今回のレビューは、トランスフォーマー ビーストウォーズアゲイン より、
“BWVSー06 逆心の対決” です。
キングダムからレガシーにかけてリメイクされたビースト戦士たちを、よりアニメデザインに寄せたプレミアムフィニッシュ仕様で、さらに当時に対決セットをイメージした2体セットでリリースしていくシリーズの第5弾。
サイバトロンの
“特殊戦闘員 ダイノボット” と、
デストロンの
“忍者兵 タランス” のセットが発売されました。
もともとはデストンの兵士で、メガトロンに取って代わろうとしたものの返り討ちに遭い、なかば逃げ出すようなかたちでサイバトロンに加わったダイノボットと、デストロンのなかにあっても独自の怪しい動きを見せていたランスのセットが “逆心の対決” とは上手いネーミング。
オリジナルトイでも同じ対戦カードでセット販売されましたが、そのときはアニメ設定ガン無視の対決名だったので余計にそう思いますね。
しかし、それぞれリカラー基になっているキングダム版、レガシー版の出来が一連のビースト戦士リメイクのなかでもかなりよいものなので、その時点でもうけっこうな満足感だった両者ですから、今回のアゲイン版のハードルはかなり高くなってるんじゃないかなぁ。
果たして、さらなる高みへと登ってくれるのか・・
レビューしていきます。
逆心の対決
先の通り、オリジナルトイの対決セットでも同じ組み合わせでしたが、そのときの名称は “凶暴の対決” と、ダイノボットはともかく、タランスのアニメでの役回りからはイメージしにくいものでした。
なんとく、ビーストモードの雰囲気だけで決められた感があります。
まぁ、そもそもアニメとトイとで設定が異なるのはトランスフォーマーではよくあること。
アゲイン版はアニメデザインの再現重視なので、対決名(商品名)もそれに準じたものに、ということでしょう。
まぁ、これまでの中にはちょっと首を傾げる対決名もありましたが、今回はぴったりという感じ。
若干のネタバレを含みますけども。
パッケージ
シリーズ共通の、モノクロスリーブ付きブラインドパッケージ。
表面にはロボットモード、
裏面にはビーストモードのそれぞれ新規イラストを配置。
ロボットモードのダイノボットのムッチリ感がいいですね。
中身はこんな感じで、オリジナルの対決セットのパッケージをイメージしたインナーシートが被せてあります。
今回はとくにたわみはなかったです。
キャラクターカードも付属。
テックスペックはあくまでトイ設定なので、アニメを見てると納得のいかない数字があるのもままあること。
しかしそれでも、タランスの知能4は低過ぎだろ。スピードと間違えてない?
サイバトロン 特殊戦闘員 ダイノボット
メガトロンへの対抗心からサイバトロンに鞍替えした元デストロン兵士。
ヴェロキラプトルに変身します。
ネットフリックスで配信されたアニメ、キングダムでもプレダコンでしたが同様に途中で袂を分かつ(ただ、マクシマルやオートボットに加わったわけではない)キャラクターだったので、キングダム(KD)版トイではプレダコン扱いでしたが、今回がオリジナル同様サイバトロンとして参戦することに。
短気かつ好戦的な性格もあり、サイバトロン加入直後はメンバーと度々衝突していましたが、やがて信頼関係を築き、チームに欠かせないメンバーとなっていきました。
メタルスではゴールデンディスクを巡ってデストロンに戻ろうとするも、ラットルとの友情を捨てきれず思い留まり、しかしけじめを付けるために単身デストロンと戦い、壮絶な死を遂げました。
のちに彼のDNAを用いたクローンのメタルスダイノボットが登場。
当初はメガトロンに忠誠を尽くす凶暴な兵士でしたが、徐々にダイノボットの記憶の影響を受け、サイバトロンに協力。
ネメシスへの特攻の手助けをし、自らは墜落するネメシスと運命を共にしました。
日本語版CVは亡くなられた藤原 啓治氏。
独特のだみ声やダーッ! と叫ぶ癖が印象的ですが、意外に理性的な面もあるダイノボットには本当にぴったりでしたよね。
ロボットモード
KD版のリカラー。
KD版の時点で素晴らしいクオリティで、これ以上によくなる余地なんてないんじゃないかと思っていましたが、成型色変更に加え大幅な塗装追加で当時のアニメのカラーリングをほぼ再現。
KD版は形状はともかく、色的にはかなりシンプルで地味だったんだなぁ・・
KD版ではほとんど使われていなかった黒・・ガンメタが要所に挿し込まれて全体に引き締まった印象もあります。
一方、モノの精度面では個体差かもしれませんが、腕付け根の可動がかなり緩いです。
まぁ、武器を持たせてへたるほどではないんですが、ちょっときになりますね・・
ともあれ、まずはKD版との比較から。
メインカラーであるブラウンの成型色が明るめになっているのがまず大きな変化。
それだけでも随分と印象が変わっています。
あとは、上半身では胸部側面脂の腕などにまだら模様の追加、下半身は脚部を中心に塗装追加、配色の変更が見られます。
おそらくはビーストモードのデザインをリル寄りにしたためにロボットモードのカラーリングもわりとマット・・というか地味になってしまっていたKD版に対し、当時アニメのギラギラした金属的質感の再現に注力したことで、かなり派手になった今回のアゲイン版。
塗装の追加はシリーズでも上位に入ると思います。
かなり気合い入ってますよ。正直こんなに違うとは思わなかったです。
やっぱり、開発陣もダイノボット好きなんだなぁ。
それでは、あらためて各部を見ていきます。
頭部造形に変更はありませんが、口のモールド部分を白く塗装することで、劇中で印象的な歯を食い縛った表情が再現されています。
これは巧いなぁ。
やっぱりこの顔のイメージありますもんね。
後頭部もしっかり塗装されています。
後ろ側の塗装って省略されていることが多いんですが、アゲイン(プレミアムフィニッシュもかな?)ではそういう部分にもちゃんと気を遣っているので嬉しいです。
両手の爪にもゴールドの塗装が追加。
手首含め柔軟な可動が持ち味の手先部分。
爪に色が付いたことでさらにぐっと見栄えがよくなりました。
下半身は配色パターンが変更。
パンツ部分がオレンジ系のゴールドに、脚付け根から太腿がガンメタに変わっています。
あと見切れていますが脇腹や、太腿にもある骨っぽいディティールはすべてゴールドで塗られていますね。
こちらも裏側までしっかり塗ってくれています。
足パーツの塗り分けもばっちり。
付属武器
ダイノサーベル
成型色の変更で鍔および柄がガンメタになったのがいい感じ。
刀身のメタリックパープルはKD版より明るくなっています。
サイバーシールド
KD版では未塗装だった表面(内側)がちゃんと赤で塗装されました。
生々しい・・
ビーストモード
ヴェロキラプトルに変身(トランスフォーム)。
やはり全体に明るめになり、そのせいか全身のまだら模様がわかりやすくなった感じです。
また、変形都合でどうしてもロボットの脚部がお腹側に露出してしまうのですが、脚部のカラー変更のおかげでそれほど気にならなりました。
ただ、お尻側は逆に目に付く感じになってしまったかな?
こちらもKD版の比較から。
全体に明度が上がったこと。そしてまだら模様の塗装箇所もかなり増えていますね。
そしてお腹・・というか胸部、ロボット脚部付け根の悪目立ち感が和らいでいるように思います。
では、各部を見ていきます。
首から下顎にかけて、あとは尻尾の裏側も先の方までまだら模様が追加されています。
胸部から腹部にかけて、ロボットの脚部が露出してしまう部分。
まぁ、こうしてあらためて注目するとどうしても違和感は残りますけど、根元がほぼオレンジだったKD版と較べると随分マシですよね。
口は開閉。
KD版では未塗装だった舌が赤く塗られています。
あと、かなり微妙な違いですが眼球・・黒目のかたち(塗装)もKD版から変わっているように思います。
よりアニメのイメージに近くなってる気がする・・
足先・・は、ロボットの手なので、爪が塗装されているのは先にも言った通り。
前回のラットルのビーストモードでも同じことがありましたが・・
今回唯一の不満点かなぁ。
まぁ、この程度なら自分でも塗れますけどね。
デストロン 忍者兵 タランス
科学技術にも長けたデストロン兵士。
クモに変身。
一応、メガトロンの麾下に加わっているものの彼への忠誠心はなく、基地から離れた位置に研究所を設けるなど、早い段階から独自の行動が目立っていました。
メガトロンもそれを知りながらなかば黙認していたところはありますね。
その正体はデストロン最大派閥の1つ、トリプティコン評議会がメガトロン抹殺のために送り込んだエージェントであり、全トランスフォーマーの抹殺を目的とするユニクロンの眷属でもありました。
リベンジではメタルス化を果たし、その正体も明かされますが、最終目的は誰にも知られないままあえなく死亡。
日本語版CVはチョー(当時は長島 雄一名義)氏。
一人称はアタシ。語尾に~ッスと付けたり、ウヒョヒョと笑う癖が印象的。
硬軟巧みな演技力で終盤の物語を引っかき回してくれました。
また、実写映画最新作、ビースト覚醒ではオートボットのベテラン戦士、ストラトスフィアを担当。
次回作でタランス出たりしないのかなぁ・・?
ロボットモード
彼とインフェルノだけはキングダムに間に合わず、1年後にレガシーで発売されたわけですが、そんなレガシー(TL)版、タランチュラスのリカラー。
正直、パッと見はTL版と見分けが付きません。
ダイノボットにコストかけ過ぎて、こっちをいずる余裕がなかったのかな?
ということで、こちらもまずTL版との比較から。
・・うん、並べてもよくわからない。
ダイノボットとは対照的です。
まぁ、それだけTL版の再現度が高かったということだと思います。
目のバイザーや投票部の斑点模様の黄色の色味が若干濃いめになっているようにも見えますが、それこそ誤差の範囲という気もします。
一方、胸部はメタリックパープルで塗装、腹部は成型色の変更で黒くなっています。
後頭部は黒くなり、真ん中に黄色いラインの入ったデザインが再現されています。
黒は成型色かな?
ブラックウィドーと似た感じになってますね。
オリジナルトイだと同じ型をリカラーしただけの両者ですからね。
手首(肘か?)と膝、あと踵(画像撮り忘れましたが)も黒くなっています。
爪の島模様も少しパターンが変わっていますね。
太腿外側の模様にも黄色で塗装が追加されました。
でも、ダイノボットと較べるなぁ・・
付属武器
ウェブランチャー
成型色のままでTL版からとくに変化なし。
アンカー部分はなんか塗装してほしかったなぁ。
サークルエッジ
こちらも、丸鋸部分のシルバー塗装はTL版でもされていたので、やっぱりとくに変化なしです。
2つ武器は後端同士で連結可能。
TL版は1年めでのリリースなのでそうと明記はされていませんが、実質エヴォフュージョンですよね、これは。
もちろん前後逆向きに持つことも可能。
なおこの合体武器保持のため、爪の内側は近い位置で2本の5㎜軸が持てるように造形されています。
一つずつ持つ場合でも、状況によって位置をずらせて持てるので表現の幅が広がりますね。
ちょっとだけどね。
ビーストモード
クモ・・タランチュラに変身(トランスフォーム)。
しかし、やはりTL版との違いがわかりません。
ということで比較。
これは・・ロボットモード以上に見分けが付かないぞ。
胸部のメタリック塗装も位置によっては見えないしなぁ・・
むしろ黄色塗装の色味が濃くなっているほうがわかりやすいかも。
というか本当、その程度ですね。
ブラックウィドーと違って肢の色も一緒だし。
では、各部を。
あ、キバの先っぽがゴールドになってる。
TL版ではシルバーでした・・いや、わからんて。
以降は主に仕様に関するおさらい・・
挟角は外側に開くことができます。
4対8本の肢は根元は固定ですが中ほどでそれぞれ可動します。
ボールジョイントなので回転も可能です。
サークルエッジは胸部底面にマウント可能。
5㎜軸での取り付けですが、軸がやや短いので外れやすいですね。
ウェブランチャーは腹内側にマウントできます。
ロボットの脚で挟むような格好になりますね。
ゴールデンディスク
ボーナスアイテムとして、ダイノボットに縁のあるゴールデンディスクが付属。
こちらが表側。
セイバートロン星の公文書館に補完さえていた2枚組のディスクで、エネルゴンの源泉の在処が記されているといわれています。
2枚のうちの1枚をメガトロンが強奪。
今回付属するのはその奪われたほうの1枚ということでしょう。
こちらが裏側。
成型色のままなので、ゴールデンというよりはオレンジみが強いですが・・
ちなみにこれが付属してもお値段は据え置き(同じボイジャー+デラックスの頑強の対決、執念の対決と同額)のまま。ありがたいですね。
比較画像
まずダイノボット。
オリジナルトイ(後期版)と。ロボットモードで。
大まかなパーツ配置は共通ながら、変態的な変形でアニメデザインに限りなく近いプロポーションも再現したリメイク版。
毎度言ってる気がしますが、それはもう凄まじい進化です。
ちなみにオリジナルのほうのダイノボットですが、股関節がほぼ死んでいて自立がままならない状態でした。
画像は奇跡的にバランスがとれて立てた一瞬です。
ビーストモードでも。
リメイク版のビーストモードでちょっと気になるのが手の形状なんですよね。
なんでこんな長い指になったのか・・
そこがオリジナルのほうがイメージに近いですね。
なぜかあった水かきも再現されてるし。
カード比較。
新旧カードは角を見れば見分けが付きます。
角が丸いほうが旧版・・オリジナルのカードです。
続いてタランス。
オリジナルトイ(後期版)と。ロボットモードで。
こちらも基本的なパーツ配置、変形パターンは踏襲されてるんですよね。
あ、でも上半身の前後(上下)は逆になってるか。
ビーストモードでも。
完全に違う種類のクモですね。
というか、オリジナルのほうはあらためて見るとこれクモなのかな?
カード比較。
またけっこう色味が変わってますね。
ゴールデンディスク比較。
向かって左はKD アークに付属したディスクですが、今回のもののほうが一回り大きいですね。
今回のものはどうやらMP ダイノボットに付属したものの流用らしいです。
ディティールは表裏ともにまったく同じですが。
あとKD版は塗装されているので質感がよいですね。
今回のものも塗装してほしかったかな。
今回の2人。ロボットモードで。
ダイノボットはボイジャークラス、タランスはデラックスクラスなので相応に身長差がありますが、おおよそアニメ劇期中のサイズ感に近い感じかなぁ。
タランスは最近のデラックスクラスとしてはわりと大柄で、左右に広がるクモの肢のボリュームもあるので、表面積では案外ダイノボットに負けてないですね。
ビーストモードでも。
中型肉食恐竜と、巨大タランチュラ。
デストロンの虫系ビースト戦士の常で、ビーストモードになると巨大感がすごいですね。
恐竜相手でもまったく迫力負けしていません。
以下、画像
まずダイノボット。
抜群の可動性にあらためて感心します。
接地性も抜群で自立に不安なし。
カラーリングの再現度が増して、その闘志溢れる姿は劇中そのもの。
今にも藤原さんのダーッ! が聞こえてきそうですね。
ちょっととそうのパターンを変えただけで食い縛り顔を再現しているのが本当に素晴らしいですね。
様々なポーズ、シチュエーションでより一層ダイノボットらしさく見えます。
ゴールデンディスクを手に。
生憎としっかり保持する方法はないのでこの画像を撮るのもちょっと苦労しました。
専用のジョイントなんかも付いていればよかったかな。
スタンドを使って。
スタンド用の3㎜穴は背面、折りたたんだ尻尾の断面に下向きに開いています。
同じ位置に5㎜穴もあるので、どちらかお好きなほうで。
ビーストモードでも。
脚は前後方向には膝から下しか動かせませんが、それでも走っている感じは出せますね。
一方で外側に開くことは可能。
上体を起こして怪獣スタイルにもできます。
ビーストモードでもゴールデンディスクを持たせてみました。
ロボットモード時以上に大変でしたが・・
続いてタランス。
足首の柔軟性が高く、大股開きでも安定した自立が可能。
パッと見固定っぽい腰もちゃんと回ります。
まぁ、背中のガワが干渉するので一回転はできませんが。
スパイダーマン的なポーズも。
脚部がよく動く一方、腕部はクモ肢の基部が肩のほうまで伸びているため、やや肩周りが窮屈に思えます。
膝は二重関節になっているので、正座もできます。
忍者兵なので、和の心もあるようです(?)。
スタンドを使って。
スタンド用の3㎜穴は腰裏にあるのですが、背中のガワに完全に隠れる位置になるので非常に使いにくいです。
ビーストモードでも。
8本の肢が中ほどで、頭部にある1対の挟角がそれぞれ可動。
クモのアクションフィギュアとしても十分なプレイバリューです。
死んだふりもできるし(笑)。
タ「パラリラ パラリラ!
メタルス化後のビークルモードリスペクト。
完全にお腹擦ってますけどね。
対決イメージで。
タ「新鮮な肉-!
ダ「ダーッ! でけぇクモ、気持ち悪ぃー!
とくにライバル関係というわけではないですが・・
どうだろう? 劇中でガチンコしたことあるのかな?
ダ「スーパーダイノキックを食らえ!
タ「ウヒョッ! 痛いッス!
ヴェロキラプトルというと後脚の鋭い爪での蹴り攻撃というイメージもあるので、ビーストモードでもう少し脚部が動けばもう最高だった・・
ロボットモードに変形して、パッケージイラストイメージで。
いいねぇ。
通常ラインでこのクオリティ・・素晴らしい。
タ「ウヒョヒョッ、アタシの多彩な攻撃を捌ききれるかしら-?
ダ「ダーッ! もう面倒臭ぇ! チマチマケチな攻撃ばっかしてきやがって!
タ「ゴールデンディスクは貰ったッスよ~
ダ「あこら! 返しやがれ!
タランスの爪だとディスクがしっかり保持できる皮肉・・
ビーストウォーズキャラだとタランスが1番好きなんだよなぁ。もちろんチョーさんの声ありきなんですけど。
昔っから、なにか裏のあるキャラが好きなんですねぇ。
もちろんダイノボットも好きですよ。
最初は乱暴なだけの単純なキャラかと思っていましたが、意外に理性的で、終盤がゴールデンディスク絡みでいろいろな葛藤を抱えたりと、かかり複雑さを見せました。
藤原さんの演技の説得力ですよ・・
以上、“BWVS 逆心の対決” でした。
もとより出来のよかったKD ダイノボットとTL タランチュラスのプレミアムフィニッシュ仕様。
ぶっちゃけそんなに変化はないだろう・・というか、もうほとんどやることないでしょう? と思っていたのですが。
ダイノボットは成型色変更に塗装の大幅追加で大化けしましたね。
まさにアニメのカラーリング通り。
KD版は全然色が足りなかった(そもそもの色味が全然違う)んだなぁ。
一方のタランスは間違い探しレベルで、ダイノボットと手のかけ具合に随分なさがあるなぁとは思いましたが、まぁそれだけTL版の再現度が高かったということでしょう。
やっぱり、キングダムとレガシーとではそのへんちょっと方向性が変わっているのかな。
ボーナスアイテムとしてゴールデンディスクが追加されたのは嬉しいですね。
初代アニメのマトリクスやビースト覚醒のトランスワープキーのような、物語のそれこそ鍵となる重要アイテム。
KD アークやゴールデンディスクコレクションに付属のものではなく、MP ダイノボットに付属のものの流用というのはなにかこだわりがあるんでしょうかね?
まぁ欲を言えば、全面ゴールド塗装にしてほしかったですが、お値段据え置きの本当にオマケなので贅沢は言えませんね。
シリーズもここまでで6セットとなりますが、そのなかでも単体個々の完成度がともに高く、重要アイテムも付属する今回の逆心の対決、満足度はかなり高いものになったと思います。
さて、シリーズも残すところあと1つ(え? 幽玄の? なんのことですかね)。
すでに手許に届いているのですが、実はまだ開封できていません。
これで終わりと思うと早く開けたくもあり、もう少し先に取っておきたくもあり・・なんとも複雑な気持ちですね。
後継シリーズと思われていたドラマティックキャプチャーに、第2弾の気配がまったくないこともあるし・・
今年40周年を迎えるトランスフォーマー。
日本主導でなんらかの動きがあるとも思うんですが・・
といったところで、今回は終了。
またのご訪問を。
0コメント