今回のレビューは、1/144スケール ハイグレード より、“HGUC アクア・ハンブラビⅡ” です。
“A.O.Z RE-BOOT ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-” より、
ガンダムTRー6 ウーンドウォート用の強化パーツシステム、フルドドⅡをベースとしたMA、ハンブラビⅡの水中線仕様、
“ARZー124HBⅡM アクア・ハンブラビⅡ” が、
プレミアムバンダイ限定のHGUCで登場。
濃紺のティターンズ仕様と、真紅のレジオン仕様が同時発売されました。
なんだかんだ息の長いA.O.ZのHGシリーズ。
これだけ続けるなら普通に一般販売してほしいとも思いますが、プレバンだからこそ続けられているのかなとも思いますね。
ガンダムシリーズとしては珍しいMS本体本体に支援機や強化ユニットを組み合わせることで様々な形態が再現できるAOZ系列機。
というか、僕はもうかなり早い段階でわけがわからなくなっているんですが、TRー6だけでどんだけバリエーションあるんだよ・・
後付けでどんどん拡大していくから、キット化に至ってもさほど先のことを考えていないというか、まぁ考えられないんでしょうけども。
今回も既存キットとの合体が可能なのですが、そのためには既存キットが完成済みだった場合、ある程度バラさないといけないといういつものパターンなんですよね。
合わせめ消したり、塗装したりといったふうにガッツリ組んでしまっていた人にとっては非常に迷惑だと思うのですが・・
A.O.Zファンの人は、そういったことにはもう慣れっこかな?
パチ組みするだけの僕ですら、もうちょっと手軽にできないものかと思うのに・・
ともかく、レビューしていきます。
キットはパチ組みに最低限の墨入れ、付属シールを貼ったのみです。
ARZー124HBⅡM アクア・ハンブラビⅡ
TRー6 ウーンドウォート用強化パーツシステムであるフルドドⅡに追加パーツを装着した完全なMA形態、ハンブラビⅡの水中戦仕様。
ハンブラビⅡで装備していたウイングバインダーに代えて水中用ハイドジェットパックや水中用シールドブースターが装備されています。
なお、A.O.Z.における〇〇Ⅱという表記は、基本的に〇〇の代替機、あるいは〇〇と同等の機能を持たせたという意味合いのもので、今回のアクア・ハンブラビⅡもハンブラビ的な機能を持たせた機体の水中戦仕様ということでオリジナルのハンブラビとはなんの関係もありません。
本当、ややこしい・・
まずティターンズ仕様から。
いわゆるティターンズカラーと呼ばれる濃紺ベースのカラーリング。
フルドドⅡがベースなのですが、今回のキットで流用されているのはショルダーユニットから伸びるアームや各部のジョイントパーツなど、ライトグレーで成型されているパーツの一部のみ。
ほとんどのパーツが新規造形で、設定上フルドドⅡと同じ(ヘイズルⅡやハイゼンスレイ系とも共通の)パーツについても微妙に形状やサイズ、接続方法などが異なっており、互換性は限られたものになっています。
そのへんが本末転倒な気もするんだけどなぁ・・
しかし、思っていた以上にでかい箱でしたね。
鋭角な機首と後方に長く、尻尾のように伸びるスタビレーターは確かにハンブラビのMA形態に近いシルエットですが、水中仕様の特徴でもある2基の水中用シールドブ-スターが、後述のMSとの合体時の配置も含め、Gディフェンサーに似た雰囲気もあります。
というかそのシールドブースターのせいで水中での抵抗がすごそうなんですが・・
本体の中枢ユニットはヘイズルⅡやハイゼンスレイⅡではリアスカートになっているパーツが機首になっています。
今回は若干小型に調整され、ハイメガキャノンの展開ギミックはオミット。
その後部にはおそらくコクピットのある小型ポッドを連結。
TRー6のコアであるプリムローズⅡとは違う形状のポッドですね。
フルドドⅡとは前後が逆になります。
一応ポッドだけで分離も可能。
本体の上部にはハイドロジェットパックを1基装備。
後ろ側、噴射口内側は白色成型のパーツにオレンジ、あるいはレッドのシールを貼る仕様。
今回はオレンジを貼りました。
ショルダーユニット後部のダクト(?)部分も同ぢょくのシールを貼ります。
本体下部にはドラムフレームを介して後方に長く伸びるスタビレーターと、
水中仕様のフェダーイン・ライフル、バハル・ライフルを懸架できるサブアームを装備。
キットにはタッチケート式の簡易スタンドが付属していますが、このスタビレーターとサブアームのせいで真後ろへの取り付けができず、フレームパーツに真横(右側)から取り付けるという変則的な仕様になります。
今回、ドラムフレームは2分割できる新規構造になっていて、スタビレーターやサブアームなどの基部ジョイントはレールに沿って位置を決めたあと、白い外装パーツで挟んで固定する仕組み。
ジョイントのポッチを外装裏側の溝にはめ込むかたちですね。
変形、合体に際しては挟み込むジョイントを変更します。
バハル・ライフル
フェダーイン・ライフルをベースにした大型の水中銃。
HG ガブスレイやハンブラビに付属するフェダーイン・ライフルよりも一回りほど大きいですが、設定的にはたぶん同じものだと思います。
銃身に沿って4本装備されているハープーンは一応取り外すことはできます。
しかし、あくまで造形、色分けのために分割されているだけで1本ずつ独立した構造にはなっていません。
ショルダーユニット
本体左右に装備される複合ユニット。
やはりフルドドⅡのショルダーユニットをベースに水中仕様に換装されているのですが、今回はアームユニットのフレーム以外新規造形。
前方のシュニットは4連装のミサイルポッドとハンドアンカーを装備した攻撃ユニットになっています。
ミサイルポッドのハッチは開閉しません。
アンカーは専用アタッチメントとリード線を使って射出状態を再現可能。
先端のクローも開閉します。
なお、リード線はかなり細くて弱いので、なにかで支えておかないとへたります 。
側面に本体上部に装備するものと同じブーストポッドを装備。
これも設定上まったく同じものだと思うのですが、接続方法の違いもあり、上部に装備するものと左右に装備するものとでは一部造形が異なります。
ショルダーユニット基部も、このブーストポッド用のアタッチメントを取り付けるための軸が追加されています。
また組み換え用のダボ穴が開いています。
アームユニットは基本的にフルドドⅡと同じもの。
ショルダーユニットに接続するための軸にはダボがあり、90度刻みで固定できる仕様ですが、
今回は奥まで挿し込まずに斜めにした状態が基本となります。
水中用シールドブースター
左右のショルダーユニットから伸びるサブアームに1基ずつ懸架される複合装備。
前部左右には小型のミサイル1を計4発装備。
さらに中央の開閉式ハッチの中に水中発射式の大型巡航ミサイルを1基装備しています。
ただこのミサイルはシールドと一体成型で取り外しできず、当然色分けもされていません。
ここは分割してほしかったなぁ。
裏面はこんな感じ。
サブアームに懸架するためのジョイントは通常のシールドブースターなどと共通です。
では、MSと合体させてみます。
ティターンズ仕様の説明書にはバーザム(A.O.Z版)との合体方法が掲載されていますので、それに倣って組み換えます。
まず、アクア・ハンブラビⅡを各ユニットごとに分解。
使用しないジョイントパーツ類は省いてあります。
続いて、バーザムを組んでいた場合は頭部や胸部などの一部をバラして、今回付属の新規パーツを組み込みます。
この作業がまぁまぁ面倒なんですよね・・
さらに専用のジョイントパーツ等を介してアクア・ハンブラビⅡの各ユニットをバーザム本体に装着して完成。
RMSー154M/ARZー154M アクア・バーザム
かなりボリュームのある機体になりました。
自立はかなり厳しいです・・
しかしこの時代、水中専用機なんて需要があるんだろうか?
ショルダーユニットは蛇腹状の専用アームパーツを使って懸架するかたち。
この蛇腹アームアハどこから出てくるのか?
なお、メインとなるシールドブ-スターの位置は変更可能で、デフォルトの上半身側にある場合は主に水中での運用、腰の位置まで下ろした場合は主に水上での運用が中心となるそうです。
バハル・ライフルの保持には新規に角度付きの右持ち手が付属しています。
手甲パーツは共用です。
続いて、レジオン仕様の赤いアクア・ハンブラビⅡ。
基本的にティターンズ仕様とはカラーリングが異なるだけです。
あ、あとエンブレム(マーキングシール)がレジオンのものになっていますね。
貼り付け位置は一緒です。
ちなみに今回のキットではこちらがメインのようで、先のティターンズ仕様が商品名に(ティターンズ仕様)と付くのに対し、こちらの商品名はただアクア・ハンブラビⅡとなっています。
じゃあこっちを先に紹介すべきだったか・・?
レジオン仕様のハイドロジェットポッド噴射口のカラーは白なので、シールはなし。
その他、各部の仕様についてはティターンズ仕様とまったく同じなので割愛します。
それでは、こちらもMSと合体。
レジオン仕様の説明書にはウーンドウォート ブラックヘアーズ(レジオン仕様)との合体方法が掲載されていますのでそのように。
実はブラックヘアーズ(商品名はウーンドウォート サイコブレードカスタム)は初回分を購入しておらず、再販分を確保したのですが、そちらが7月の発想でアクア・ハンブラビⅡの一月遅れだったのと、まぁその間にもほかのキット、トイがいろいろ届いたこともあって今回のレビューがここまで遅くなった次第です。
まぁ、僕のレビューが遅いのはいつものことなんで、いいよね(笑)。
で、合体の前にそんなHGUC ウーンドウォート サイコブレードカスタムについても少し触れておきたいと思います。
ただの黒いウーンドウォ-トだと思っていたら、けっこう新規要素が多かったもので。
まずキットの概要ですが、商品名であるサイコブレードカスタムと、今回のアクア・ハンブラビⅡとの合体素体となるブラックヘアーズとのコンパチ仕様となっています。
サイコブレードカスタムは、てっきり頭部の飾りが違うだけかと思っていたら、頭部がほぼまるまる別物になっていました。
おおよそは通常型と似た形状ではあるのですが、若干厳つい雰囲気になっています。
一方で通常型では隠れがちだったツインアイが大きく露出し、ガンダム顔としてはっきり認識できるようになりました。
額の少女像を象ったサイコミュ送受信機・・サイコブレードはハイゼンスレイⅡと同じもののはずですが、より細かい造形になっています。
そして、脚部フレームパーツ(太腿から膝関節まで)が新規になっており、脚部の接続位置が従来のパーツで組んだ場合よりも高くなり、結果として全高はわずかに低くなります。
向かって右が新規フレーム、左が従来のフレームです(どちらも左脚)。
太腿裏の外装パーツも一回り小さいものになっていますね。
また、後ろ側にフレームが露出するようになっていて成型色でのカラーリング再現度も増しているそうです。
ともに外装を付けるとこんな感じ。
パーツの関係上、従来フレームのほうは右脚です。
一見ほとんど違いがわかりませんが、本体に接続すると先にも言ったように、接続位置が違いがよくわかるかと。
この変更でより本来のデザインに近いプロポーションに改善された・・らしいです。
正直よくわかりませんが。
ちなみに、付け根のフレームの可動域が狭くなったためにMA形態への変形ができなくなっています。
サイコブレードカスタムでは変形はできなくなっているということなんだろうか?
いや、変形できなくする意味がわからんし、できないわけもないと思うんですが・・
なんでこんなことになってるんだろうか?
ちなみに武装類については通常版と同じく、シールドブースターを装備するのみです。
こちらがブラックヘアーズ。
アクア・ハンブラビⅡとの合体に使用するのはこちらですね。
先のサイコブレードカスタムでもMS形態での合体は可能ですが、MA形態に変形できないので・・
ブラックヘアーズとは、そもそもはジャミトフ直轄のティターンズの秘密部隊で、いわゆるティターンズカラーよりもさらに黒い漆黒のカラーリングに染めたMSを使用していました。
そのブラックヘアーズ仕様のウーンドウォートをレジオンが奪い、カラーリングはそのまま、マーキングのみ変更して使用しているのが、ブラックヘアーズ レジオン仕様ということですね。
そんなに数があったんですね、ウーンドウォート。
こちらは従来の脚部フレームを使って組むことになるので、MS形態はただの黒いウーンドウォートです。
頭部ももちろん形状は通常型のまま。
なお、サイコブレードカスタムとはツインアイと顎の赤いパーツのみ共用となっているので、2つの頭部を同時に組み立てることはできません。
いや、赤いパーツもう1個つけようよ。
それ付けないのに、なんでまったく同じ形状の頭部のカメラ用シールは両方ぶん付けるの?
シールが2個分あるから、てっきり頭部2つ組めると思ったよ・・
MA形態に変形可能。
組み換え変形は通常型と同様ですが、差し換えパーツが新規造形されており、ブーストポッドのフィンパーツを取り外すことなく変形可能。
この状態が本来ということですね。
だったら先の脚部フレームもちゃんと変形可能な可動域を確保しておくべきなのでは?
よくわからん・・
もう一つ新規造形で、バーザム(A.O.Z.版)の腕部を装着するためのアタッチメントパーツが付属しています。
ということで、バーザムの腕部を装着した状態がこちら。
こちらのコアはサイコブレードカスタムです。
脚部については従来、新規、どちらの脚部フレームでもそのまま連結可能です。
しかし、わざわざウーンドウォートをコアにしなくても、もう普通にバーザムでいいんじゃ・・
なお、サイコブレードカスタムの場合は脚部フレームが新規になったことでほかのキットと組み合わせもしやすくなった・・ということらしいのですが、その点ではとくに違いを感じません。
むしろ脚の位置が高くなったことでほかのMSの脚部を連結させた場合に折りたたむ脛パーツがブーストポッドと干渉して可動に支障が出るようになった・・気がするんですがね。
まぁ、従来型でもそれなりに動かしづらかったですが。
本題から随分逸れてしまいました。
あらためてアクア・ハンブラビⅡと合体。
ARZー124WDM ガンダムTRー6
[アクア・ウーンドウォート]
MS形態 アクア・ハンブラビⅡのバラし片はティターンズ仕様とほぼ同じ。
バーザムと違ってウーンドウォート本体はバラす必要はなく、背部のブーストポッドを一旦外すだけ。
アクア・ハンブラビⅡの各ユニットを取り付けるためのジョイントは専用になります。
バーザムよりも本体が小さいので、アクア・ハンブラビⅡに着られている感じが強いですね。
バーザム以上に自立は困難なので、もうスタンドを使ってます。
なお、バハル・ライフルは装備しないようです。
バーザム用には持ち手が新規で追加されていましたが、ウーンドウォート用の持ち手はありません。
しかし追加の武装として、シールドブースターに魚雷が2基ずつマウントされています。
ただ裏面は肉抜きされています。
もちろんアクア・ハンブラビⅡ単体状態でもマウントできますし、ティターンズ仕様にも付属していますのでお好みでどうぞ。
MA形態
ユニット絵遅う着したまま変形は不可能なので、まず分解して、ウーンドウォートを変形させてから、アクア・ハンブラビⅡのユニットを再装着するかたち。使用するジョイントパーツもまた専用のものになります。
シルエット的にはアクア・ハンブラビⅡ単体のときとあまり変わりませんね。
左右にあったハイドロジェットパックが下りているくらいかな。
MS形態でも接続のために使用されていた蛇腹状フレームは伸長した専用のものを仕様。
ほかにもタンク状のパーツなど、MS形態では使用しなかったパーツがあります。
この形態でもバハル・ライフルはマウントしないようです。
MS形態からそのまま変形できないといいましたが、そもそもユニットの位置もMS形態とは違うじゃないか・・
可変機とは・・?
ジョイントパーツ類はすべてティターンズ仕様にも付いてきますし、逆にアクア・バーザム用の外装パーツもレジオン仕様に付いてくるので、レジオン仕様で合わせることで真っ赤なアクア・バーザムを組むこともできます。
今回はもう割愛しますが・・
比較画像
ベース機であるフルドドⅡと。
本体が前後逆になっているほか、追加ユニットの違いで見ための印象はけっこう違いますね。
水中用シールドブースターのボリュームもあり、、アクア・ハンブラビⅡのほうが全体に二回りほど大きくなりました。
コクピット比較。
左側がフルドドⅡのコクピット、ウーンドウォートのコアユニットでもあるプリムローズⅡです。
今回のアクア・ハンブラビⅡのこのユニットはなんなんだろう?
解釈違いというだけ?
このフルドドGアーマーで得られたデータがハンブラビの開発に活かされたらしく、そのためにこの形態はTR(試作型)ハンブラビととも呼ばれるそうです。
なるほどバインダーの位置なんかはハンブラビっぽいとも思えます。
サイズ的にはご覧の通り、アクア・ハンブラビⅡがスケール違いかと思うくらいに大きいですね。
本物と。
どう見ても本物のほうが水中用っぽいけどね・・
そしてでかい、アクア・ハンブラビⅡ。
ティターンズ仕様とレジオン仕様とで。
色が違うだけですね。
アクア・バーザムとアクア・ウーンドウォートで。
基本のユニット配置は共通なんですね。
これも中枢部にドラムフレームが入っているおかげか。
オマケ。
ウーンドウォート ブラックヘアーズと通常型で。
白と黒。色が違うだけですね。
MA形態は新規パーツでブーストポッドのフィンの有無という差が生まれているのですが、画像は割愛します。
サイコブレードカスタムとも。
以下、画像
まずアクア・ハンブラビⅡ単体、ティターンズ仕様で。
巡航ミサイル発射。
水中用としてはそうか? という形状なんですが、単純に面白いデザインですよね。
左右のアーム以外にショルダーユニットのフィンパーツにも可動が追加されたので、臨場感を表現する幅が広がったと思います。
レジオン仕様で。
アンカー射出。
ハープーンや巡航ミサイルもそれぞれ取り外せればよかったなぁ。
アクア・バーザムで。
バーザム本体は体幹が固定されて腰が回らなくなり、腕部もショルダーユニットか被さることでかなり可動は制限されます。
脚部はまぁ普通に動かせますが、ポージングによっては自立はほぼ無理だと思うので、スタンドは必須でしょうね。
スタンドも十分強度のあるものでないと不安になるボリュームです。
アクア・ウーンドウォートで。
こちらもあまり可動には期待できません。
自立は端から諦めてます。
しかし、この形態でできることはアクア・ハンブラビⅡ単体でもできる気がするなぁ。
合体する意味あるのか?
オマケ。
バーザムの手脚を付けたウーンドウォート サイコブレードカスタム。
やっぱりブーストポッドと脚の付け根が干渉して動かしにくいですね。
そして間接保持力が劇弱・・
コアとなるウーンドウォ-トが脆弱過ぎるなぁ。
以上、“HGUC アクア・ハンブラビⅡ” でした。
いやもう、A.O.ZシリーズⅡはどれだけのバリエーションがあるのか・・
今回のメインであるアクア・ハンブラビⅡは、フルドドⅡのバリエーションなのですが、それだけでももう、ちょっとわけがわからないですよね。
まぁ、単体としては確かにハンブラビを思わせる面白いデザインで、多少面倒ではあるものの各種MSとの合体ギミックなど、プレイバリューも高く楽しいキットではありました。
ミサイルポッドや射出可能なアンカーを備えた攻撃ユニットや、ハイドロジェットパックなど、完全新規デザインのユニットに加え、既発売のMSや支援機と設定上は共通のパーツであっても今回のキット仕様に限定した部分で新規造形されていたりと、そのあたりはこれまで通りというところです。
やはり、すべての機能を再現しつつ完全な互換性があるパーツ、ユニットを揃えるには相当綿密な設計が必要でしょうし、組み換え手順もかなり複雑になりそうなので、ある程度は一部機能を限定して専用パーツの存在もあっていいのかな・・とは思うようになりました。
今回でいうとハイゼンスレイⅡなどと共通のはずの機首パーツや、ショルダーユニットの基部などですね。
そもそも1/144スケールのHGキットでTRシリーズの完全変形・合体の再現は無理でしょうし。
さて、今後のA.O.Zシリーズ、最終目標はインレだと思いますが、それも何回かに分ければ実現可能な気がします。
TRー6系列以外では、先日福岡のガンダムベース限定でホビーハイザックがA.O.Z.版という態で発売されたりしました。
サイコドーガのようにいずれはプレバンでも扱ってくれると思うのですが、事実上のハイザックのリメイク、A.O.Z版というからには今後の連携も考えられているでしょう。
期待したいですね。
いい加減、ガンダムばっかりは飽きてきた。
といったところで、今回は終了。
またのご訪問を。
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