せて4つになります。
このチョコレートブラウンはまどか通常版の髪色と同じですね。
のっぺらフィスとトルソーが付属(1セットに付き1つずつなので、画像では2セット分を使用しています。)。
美容室ごっこもできます。
アフタースクール ショートウィッグA【オレンジ& パープル】
こちらはホワイト&チョコの翌月に発売されました。
こちらもショートウィッグ “A” なので、造形はホワイト&チョコと一緒です。要はカラバリ。
その後今に至るまでショートウィッグBも、ロングウィッグも音沙汰なし・・
ほかにバリエーション出るんでしょうか?
比較画像
冬服バージョンと。まずは通常版で。
冬服だとカーディガンのせいでよくわからなかったらしい・・
いやはや、まどかもなかなかじゃないか。もちろんリツカには負けるけれども。
あと、冬服のカーディガンとハイソックスの組み合わせに対して、夏服のブラウスと短めのソックスの組み合わせは脚長長身に見えるんですよね。
目の錯覚というやつですな。
そのために、劇中(?)経過時間2、3ヶ月のうちに急成長したように思える(笑)。
ドリーミングスタイルでも。
並べて見ると髪の色はけっこう違うんですよね。
とはいえ、なんで同系色にしたのか?
ちなみに、冬服ボディに夏服の座り用スカートを併せるとわずかに座高を上げることができます。
向かって左側が冬服通常版に夏服通常版の座り用スカートを付けたもの。右側が冬服ドリーミングそのまま。
まぁ、需要ないだろうけど(笑)。
なお、夏服の座り用下半身パーツのジョイント軸は冬服のものより短くなっています。
また、逆に夏服に冬服のスカートを合わせると立ち状態、座り状態ともに腰部ジョイントが丸見えになってしまうので冬服スカートは冬服専用。
あとちょっと気になったんですけど、肌色の成型色が微妙に変わってる?
画像上段が今回の夏服ののっぺらフェイスのランナーで、下段が冬服ののっぺらフェイスランナーなんですが・・今回のもののほうがわずかに赤みが強いというか、冬服のほうが妙に白い気がする。
わかりづらいですが・・
カラーガイドではまったく同じ色になってるし、冬服のパーツがすでに経年で色褪せてきた?
はたして・・
アナザーカラー・・
いや、色よりも顔付きですよ。
やはりいたずら笑顔がほぼ別人に見えるんだなぁ。
以下、画像
座り用下半身およびスカート、さらに今回は前屈み胸部、上向き首パーツなどが追加され、ポージングの幅が広がりました。
そんな感じのポーズ集。まず通常版で。
柔軟まどか。
てか身体硬いな(笑)。
運動神経は鈍い・・というかほぼないイメージですね、このコは。
爆買いまどか。
買い物は好き。
もちろん計画性はないので、常に金欠。
サバゲーまどか。
リツカあたりに無理矢理連れていかれたんでしょうね。
とりあえずヘルメットは被ったほうがいいよ。
立ち状態か半身に座り用スカートを合わせれば立て膝も問題なしです。
ドリーミングスタイルで。
激写まどか。
JKを隠し撮りする変質者を逆に撮って脅迫したりするんですかね。
さすがはアナザーまどか。
失恋まどか。
バレンタインチョコ、受け取ってもらえなかったらしい。
とりあえず上になにか羽織ってください。真冬ですよ。
バランスまどか。
ちゃんとギリギリ見えてない。絶妙なバランス。
組み換えコーディネイト例その一。
通常版のセーラー服の襟と袖口、スカーフをドリミングのものと交換。
スカートもドリーミングのものにして、せっかくなので髪は特典のグリーンに。
爽やかミント系JKになりました。
ちょっとなに言ってるのかわからんな。
その二。
今度はドリーミングのセーラー服の襟と袖口を通常版に。スカーフはそのまま。
スカートは通常版を履かせ、脛は冬服のハイソックスにしてみました。
さらに頭部はショートウィッグのパープルでメガネ付きに。
この配色いいな。
完全別キャラになりました。
なお、首パーツの仕様は冬服と共通なので、冬服に上向き首パーツを付けることも可能です。
クラスメイト役はまた愛花ちゃんにお願いしました。
制服の色選べる学校なのね。
それにしても愛花ちゃん、高校進学して急に成長したね。
リ「ちょっと暦、いつまでそんなの着てるの? 暑くないの?
ま「一人我慢大会でもしてるの?
暦「もうすぐ着替えるから!
普段は滅多に隙を見せることがない暦が弄られているという、珍しい光景です。
なお、リツカはほどほどで切り上げますが、まどかはバカなので(酷い)調子に乗って弄りまくり、あとで手痛いしっぺ返しを食らいます。
ハンドパーツがリツカと共通なので、指差し手でこういう遊びもできますね。
ただ、まどかというとわりとピースのイメージもあったので、今回それがないのは少し残念でした。
今度の水着には付いてくるらしいけども。
以上、“結城まどか・夏服” でした。
まどか2巡め。夏到来の前に衣替えができました。
カーディガンを脱いで、さらに半袖になったことで一気に活動的な印象に変わったまどか。
というか、ぐっと大人っぽくなったような。
以外とまどかもスタイルよかったのね・・とか(笑)。
仕様面では、標準オプションである座りポーズ用下半身に前屈みポーズ用の胸部と上向き首パーツが加わったことで、冬服よりもポージングの幅が広がりました。
一方で、髪形と付属品については冬服から変化がなく、同時発売のアフタースクールもなかったので、シチュエーションの拡がりは今一つというところは否めず。
創彩のウリはごく普通のJKの日常の再現にあると思っているので、そういう意味でも重要な付属品類が使い回しというのは、正直がっかりした部分ではあります。
まぁ、毎度ドリーミングスタイルも併せて購入しているので、余計にそう感じてしまうのかもしれませんが。
そもそもスマホやバッグの成型色はなんで同じなんでしょうかね?
それらも通常版とドリーミングで変えてくれたら、色彩のバリエーションも増えていいだろうに・・
当然、このパターンは暦の夏服、リツカの冬服でも続くんでしょうね。
せめて、まだ先になりそうなリツカの冬服ではなにか追加の付属品がほしいなぁ。
アフタースクールの新作でもいいけど。
というか次の暦の夏服のときも、まどかの水着のときもアフタースクールないし。
水着には浮き輪やビーチボールが要るでしょうに。
ビーチチェアとかパラソルも欲しいのよ。
暦かリツカの水着のときにはきっと・・
たぶん、源内あおの開発にかなりのリソースが割かれていたんでしょう。
それも終了したから、またいろいろやってくれると思います。
そんな源内あお争奪戦も、いよいよ明後日か・・
といったところで、今回は終了。
またのご訪問を。
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