今回のレビューは、1/10スケール 創彩少女庭園 より、
“小鳥遊 暦【水着】” です。
夏本番ということで、暦も水着姿をお披露め。
例によって一般販売の通常版と、公式ショップ限定のドリーミングスタイルの2ヶ月連続リリースとなっています。
今回は通常版と同時発売されたアフタースクール、
“まどかのよくばりサマーバケーションセット” も、
併せてレビューしていきます。
夏と冬の制服、そして水着という3パターンのコーデが基本となる創彩少女庭園。
しかし、発売時期とコーデがばっちりはまるタイミングがなかなかないんですよね。そんななかで、今回の暦の水着はまさにドンピシャです。
主人公格で常にトップを任されるまどかに、トリ担当(?)ということでなにかと優遇措置のあるリツカに挟まれて少々地味な印象もある暦ですが、案外季節的には恵まれている気がする。
ちなみに暦も冬服の定価が¥5800+税、夏服が¥6000+税、そして今回の水着で¥7000+税と、順調に脱ぐほど価値が上がっております(笑)。
それでは、レビューしていきます。
キットは基本パチ組みですが、やはり目立つので肌色部分のみ合わせめを消しています。
あとごく一部ですが塗装しています。
パッケージ
恒例のイラスト鑑賞会ですが、通常版は見返り美少女な暦。
どこのお嬢さまでしょうかねぇ? 麦わら帽子に白いワンピースタイプの水着が実にお上品です。
そして、眼鏡をかけていません。
さすがに泳ぐときには外すよね。
でも、となるとコンタクトでも付けてるのかな? それはそれで危ない気もするけど・・
彼女、裸眼の視力はどれくらいなんでしょうね。まさか伊達ということはないでしょうが。
ちなみに、公式ショップで通常版を購入すると、特典として眼鏡をかけた差分イラストを使ったクリアファイルが貰えたようです。
限定版については、前回の冬服リツカでは通常版と同じイラストの色違いが使われていましたが、今回またこれまで通りの彩色設定画に戻りました。
まぁ、箱のサイズも従来通りだったし。
あらためてリツカの特別感よ・・
小鳥遊 暦【水着】通常版
パッケージイラストの通り、今回はメガネなしがデフォルト。
白いスカート付きのワンピースタイプの水着が、真面目で恥ずかしがり屋っぽい暦らしいチョイス。
まぁ、それはあくまで公式設定で、うちの暦さんはわりとややこしい性格だったりするんですが、それも最近はぼんやりしてきたなぁ。
FAGやメガミと違って、創彩やアルカナディアはキャラ設定もしっかりしてますし、とくにうちの子的アレンジをしないパチ組みならば、ちゃんと公式設定を守るほうがいい気がしてきた・・
とまぁそれはさておき、ピンクのビキニが健康的だったまどかとはまた違った、可憐な真っ白のワンピースが清楚な印象です。
肩紐、そして胸元にあしらわれたリボンはイメージカラーでもあるグリーンで爽やかな印象もプラスされています。
というか、まどかもそうでしたが暦も以外と着痩せするタイプですね。
背中もけっこう大胆に開いてます。
なお、上半身はすべて成型色で分割されています。
パ○ツじゃないから恥ずかしくない・・
というか、パ○ツじゃないから画像も載せられる。
創彩はそのへん、コンプラが厳しいので・・
新規ハンドパーツとして、左右の添え手が付属。
画像の左側がそうなんですが、平手(右側)とあまり違いがないですね。
親指の角度がちょっと違うくらいかな?
付属の麦わら帽子に添えるためのものだと思うのですが、とくに形状的にフィットするわけでもないんだなぁ・・
左手首にはリングアクセサリを付けています。
クリアブルー成型です。
こういうの付けるタイプなんですね。
ちょっと意外かも。
足許はヒール付きのサンダル。
鼻緒の部分は塗装済みです。
また、素足パーツも通常(下画像中央)、指を反らしたもの(同左)、少し曲げたもの(同右)の3パターンが付属。
水着まどかと同じ仕様ですね。
座りポーズ用ボディパーツ
いつも通り、座り姿勢用の下半身パーツが付属。
腹部から太腿までをごっそり交換する仕様ですね。
また、太腿以下の脚部は可動する通常のもの以外に、深く曲げた状態の固定タイプも付属。
状況に応じて使い分けできます。
足パーツは共用です。
固定脚パーツは足首接続軸も固定ですが。
座りポーズ用ボディパーツと固定脚パーツを組み合わせることでいわゆる女の子座りが自然にできたり、
ただこれ、微妙に高さが合ってないですね。
足がちょっと浮いちゃう・・
可動面での新要素として、頭部接続のためのボールジョイントが前後にスライドするようになっています。
これによって頭部の可動域が広がります。
実際、前向きに俯かせる場合、標準位置だとこの程度ですが、
ジョイントを前にスライドさせるとここまで動くようになります。
結局顎が首に当たるのでほとんど変わりません。
なお、ボールジョイントは予備が三つも付属しています。
メガミ頭部取り付け用のジョイントは1個だけです。
2個ずつとかでよかったのでは?
髪形は従来通りの3種類が付属。
ボブカット
前髪パーツは3種で共通です。
冬服リツカのように追加の髪形はないんですねぇ・・
なお、ハーフアップのリボンと三つ編みにヘアゴム部分は塗装しました。
リボンについては、夏と冬の制服で髪パーツと同じランナー以外にほかのランナーにもう一つ付いていたのですが、今回は髪パーツと同色の一つしか付いていないので、塗装必須となっています。
もちろん眼鏡取り付け用の前髪も(3つ)付属。
眼鏡も取り付け用三つ、閉じたもの一つが無色クリア成型で付属(従来からの流用)しています。
とりあえず一つだけ、指定のシルバーでフレームを塗りました。
フェイスパーツは4種類。
笑顔(口開け)
若干アホっぽくも見える笑顔は夏服と共通の表情ですね。
正直なところ、まどかやリツカと較べて表情差分が少ない(専用アフタースクールが一つしかないので)暦ですから、4種すべて新規表情にしてほしかったところでありますが・・
まぁ、ウインク、ジト目、舌出しとけっこう頑張って表情変えてきてくれてるのでよしとしましょう。
とくにジト目の破壊力が高いですね。
ドリーミングスタイル ブラックスワン
公式ショップ限定のカラーバリエーション。
通常版とは対照的な黒いワンピースに、髪も銀髪(正確には薄めの紫)になって、一気にアダルティな雰囲気になりました。
まさしく黒鳥という雰囲気。
肩紐やリボンもグレーでシックです。
まどかの場合は、そっくりな別人という感じでしたが、暦の場合はカラーリングが真逆になったこともあって別次元の同一人物という感じがしますね。
例よってカラバリでしかないので構造面などは繰り返しになるので割愛しますが、ちょこちょこっとアップで見ておきますね。
リングアクセサリの色はクリパープルに変更されています。
3種類の髪形も後ろからだけ。
ボブカット
やはりリボンとヘアゴムは塗装しています。
眼鏡も装着。
こちらでのフレームカラーの指定はクリアパープルでしたが、ちょっと濃かったですね。ほとんど藍色になっちゃった。
付属品
付属品についてもこれまで通り、成型色が違うだけなのでまとめて紹介します。
スマートフォン
制服版に付属のものと同じですね。
髪パーツと同じランナーなので、それぞれの髪色と同じカラーです。
ディスプレイ面を黒く塗装してます。
ちょっとムラが酷いけど・・
麦わら帽子
シリーズ初の帽子が付属。
リボンは結び目が分割されていますが、帽子自体に巻かれている部分は一体成型で塗装済みです。
左が通常版で、右が限定版なのですが、リボンだけでなく本体も微妙に色味が違っています。
被らせてみましょう。
こちらが通常版。
当然ですがジャストサイズ。
ただ普通に被せるだけでとくに固定されないので、状況によっては両面テープなどを使ったほうがいいかもしれません。
スタンド
シリーズ共通のパズルピース型ベースのスタンド。
夏と冬の制服版では通常版がそれぞれのイメージカラー、限定版が3人共通で白色成型でしたが、水着版は通常版がクリアブルー、限定版が無色クリアで統一されているようです。
延長アタッチメントも付属します。
特製描きおろし「ロマンチックビーチ背景シート」
今回も限定版の特典としてB2サイズの背景シートが付属しました。
夕日が沈みかけている、まさにロマンチックなビーチが描かれています。
いやぁ、でかい。
これのために配送用のダンボールもでかい(笑)。
まどかに付属のビーチの色違いかと思いきや、
ご覧の通り椰子の木が追加されていたり、遠くに見える雲や島がなかったり、そもそもよく見ると波紋の形状も違っているので、しっかり新たに書き下ろされているみたいです。
なんと手の込んだことを・・
アフタースクール
まどかのよくばりサマーバケーションセット
読んで字のごとく、夏のビーチを満喫するための多数のアイテムを詰め合わせた豪華オプションセットです。
しかしこの商品名ならば、なんとか水着まどかの発売タイミングを合わせてほしかった・・
デッキチェア
泳ぎ疲れた身体を休める大型のデッキチェア。
背もたれは3段階に角度を調節可能。
ちゃんと3人分買いましたよ(笑)。
さらにバーを折りたたむことで完全に水平に寝かせることもできます。
座面や背もたれのフレームもシルバーで塗り分けたいところですが・・なかなか面倒なのでとりあえず見送り。
ビーチボール
ビーチで遊ぶならこれ。
無色クリア成型なので、好みのカラーに塗ってください。
赤、青、黄色の3色に塗り立ったんですが、黄色で発色のいい塗料がなかったので緑にしました。
FAG アーテルビキニバージョンに付属のボールよりも二回りほど大きいです。
そのアーテル付属のボール同様、3㎜穴が開いているので適当なスタンドを使うことで実際に遊んでいるシーンも再現可能です。
トロピカルパフェ
ビッグサイズの南国風パフェ。
メインはこれマンゴーですね。2500円くらいしそう。
これを全部成型色で色分けしてくるんだからすごい・・なににコストかけてるんだよ!(笑)
ただ、ここで力尽きたのか、ほかの内容はほぼ塗装前提というのは・・まぁ仕方ないかな。
もちろんスプーンも付属。
ちなみに先の通り3セット買いましたので、残り2つはそれぞれピーチパフェとメロンパフェにしました。
まどかはピーチ、リツカはメロンですね。
クリームソーダ
こちらもなかなかのビッグサイズ。
アイスとその上のチェリー、ストローは色分けされていますが、グラス部分は無色クリアなので塗装必須です。
まぁ、定番のメロン以外も好みで再現できると思えば。
なおこちら、グラスの後ろ半分だけをメタリックグリーンで塗っています。
だから真横からは写せない(笑)。
よくばりアイスくん
3弾重ねのコーンアイスですね。
コーンは成型色で色分けされてますが、アイスは三つとも白色成型なので、こちらもお好みのフレーバーをお試しください。
一番上のアイスに顔が描かれて、王冠(クッキーかな)被せてあるのは可愛い。
ベチャっとアイスくん
うっかり落としてしまったアイスも付属・・
表情が変わってるのも芸が細かい。
まどかの絶望が伝わってきます(落としたのまどかと決めつけてる)。
各種ペットボトル ラムネ瓶
ペットボトルはスポーツドリンク、お茶、炭酸とそれぞれ実際のものに近い造形になっています。
それぞれキャップとラベル部分は白色成型。露出してるボトル部分が無色クリア製です。
ラムネ瓶は一体成型の無色クリア製。
なので、それぞれ塗装しています。
ボトル部分や瓶本体はガンダムマーカーの墨入れペンのオレンジやブラウン、ブルーで塗るとわりといい感じに透け感が出たんですが・・コーラはライト当てると塗りむらがすごいですね。
なお、ペットボトルとラムネ瓶にはピンが造形されているので、そのまま持ち手(広)で保持できるようになっています。
パフェとクリームソーダにハインが造形さえておらず、保持の際には両面テープなどの使用が推奨されています。
まどか用の新規フェイスパーツが2種類付属。
ニシシ顔
ぐぬぬ顔の口の造形、素晴らしいですね。
ニシシ顔も含め汎用性が高いです。さすがは百面相まどか。
のっぺらフェイスパーツとアイデカールももちろん付属しています。
しかし・・まあ、同時発売で、しっかりパッケージにも一緒に映ってるんだから、もういっそ “まどかと暦の~” というような商品名にして、まどかと暦、それぞれの新規フェイスパーツを1個ずつ付けてくれてもよかったんじゃないかなぁ。
先にも言いましたが、暦の表情が少ないんですよねぇ。
今後もう暦用のアフタースクールもないだろうし・・
比較画像
まず通常版と限定版で。
対照的な白と黒の水着。
光の暦と闇の暦ですね。
わかりやすいアナザーカラーです。
通常版で、冬と夏の制服姿と。
せっかくなので髪形と表情もそれぞれ変えてみましたが、ボブとハーフアップはほとんど違いがわからない・・
ショートカットゆえに髪形のバリエーションもあまり代わり映えしないという点でも、暦は少し不遇に思えます。
眼鏡というアイデンティティも、ほかの2人も前髪の追加でかけられるようになったことで失われたし・・
限定版はそれぞれ座りポーズで。
こちらも髪形と表情をそれぞれ変えて。
髪色はけっこう変えてきますよね、暦。
せめてものという感じがしないでもない。
制服は当然通っている学校によって決まっているわけですが、プライベートできる水着には個人の趣味嗜好が反映されます。
どちらもらしいと思えますね。
しかしこうなってくると私服姿も見てみたい。
限定版でも。
以下、画像
では、通常版と限定版交互にポージング集。
まずはパッケージイラストイメージで。
もうちょっと腰をくいっと突き出せればより近い姿勢にできたかな?
なお、麦わら帽子は両面テープで貼ってます。
ブラックスワンでポーズもちょっとアレンジ。
固定脚パーツは通常の立ちポーズ用ボディに付けてもいい仕事をします。
海に入る前は入念に準備体操を・・
といきたいところですが、スカートタイプの水着のため、腰周りの可動性は低め。
100均で買ったフィギュア用の浮き輪。
ちょっと大きかったですが、やはり外せないアイテムですよね。
奇しくも3色のラインナップで、創彩3人娘のイメージにもなんとなく合ってるという。
お薦めです。
しゃがみポーズの再現も、なんというか、考えられてるなぁという印象。
ジト目との組み合わせも秀逸。
たぶんふらふらになって倒れてるまどかを介抱してるんだと思う。
デザートタイム。
あ、さっきピーチパフェはまどかかな? とか言ってたのに・・(笑)
ここにあとビーチパラソルも欲しくなりますね。アンブレラセットの傘だとさすがに小さいし。
ひょっこりこよみん。
まぁ、なんだかんだいって普通に可愛いよね。
あ、海に来ても読書ですか・・
海水被らないように注意してね。
今日はみんな揃って海に遊びに来てます。
でも、リツカさんだけはなにをもったいぶってるのか、まだ水着に着替えてくれません・・
リ「私は今日、撮影担当だから。
?「今のゲーム、見させてもらったわ。私と一緒に世界を狙ってみない?
暦「あ、そういうのはいいです。
ま「あたしのアイスが・・
暦「はしゃいで走り回るからですよ・・
そうこうしているうちに日も暮れてきて、そろそろ帰ろうかというとき、私は波打ち際に妙な生き物が流れ着いているのを発見しました。
ウ「助けてくれてありがとう!
暦「うわっ! 喋った・・キモイ!
ウ「そんなこと言わずに、これもなにかの縁だ。僕と契約して魔法少女にならないかい?
暦「え? まだなにも言ってないのに・・
ウ「やぁ、ノリノリだね!
リ「いいよぉ2人とも! もっと目線こっちに!
暦「まどかちゃんも契約してたんだね・・
以上、“小鳥遊 暦【水着】” でした。
まどかに続いて暦も水着に着替えてみた・・ということで、上手くリアルな季節ともマッチしていい感じ。
健康的なまどかのビキニ姿とはまた打って変わって、清楚なワンピースタイプが眩しいですね。
腕部や脚部など、剥き出しの肌色パーツの構成は水着まどかとほとんど同じですが、当然新規造形。
長さや太さが微妙に違うんでしょうね。
ただ、本当に微妙な違い。まどかと暦に関しては、そこまでプロポーションに差がないですからね。さてリツカではどうなることか・・
可動に関しては、ワンピースタイプということで下半身に多少制限ができてしまうノを逆に逆手にとるような感じで、固定タイプの脚パーツを追加することでぺったんこ座りや、専用のスタンドを使ったしゃがみ姿勢が再現できるのはよいですね。
いろいろなシチュエーションが描けます。
また、頭部接続ジョイントのスライドギミックも面白いなと思いました。
まぁ、後ろへの反り具合にほとんど変化がなかったのでさらに一考の余地ありという気もしますが、毎度なにかしら新しい試みに挑戦しているのはすごいですよ。
あと、麦わら帽子が付属するのも嬉しいですね。まどかにはなんにもなかったからなぁ。
特典の背景シートに同時発売のアフタースクール、よくばりサマーバケーションセットも併せて、一気にオプションが揃ってシチュエーション再現が捗ります。
早くリツカも水着にしたい。
水着リツカの発売は・・真冬でしたね(笑)。
さて、シリーズは看板キャラである1年生トリオが一段落し、2年生、そしてさらなら新キャラのリリースへと続いていきます。
エマちゃん先輩の次の2年生がギャルのほうだとは思いませんでした。王子が先だとばかり・・
あ、1年と逆の順番なのかな。あのギャル暦の先輩だったな。
といったところで、今回は終了。
またのご訪問を。
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