KD ガルバトロン レビュー

 今回のレビューは、トランスフォーマー キングダム より、

“KDー16 ガルバトロン” です。


 “トランスフォーマー ザ・ムービー” および、“戦え! 超ロボット生命体 トランスフォーマー 2010” 、そしてネットフリックスで配信された “ウォー・フォー・サイバトロン” にも登場したディセプティコン(デストロン)の破壊大帝、メガトロンの新たな姿、

“新破壊大帝 ガルバトロン” が、

2021年のトランスフォーマー日本展開の締め括りとして、キングダムで発売されました。


 同じキングダムで発売されたサイクロナス、スタジオシリーズで発売されたスカージに遅れること七ヶ月、ついに真打ち、ガルバトロンさまが発売されました。

 残念ながらモール限定のアークの発売が2月に延期されてしまったこともあり、日本展開において2021年のトリを飾ることになりましたが、むしろ結果としては相応しい扱いになったのではないでしょうか。

 個人的には、そもそもアークを1月発売のアイテムと一緒に注文していたので、端から2021年はガルバトロンで締め、ということだったのですが。

 なお、その後1月発売のモール限定品も3月まで延期されることになったので、当然アークも3月まで来ません・・(悲)

 気を取り直して、ガルバトロンさま。

 日本で発売されたもので直近のリメイクとなると、レジェンズ版になりますかね。

 海外ではタイタンズリターンとして発売されたもので、ヘッドマスター仕様のボイジャークラスになっていましたが、オリジナルの砲台モードへの変形のほか、新規にジェットモードへの変形が組み込まれたトリプルチェンジャーでした。

 それからもう一つ遡ると、変形! ヘンケイ! トランスフォーマーで発売されたものはデラックスクラス。

 前身であるメガトロンの近年の定番モチーフである戦車に変形する仕様でした。

 今回のキングダム版は、やはりレーザーガンへの変形こそ再現されませんでしたが、砲台モードへの変形、そしてなによりロボットモードはアニメデザインを強く意識したものになっており、クラスもリーダーに昇格。

 ファンが待ち望んでいた風格ある新破壊大帝として復活してくれました。

 ガルバトロンの到着により、ザ・ムービーから2010に登場したデ軍の新戦力が最新リメイクでほぼほぼ出揃ったことになります。

 感無量。


 それでは、レビューしていきます。


 ザ・ムービーにおいてオプティマスプライム(コンボイ)との一騎討ちに敗れ、さらにスタースクリームの裏切りで宇宙に放り出されたメガトロンが、ユニクロンの力で復活した姿。

 すぐにスタースクリームを粛正(このときはさすがに許してもらえなかった)して破壊大帝の座に返り咲くも、今度はロディマスに敗れてまた宇宙の果てに放り出され、2010にて惑星スラルの溶岩の中から復活するまで5年(海外版では1年)を要しました。

 以前よりも戦闘力は増したと思われますが、ユニクロンの影響で精神回路がおかしくなったようで、かつての冷静さやカリスマ性は失われ、暴力性が増していました。

 物語が進むうちにさらにおかしくなっていき、遂には病院に入れられることにまでなったり・・

 そんなこともあってか、いわゆる強化形態であるにもかかわらず前身であるメガトロンと較べて圧倒的にリメイク機会が少ない印象です。

 ましてやオリジナルに忠実なものとなるとなおさら。

 そういう意味でも、今回のキングダム版は待望の正統派リメイクといえるのではないかと。


ロボットモード

 正直なところ、最初に宣材画像を見たときの一印象は、なんかバランス悪いな・・という感じでした。

 上半身に対して下半身が貧相に見えたんですよね。

 しかし、実際に手にとってみるとそんなことはなく、がっしりと逞しい、強いガルバトロンさまのイメージがしっかり再現されていました。

 ただ、太腿から脛のラインがほぼまっすぐなので、もう少し脛が曲線を描くような形状だったらメリハリが出てよかったかなぁ、と。

 あくまで個人的な嗜好ですが。

 なお、海外版の初回ロットでは腕部の組み間違いがあり、肩の位置が下がっていましたが、日本国内盤はちゃんと正しく組まれています。

 公式の商品画像でもずっと間違ったままのものだったので不安でしたが、さすがに直ってましたね。

 リーダークラスですが、サイズ的には大きめのボイジャーという程度(まぁWFCトリロジーはだいたいそんな感じですが)。

 ただそのぶん、全体にみっちりと詰まった重量感はなかなかのものです。

 メインカラーのパープルはイメージに近い濃い紫。

 もっとも、アニメ劇中やイラストなどでは場合によってはかなり青みがかった色になっているときもあるので、好みは分かれるかもしれません。

 ともあれ、ほとんど成型色ながら程よく艶消しになっていていい感じ。

 材質の違いか、肩や前腕と上腕で若干色味が違うのは少し気になりますが・・


 威厳のあるご尊顔。

 アースライズ版メガトロンと較べると若返った感じですが、それもオリジナル準拠でしょう。

 

 胸部や前腕、脛にはウェザリングが施されています。

 キングダムでウェザリングされてるのは・・フォッシライザー以外だと初めてだったかな? なんでまた急に・・

 次期シリーズのレガシーでもガルバトロンは再アソートされるようですが、そちらにはウェザリングはないようです。

 ないほうがよかった・・

 というか、本当、ウェザリングの有無の基準がわからん。


 特徴的な肩のブロック状のパーツは可動します。

 というか、とくに固定されません。

 腕部が上方への跳ね上げや前方への引き出しができない構造なのですが、このブロックパーツの可動でなんとなく肩周りが動いている雰囲気は表現できますね。


 背面。

 ガワらしいガワもなくすっきり。目立つ肉抜きもありません。

 ちなみに、すでに定番となっているスタンド対応3㎜穴がありませんが、代わりに(?)ガワ中央に5㎜穴があるのでスタンド用に使えます。

 むしろこのボリュームだと3㎜よりも5㎜のほうがありがたいですね。


 上腕にほぼのそのままぶら下がっているキャタピラは、オリジナルトイでもそうでしたし、ある意味ガルバトロンらしい要素ではあるんですが、もう少しコンパクトにできなかったかな? というところもあります。

 なおこのキャタピラ、基本は肩にある穴にジョイントを挿し込んで固定する仕様のようですが、そのままだと上腕のロール可動ができないので、

回したい場合はジョイントを外す必要があります。


 あと脛の裏側も、折りたたまれているパーツが丸見えのなんですよねぇ。

 ここもできれば蓋がほしかったかなぁ。

 まぁ、メカニカルな感じが見えるのは嫌いではないんですが、それはまた別の話だし。

 まぁ、トータルの出来は非常によいので、あえて言うならという粗探しみたいな感じで言ってますのでご了承を。

 ちなみに、足首は当然内側にスイングできるのですが、そのときこの内部に折りたたまれているパーツがシリンダーのように連動可動するように見えるはちょっと新しい感覚でした。

 もっとも、そのために可動域が制限されてしまっているのですが。


 あと、パンツパーツが前に跳ね上げられるんですが・・

可動にはとくに影響ありません。

 

付属武器

カノン砲

 ガルバトロンのメイン武器ですね。

 これって正式名称あるんでしたっけ? とりあえず、メガトロンの融合カノン砲ほど知られた名前ではないと思う。ただ、威力はその3倍になっているとか。

 デフォルトでは右の上腕側面に取り付けます。

 軸にダボがあり、上腕に取り付ける場合は向きが固定になります。もちろん、浅く取り付けることで回転されることは可能。

 砲身はクリアパーツに発光表現(?)でグラデーション的に塗装施されています。

 砲身と基部は分解することが可能。

 砲口は5㎜穴になっており、シリーズ他アイテムに付属する大型エフェクトパーツを取り付けることができます。


レーザーガン

 ザ・ムービーにおいて、ユニクロンがガルバトロンに与えた宇宙船艦を模した形状のオリジナル武器が2つ付属。

 銃口部分は3㎜軸にはなっていないので、エフェクトパーツの取り付けはできません。

 それぞれ単体で保持、および各所の5㎜穴に装着できるほか、

2つを合体させることも可能。


 また、上面のスリットにジョイントを挿し込むかたちで背部にもマウント可能です。

 説明書などではとくに言及されていませんが、2箇所から選んで取り付けることができます。

 上部のスリットに付けた場合。

 下部のスリットに付けた場合。

 下部の場合はスリットの幅が広いので、さらに位置をずらすことも可能です。


マトリクス

 ザムービー劇中でウルトラマグナスから奪ったもの自身の体内には取り込めず、仕方なし(?)に鎖に繋いで首に提げていたマトリクスも付属。

 鎖は軟質製かと思いましたが硬質プラ製でした。

 なお、この状態ではとくに固定されません。


 マトリクスと鎖は5㎜軸での接続で分解することも可能。

 マトリクス自体、基本的にデザインはこれまでほかのキャラに付属したものと同じですが、裏面に5㎜穴がある新規造形です。

 しかし、どんどんマトリクスが増えていくなぁ・・


ビークルモード

 キャタピラ走行可能な大型移動砲台にトランスフォーム。

 こちらも、正直第一印象は後部の処理が雑じゃない? と思ってたんですが、現物を見ると、アニメおよびオリジナルトイのデザインを踏襲しつつ新たな解釈を加えたことで上手くまとめられていると思い直しました。

 オリジナルトイではロボットモードを寝かせて脚を縮めたくらいだった変形も思いのほか多いステップ、しかし一度往復すればもう覚えられる程よい難度になっており、30余年の進化を感じさせてくれます。

 とくに上半身の展開変形は、サイクロナスほどのではないにしろ、意外な驚きがありました。

 まず腕部を脇腹ごと大きく横に開き、

続いて背中、胸部を前後に開いて頭部を収納という流れ。

 強度的に不安な部分もなく、触り心地も非常によいです。

 ただ一点気になるのは、頭部の収納クリアランスがギリギリなので、冠の正面の突起が擦れること。

 ここはもう少し余裕が欲しかったですね。

 キャタピラと後部スタンドの裏にはコロが付いており、転がし走行させることが可能です。

 スタンドは角度変更が可能で、そうすることで全体の斜角を変更することができます。


 また、この形態でもレーザーガンとマトリクスを取り付けることができます。

 レーザーガンはロボットモード時の背部マウント同様、スリットを使って砲身周囲に取り付け。

 先のロボットモード背部にマウントした際に仕様した下部のスリットのみ使用可能。同様に微妙に位置をずらすことができます。

 マトリクスは鎖にあるジョイントで固定されます。


 先にも言ったように、今回はレーザーガンへの変形はオミットされていますが、なんとなくそれっぽい形態にすることは可能。

ガルバトロン レーザーガンモード

 まぁまぁいいんじゃないですかね。

 踵パーツを起こせばトリガーっぽくもできますし。

 しかし、こんな、どう考えても本物の銃に見えないものまで遠慮する必要ある?


比較画像

 ヘケヘケ版と。ロボットモードで。

 サイズ差もさることながら、やはりデザインの再現度が段違いです。

 まぁ、変形モチーフの違いもあるので仕方ないところもありますけども。

 カラーリングは、ヘケヘケ版は青みが強いほうのイメージですかね。


 変形して。

 戦車と移動砲台。

 方向性は一緒かな。

 しかし、ヘケヘケでもメガトロンは発売されていますが、そちらは一応銃(かなりオモチャっぽいでざいんではありますが)に変形しましたが、ガルバトロンは戦車。

 あれ? 戦車に変形するようになったのはガルバトロンのほうが先なのか?

 その前に戦車に変形するメガトロンはいたのかな?

 G2メガトロンがいましたね。完全に忘れてました・・

 それと、メガトロンはボイジャーなのに、パワーアップ後のガルバトロンがデラックス? と当時は思ったものでした。


 レジェンズ版と。ロボットモードで。

 全高はあまり変わりませんね。ただ重量感にはかなりの差があります。

 ヘッドマスター仕様という以外、比較的オリジナルに忠実なリメイクがされたレジェンズ版ですが、プロポーションは微妙。

 あとレジェンズ版の残念なところといえば、特徴的な頭部造形が胸部から飛び出すお面構造になっているため首を左右に振れないことと、デフォルトのカノン砲の装備位置が上腕正面なので取り回しが悪いこと、ですかね。

 それと太腿が細い・・

 カラーも紫がかなりパステルな感じです。


 砲台モードで。

 見ためはかなり近いですが、上半身の変形パターンは大きく違います。

 レジェンズ版のほうがオリジナルに近いシンプルな感じなのかな。


 また、レジェンズ版ではレーザーガンモードに変わる第3のモードとして、ジェットモードが採用されているので、せっかくなのでキングダム版もそれに近い形態にしてしました。

 というわけで、

ガルバトロン ジェットモード

 これでロボット、砲台、レーザーガンと合わせてフォーズチェンジャーだ。


 アースライズ版メガトロンと。ロボットモードで。

 ボイジャークラスからリーダークラスになったことで一回り体躯が大きくなり、わかりやすくパワーアップした感があります。

 あと、顔が若くなった(笑)。


 変形して。

 キャタピラ走行化という点は継承していますね。

 キングダム版ロディマスプライム(ロディマスコンボイ)と。ロボットモードで。

 ふむ。いいサイズ感。

 ただガルバトロンと並んでもロディマスの老け具合が気になる。まぁ、アニメでもそうだったか。


 変形して。

 コンテナ付きのロディマスのビークルモードでかい。

 価格的にほぼ倍だしね。仕方ないよね。


 マトリクス比較。

 向かって左が今回のガルバトロンに付属のもので、右がロディマスプライムに付属のもの。

 微妙に形状が違うんですね。

 ロディマスのものも裏面に穴は空いてるんですが、5㎜じゃないので鎖に取り付けることはできません。

 サイクロナス、スカージと。

 サイクロナスでかいな・・

 確かに、アニメ劇中だとこれくらいのサイズ感で並んでるときもあったんですが、当時は大きさの概念なんてなかったからなぁ。

 とりあえずボイジャークラスでこのでかさのサイクロナス、すごい。

以下、画像

 可動はWFCトリロジー基準としては標準的ですが・・正直ちょっともの足りない。

 随分贅沢になってしまったなぁ・・

 先にも言ったように肩は跳ね上げ、引き出しはできませんが、拳は回転可能。

 立て膝は微妙です。


 カノン砲発射!

 うーん・・イマイチ。

 オメガスプリームとかに付いてるタイプのも噴射炎っぽい造形でなんか違うし、ここは専用エフェクトが欲しかったですねぇ。

 ウェザリングしてる暇があったら・・


 ダブルレーザー!

 これもねぇ、すでに遠距離武器としては強力なカノン砲があるわけですし、追加するなら近接系の武器のほうがよかったかなぁ。

 ライバルのロディマスには剣が付いていたわけですし。

 宇宙戦モチーフなので、ユニクロンを持っていれば活かせたかもしれませんけど。


 背中の5㎜穴でスタンドを使って。

 やっぱり5㎜だと安心。

 ただ支柱がちょっとヤバイいけど・・


 そのままだとあまり動かない足首ですが、内部に折りたたんでいるパーツを出してやるともちろん大きく動かすことができます。

 そのパーツも動かしたあとでたためば、見ためもさほど気になりませんね。


 ぶっといビーム!!

 ウルトラ戦士っぽい(笑)。


ロ「メガ・・いや、よくもコンボイ司令官を! わたしは相手だ!

ガ「なんだと!? 貴様ごとき若造にこのメ・・いや、ガルバトロンさまの相手月止まると思っているのか!?

   いや待て、おまえなんだその皺は? マトリクスを受け継ぐとそんなに急激に老けるのか!?

  なんという怖ろしい力だ・・

ロ「皺のことは言うな-!

ガ「うおおおっ!? なんだこのパワーは!?

ロ「宇宙の果てまで飛んでいけー!!

ガ「ぐうわああぁぁぁーーーーつ!!


 ・・5年後

サ「ガルバトロンさま、ご無事でしたか!

ス「こんなところにいらっしゃったんですか? 暢気に風呂なんか入って・・

ガ「愚か者! 温泉にしても熱過ぎるわ!!

 以上、ザ・ムービーから2010冒頭までのな流れです(いろいろ間違ってる)ね。


ガ「サイクロナス、早く巨大化せんか! ワシがの乗り込めんだろうが。

サ「無茶言わんでください、ガルバトロンさま・・

 実際、ザ・ムービーではサイクロナスのビークルモードのコクピット苦るなと論が乗ってましたね。

 あとアストロトレインが変形したシャトルのなかでビルドロン(コンストラクティコン)がデバスターに合体したり・・大きさの概念(笑)

 もちろんトイでそんなことは再現できないので、こうなる。


サ「今です! ガルバトロンさま、変形してください!

 戦隊モノの必殺武器みたいに扱われるガルバトロンさま。


 体内にあるユニクロンのなにかが表出し過ぎちゃったガルバトロンさま。

 プライムのガイアユニクロンを強引に着せてみました。

 上半身は身動きできない状態です。


 ザ・ムービーから2010にかけての新登場デ軍のみんなで集合写真。

 ラットバットだけじゃ寂しいから、サウンドウェーブは友情出演で。

 ヘッドマスター勢に続いてこんな写真が取れるなんて・・

 まぁ、オーバーキルとスラッグフェストがいませんが、たぶんリメイクされることはないでしょうから、これで全員集合かな。

 初代デ軍も、あとはバズソーだけなんですけどね。

 フレンジーも日本では未発売ですが・・


 以上、“KD ガルバトロン” でした。


 奇しくも、日本のファンにとっては2021年最後のトランスフォーマーとなったガルバトロン。

 最初に宣材画像などが発表されたときの第一印象はイマイチだったんですが、現物を手にして、まずそのボリューム感に満足。

 そして弄っているうちに、扱いやすさに大満足という感じで、とにかく安心感のある出来になっていると思いました。

 懸念材料だった肩の組み間違いもちゃんと修正されていましたし、ウェザリングにしても、個人的にはさほど気になりません(もちろん、ないほうがよかったけど)。

 劇中再現が捗る小道具として、鎖付きのマトリクスもポイントが高いです。

 鎖が軟質素材でなくてよかった。

 変形も、デフォルトでは砲台モードにできるだけですが、見立てでレーザーガンやレジェンズ版のジェットモードに近い形態にもできますし、ほかにもいろいろ楽しめそうです。

 なにより、これで初代からヘッドマスターまで、デ軍はほとんどのキャラクターが並んでもおおよそ違和感ない感じで揃ってくれたことになります。

 嬉しいですね。

 さらにレガシーではインセクトロンにスタントロン、ブリッツウィングも再リメイクされるようですし、そうなるといつまで経ってもオートボット(サイバトロン)は追い着けませんね。

 まぁ、そもそもの数が違うから無理もないんですが。

 なんにせよ、今回のキングダム版ガルバトロンはもうこの先数年は再リメイクの必要がない(というか、たぶんされない)クオリティに仕上げてくれたと思います。

 レジェンズ版で消化不良だったぶんが、まとめてすっきりしましたね。

 ライバルのロディマスがコマンダークラスということで水を開けられた様な気もしましたが、なんのことはない、単体だと十分に匹敵するボリューム、プレイバリューのアイテムでした。

 新破壊大帝の肩書きは伊達ではありません。

 というかWFCトリロジーシリーズ、ここまで新規金型でリーダークラスとして発売されているのは、オートボットではウルトラマグナスだけなのに対し、でょディセプティコンはシージでショックウェーブとアストロトレイン、そしてキングダムではビーストメガトロンに今回のガルバトロンと、4人もいます。

 まぁ、そのぶんコマンダークラスは3つとも、タイタンクラスも2対1でオートボット優勢でしたけど・・


 といったところで、今回は終了。

 またのご訪問を。

2コメント

  • 1000 / 1000

  • 退屈と惰性と

    2022.01.08 15:09

    @あけち?ともあき毎度ありがとうございます。 第一印象は微妙かな?と思ったのですがとんでもなかった。もう数年は超えるものが出ないだろう、ガルバトロンの決定版でしたね。あとはカノン砲用の専用エフェクトが欲しかったですが、贅沢ですね・・
  • あけち?ともあき

    2022.01.08 14:08

    ガルバトロン、まさに2010デストロンの破壊大帝と言うに相応しい、スタンダードに作りの良いオモチャでしたねえ。むっちりしててズッシリ重くて、変形もほどほど楽しくていいです。ロディマスと並べると、満足度が凄いですねえ……