今回のレビューは、トランスフォーマー キングダム より、
“KDー01 オプティマスプライマル” です。
ウォーフォーサイバトロントリロジー3部作の最終作、“キングダム” が遂にスタート。
トップバッターを飾るのは、
“ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー” の自称主人公、
コンボイこと “マクシマルズ司令官 オプティマスプライマル” です。
ビーストウォーズの日本での放送からおよそ24年、あのビースト戦士たちが本格リメイクされる日が来ようとは・・
日本での放送当時、僕はまだ大学生でしたね。
小学生になるかならないかくらいのときに初代アニメとトイに触れ、その後2010、ヘッドマスターとトランスフォーマーとともに成長してきた少年も、いつしか別のことに興味が移り、たぶん7、8年はトランスフォーマーから離れていたんじゃないでしょうか。
そんななか始まった新作アニメが、まさかのフル3D、世界観も過去シリーズとまったく違い(実際にはずっと先の未来の話)、そもそも登場するトランスフォーマーたちは全員生き物(ビースト)に変形するという・・なにもかもが変わったそのありさまに度肝を抜かれました。
トイシリーズも、それまでのものに較べてロボットモードでのアクション性が格段に向上しており、その進化もまた衝撃的でした。
そして始まった、僕のなかでの第2次トランスフォーマーブーム。
ビーストウォーズに始まり、また日本オリジナルのセルアニメに戻ったⅡ、ネオ、そしてメタルスそれからカーロボットまで、約4年間ブームは続くことになりました。
再びブームが去ったのは、アニメの放送が途切れたから。
マイクロン伝説などは僕の住んでいる地域では放送されませんでしたから(なので、そのへんのシリーズのことはまったく知らないんですよね)。
その後また数年、トランスフォーマーに触れることはなかったのですが、実写映画の公開とヘケヘケシリーズの開始で第3次ブームが到来し、今現在なお継続中であります。13年めに投入ですか・・
ともあれ、第2次ブームがなければ第3次ブームもなかったかもしれませんし、やはりビーストウォーズは個人的に思い入れのある作品です。
まぁ、細かいストーリーとかはほとんど覚えてないんですけどね。
トランスフォーマーというと、とにかく多数のキャラが登場する群像劇というイメージがあったなかで、メインキャラの数を絞る(これはCGモデル制作の都合もあったのかも)ことで個々の描写がより濃密になり、とくに日本版は当時すでに人気、実力を兼ね備えていた声優陣の(ときに暴走もした)熱演もあって各キャラが非常に生き生きと個性的に描かれました。
また、両陣営の基本人数を揃える(アニメ登場は初期に5人ずつ、のちに2人ずつ追加)という構図も、その後しばらく続く玩具のVSセット売り含めて新鮮でしたね。
また前置きが長くなってしまいました・・レビューしていきます。
まずはパッケージについて。
箱のサイズ、形状はシージ、アースライズと同様ですが、表面のウインドウが小さくなり、箱面積の増えた前面にビーストモード(G1キャラはビークルモード)、そして側面にロボットモードと2パターンのイラストが描かれています。
また、内部の梱包の仕様も変更されて取り、これまで定番だったプラスチック製のケースがなくなり、中台紙に直接ビニール紐で玩具が括りつけられています。
世界的なプラスチック軽減の流れによるものだそうで、僕みたいにまた箱にしまっておく人たちにとっては、中身が固定されないのが少し不安ではありますが、そのぶん中台紙が分厚くなったのでしまいやすくはなかったかな。
シージやアースライズの中台紙はペラペラで、箱にしまいづらかったですしね。
また、デラックスクラス以上のアイテムにはゴールデンディスクカードが付属。
ランダムで封入されており、今回入っていたのはオートボットの宇宙船、アーク。
公式ページではその存在にすら言及さえていませんが、とりあえず海外版のWAVE1ではこのアークのほかにオプティマスプライム(プライマルじゃないの?)、ダイノボット、ブラックアラクニアの4種類があるようです。
2枚重ねになっていて、1枚めを剥がすと別のイラストとサイバトロン文字で短い文章が書いてあるそうですが、なんかもったいないので捲ってません(笑)。
オプティマスプライマル
マクシマルズ(ビーストウォーズにおけるオートボット側勢力)の司令官・・ですが、やはり日本におけるサイバトロンのリーダー、コンボイと呼ぶほうがしっくりきます。
G1コンボイとの区別もあって、ゴリラコンボイやビーストコンボイといった呼ばれかたもしますね。
今回、本文中は基本的にコンボイで通します。ご了承を。
初代とは別人・・というか、そもそもビーストウォーズはG1の時代よりずっと先の未来の話で、彼も初代のような総司令官ではなく、あくまで一部隊のリーダーという立場です。
ロボットモード
若干ずんぐりとした特徴的なプロポーションが見事に再現されています。
ただ、ビーストモードとの共通部分が当時のアニメデザインと違ってリアル寄りになっており、ゴリラの毛並みなどがかなり細かく再現されているところに今回のキングダム版の独自性というか、こだわりが見られます。
ボイジャークラスとしては少し小柄ではありますが、目立つ肉抜きもなく、みっちりと詰まっています。先の毛並みの件も含め、非常にリッチな感じ。
本当、造形的には文句の付けようがありません。
バトルマスクがなかったり、骸骨ハンマーがなかったりしますが、それらはあくまでトイ的なギミックがオミットされただけなので、個人的にはそれほど気になりません。
骸骨ハンマーについては、しっかり代替案が用意されていもいますしね。
その代替案・・キングダムで登場する新カテゴリーのフォッシライザー、パレオトレックスですが、3月発売組で唯一モール減退になった彼は、一緒に注文したサウンドブラスターの延期に巻き込まれて5月末まで届きません・・残念。
背面。ほぼ着ぐるみです。
メカ要素はチラリズム程度にしか見えませんが、まぁそれはそれで(笑)。
なお、アースライズまでの(キングダムでも引き続き登場しますが)G1由来のキャラたちと違い、ビースト戦士たちのボディには5㎜穴はほぼなく、これまでと同様の感覚でウエポナイズやアーマーアップすることはできません。
このコンボイの場合、脚部内側のネジ穴が一応5㎜なのでそこに取り付けられなくもない・・というくらい。
確かに、メカ部分はともかく、とくにビーストモードで表面に来る部分・・用は生身の部分にいきなり穴が開いているのも不格好なので、デザイン的には仕方ないとは思いますが、なにか代替案はなかったものか・・
というか、フォッシライザーとはどう絡めるんだろう?
バストアップで。
いわゆるコンボイ顔なのにマスクは真ん中が開いていて、口が見えています。
マスク部分は塗装ですが・・うぅむ、縁が滲んだ感じになってるなぁ。
劇中ではこのマスクが閉じることもあったと思いますが、さすがに切り換えぎギミックはなし。
先にも言いましたが、オリジナルトイ独自のギミックだったバトルマスクもオミットされています。
また、胸部パーツはこの状態ではとくに固定されないので、ちょっとパカパカ動いてしまいます。
手はER オプティマス同様、親指以外の4指が可動。
もちろん5㎜軸が掴めるようになっています。
手首の回転もできるので、多彩な表現が可能です。
太腿の白い部分も塗装なのですが、塗膜がかなり厚い一方で股関節のクリアランスががけっこうギチギチで、慎重に動かさないとけっこう擦れ、結果として・・
このように塗装が剥げてしまいます。
ちなみに、右脚は最初から剥げており、左脚がこの撮影中に気が付いたときにはもう剥げてました。
もちろん(?)、すべての撮影終了後は左右ともにさらに剥げてました・・(泣)
脛のシリンダーはちゃんと別パーツで再現。
脛とつま先がともにボールジョイントで接続されており、足首のスイング可動にも追従して可動します。
一応、脛側でパチンとロックされるのですが、外すことでつま先を縦向きに可動させる(ビーストモードの変形時はその要領でつま先をたたみます)こともできます。
なお、脛には画像でもわかるように回転軸があるのですが、左右30度ずつくらいしか動きません。
ここは普通に一回転できるようにしてもよかった気がしますが、なんで制限をかけたんだろうか?
腰裏にはスタンド対応穴がありますが、使用時はお尻のカバーを開く必要があります。
付属武器
サイバーブレード
うねったような形状が特徴の刀剣対応の武器。
公式ページいわく、必殺の刃ということらしいです。2振り付属します。
オリジナルトイにももちろん付属していましたが、あちらが成型色のままだったのに対し、今回は刀身部分がシルバーで塗装されています。
普段は肩に収納されているブラスター。
公式画像や説明書では、ロボットモードでは常に展開するのがデフォルトとしているようですが、旧アニメでは攻撃時のみ展開していたはずなので、そのように。
オリジナルトイでは、スプリングギミックで背中の装甲ごと跳ね上がるようにして展開し、ブラスター自体にもやはりスプリングによるミサイル発射ギミックが仕込まれていましたが、今回のキングダム版は手動で展開。
一旦頭部含めた背面パーツを開き、ブラスターを出し入れする・・という仕様になっています。
砲口部分は3㎜軸になっており、シリーズ共通のエフェクトパーツの取り付けが可能です。
プラズマキャノン
両腕に内蔵された2連装の小型キャノン砲。
オリジナルトイは左腕にのみ内蔵されており、やはりスプリングによる自動展開、ミサイル発射ギミックが搭載されていました。
同じ2連装ではありますが縦向きだったりもしましたね。
ちなみに右腕には骸骨ハンマーを収納。
今回は両腕に装備され、横向きに2連装に。
前腕の反対側から(矢印の位置)パーツを押し込むことで展開させることが可能で、ある程度角度を変えることもできます。
砲口はやはり3㎜軸になっているのですが、カバーパーツと干渉するので取り付けられるエフェクトパーツは限られます。
ビーストモード
ゴリラにトランスフォーム。
まずは手(前脚?)を地に着けて基本のナックルウォーク状態で。
メカゴリラではなく、見ためはほぼ完全に生きている本物のゴリラ。
というか、ロボットモードが当時のアニメ劇中のデザイン、プロポーションをかなり忠実に再現しているのに対し、ビーストモードは同じ劇中の若干デフォルメしたデザインではなく、リアルなゴリラの再現が試みられています。
オリジナルトイも、コンボイに限らずシリーズ全体的にどちらかというと自裁の動物の姿をモチーフにしていた感じですが、さすが25年近く前のトイとは精密感がまったく違います。
この細かい毛並みのディティール・・
プロポーションも、まぁ変形トイなので多少の制限はあるものの、とくにこの形態では背中からお尻にかけてのラインなど、かなり自然になっていると思います。
後脚の処理はね・・まぁこれは仕方ないのかなぁ。
ビースト型に変形するトランスフォーマーのあるあるですが、ロボットモードの脛から下だけでビーストモードの後脚全体と見なす方式なので、やはり少し違和感はあります。
後ろから見ると踵部分にロボットモードのつま先が見えたりもしますが、メカ部分の露出は最低限に抑えられています。
顔のアップ。
もうまんまゴリラ(笑)。
しかもなかなかのイケメンゴリラです。これは子安ボイスでも違和感ないわ。
目が茶色の中にグレーの瞳と、ちょっと怖いですけどね。
ナックルウォーク状態から上体を起こし、頭部を下げて脚部の関節の曲げ方を変えることで、2足歩行状態にもできます。
うん、やっぱり脚部の処理には若干の違和感はありますが、まぁ許容範囲でしょう(どの立場でww)。
とりあえず、アニメ劇中ではだいたいこんなふうに2本脚で歩いてた印象が強いです。
変形パターンは頭部周りが変わっているくらいで、概ねオリジナルトイのそれを踏襲しています。
腕部、脚部ともに基本的にロボットモードと共用なので、結局ロボットモードとの違いというと顔くらいかもしれない。
後ろ姿なんてほら・・ほとんどロボットモードと変わらないでしょ?(笑)
いやまぁ、さすがに脚部の可動にかなり制限がかあkるので、触り心地は変わってきますけどね。
比較画像
まずはオリジナルトイと。ロボットモードで。
なお、画像のものは “ビーストウォーズ2000万体突破記念” で発売された日本限定のリアルグレータイプの “スペシャルコンボイ” です。
当時はとくに意識していたわけではなく、たまたま買ったものがそうでした。
というのも、実はビーストウォーズの存在を知ったのはすでに数話が放送したあとで、トイもすでに初回分は軒並み売り切れ・・という状況だったんですよね。
なので、僕は無印ビーストウォーズのトイは全部再販分を単体で購入しています。VSセットの再販はなかったんですよ。だから基地(?)とのセット売りだけで単品発売がなかったアルマーVSスナッパーだけ持ってない・・
話を戻して。
オリジナルのゴリラコンボイはウルトラクラス(リーダークラス相当)なので、かなりでかいです。
その大きなボディに先に列挙した各種ギミック満載で実に遊び甲斐のあるトイでした。
しかし、マスクは閉じた状態だけだったり、細部のデザインも劇中とは違う部分が多いです。
各部のバランスなど、やはり今回のキングダム版の再現度は素晴らしい。
ビーストモードでも。
オリジナルも、まぁまぁリアル寄りのゴリラではあります。ただやはり各部のバランスがかなりデフォルメされてますね。
オリジナルはナックルウォーク状態で固定。
顔も動かせないので、アクション性は低いですが、背中のレバーを操作することで腕部を交互に振るギミックがあり、肘の位置を調整することでドラミングさせることができました。
ロボットモードでの各種スプリングギミックもそうですが、そういう遊べるギミックが盛り込まれたトランスフォーマーは、もう通常ラインでは発売されないのかなぁ。
ユナイテッド版オプティマスプライマルと。ロボットモードで。
ユナイテッド版では基本的な要素は抑えつつ、かなりクセの強いアレンジがなされています。
本体のサイズはデラックスクラス相当ですが、巨大なオプション付きでボイジャークラスの価格になっていたはず。
あぁ、もうユナイテッドでそういうことはやってたんだなぁ。
ビーストモードで。
ユナイテッド版はやはりメカ要素強めの独自アレンジ。
変形パターンもなかなかに意表を突いたもので、久し振りに触ると面白かったです。
PP オムティマスオプティマスの中のヒトと。ロボットモードで。
こちらの画像のみ立ち位置が逆になっています。すみません。
かなり簡略化、そしてあちこち角張ってはいますが、PP版も頑張ってゴリラコンボイを再現しようとしているのがわかります。
しっかりデザインの抑えるべきところは抑えてますね。ただ、後ろから見てはいけない・・
合体形態でも。
日本名メタルスパワードコンボイ。
最終的にこの姿になるわけですが、まぁまぁ、サイズ感もよいような気がします。
PP オプティマルはシリーズ的な仕様面でけっこう不満のある内容でしたが、見ためだけならそこまで悪くはないですね。やはり、後ろから見てはいけませんが・・
ビーストモードでも。
生ゴリラとメカゴリラ。
腕はほぼそのまま、脚はたたむ、と、共通する部分は多い・・かな?
ついでに、SG エイプフェイスと。ロボットモードで。
とりあえずゴリラ繋がりというだけでなんの関連性もありませんが、ビースト系とG1系(それも後期キャラ)との雰囲気の違いはよくわかるかも。
ビーストモードでも。
生ゴリラとメカゴリラその2。
今度はナックルウォークが基本形ですね。
アクション性能はやはりコンボイのビーストモードに軍配が上がります。
ER オプティマス本体はボイジャークラス相当なのですが、彼と並ぶとやはり今回のコンボイは小柄ですね。
というか、頭はコンボイのほうが大きいのか。各部のパーツのバランスが大きく違いますね。
同時発売のKD チーター(日本名チータス)、同ラットトラップ(同じくラットル)と。ロボットモードで。
いいサイズ感ではないでしょうか。
ただコンボイ、ラットルと比較してチータスのロボットモードの再現度は微妙・・そのあたりについてはまた彼自身のレビューにて。
ビーストモードでも。
こちらはまたみんな、よりリアル動物に寄せたデザインになっているので、ゴリラとチーターはともかくネズミが異様にでかくてちょっと引く・・(笑)
でも、このラットルのビーストモード、可愛いのは1番可愛いんだよな。
以下、画像
まずロボットモードで。
オリジナルトイの時点でそれまでのシリーズトイとは一線を画す可動性を獲得していたわけですが、今回のキングダム版ではさらに肩の前方への引き出し、手首の回転、足首スイングと多数の可動部が追加され、より多彩なアクションが可能になっています。
各可動部は、これは個体差かもしれませんが、ちょっと渋みが強いかなぁ、と。腕の付け根とかはかなり固くて、動かし始めはちょっと怖かったです。
あとは、やはり途中でも言った内腿ですね。
トランスフォーマーの塗装はかなり強くて、滅多なことでは剥げないイメージでしたが、そんなにゴリゴリ擦ってる感覚もなかったのに、いつの間にか剥げてるし・・
ロボットモードじゃなく、実際に見えないビーストモードのときにやっちゃってるんでしょうね。
気を取り直して、バトルイメージでいくつか。
背中のブレードを引き抜く。
指の可動で柄に手をかける仕草も自然な感じ。
シリンダーのロックを外してのつま先の可動で中腰のような状態での自立できます。
もちろん立ち膝も可能。
スタンドを使って上空から斬りかかるイメージ。
ブレードを2本繋げて振り回してような記憶があるんですが、勘違いかな?
下側がちょっと緩いですが、一応某ナギナタふうにも持てます。
フルバースト! 的な。
ウエポナイズ、アーマーアップができないので、せめても、という感じです。
ロボットモードでは空も飛べたコンボイ。
なんかそれっぽいディティールか、エフェクトパーツが取り付けられる仕様があってもよかったなぁ。
ユナイテッド版に付属したサーフボードに乗せて。
サーフボードというとメタルス版ですが。
足裏にすら5㎜穴がないので、本当にただ乗せているだけです。
バランスをとるのがけっこう大変だった・・
PP版が変形したスペースボートにも乗せたり。
こちらもただ乗っけただけ。
わりと似合いますね。
ビーストモードでも。
この形態でのアクション性はオリジナルトイから格段に進化しています。
やはり頭部が動かせるようになったのは大きいですね。
左右には捻れる程度ですが、ナックルウォーク状態から2足歩行状態への移行のためもあり、上下にはよく動きます。
ドラミングイメージで。
脚部の自由度こそ低いですが、腕部はロボットモードから変化なく動かせるので、非常に楽しいです。
ジャングルで蔦にぶら下がってる感じで。
青年期のオスゴリラは体重150㎏以上あるようなので、実際にはこんなことはできないかもしれませんが。
足の指も上下に動くのですが、ロボットモードでもたたむわけではないので、これは完全にビーストモード用の可動部ですね。
ビーストモードでもメガブラスター、プラズマキャノンの展開は可能、手ももちろんそのままなので、サイバーブレードを持たせることもできます。
コンボイ「よし、この惑星での活動に最適なボディを手に入られたぞ。最初の任務は周辺状況の把握だ。
リーダーの指揮の下、不時着した惑星の探索を開始するサイバトロン(マクシマルズ)の戦士たち。
新たな物語の幕開けだ!
しかしこのジェネレーションズ版ライノックスもいい出来ですよね。
ちょっとでかいけど、デザイン的にはそれほど違和感ない。
キングダムでもボイジャークラスで出てくれるようですが、このジェネレーションズ版を越えてくれるかな?
コンボイ「せっかくだからビーストモードで行くぞ!
こういうシーン何度も見た気がする。
以上、“KD オプティマスプライマル” でした。
新たなシリーズの幕開けに相応しい(?)これまでのG1由来キャラとは見ためも触り心地も大きく違うビースト戦士たち。
一部の人気キャラはこれまでも何度かリメイクされていましたし、ここ最近ではマスターピースでの展開もありますが、通常ラインでの本格リメイクは今回が初めて。
劇中のレギュラーメンバーが同一フォーマットで揃えられるのは嬉しいですね。
揃う・・よね? デストロンも。
ロボット、ビーストの両モードでアニメ劇中のデザインを再現しているマスターピース版とは違い、ロボットは劇中デザイン、ビーストはリアル寄りとしているのは、オリジナルトイと同じ方向性・・というよりは、新作となるアニメ版ウォーフォーサイバトロン第3章、キングダムで登場する彼らの姿がリアル寄りのデザインになっているということなのでしょう、きっと。
確かに、あの雰囲気で急にあのデフォルメデザインのビーストが出てきたら困りますしね。
ナンバリングのトップを飾った今回のオプティマスプライマル・・ゴリラコンボイは、ロボットもオードにおけるオリジナル劇中再現度、そしてビーストモードにおける圧倒的ゴリラ感ともに素晴らしく、今後続々登場するほかのビースト戦士たちの出来にも期待を抱かせる、トップバッターとして役割りを十分に果たしていると思います。
まぁ、ロボットモードの胸部パーツがパカパカするとか、内腿の塗装がゴリゴリ剥げるとか、ビーストモード時の脚部には、なにか新しい方法が見出せなかったのかとか、いくらか難癖を付けることはできますが、そのへんは遊んでいるうちにほぼ気にならなくなりますね。
いや、塗装剥げだけはさすがに気になるか・・
ともあれ、ビーストウォーズの楽しさ、斬新さを再確認できました。
一昨年から昨年にかけては、なにかと建設車輌が手許に増えたのですが、今年は動物のフィギュアが増えることになりそうです。
ただ本音を言うと、WFC3部作は初代から2010、ヘッドマスターズまでの初期作品ベースでやってもらって、ビーストウォーズのリメイクをやるなら次からまた3年かけてガッツりというのも・・それはさすがにリスキーか。
ビースト系には日本オリジナルのものも多いですし、難しい部分もあるのかもしれませんしね。
しかし、マグナボスやトリプルダクスのリメイクとか見てみたい・・
といったところで、今回は終了。
またのご訪問を。
2コメント
2021.04.08 08:36
2021.04.08 04:17