今回のレビューは、トランスフォーマー アーススパーク より、
“ESDー05 DX テランナイトシェード”と、
“ESDー07 DX グリムロック” です。
現在放送中の新作アニメ、“トランスフォーマー アーススパーク” に登場するトランスフォーマーたちの完全変形トイ、デラックスクラスシリーズから、今回は地球生まれのトランスフォーマー、テランの1人、
“ナイトシェード” と、
オートボット、ダイノボットのリーダー、
“グリムロック” を一緒にレビューしていきたいと思います。
アーススパークのデラックスクラスシリーズの第2弾として、11月に4種発売されたもののうちの2種を今回はレビュー。
発売月の11月から年末にかけては諸々手一杯だったので後回しにしていたアススパ関連。
どうせならもう、それぞれのキャラがアニメに登場するのを待って、それからレビューしようかとも思ったんですが、そもそも本来1話30分の内容を2回に分ける放送スタイルということもあって進みが遅いので、いつになるかわかりませんし、今月はネタも少なめなんでこのタイミングで消化してしまうことにしました。
まずは主人公側になるだろうテランの新キャラ、ナイトシェードとグリムロックをまとめて。
ナンバリングは前後しますがご了承ください。
というか、10月11月と2ヶ月連続でけっこうな数のアイテムがリリースされたアススパトイですが、その後まったく動きがないですね。
海外ではいろいろと、また違うカテゴリのトイが発売されていたり、今後発売されるような感じですが、日本に来るのはまだ先なのかな?
とりあえずデラックスクラスのスラッシュを早う・・
レビューしていきます。
テラン ナイトシェード
ツウィッチ、スラッシュに続いて誕生した3人のテランうちの1人。
フクロウの石像をスキャンしたことでその姿への変身能力と似た意匠を持つロボットモードになったようです。
アニメには間もなく登場するとのこと。
同時に生まれたほかの2人のトイも欲しいですね。
ロボットモード
ツウィッチやスラッシュ同様、これまで見慣れたトランスフォーマーとは趣が違う、ほっそりしたアンドロイドっぽいボディはやはりテランならではというところなんでしょうか。
変形モチーフ由来の逆三角形の頭部デザインや背中の翼はナイトシェード独自nの特徴。
ただ翼に関しては、パッケージイラスト見るに、アニメ劇中では羽毛部分が収納(?)されて小型飛行機のT字型ウイングのようになっているようですね。
頭身バランスとしては頭部が大きめで同じテランのツウィッチに近く、本来のサイズもおそらくは同じくらいだろうと思います。
背面。
非常にスマート・・というか前後に厚みがほとんどなく、肉抜きも多めなのでかなり軽いです。
背中にはフクロウの顔が丸見えですね・・
脛裏がガッツリ空洞なのはまぁ、変形の都合なのでやむなしだと思います。
短めですが別個に可動する踵パーツがあり、普通にしている分には自立は安定。
ただ翼が本体と較べて重めなので、その位置関係によってはまともに立てないこともあります。
なお、やはり海外版から塗装が変更されており、顔面や脇腹、前腕、太腿、足首周りなどに違いがあります。
頭部アップで。
変形モチーフであるフクロウ(というかミミズクかな?)を思わせる頭部シルエット。
目は丸眼鏡をかけているようで、なんとなく気難しい学者っぽい感じだなぁ・・と思っていたんですが、よく見ると口許がややアヒル口になってて、なんか可愛い(笑)。
実際のキャラがどんななのかはまだわかりませんけども。
やっぱりまだ子供なんだろうと思いますが。
ツウィッチと違って目に集光ギミックはありません。
翼は分厚いものの軟質性で、うちに来たものは左の翼がやや歪んでいました。
ロボットモードでは前腕裏側のあるフクロウの脚パーツが干渉するのでちょっと動かしにくいです。
また、先にも言いましたがけっこう重いので、真後ろにたたんだような状態だと自立できません。
あと、これは仕様ではありませんが翼は基部から取り外すことができます。
通常時は翼の上辺に収納されている大振りのナイフ。
2本付属します。
ビーストモード
メカフクロウにトランスフォーム。
フクロウの石像をスキャンしたということなので、メカという表現は間違ってるかもしれません。
もちろん生身のフクロウでもなくて、確かに石像っぽいデザイン。
とくに顔が特徴的ですね。
鳥型としてもフクロウというのはけっこう珍しいモチーフです。
日本未発売のメタルスビーストのキャラ以来かな?
変形はかなりシンプル。
正面はロボットの腕部を1つのジョイントで合わせるだけなので、ちょっと不安定です。
あと基部が若干斜めになるのが、それで正解なんですがなんかしっくりこない・・
パッと見あまり動かなそうですが、頭部は360度回転可能。
翼はロボットモード時と違って干渉物がないのでかなり自由に動かせます。
真横に広げるとなかなかの迫力。
ビーストモード時用のスタンド穴はなく、ロボットモードの腰裏にあるものが・・
まぁ使えなくはないんですが、かなりしんどいですね。
お馴染みのダイノボットのリーダー。
24年1月現在、まだ日本での放送中には登場していません。
彼以外のほかのダイノボットも出てくるんでしょうか?
ロボットモード
初代のデザインベースではありますが、全体にマッシブななかで腰から太腿にかけてのみ異様に細いのは、アニメイテッド以降のカートゥーン系のメリハリのある(あり過ぎる?)デザインに近いものがあります。
カクカクと線が多い腕部や脚部のデザインによりヒーロー感が増した印象。
今回はデラックスクラスですが、小顔ゆえに本来は凄く大きいんだろうなと思わせくれます。
リーダークラスで欲しいなぁ・・
なお、オプティマスやバンブルビー同様、サイバーバース版のなのですが、基本構造はそのままに、多くのパーツが新規造形されてほぼ別物に。
かなりアーススパーク版のデザインに近いものになっているようです。
また、海外版からの塗装変更、塗装箇所も増え、より劇中に近い仕上がりになっています。
背面。
ティラノサウスルの首ろ上半身部分を背負う後ろ姿は歴代でほぼ共通のデザインで、今回ももちろん踏襲されています。
肉抜きは上腕と前腕それぞれの内側に大きくありますが、位置的にあまり気になりませんね。
脛裏は尻尾の先端パーツが収納されているのですが、正面同様左右非対称になっています。
頭部アップで。
やはり初代のデザインがベースですが、黒一色ではなく耳らしいパーツがグレー(シルバーかな?)になっていて、形状的にも少し違ったシルエットになっています。
胸部はそもそもゴールド成型ですがその上からさらに塗装されています。
日本版の追加塗装ですね。
付属武装
ブラスター
初代と同じ、2連装タイプのブラスターが付属。
銃口先端は3㎜軸になっています。
ビーストモード
メカティラノサウルスにトランスフォーム。
初代の、尻尾を引きずる怪獣スタイルではなく、尻尾を持ち上げた前傾姿勢が基本。
頭部を始め多くのパーツが新規造形されており、ちょっとドラゴンっぽかったサイバーバーズ版から、ちゃんとティラノサウルスらしい見ために変更されています。
ただ、どうも実際には背中にロケットブースターのようなものがあるみたいですが、
尻尾がかなり太くてなんか魚っぽい雰囲気もありますね。
泳ぎが上手そう。
尻尾の先端がシルバーで塗装されていたり、こちらでも海外版からの違いがけっこう目立つよう。
尻尾は微妙に左に曲がってますが・・これはこういうものなんだよね?
それともうちのが歪んでるだけ?
口は開閉。
上顎と下顎がそれぞれ可動。
上顎はそれほど動きませんが、下顎はかなり大きく開くことができます。
口内には3㎜軸があります。
なお、可動軸の位置がずれているので、
根元だけでも動いてほしかったなぁ。
背中にはキャノン砲っぽい造形があります。
そのまま回転もさせられます。
変形は、ロボットの脚が尻尾になる点は歴代グリムロックでほぼ共通するところですが、今回は腰部を90度回転させ、
パターン自体はサイバーバーズ版からそのままのようですが、僕はそちらを持っていなかったので新鮮でした。
比較画像
まずナイトシェード。
同じテランのツウィッチと。ロボットモードで。
ともに完全新規型。まあ、新キャラなんで当然ですが。
細身でロボットというよりアンドロイドっぽい印象なのはテランで共通の特徴・・なんだと思います。
頭の大きさから察するに、実際はナイトシェードのほうが少し大きくて、スラッシュくらいあるんじゃないでしょうか。
同じ飛行要員として、ナイトシェード登場後はコンビネーションにも期待したいところ。
声優さんは誰になるかな?
変形して。
ドローンとフクロウ。
やっぱりツウィッチはもう少し小さいだろうと思いますね。
しかし、ツウィッチにはこの形態用のスタンド穴もあるのに、なんでナイトシェードにはないのか・・
続いてグリムロック。
オプティマス、バンブルビーと。ロボットモードで。
今回は全員クラスが同じなのでほぼ同じサイズ、ボリューム感ですが、たぶん劇中サイズに合わせるならバンブルビー デラックス、オプティマス ボイジャー、グリムロック リーダーくらいが適当なんだろうな。
オプティマスとグリムロックはサイバーバース版の流用で、バンブルビーは完全新規です。
変形して。
ビーがでかいなぁ・・
オプティマスとグリムロックだけなら、ならわりといいサイズ感に見えます。
大きな翼で表面積が広いこともあって、ナイトシェードがかなりい大きく見えます。
劇中サイズだとグリムロックの砲が相当でかいはず。
グリムロックをリーダークラスとしたら、ナイトシェードはコアクラスでちょうどいいくらいじゃないでしょうかね。
大きさを横に置いてデザインだけを見ると、やはり地球生まれのテランとそうでないトランスフォマーとでは雰囲気がかなり違う・・あ、でも、グリムロックも地球で生まれた・・あれ? アーススパークではどうだったっけ?
変形して。
こちらも同様。
おそらく現実のティラノサウルスとフクロウくらいのサイズ感になるんだろうと思います。
以下、画像
まずナイトシェード。ロボットモードで。
腰が回らない(変形都合で後ろに反らせることは可能)のと、先の通り、翼と干渉しやすいため肩周りがやや窮屈に思えますが、基本的にはよく動きます。
足首も内側へのスイング幅が広めで前後にも動くので接地性は良好。
自立は翼の角度と相談ですね。
フクロウの足をトンファーのように見立てられるのも好き。
変形都合で膝が深く曲げられるので、立て膝も綺麗に決まります。
頭部はボールジョイント接続ですが、ほぼ回転しかできないのは残念。
飛行タイプのキャラなので、上を向けるようにしてほしかったですね。
スタンドを使って。
スタンド対応の3㎜穴は腰裏にあります。
ドロップキックもばっちり。
ビーストモードでも。
まさにフクロウな基本姿勢。
ロボットモードからキュッとコンパクトになる変形は面白いですね。
スタンドを使って。
なんでもっと普通に使えるスタンド穴を設定しないのか?
誰も指摘しないのかな?
ロボットモードでナイフ持たせるの忘れたのでこちらで。
それほど不自然な感じはないですね。
ナイトシェード スフィンクスモード!
ティラノサウルスのつま先部分を伸ばすと格闘用のクローに見立てられますね。
しかし、腕部の可動域は狭め。
腕を真横には上げられませんし、肘も90度は曲げられません。
足首の柔軟性は高く、自立は安定。
腰も回転します。
一方で膝は90度ほどしか曲げられず、脛との長さのバランスも悪いので立て膝はちょっと難しいです。
手を着いてごまかす感じ・・
スタンドを使って。
スタンド対応穴は腰裏にあります。
ビーストモードでも。
疾走イメージで。
口の開閉と後脚の可動で多少のアクションポーズは可能です。
口から火炎放射!
ただ、背中のブラスターと水平でないので、なんか戻してるように見えてしまうのは残念。
せっかく武装配置がジェノザウラーっぽいのに・・
後脚の膝に当たる位置の可動が後ろではなく内側にしか曲がらないのも、ちょっともったいないですね。
本人もご不満のようでちょっとしゃくれちゃってます(笑)。
まぁ、がに股にはできるんですが。
ツ「トランスフォームのコツとか、戦い方とか、なんでも聞いてくれていいよ。わたし先輩だから。
ナ「はい先輩! よろしくお願いします!
ツウィッチは絶対初対面でこのくらいはかますと思う。
で、あっという間にいろいろ追い抜かれて焦る・・までが様式美。
グ「オレ、グリムロック。ゴーストのことが信用してないけど、オプティマスがどうしてもって言うから力貸してやる!
グリムロックの登場はこんな感じかなぁ?
ホイルジャックにアーシーも出てきたけど、みんなゲスト使い出しグリムロックもそんな扱いですかね。
オ「グリムロック、ちょっと見ない間に縮んだか?
グ「オレ、グリムロック! 久々の闘いで興奮してる!
スワープ、遅れるなよ!
ナ「あ、人違いですよ・・
グリムロックというととくに2010ではダニエルやウィーリーと言った子供世代と仲良かったイメージなので、今回もテランたちと絡みがあるといいなぁ。
やっぱサイズ感があれですけど・・
以上、“テランナイトシェード” & “グリムロック” でした。
新キャラのナイトシェード。
テラン独特のほっそりしたロボットモードに珍しいフクロウモチーフのビーストモードも新鮮で、個人的に一連のアススパデラックスクラスでは一番気になっていました。
まぁ、構造はかなりシンプルで、ジェネレーションラインやスタジオシリーズの同クラスアイテムと較べるとやはり少々割高には感じますね。
しかしロボット、ビースト両モードで十分な可動性もあり、非常に遊びやすいものになっていると思います。
日本でのアニメ放送ではまだ登場していないんで、どんな活躍を見せてくれるのか楽しみです。
グリムロックは初代アニメから登場する人気キャラですが、今回もそんな初代のデザインをベースによりヒロイックなデザインでの立体化。
サイバーバース版の流用ですが、大半のパーツをが新規造形されてアーススパーク版のデザインにかなり近いものになっているようです。
ロボット、ビーストともに見ためは普通に格好いいです。歴代グリムロックでも上位じゃないかな。
デラックスクラスゆえに本来の迫力が感じられないのはちょっと残念ですが、これまでになかった脚部の変形パターン(サイバーバース版そのままですけど、僕は持ってないので)は新鮮でした。
腕周りの可動がイマイチですが、それなりにアクションもできますし、ビーストモードの口内にも3㎜軸があるのもありがたい。
こちらも手軽に遊びやすい仕上がりですね。
彼もまだしばらくアニメのほうには登場しそうにないですが、登場の際は大暴れしてくれるだろうと思います。
しかし、アニメには登場してるのにトイが発売されてないキャラがいっぱいいますね。
スウィンドルとホイルジャックはスパッとチェンジは発売されてるけど、エリータ1やアーシーはなんにもなしですか?
アーシーなんかは、それこそサイバーバース版の流用で出せそうだけど・・
春頃にまたまとめて来るのかな?
といったところで、今回は終了。
またのご訪問を。
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