今回のレビューは、1/144スケール ハイグレードユニバーサルセンチュリー より、
“HGUC 238 Ξガンダム” です。
ファン待望の劇場版3部作として新作アニメが制作される “機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ” より、
主人公、マフティー・ナビーユ・エリンことハサウェイ・ノアが搭乗する
“RXー105 Ξ(クスィー)ガンダム” が、
劇場版第1作の公開に先駆けてHGUCで発売されました。
まぁ、3度めの緊急事態宣言で7日の公開が21日に延期されてしまったのですが・・その前にすでに何度も延期されてたので、どうってことないですね、うん。
それにしても、ガンプラの事前予約も日に日に困難になっていきますねぇ・・
先日解禁されたHGUC ナイチンゲールも、僕はいまだ確保に至っていません。
今回のクスィーも結局予約できず、発売日当日に実店舗・・具体的には京都ヨドバシにゴーすることになりました。
最近はヨドバシなどの大手は発売日厳守のところが多いですからね。土曜日で助かりました。
ガンプラの出荷日というとだいたい木曜日で、以前はその日の午後には店頭に並んでいたものです。
その頃は僕もまだ街中で生活していたので、仕事帰りにヨドバシ行って購入・・なんてことが普通にできていましたね。懐かしい。
さてそんなことで、当日の開店10分後くらいに到着したのですが、すでに売り場は同好の士と思しき人たちで溢れ変えって・・というほどではありませんでしたが、ほどほどの入りになっていましたね。
すでにそれらしいサイズの袋を提げている人もおり、これは急がねばとガンプラコーナーに直行。
しかし、平積み場にはほかの当日発売品は山とあるのに、肝心のクスィーは見当たらず。一方、レジ前の狭い特設コーナーには不自然なスペースが空いていました。
うわー、マジかー・・もうなくなったのか?
ほかの店に行くか? でも、ヨドでこれなら、今からほかに行っても手遅れか?
悶々としながら、とりあえずトランスフォーマーコーナーを覗いて、千葉トロンさまと蜘蛛姉ちゃんがすでにいないことを確認。
そして再びレジ前を通り過ぎようとしたところで、おもむろにレジ奥からでかい箱を出してくる店員さんを目撃。
そのでかい箱こそ、紛うことなき “HGUC クスィーガンダム” !
なんや! あるやん! と、並べられた直後の箱を手に取ろうとすると、店員さん、
「クスィーですか? 在庫はまだありますから、レジで言っていただければご用意しますので」
「あ、はい!」
手ぶらでレジ前の列に並び、
「クスィーガンダムお願いします」
で、無事ゲットとあいなりました。
おそらくは開店後1時間くらいのことだったんだろうとは思いますが、レジはフル可動。レジ打ち係、商品出し係に列の整理係と店員さんも普段の3倍くらい配置され、完全にクスィー販売シフトでした。
どうせ並べてもすぐなくなるから、端から平積み場には置かないという割り切りが素晴らしい。
でも、危うく気付かずに余所に行ってしまうところでしたよ。
パッと見て目当てのモノがなくても、少し落ち着いて待ってみる。なによりもまず店員さんに訊く。そんな基本対応は忘れないようにしたい。
僕、けっこうせっかちなので(笑)。
あと印象的だったのは、僕の後ろに並んだ人が店員さんに、
「ナイチンゲールの店舗予約はできますか?」と訊いたところ、
「予約自体は可能ですが、枠が残っているかどうか確認しないと・・」
そこにすかさずレジから、
「もう残ってない!」
と見事なレスポンス。優秀。
以前からなんとなく思っていたんですが、ヨドバシの予約枠って、店舗とネット(ドットコム)全体で共通っぽいですね。
で、最近ホビー関連の予約がすぐ完売となってしまうのは、全体の入荷数は当然決まっているでしょうから、当日店舗販売分を相当数確保するためなのかな? とか思ったり。
少なくとも、僕が滞在していた1時間程度ではまだクスィーは売り切れてはいなかったようなので、けっこうな在庫はあったはず。
個数制限されていたのかまでは確認しませんでしたが、ある意味店舗での対面販売を転売対策ともしているのかもしれません。
もちろんそれですべての転売を防げるわけではないでしょうが、本来の発売日の前から数割増し、酷いところでは数倍の値で出品されているような状況、それを看過している通販サイト、フリマサイト等々、本当にどうしようもない・・
ともあれ、ナイチンゲールも発売日にヨドバシに行けばまぁ手に入るだろうという手応えも感じられましたし、よかったよかった。
すみません、また初っ端から大きく脱線してしまいましたね。
レビューに移ります。
キットは素組みに最低限の墨入れ、一部塗装と付属シールでの仕上げです。
小説作品である “閃光のハサウェイ” は永らく映像化されず、登場MSたちも挿絵用にデザインこそされていたものの、あまり日の目を見ることはなかったように思います。
Gジェネシリーズに参戦するにあたり、デザインがリファインされ、以降そのデザインが定着していったはず。
しかし、今回の劇場アニメに伴い再びリファインされ、最初のデザインに近い雰囲気に戻ったようです。
僕も小説版はよく知らず、やはりGジェネ以降のデザインで認知してたものですから、最初に今回のデザインを見たときは少し違和感がありました。
まず白い。そして顔があまりガンダムっぽくない。
全体のシルエットがゼオライマーっぽい(ペーネロペーも)・・とは以前からよく言われていたことですが、そもそもデザイナーが同じ人なんですね。
武器はファンネルミサイルで、ミノフスキークラフトによって空が飛べる、という2つの要素だけ満たしていれば、あとは好きに描いていい・・というような発注だったようで、なら自分の色を出すよね、という感じですか。
ガンダムらしいスマートなプロポーションではなく、どちらかといえば異形ともとれる独特のデザインです。
ケープ、あるいは裃のようにも見える、肩の前後を覆うミノフスキークラフトや、正直どういう機能があるのかよくわからない胸部の構造など、兄弟機ともいえるペーネロペー(FFユニットと合体した状態の)と似た部分も多く見受けられます。
背面。
ウイングスタビライザー(?)はネイビーブルーの部分と上下の羽根がそれぞれ独立可動しますが、基部の背面への接続がダボになっており、回転はできません。
そのスタビライザーに挟まれるかたちで、大型のメインバーニアが2基備わっています。
あまり色数の多い機体ではないので、色分けはおおむね成型色で再現されていますが、胸部パーツやつま先の側面、ミノフスキークラフトの基部(肩の裏)と脛外側のスラスター内部のオレンジはシールで補完。
また、ウイングスタビライザー先端のイエローもシールが付属していますが、ここはマーカーで塗りました。
正直シール多めかな、と思ったんですが、そのシールによる補完も含めれば色分けはほぼ完全に再現されているので、その点ではペーネロペーよりも優秀といえます。
なお、複数のランナーにスイッチが設けられているので、今後なんらかのバリエーションキットが発売されることはまず間違いありません。
まぁ、みんなわかってる・・というか知ってることですが(笑)。
それでは、本体各部、武装も含めてもう少し詳しく見ていきましょう。
頭部
V字アンテナにツインアイ、マスクに赤い顎パーツとガンダム的要素は抑えてあるものの、いわゆる正統派のガンダム顔ではありません。
アンテナは真っ直ぐではなく緩く曲線を描いていますし、全体のボリュームに対してフェイズ部分は小さく、一方で目は細長くつり上がった形状で、マスクにはスリットがありません。
なお、側頭部のダクトは色分けされていますが、頬のほうはされていないので、ここも塗ったほうがよかったな・・
それにしても、どちらかというと悪役顔ではあります。でも、目の色はグリーンなんですよね。
連邦系でも、物語上の敵サイドの機体はだいたい目が赤くなるというのがパターンです(UCからかな?)。
まぁ、マフティーはテロリストということですが、民衆からは支持されているんだったか?
閃ハサのストーリー、ちゃんと知らないんだよな。
胸部
※ 以降、一部の画像ではわかりやすいようにミノフスキークラフトを外しています。
こちらにもV字アンテナのようなものがあり、腹部に至るまでは頭部と似たようなデザイン。
左右のパーツはわずかですが前方向に開くことができます。
デザイン上あまり目立ちませんが、腹部との接続部で前屈と後方への反りが可能。
左右スイング、捻りはほぼできません。
また、腰での回転も、腰部アーマー類が干渉するためかなり制限されます。
腕部
上腕と前腕のバランスが極端で、手もかなり大きめ。
肘は二重関節で90度近く曲げることができますが、上腕の短さに加え前後を挟むミノフスキークラフトが干渉するので動かしづらいです。
あと、個体差でしょうが、左腕がやたらと肩から外れてしまう・・
前腕装甲にはシールド取り付け用のハードポイントがあり、
また、内側にはミサイルランチャーを装備しています。
ハンドパーツは左右平手、左右通常持ち手、右銃持ち手が付属。
平手は細かくディティールが入っていますが、残念なことに手の平側はガッツリ肉抜きされています。
脚部
股関節は左右一体型で上下にスイングするのみ。
しかし軸接続になり、ペーネロペーのように保持力で悩まされることはありません。
膝は二重関節で腕部同様ほぼ90度まで曲げることが可能。
脛外側のスラスターに備わっているスタビライザーは可動します。
足首は前後左右にスイング可能で爪先も曲げることができますが、左右のスタビライザー(?)が干渉しやすく、やはり動かしにくいです。
なお、後述のフライトモードでは爪先の可動に加えてスタビライザーも角度を変更するのですが、
何故かダボ接続のため、一旦外して向きを変えて再接続という流れになります。
ここは普通に軸接続で回せるようにすればよかったと思うのですが・・
膝装甲の裏にもミサイルランチャーがあります。
両肩の前後を覆うように装備される、大気圏内浮遊装置。
あくまで機体を浮かせるモノで推進力は背中や脚のスラスターによって賄われているはずです。
その名の通りミノフスキー粒子を利用した技術ですが、小型化することが難しく、このクスィーガンダムで始めてMS本体への実装が可能になったもの。
それでも結果としてクスィーガンダムの全高は28mほどになってしまいました。
しかしそのわずか5年後にはF91など、全高15m前後のいわゆる第2期MSが内臓できるようまでに進化し、さらにおよそ40年後、V2ガンダムのミノフスキードライブにまで昇華することになります。
・・うん、小型MSへの内臓まではすごいスピードだったけど、それからミノフスキードライブまではめっちゃスロー・・大きな戦争がなかったから、ですかね。
前後のユニットは飛行形態への移行にも関連して、水平位置にまで開くことが可能。さらに前方のユニットは回転もできます。
後方のユニットは外側がスライドし、おそらく粒子放出孔と思われる部分が露出します。
前後のユニットを繋ぐフレームにはビームサーベルホルダーが装備さており、これも各部で回転可動します。
両端からビームが発振可能な大型のサーベル。
主にMGで使用される長いもの、HGで使用される短かいもの、2種のサーベル刃が付属。
軸の太さが違うので、取り付け位置は決まっています。
左右の通常持ち手で保持。こちらもダボで固定できます。
ビームライフル
機体サイズに合わせたかなり大型のライフル。
上下2箇所のセンサー部分はシールで再現・・なのですが、上のほうのセンサーのオレンジは本体に何箇所か貼るオレンジと同じ色なのはどうなのか?
ギミックはとくになし。後部のエネルギーパックも取り外したりはできません。
保持は先にも言ったように右銃持ち手で。固定用のダボがあり、しっかりと持つことができます。
しかし、あまりそういうシチュエーションがないとはいえ、左の銃持ち手は頑なに付けませんね。
あと、本体にマウントもできません。
シールド
通常は左腕に装備されるシールド。
表面は白一色なのですが、わざわざ2パーツ(先端部分も含めれば3パーツ)構成になっています。
これものちのための布石なのかな?
中央左右のスリット内部のグレーはシールもありますが、今回は塗装。
一方で縁には何箇所かライトグレーの部分があるのですが、そこにはシールなし。
なお、先端にはビームキャノンが内蔵されているとありますが、これだろうか?
ジョイントはシールド裏面に挟み込まれる構造で、上下にスライド、回転可能。
接続自体はボールジョイントになっており、微妙な角度変更も可能です。
先端部分の色分けはシールです。
ビームバリアー発生装置
両肩に備わった小羽根状の装置。
普段は水平位置でミノフスキークラフトに隠れていますが、使用時に上方に展開します。
ミノフスキークラフトの機能と併用することで高速飛行も可能になる・・ということらしいです。
ファンネルミサイル
腰部リアアーマーの裏側に計10発装備するサイコミュ誘導式のミサイル。
これまでのようにビーム砲で複数回攻撃でき、機首によっては再使用も可能な端末型から、一回当たったら終わりの弾頭型に変更された理由は、サイコミュデバイスの小型高性能化が進んだことで、個別のジェネレーターの搭載する必要がある従来の端末型よりも小型で多数装備が可能となったことでむしろ武器としての信頼性が向上したから、だそうです。
でも10発だけ?
キットでは肘や膝のミサイルランチャー同様ディティール処理で、取り外しなどはできませんが、同時発売されたペーネロペーもセットのファンネルミサイルエフェクトセットではその名の通り、ファンネルミサイルによる攻撃シーンを再現した大ボリュームのエフェクトパーツ1式が付属しています。
・・いや、なんでエフェクトパーツの単品発売がないのか?
すでにペーネロペーを持っている人も多いはず。
劇場公開直前で、ライバル機2体セットの記念アイテム的なものが発売されることはまぁいいとして、エフェクトパーツも単体で発売するのがファンに対する誠意だと思うのですが・・
せっかくいいモノを作ってくれているのに、こういう売り方をするから不信感が生まれるんだよなぁ。
劇場版は3部作です、これから2作め、3作めと続くなかでの両機が微妙に仕様変更され、その都度キットも発売されるのは規定事項だと思いますが、このような売り方もまた繰り返されるのかと思うと構えてしまいますよね。
今さらではありますが・・
ではあらためて、ライフル、シールドを持たせた全身像を。
武器を持つとなんとなくバランスが整って、異形感も薄れた気がします。
それでもやっぱりクセ強だなぁ。
ついでに、ミノフスキークラフトと背部のスタビライザーを外してみて。
クスィーの場合はミノフスキークラフトはペーネロペーのようなオプション装備ではないので、本来パージすることはできないのだと思いますが、キット的には比較的楽に取り外すことができますし、とくに破綻のない構造になっているように思います。
まぁ、肩幅はそのままなのでプロポーションはおかしいですけどね。
フライトフォーム
ミノフスキークラフトおよび背部のウイングスタビライザーをそれぞれ水平状態に展開した、高速飛行形態。
これは、今回の劇場版において新たに設定された形態ですかね?
ビームバリアと併用することで最高速度マッハ2に到達できるとのことです。
この画ではバリア発生器は寝かせたままですけども・・
パッと見、ただ通常形態から各部を動かしただけのように見えますが・・
前後のミノフスキークラフトはそのまま水平位置にまで開くだけ。
サーベルホルダーも、少々手順が面倒ですが、そのまま寝かすことができます。
爪先およびその側面のスタビライザーについては先に言った通り、一旦外して向きを変えての際取り付け。さらに脛外側のスタビライザーも下ろします。
そして背部ウイングスタビライザーですが、
これも基部から一度外し、内部のフレームパー杖をフライトフォーム用に交換したあと、さらに基部の取り付け向きも変更する必要があります。
上の画像では、右が通常時の基部。左がフライトフォーム用にフレームパーツと取り付け向きを変更した基部です。
このサイズなら可動ギミックとして十分仕込めたはずですが、保持力を優先したのでしょうか・・
フレームパーツにしても基本はミノフスキークラフトユニットに隠れて見えないとはええ、本来は可動(変形して)この状態になるわけだから、それっぽいディティールくらいは入れてほしかったかなぁ。
なんというか、ときどき目に見えて安易な方法を採ることがありますね。
比較画像
まず、単純にそのでかさを実感してもらいたいと思いまして、同じHGUCのガンダム(頭頂高18m)およびニューガンダム(同22m)と。
さすがにフィンファンネルのおかげで全高はニューのほうが高いですが、本体だけだともう勝負になりません。
高さだけでなく横幅もありますし、もう本当、バケモノです、クスィー。
というか、ガンダムとニュー2体だけの時点でスケール違うんじゃない? と思ってしまった。
ライバル機のペーネロペーと。
さすがにFFユニットと合体した状態のペーネロペーと並ぶとクスィーも幾分大人しく見えます。
正面から見るぶんには案外ボリューム差はない感じですが、ペーネロペーは前後にもかなり幅がありますからね。
専有面積ではけっこうな差があります。
しかしペーネロペー、脚部のアーマーなどは多少スカスカ感はあるものの、スタンドまで付いて税抜き6800円。クスィーと1000円も違わないんですよね。
ちなみに箱のサイズもこの通り。
というか、クスィーの箱が思ったほど大きくなかったんですが、こうなるとクスィーの割高感・・
ミノフスキークラフトを外して、ペーネロペーの中のヒト、オデュッセウスガンダムと。
クスィーのプロポーションが、やはりかなり異形寄りだということがわかります。
あらためて、メッサーもでかい(笑)。
ちなみに、メッサーはクスィーの半額以下。安い!
以下、画像
各部の可動についてはおおよそ先に説明しましたが、捕捉も含めて実際にポージングをいくつか。
足首の前後左右スイングのおかげで接地性は比較的よく、重心も安定しているので自立は問題ありません。
ただ繰り返しになりますが、脚側面のスタビライザーが脛装甲と干渉するので、せっかくの可動を生かし切れない場面も。動かす際も破損等に注意が必要です。
肩はミノフスキークラフトの基部ごと前後にスイングできますが、上方への跳ね上げはできません。
その代わりというか、前面のミノフスキークラフトの角度変更、肩アーマーやビームバリア発生器を動かすことで怒り肩っぽい感じにはできます。
アクションベースに対応した専用のジョイントパーツが付属し、股関節パーツに取り付けることでディスプレイが可能です。
股下にがっちりはまり込むので、落下の心配はないかと。
しかし、ペーネロペーにはスタンドも付いたんだけどなぁ・・
やや不自然ですが、膝立ちもなんとか可能。
まぁ、この機体がこういうポーズをとることはほぼないでしょうね。
というか、基本ずっと空で地上に降りることはほとんどないんじゃないだろうか。
さらに絶対しないだろう正座。
こうなると、MCユニットがまさに裃のようでサムライっぽい感じですね。
でかい日本刀とか持たせたくなる。
フライトフォームで。
なんか、武装含めて全体のシルエットが正義っぽく見えるのは気のせいかなぁ。
色味は自由っぽいけども。
背部ウイングスタビライザーはもちろん横に広げることも可能。
このほうが飛行形態っぽいけどなぁ。
そしてさらに増す正義感・・
サーベル二刀流で。
この体型でこの武器はあまり有効ではない気がするなぁ。
サーベルのリーチと機体サイスのバランスが悪い・・
ペーネロペーもそうですが、あっちはまだ隠し武器っぽい仕様ですが、クスィーのこれは普通に抜くタイプだからねぇ。
しかもいろいろ邪魔で抜きにくそうだし。
あと、後ろから出るので自分刺しちゃうんじゃないかとか・・
僚機となるメッサーと。
編隊飛行シーンの再現にはギャルセゾンが必須なわけですが・・発売されるかなぁ?
UC特需のときにはベースジャバーの単品一般発売もありましたし、可能性はあると思うのですが・・普通に3000円超えとかになりそうだな。
VS ペーネロペー。
大型機同士の対決シーンは構図が難しい・・まぁ、僕のセンスも大概なんですが。
まずペーネロペーの股関節が死んでいるので、どうにも力が抜けた感じになってしまいました。
でも、空飛んでるならそこまでおかしくもないか。
以上、“HGUC クスィーガンダム” でした。
新作劇場版の制作に伴い、原作小説版に近いものに再リファイン去れ、正統派のガンダムではないクセの強いデザインとなったHGUC クスィーガンダム。
SD以外では今回始めてガンプラキット化となったわけですが、その構成は独特なデザインと裏腹に、比較的シンプルかつ無難なものになったように思います。
どちらかというと、可動やギミックよりも保持力を優先した感じですが、そのおかげ(?)か安定性はばっちり。
何故かうちのは左腕が肩から抜けやすいのですが、それ以外はとくに問題ありませんでした。
股関節がしっかりしているだけでもペーネロペーとは較べものにならない扱いやすさです。
ただ、プレイバリューの面ではペーネロペーが圧倒的に勝っていますね。
本文中でも言いましたが、クスィーの割高感は否めません。
正直、これ! という決め手がないんだよなぁ。
まぁ、キットとしてはよくできています。思いのほかあっさり組めてしまって拍子抜けしたくらい。
そういう意味でも、少し物足りない部分はありました。
とはいえ、ほかではあまり見ないデザインとボリュームには存在感があり、ペーネロペーと揃って並び立っている姿を見るだけでなんとも言えない満足感に満たされます。
朝から車で片道1時間半かけた甲斐はあった。
“UC NexT 0100 PROJECT” のなかでも1番の目玉企画であろう “閃光のハサウェイ” の劇場アニメ化。
3部作の1作めの公開日がようやく決まった(緊急事態宣言でまた延期になりましたが)ことで冒頭のシーンも公開されましたが、いきなりのギャプラン登場から、MS戦はなくともキャラクターだけでもちゃんと見せる物語・・というようなUCの方向性、クオリティをしっかり引き継いだ作品になっていそうで、残る本編、そして2作め、3作めにも十分期待が持てました。
まぁ、そこらのテロリストがどっからギャプラン持ってきたんだ? というツッコミもあったようですが、僕は単純にワクワクしましたね。
メッサーラが来たらそりゃあツッコミますけど、ギャプランはギリギリの線じゃないですか? シチュエーション的にも合理的だし。
あのあとも、あんなMSやこんなMSがカメオ出演的にわらわら出てきてくれるに違いない。
願わくばまだキット化(HG化)されていないMSを登場させて、閃ハサ特需で続々と発売に漕ぎつけて欲しいものです。
だって、3部作ですよ。
最低でもあと1、2年は稼げる土壌があるのに、原作に登場し、今回も登場が確定しているメイン4機種はすでに全部発売されているんだから、ほかにも弾を用意しとかないと。
もちろん、その4機種も今後なんらかのバリエーションで再登板することは確実でしょう。
グスタフに至っては厳密にはまだ発売されていませんしね。おそらく小説版デザイン準拠の軽装型も来ると思われますが、それは2作めの公開前後かな?
メッサーのF2型はプレバンかなぁ。こっちは公開後しばらくしたら来そう。
ペーネロペーは、2作めのラストでアルゴスユニット背負ってくると予想。ネタバレになるからこれは2作め公開後しばらくしてから発売ですね。
謎のMG商品Aみたく詳細は伏せられたまま予約解禁とか、あるかも。
そして最後、真打ちとして3作め公開のタイミングでクスィーガンダム最終決戦型を投入ですよ。
そこでGジェネ以降に浸透したデザインに戻してくるのではなかろうか?
すべては妄想ですけどね(笑)。
ていうか、こういう妄想してるときが結局一番楽しんだよなぁ・・
といったところで、今回は終了。
またのご訪問を。
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