7月発売覚醒チェンジ 4アイテム レビュー

 今回のレビューは、トランスフォーマー ビースト覚醒 より、7月に発売された覚醒チェンジシリーズ4アイテムをまとめて紹介したいと思います。


 いよいよ日本での公開も始まった実写映画最新作、“トランスフォーマー/ビースト覚醒” 。

 僕も早速、昨日に観に行ってきました。

 内容に関していろいろ書きたいこともあるんですが、ネタバレになってしまうので最低今月中は自粛しておきますね。

 レビューに関しても、あくまで事前情報に基づいた内容と、トイそのものの感想のみに留めておきますのでご安心を

 さて、各種プロモーションもこれまでのシリーズ以上に積極的に行われ、過去最大のヒットも期待されているビースト覚醒。

 映画公開に先駆け、関連トイはすでに4月から大量とかされているわけですが・・肝心の公開直後の新規ラインナップがあまりにも寂しいのが気になりますね。

 スタートダッシュし過ぎて中盤の山場に失速したかのような・・ペース配分間違ってるよね。

 ともあれ7月分、レビューしていきます。


BWー04 覚醒ウエポン オプティマスプライマル

 マクシマルのリーダーも覚醒ウエポン版で登場。

 さすがに今回のメイン格。関連トイのバリエーションも全6種類と、プライムの5種を超える勢いです。

 まぁ、最終的に並ばれそうですけれども。


ビーストモード

 メカゴリラです。

 同シリーズのチーターとライノックスが、わりとリアルなプロポーションだったのに対し、このゴリラは腕がほぼ長方形なので、若干デフォルメされた感はあります。

 ただほかの部位の造形、ラインはかなり自然で、基本となるナックルウォーク姿勢も綺麗です。

 背中にはウエポンモードでグリップになる5㎜軸が突き出しています。

 これも収納できればなおよかった。


 頭部アップで。

 かなり細かいですが、しっかり造形。

 目の塗装は黒目も分かれている精密さ。

 輪郭が逆三角形気味で、ほかの関連トイのビーストモードとはちょっと雰囲気が違いますかね。


 直立も可能。

 やや顔が上向きですが。

 ロボットへの変形がないぶん、後脚の構造、配置がシンプルになっているため、関連トイのなかでももっとも自然に直立できています。

 まぁ、やはり相応にデフォルメされている感はありますけどね。

 横から見るとお腹の出具合が幼児みたいで可愛い。

ウエポンモード

 単装のキャノン砲にトランスフォーム。

 ビースト感はほぼ残っておらず、普通に武器としてジェネレーションラインのトイに持たせても違和感はなさそうです。

 ビーストの後脚は前に揃えておくのですが、開けばバイポッドのような見立てもできますね。

 ちなみに、妙にタイトな設計になっていて、変形時に腕をたたむ際に上下(上画像赤丸部分)が擦れがち。

 かなり強引にねじ込むような感じになりますね。

 2つ買って2つともそうなので、いわゆる仕様です。


比較画像

 覚醒シリーズ2種、そして日本オリジナルの大型トイ、覚醒プライマルのビーストモードと一緒に。

 いやぁ、この短期間でこんなにいろんなタイプのゴリラがやってくくるとは思いませんでした。

 このほかまだメインラインもありますからね。

 もちろん今回のウエポン版がダントツに小さいです。

 赤ちゃんゴリラですね。可愛い。

BW スカルクランチャーと。ビーストモードで。

 案外現実的なサイズ感ですね。

 アーマーセット版ではゴリラがワニの革を被る格好になりますが。


 ウエポンモードでも。

 奇しくも似たような武器に変形。

 しかし、ワニのほうはけっこうワニ感が残っているのに対し、ゴリラのほうはほとんどゴリラ感がありません。


BCー04 覚醒チェンジ ミラージュ

 バンブルビーから人間側主人公の相棒ポジションを奪った今作の出世頭、ミラージュの簡易変形トイ。

 ミラージュについてはメインライン デラックスクラスとスタジオシリーズでも発売されるはずなんですが、日本ではまだどちらのアナウンスもありません。

 スタジオ版はともかく、メインライン版は8月に出すべきだし、出せるでしょ? と思うんですが・・

 なんかややこしい事情があるのかな?


ロボットモード

 ・・うん。どちら様ですか? レベルですね。残念ながら。

 まぁそもそも今回のミラージュ、初代の雰囲気もさほどなく、プロポーション的にはむしろウーマントランスフォーマーばりに人間っぽいので、その姿を変形トイで再現するならばもういっそER アーシー型くらいのガワ変形にするしかないとすら思うのですが・・

 この単体覚醒チェンジ版は先のバンブルビーよりもけっこうちゃんとビークルの部位を使って変形しているんですよね。

 なので、変形トイとしては案外悪くないんですが、劇中の姿にはまったく似ていません。

 ビークルのドア部分などが後方に張り出している格好は同じチェンジ版のバンブルビーとも似ていますね。

 なのでちょっと自立は不安定です。

 なんにしても、映画公開前後で手に入るミラージュのトイがこれだけっていうのはなぁ・・どう考えても失敗だよ。


 シルエットが全然違うならせめて顔だけでも、と思うのですが、その顔もほぼ別人だなぁ。

 大まかなデザインは同じっぽいんですが、なんでこうも印象が違うのか・・

 そして例によって頭部は可動せず、正面向きで固定です。


 左腕は、内側のパーツを180度引っ繰り返すことでブラスターへの変形を再現。

 簡単なギミックではありますけど、こういうことができる点は評価できる。同シリーズのバンブルビーも同じく。

 こういうところは見ため重視なスタジオシリーズなんかでは外付けパーツにされがちで、ギミックとして再現されないことが多いですしね。

 なお、銃口部は5㎜穴になっています。


ビークルモード

 劇中ではポルシェ・911に変形しますが、こちらではライセンスが取得されていないので、それっぽい見ための架空のスポーツカーに変形。

 ロボット要素はすっかり見えなくなるので、非常に綺麗です。少なくとも単体覚醒チェンジシリーズのビークルモードでは一番整っていると思います。

 後ろから見てもとくに破綻なし。

 なお、覚醒ウエポンなどを取り付けられる5㎜穴はなし。なんで連携して遊べる工夫をしないのだろうか・・


比較画像

 単体チェンジ版のバンブルビーと。ロボットモードで。

 どちらもまぁまぁ劇中イメージとは違いますが、まだ経験値のあるバンブルビーのほうが再現度は高め。

 というか彼の場合はガワ変形の割合が高いこともあります。

 また、どちらも拳に5㎜穴がなく、やはり覚醒ウエポンとの連携はほぼ考えられていません。


 ビークルモードでも。

 ビーのほうが車高もあるぶん大柄です。

 しかしカーモデルとしての完成度はミラージュのほうが高いかと。

 余計なものが露出してませんからね。

BCSー03 覚醒チェンジセット

ホイルジャック & ライノックス

 デラックスクラス相当サイズのホイルジャックの簡易変形トイと、単体でも発売された覚醒ウエポン ライノックスのセット商品。

 価格的にそれぞれ単体の覚醒チェンジとかく性ウエポンを合計した額なのに、メインのロボットのほうが単体チェンジ版よりも少し凝った内容で、そのぶんウエポンが単体版よりも簡易的になっている・・という印象のセットだったのですが、このホイルジャック & ライノックスは、ライノックスは塗装箇所が減らされていますがモノ自体は単体バンと同じものですし、メインのホイルジャックの出来もかなりよいもので、先のプライムやプライマルのセットが霞む感じです。

 なんだろうこの力の入れようは・・


ホイルジャック

ロボットモード

 バンブルビー(映画のほう)から引き続きの登場となるオートボットの技術者。

 ただ、前作の初代を強く意識した姿から一変したオリジナルデザインになりました。

 そのあたりはまたメインライン版のレビューで触れるとして、とりあえず今回はモノだけ見ていきます。

 ずんぐりとした箱ロボ的なデザインはおおむね劇中のシルエットに近いものになっていると思いますが、細部は簡略化・・無視されているディティールも多く、なにより圧倒的に色が足りていないのでちょっと寂しい感じはありますね。

 しかし、しっかりデラックスクラス相当のサイズはあり、可動も含めてけっこういい感じです。

 それこそ色を付ければかなり化けると思います。

 後ろから見ると、後頭部や脛裏など肉抜きが多いですが、これはまぁコスト的に無理のないところ。

 唯一初代ホイルジャックから受け継いでいた要素である背中の羽根もないですね。


 頭部アップで。

 分厚い眼鏡をかけているのもビー覚補遺じゃの特徴ですが、頭部が一体成型のため眼鏡にはレンズが入っておらず、枠だけ造形されているかたち。

 というかこの半眼・・なんだろうな、輪郭のせいもあるのか、ドラえもんっぽく見える。

 ドラえもん本人というか、こういうバリエーションいそう。


ビークルモード

 劇中では、トランスポーターとも呼ばれるフォルクスワーゲン・タイプ2に変形。

 ライセンスは取得されていませんが、その小型バスのような愛らしいフォルムにかなり近い仕上がりになっていると思います。

 変形もこのシリーズのなかでは最高難度。つまりは程よい感じで満足感があります。

 しかしやはり塗装箇所が少なく、正面もグリル周りやロボットモードではプリントされていたオートボットマークもこちらでは造形だけで無塗装ですし、側面の窓も塗られていません。

 さらにタイヤも茶色の成型色のままだったり、ギリギリのコストでなんとか間に合わせたんだな、という感じ。

 なお、左右の車体側面に5㎜穴がありますが、位置が低過ぎて解剖のライノックスのウエポンモードは付けられない詰めの甘さ・・


 さすがに正面、フロントウインドウは水色で塗られています。

 ワイパーまで塗られてますけどね。

 で、そのウインドウの中央、裏面に可動部を造形する関係で肉抜きの穴が開いているのですが、それが目に見えて仕方ない。

 完全に擬人化されてますやん・・

 カーズとかに出てた?(笑)


ライノックス

ビーストモード

 単体で発売されたものの成型色変更および塗装箇所を減らしたものが付属。

 単体版ではシルバー成型だった四肢などがボディとは少し色味の違う茶色になり、やはり単体版ではシルバーで塗装されていた頭部や腹部のディティールが塗装なしになり、かなり地味になりましたね。

 お尻がキュート。


ウエポンモード

 ガトリングガンに変形。

 こちらも銃身パーツの塗装が省かれ、茶色の成型色のままに。

 なんか錆びたみたいだな・・


 ホイルジャックに持たせて。

 武装のチョイスといい色味といい、いいバランスだと思います。


比較画像

 まずはセットの2体。ホイルジャックはロボットモードで。

 ホイルジャックがまぁまぁおおきいことがわかってもらえるかと思います。

 どちらも塗装は本当に最低限。

 造形メインでコストを振り分けて、ほとんど塗装できなくなったんでしょうね。


 ホイルジャックをビークルモードにして。

 サファリパークっぽい(笑)。

 現実の車とサイに近いサイズ感かもしれない。


 メインライン版と。ロボットモードで。

 ホイルジャック本体のサイズはおおよそ同じ。

 当然メインライン版の萌芽より劇中に近い姿で再現されており、塗装箇所も多いです。

 前からだとほとんど見えませんが、ちゃんと背中の羽根もありますしね。


 ビークルモードでも。

 こちらもサイズはほぼ一緒で、実はディティールにもそれほど差はありません。

 フロントウインドウの目(違う)のせいで、実写版とアニメ版みたいになってるのが面白い。


 セット版のオプティマスプライムと。相棒装備のロボットモードで。

 プライムとホイルジャックで背の高さはだいたい同じくらい。ただこのホイルジャックのほうが恰幅がいいので、大柄な印象になっています。なんならアイアンハイドっぽい雰囲気すらある。


 ビークルモードでも。

 変形パターンもホイルジャックのほうが凝ったものになっていますね。

 まぁプライムと違って新規モチーフということもあって、ホイルジャックの変形には新鮮味もありますから。

 最後にライノックス。単体版と、ビーストモードで。

 なんというか、指揮官機と量産機みたいな感じですね。


 ウエポンモードでも。

 ガトリングの砲身、手入れをしなかったんでしょうかね・・

BCASー04 覚醒チェンジアーマーセット

スカージ & スコルポノック

 テラーコンのリーダー、スカージと彼に装着可能なアーマーの変形するプレダコン、スコルポノックのセット。

 先に発売された3つのアーマーセットでは、アーマー担当は劇中未登場のオリジナルキャラでしたが、今回初めて劇中登場キャラがアーマーを担当。

 なお、スカージ、スコルポノックともにこれが日本では初めての一般販売品。

 スカージは今月末にスタジオ版の発売が控えていますが、スコルポノックのしっかり変形するトイも欲しいな・・


スカージ

ロボットモード

 ・・うん、まぁ、このアーマーセットのメインはだいたいこんなのなんで仕方がないとは思うんですが、やっぱり貧相。

 メインヴィランの風格はなく、なんならフリーザークラスのモブザコキャラに見える・・

 カラーリングも、なんでこんな銅色になってるんだろうか?

 裏側は上半身がガッツリ肉抜き。

 脛裏がビークルのフロント部ということもあってそこは肉抜きされてないだけマシかな、という感じです。


 頭部アップで。

 びっしり牙の生えた口など、造形自体はまぁまぁ細かいんですが、予告PVやイメージイラストで見る顔と較べるとどうにも小物感が。

 もう少し塗装されていると違うのかも知れませんが。


 左腕のクローはボールジョイントで回転、そして内側へのスイングが可能です。

ビークルモード

 劇中では材木運搬用のピータービルト・モデル359トレーラートラックに変形。

 今回はかなーりデフォルメされた感じです。

 バンパーにこれまで倒してきたトランスフォーマーのインジグニアを剥がしてを付けているという設定なのですが、その際限もなし。

 というかちょうど膝に当たる部部なので欠けてますしね。

 車両後部・・荷台部分ロボットのボディほぼそのままで、たたんだ腕もそのまま積んである格好です。

 アーマーセットのメイン本体の変形では一番おざなりかも。


スコルポノック

ビーストモード

 今回唯一登場のプレダコン。

 日本ではトイザらス限定で発売されたセット版はメインを張り、ロボットへの変形が可能でしたが、今回はビーストからアーマーに変形するサブに回されています。

 基本デザインはセット版のビーストモードとほぼ同じですが、頭部左右に副腕(?)が追加されていますね。

 

 

 左右の腕は外側に開くことができ、さらにハサミ部分が回転します。

 尻尾も可動。

 では、アーマーアップ。

 スコルポノックはまず尻尾を取り外し、

底面2本生えた5㎜軸を本体となるスカージの両肩にある5㎜穴にはめ込んで固定。

 さらにスコルポノックの頭部を下ろすことで連動して腕部も下がります。

 カチッと音がしてたところで固定できます。


 というわけでアーマーアップ後の姿がこちら。

 例によってかなりトップヘビーなスタイル。

 これまでの3組は、アーマー役のビーストが横向きに合体したのに対し、今回は縦向き・・本体とな自称面向きで合体するので新鮮な印象を受けます。

 まぁ、構造的のは同じなんですけどね。

 背面は相変わらずです。


 頭部アップで。

 オプティマスプライマル & スカルクランチャーもそうでしたが、ヘルメットのデザインにはあまり本体であるスカージの面影はありません。

 強いて言うならG1スコルポノック(メガザラック)に雰囲気が似てるかも。


 取り外した尻尾は武器として右手で保持できます。

 鞭のような感じですね。

 もちろん先端部は可動します。

 スコルポノックの腕の可動も健在。

 これによって4本腕っぽい感じもあり、それもまたほかのアーマーセットとの印象の違いになっています。


比較画像

 まずセットの2体。スカージはロボットモードで。

 造形的にスコルポノックがけっこうよくできているので、スカージの残念さが目立ってしまう皮肉・・


 スカージを変形させて。

 こっちもね・・


 同じアーマーセットのバンブルビーと。まず本体のみロボットモードで。

 あ、スカージのほうがマシかも・・(笑)

 ていうかビーでかいよ。


 ビークルモードでも。

 こうして見るとボリュームはあるんですよね、スカージ。

 ビーが薄過ぎるといもいえるんですが。


 アーマー役のスコルポノックとスナールファング、ビーストモードで。

 ギミックそのものはほぼ同じものでも、向きを変えるだけでまったく違うモチーフにもそのまま使えるんだなぁ。

 そこは素直に監視しました。


 アーマーアップして。

 これまだ左右非対称だったアーマーが左右対象に。

 逆に本体のスカージは左右非対称(腕だけだけど)なんですよね。

 面白い。


 もちろん互換性はあるのでアーマーの交換も可能です。

 しかしスコルポノックアーマーは本体に寄生して操ってる感が強いなぁ。

 サソリ比較。

 左からトイザらス限定のセット版のメイン、今回のアーマー版、セット版のウエポンとして付属のサンドスピア、それぞれビーストモードで。

 指揮官機、中隊長姫、一般量産機という感じ。


以下、画像

 では、順番にアクションしてきます。


 まず小っちゃいゴリラですが。

 頭と手足が動きますし、小さくて軽いのでバランスもとりやすいということで片脚立ちもできちゃいます。

 可愛いですね。


 ワクワクビーストランドも随分賑やかになりました。

 あとここに小っちゃいワシも来るはずですね。

 でももっといろいろ欲しい。

 映画に出てないビースト戦士も、この枠なら出しやすいと思うんだけど・・


 続いてミラージュ。

 ほかの単体チェンジ版同様、首が回らず、肘も曲がりませんが、変形都合で膝が曲がるので立て膝は可能。

 腰も回転します。


 左手が変形するブラスターも5㎜軸のエフェクトパーツが取り付けられるので、劇中の姿に全然似てないとはいえチェンジ版バンブルビーよりは活躍の機会がありそうです。

 というかミラージュのトイはしばらくこれだけみたいだからなぁ・・

 また、バンブルビーと同じく、なぜか手に普通に5㎜穴が開いていないので、覚醒ウエポン等を持たせることはできませんが、ミラージュの場合はブラスターの銃口を利用することでなんとなく手で武器を持っているように見せかけることができます。

 うん。遠目にはわかりませんね。


 そしてホイルジャック & ライノックス。

 ホイルジャック単体の可動性は良好です。

 このシリーズではプライムもよく動きますが、それ以上ですね。

 間接はほぼボールジョイント接続。

 腕部も上方に跳ね上げ可能ですし、立て膝もご覧の通り綺麗に決まります。


 ライノックス装備で。

 ガッチリめのプロポーションに大型のガトリングガンが似合いますね。


 腰裏にはスタンド対応穴もあります。

 あまり跳んだり跳ねたりするイメージはないですが。


 最後にスカージ & スコルポノック。

 まずスカージだけで。

 首が回らず、肘も曲がらず、おまけに腰も回りません。

 左手のクローが動くのがせめてものというところ。


 アーマーアップして。

 当然、基本の可動はスカージ本体に準拠しますので、あまり動きません。

 でも見ための派手さであまり気にならないかな。

 スコルポノックの両腕、逸れに武器になる尻尾の可動と、アーマー側でいくらかフォローできる感じにはなっています。


 ゴリラ、絶体絶命・・

 初代を思い浮かべるとこれくらいでかいヤツが出てきても全然問題ないと思うんですどね。

 いつのまにかザコっぽい位置が定着してきてる感じで寂しい・・


 スーパースコルポノック!

 予告PVを見た感じ、同型が多数出てくるようなのですし、こういうことができても面白いのになぁ・・と。

 さすが、統一感があります。

 まぁ、アーマーは乗せてるだけですけどね。


 以上、“覚醒ウエポン オプティマスプライマル” 、“覚醒チェンジ ミラージュ” 、“覚醒チェンジセット ホイルジャック & ライノックス” 、“覚醒チェンジアーマーセット スカージ & スコルポノック” 、覚醒チェンジシリーズ4アイテムでした。


 一つめ、可愛らしいミニゴリラはしかしその可愛らしさとは裏腹にしっかりゴリラで、ナックルウォークに直立も安定、ウエポンモードは汎用性の高い単装キャノンと、さすがはリーダーの風格。

 二つめ、ミラージュはね・・まぁ単体チェンジ版としてはよくできているとは思うんです。

 ただ劇中のイメージからはほど遠い・・

 でも当分はこれで我慢するしかないんだなぁ。

 三つめ、ホイルジャックとライノックスのセットは、妙に頑張ってるホイルジャックにびっくりしましたね。

 まぁ、肉抜きだったり塗装の少なさだったり、価格相応のところはあるんですけど。

 ビークルモードもたぶん意図しないところで可愛くなってしまったり(笑)。

 メインライン デラックスクラス版が同時発売になりましましたが、どちらもよい出来だと思います。

 四つめ、スカージ & スコルポノックですが、スカージはまぁはなから諦めているのでいいとして(こら)、スコルポノックのほうは期待していた通り・・いや、それ以上でしたね。

 やはりこれまでのアーマー系と文字通りに方向性を変えてきたことが非常に新鮮でした。

 根本的には同じものなんですけど、まさしく見る角度を変えるだけでこれだけ違ったものにできるんだという、発想の転換が素晴らしい。

 むしろスカージではなくスコルポノックのほうがメインでした。

 まぁ、アーマーセットはだいたいそんな感じか。


 さて、映画も公開して、ある意味これからが本番。

 これまでは、既存のファンが関連トイを買う・・という状況が大半だったと思いますが、これからは映画を観て新たに興味を持った、新たなファンの卵たちが店頭を訪れ、それぞれの商品に手を伸ばしてくれると思います。

 すでに十分魅力的な商品が揃ってはいるのですが、まだまだ控えているものがあるわけで、それらを投入するタイミングだけは間違わないでほしい・・

 もう間違えてるという説もありますが、ちょっと遅れただけだよね?

 9月に発売するもの、あるよね?


 といったところで、今回は終了。

 またのご訪問を。

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