ビースト覚醒 覚醒オプティマスプライマル レビュー

 今回のレビューは、トランスフォーマー ビースト覚醒 より、

“覚醒オプティマスプライマル” です。


 実写映画最新作、“トランスフォーマー/ビースト覚醒” に登場するマクシマルのリーダー、

“オプティマスプライマル” の大型変形トイが、

タカラトミー主導による日本独自仕様で発売されました。


 ビースト覚醒のメインキャラの1人として、大活躍が期待される実写版ゴリラコンボイことオプティマスプライマル。

 トイ展開においてもその優遇ぶりは凄まじく、すでに覚醒チェンジシリーズでもウエポン含め3種、パパパッとチェンジ、メインライン ボイジャークラスでも発売され、今後はスタジオシリーズも控えています。

 そんな関連トイ(まぁスタジオシリーズはまた別としても)のフラッグシップアイテムとして登場した大型トイが、今回の覚醒オプティマスプライマルです。

 タカラトミー主導による日本国内独自仕様。

 海外でも一部限定で発売されるようですが、そちらのアナウンス(リークか?)のほうが、日本でのアナウンスより先に出てしまって、しかしタカトミはとくに反応せずという・・

 相変わらずの商売下手というか、やる気のなさというか・・

 まぁやる気がないわけではないか。言いたくても言えない事情とか、いろいろあるのかもしれません。

 実際、映画と絡めたプロモーション墓なり積極的に頑張っていると思います。

 ところどころ的外れな感もありますが、あまりトランスフォーマーを知らない、これまでとくに興味がなかった層にはあぁいった方法がよいのかも。

 映画もきっとヒットして、今後しばらくは盛り上がりを維持してくれるず・・と思っていたら、肝心の映画公開月である8月に発売する関連トイ、寂しくないですか?

 しばらくお休みしていたレガシーが一気に来るので、トランスフォーマー全体で見ればかなり濃密な月ではあるのですが、ビー覚関連だとパパパッとチェンジのライノックスとスタジオシリーズのチーター、スカージだけ。

 メインラインのミラージュ、いつ発売するんだよ?

 話が逸れました。

 今回はでかいゴリラです。

 マスターピースを除いて、タカトミ主導で改がつしたトランスフォーマーなんていつぶりだろう?

 これも日本におけるビーストウォーズ人気の賜物だと思いますが、実際、ビーストウォーズの放送を機に、しばらく静かだったトランスフォーマー市場が一気に活気づいたのは事実です。

 僕自身、ビーストウォーズを見てトランスフォーマー熱が再燃した者の1人ですし、やっぱりビーストウォーズにはそれなりの思い入れがあります。

 今回の覚醒オプティマスプライマルは、そんなビーストウォーズ放送当時に発売されたコンボイ(オプティマスプライマル)のオリジナルトイを強く意識したギミック満載の大型トイになっています。

 劇中再現度という意味では後に発売されるスタジオシリーズに譲ることにはなるのでしょうが、変形アクショントイ、トランスフォーマーのなんたるかを体験するためのものとしては、間違いなく現状最高峰の一つでしょう。

 それでは、レビューしていきます。


パッケージ

 基本的な仕様はメインラインシリーズに準じたものですが、価格的にリーダークラス相当であるために当然大きいのと、なにより嬉しいのはプラ製ウインドウが復活していること。

 やっぱり剥き出しはあまり気分のいいものではないですからね。

 実際、梱包や輸送にも気を遣うと思うんですよ。


 裏面はこんな感じ。

 各種ギミックの紹介に、日本語表記が嬉しい。


 中身のブリスターもプラスチックです。

 マスターピースはずっとこうですし、やっぱり日本で作る場合はこのままいけるんだよなぁ。

 いやまぁ、中身はダンボールに紙紐で縛るでもべつにいいんだけど、パッケージ剥き出しだけは本当にやめてほしい。


 説明書ももちろん日本語表記。

 画も大きくわかりやすい。

 両面刷りです。


マクシマル司令官 オプティマスプライマル

 言わずと知れた、マクシマル部隊の司令官。

 ビースト覚醒の設定はオリジナルのビーストウォーズとは違いますが、まだ映画を見てないので詳細はわかりません。

 ただなんとなくの前情報から、ユニクロンに故郷の星を滅ぼされ、少数の仲間とともに随分昔に地球に降り立ったようです。

 なお、先代の司令官であるエイプリンクからその座を譲られてまだ久しいのかな?

 ビーストウォーズのコンボイ(プライマル)はまだ若いリーダーでなにかと至らない部分もあったりしましたが、今回のビースト覚醒でもそんなシーンがあったりするのかも・・


ロボットモード

 まずでかい。

 それだけで評価2割増しでもいいかもしれません(笑)。

 先の通り価格はリーダークラス相当なのですが、昨今はリーダークラスといいながら複数のオプションパーツを追加することで帳尻を合わせるようなアイテムも多いなか、ほぼ本体のみで規定コストを使い切った感があり、非常にインパクトのあるサイズになっています。

 重量も、手に持つとずしりと重く、満足感が高いです。

 この大きさ、多さにはもはや懐かしさすら感じる・・

 オプション盛り盛りもいいんですけど、本体だけでこれだけの存在感があると、さすがはリーダークラスだなぁとは思いますね。

 デザイン、プロポーションは先に発売されたメインライン ボイジャークラス版よりもさらにマッシブに、全体のバランスのよくなっているんじゃないでしょうか。

 現時点で公開されている予告PVやポスターのビジュアルを見る限り、劇中の姿にもかなり近いように思います。

 公式画像などを見た時点ではちょっと黒過ぎるんじゃないか? と思ったのですが、実際のところは、確かに覚醒チェンジシリーズやメインライン版と較べると黒いですが、そこまで気になる色合いではありません。

 差し色となるシルバーとのコントラストもいい感じ。


 背面。

 メインラインではそのまま下に垂らしていたビーストのお尻部分のガワパーツを、キングダムプライマルと同じように引っ繰り返して背中に被せる仕様になっているため、背筋の盛り上がりがすごいです。

 ビーストモードでの都合もあって、ふくらはぎもまた異様に発達してる・・

 踵にビーストの足の指がそのままなのはご愛敬。

 拳のみ裏側が肉抜きされていますが、ほかに気になるところはなく、全身みっちりと詰まっています。


 短いスカート(ビーストのお腹部分)はそのまま。

 もちろん可動もします。


 以外に細面なお顔立ち。

 目許の造形が細かくて生々しいですが、それがまた実写版らしいともいえます。

 なお目は塗装で、集光ギミックはありません。

 口許はマスクのオンオフ切り替えが可能。

 まず頭部を開き、

フェイス部を180度回転させて切り換えます。

 マスクオフ状態がこちら。

 けっこうなたらこ唇(笑)。


 腕部根元はわずかですが前方に引き出し可能。

 ただし肩アーマーが干渉します。


 また、やはり肩アーマーが邪魔で腕部は横向きにはここまでしか上がりません。

 根元から上に跳ね上げられればよかったかなぁ。

 ただまぁ、可動で気になるのはそれくらい。あとは基本的によく動きます。


 手は親指以外が可動(中指以下の3本は一体)。

 それぞれ根元と第2関節が動きます。

 ロボット、ビースト両モードで共用となる腕部・・手はやはりアクションにおいても重要なパーツですし、指が動かせるのは嬉しいですね。

 欲を言えば5指すべてが独立可動できるようにしてほしかったけど・・ 


 左右の肩アーマー、

前腕と

脛の側面、

そして背中に5㎜穴があり、

覚醒ウエポンなどを取り付けることが可能です。

 公式の取り付け例はこのようになっています。

 最初に公式画像を見たときは、アローストライプがハブらレテるじゃん・・と思いましたが、

背中にいました。

 ウイングっぽい見立てでもあるのかな。

 しかしこれ、ほかのビーストたちはともかく、ゴリラはどういうことなんだろうなぁ・・


武装・ギミック

サイバーブレード

 メイン武装となる2振りのブレード。

 大きく厚みもあって迫力満点。

 刃の部分は赤熱化をイメージしているのか、オレンジで塗装されているのも面白いですね。

 グリップは5ミリよりも太いため基本的にこの覚醒プライマル専用武装と思ってください。

 なお、手にもグリップにもとくに固定用のジョイントなどはなく、基本的に指の保持力のみで持たせることになるのでちょいちょいすっぽ抜けます。

 ブレードは連結可能。

 何気にブレード自体がちゃんと連結できる仕様は珍しいですね。

 もちろんこの状態でも保持できます。

 非使用時は背中にマウントできます。

 上下逆でもマウント可。


プラズマキャノン

 前腕に内蔵されている2連装のキャノン砲。

 内側のこの部分を押すことでスプリングギミックで飛び出します。

 スプリングギミックなんてもう何年ぶりかわからない・・

 砲口部は3ミリ軸になっているので、他シリーズに付属の各種エフェクトパーツを取り付けることも可能です。


メガブラスター

 両肩に内蔵されされているブラスター(というかこれもキャノン砲っぽいけども)。

 こちらは展開のためにまず胸部と背中を開き、

頭部横のこの部分を開いて、

ブラスターを引き出す必要があります。

 若干ですが仰角変更可能。

 付属のミサイルをセットし、

後ろから押し出すことで発射するギミックが備わっています。

 まぁ、全然飛びませんけどね。

 どうせならこっちもスプリングギミックにしてほしかったけど、これはコストというより安全面で引っかかったのかも知れませんね。

 なお、ミサイルを装填したまま収納、もちろんそのまま変形も可能。

 ただ収納の際に脚部などが干渉しがちなので、もう普通に収納した状態でミサイルを挿し込めばいいかな、と。

 ロボットモードでは背中にブラスターの砲口が露出しているので、ブースターっぽい見立てもできますね。

 ちなみにプラズマキャノン、メガブラスターともにオリジナルのビーストウォーズ版の武装(ギミック)で、おそらく今回のビースト覚醒版プライマルには装備されていないものだと思います。


ビーストモード

 メカゴリラにトランスフォーム。

 ナックルウォーク姿勢が基本となりますが、かなりいい感じのフォルム、ボリュームだと思います。

 構造、変形パターンともにオリジナルからビースト覚醒メインラインに至るオプティマスプライマルトイの基本を踏襲しているため、正直目新しさはないですが、それだけに安心感がありますね。

 ただ後脚の処理に関してはキングダムのようにな一工夫はされず、完全にオリジナルの構造のままなので、後述しますが直立するとおかしなことになります。

 背中からお尻にかけての曲線も美しいですね。

 ただ一点、気になるのがこの踵部分・・ロボットのつま先の処理ですね。

 メインラインでは脛に収納できていたのに、今回はただ折り込んだだけ。

 そこそこのサイズなうえにがっつり肉抜きされているので目立ちます。


 ロックダウンではありません(笑)。

 ロボットモードも非常に精密でしたが、ビーストモードの頭部も実に細かい造形で厳つい、しかしイケメンなゴリラが再現されています。

 これで口が開けば完璧だった。

 咆哮シーンも印象的なだけにね・・

 可動面では、ロール可動は180度可能ですが、

上下にはこの程度しか動かないため、

直立させた場合真正面を向けることができません。

 内部構造的には十分余裕がありそうなんですが、首許の縁部分が干渉してこれ以上動かせない感じですね。

 というか、そもそも今回の覚醒プライマル、脚部の構造がビーストモードでの直立を考えてたものではないんですよね。

 そこはメインラインと一緒です。

 まぁ、キングダム版の構造が正解かと問われれば逸れも微妙なんですが、リーダークラスのコストならばなにかよい方法が実現できたのではないかと思うんですが、挑戦はしてくれなかったのか・・

 パッケージ裏にはドラミングポーズが可能!

なんて書いてありますが、それも俯瞰で撮るからなんとかそれっぽく見えるだけで、実際はこう。

 どこ見てるの?

 脚もおかしな角度で曲がってるし。

 まぁこれも、オリジナルビーストウォーズ版トイのオマージュと言われればそれまでなんですけどね。

 あれも直立はできませんでしたし。

 多少でも顔の角度が変えられるだけ進化しているともとれる。


 腕の付け柄の前方への引き出しはロボットモード時と同様に可能。

 手首もわずかですがスイングでき(これもロボットモードで可か)、

組み合わせることでより自然な姿勢が再現できています。

 うん。これは実にいいゴリラだ。


 足の指は曲げることができます。

 まぁ、完全に折れてますけども。

 とくに活かせる場面もないのに、なんでここに可動入れたんだろうか?

 まぁ、足の指を器用に動かすのはサルっぽいですけど。


 ロボットモード同様、プラズマキャノン、メガブラスターの展開も可能。

 メガブラスターの斜角が・・

 もちろんブレードのマウントも可能です。

 というか普通に手で持てますけどね。


覚醒ウエポン バーニングチーター

 バーニングブラスターに続くキャンペーンアイテム第2弾。

 今回も特定の店舗で税込み5000円以上の購入で一つ貰うことができました。

 いつも使っているネットショップではキャンペーンをしていなかったので、これ欲しさに発売日に某家電量販店に並びましたよ。

 ちなみに、ほとんどの人は同じ日に発売だったガンダムキャリバーン目当てだったもよう。

 覚醒ゴリラとキャリバーンを一緒に持って並んでたはの僕だけでした(笑)。

ビーストモード

 覚醒ウエポン チーターの成型色変更。

 バーニングプラズマブラスターと同じく、クリアレッドとレッドの2色成型です。

 ブラスターでは顔など一部が塗装されていましたが、今回のチーターは一切塗装なしです。

 目くらいは塗ってほしかったかな。


ウエポンモード

 ブレードタイプの武器に変形。

 プライムのエナジーブレードっぽい雰囲気でいいですね。

 ちょうど刃の部分が薄くなっているので色も薄く、まるで2色のクリアパーツが使われているように見えてお得(?)。


 キャンペーン第3弾は・・もうなさそうかな。


比較画像

 ビーストウォーズ版オリジナルトイ(コンボイ)とロボットモードで。

 オリジナルトイも今でいうところのリーダークラスですが、それよりも頭一つぶん以上大きな今回の覚醒プライマル、その大きさがおわかりいただけると思います。

 なおこのコンボイ、日本での再販時に発売された日本オリジナル仕様のリアルグレーバージョンというものなので、メインカラーがグレーになっています。

 初回版および海外版はもっと黒かった用なので、今回の覚醒プライマルのカラーリングはそちらのオマージュなのかと思うのですが、どうなんだろうな?


 ギミック展開状態で。

 オリジナルトイではメガブラスター、プラズマキャノンの展開に加え、右腕内部にハンマー収納、さらにビーストマスク着脱など、今回は再現し切れていないギミックがまだ多数ありました。

 プラズマキャノンもアニメ版とはまったく違って、左腕が割れて中から2連装のキャノン砲が出てくるというもので、なかなか豪快でしたね。ミサイルも発射できましたし。

 なお、プラズマキャノンとメガブラスターでミサイルは共用。スプリングギミックでの発射でした(ミサイルは1本なくしているので3本しか付けてません)。

 あと、前腕がぐるぐる回るギミックもあり、サイバブレードを振り回すこともできました。

 いやぁ・・さすがにギミックだけを列挙していくと覚醒プライマルも見劣りしてしまうのは否めないですね。

 もう今の時では不可能なのか・・?

 

 ビーストモードでも。

 生身のゴリラからメカゴリラに。同時に解像度もぐっと上がった感じです。

 シルエットはほとんど同じですが、よりメリハリのあるプロポーションになり、可動性も相応に向上。

 理想的な進化だと思います。


 ドラミング姿勢で。

 どちらもちょっと無理のある体勢・・

 なお、オリジナルトイでは背中のレバーを動かすことで腕が交互に動く、ドラミングアクションが可能でした。

 やはりギミック面では始祖に及ばないか・・


 メインライン ボイジャークラス版と。ロボットモードで。

 細部のデザインやプロポーションバランスが微妙に違うものの、ほぼ同じ雰囲気の両者。

 覚醒版のほうが引き締まっている印象ですね。

 覚醒版がプロレスラーなら、メインライン版はちょっとシュッとしてるタイプの力士みたいな感じ(笑)。


 ビーストモードでも。

 覚醒版のリアルな佇まいが際立ちます。

 やはり肩の位置でかなり印象が違ってきますね。

 ただメインライン版はロボットのつま先が収納できるからなぁ・・どちらもちゃんといいところはある。

 覚醒チェンジシリーズの2種と。ロボットモードで。

 覚醒プライマルでかいなぁ・・

 やはりシルエットはほぼ一緒なんですが、胸部デザインの違いがけっこう大きく印象を違えていますね。

 あと、アーマーセットのほうが色が違い過ぎて・・


 覚醒ウエポン版も含めて、ビーストモードで。

 単体チェンジ版の肩アーマー下げるの忘れてる・・

 それにしても、いろんなゴリラがいるなぁ。

 ただ1人直立がデフォの単体チェンジ版が少し可哀相な感じもします。

 メインラインボイジャークラス オプティマスプライムと。ロボットモードで。 

 さすがにプライマルがでか過ぎますね。

 ロストエイジのときのグリムロックみたいになってる。


 プライマルのみ変形させて。

 初対面はこの状態なんですよね。

 メインライン同士だとどうしてもプライマルの方が小さく感じるので、こちらはこれくらいがちょうどいい気がする。

 覚醒ウエポン バーニングチーターと通常のチーター。まずビーストモードで。

 造形はまったく一緒。

 まさしく赤く燃えているチーターです。なにかしらの影響でパワーアップした感じもします。


 ウエポンモードでも。

 これはもう確実にパワーアップしてる。


 キャンペーンアイテム同士。ロボットとビーストで。

 成型色は共通。

 顔や胸部に申し訳程度とはいえ塗装してあるぶんバーニングプラズマブラスターのほうが多少コストがかかっている気はします。

 しかし、シージバトルマスター型は、ビースト覚醒のキャンペーン品としてはどうなんだろうか?


 ウエポンモーでも。

 射撃武器に続いて近接武器というのはいいバランスだと思います。

以下、画像

 基本の可動性は良好。サイズもあって迫力あるポージングが可能です。

 足首の内側へのスイング幅が広く、自立もかなり安定しますし、安心して弄っていけます。


 ブレードを繋げて。

 ブレードの保持が微妙に安定しないのだけがちょっと気になるかな。

 ただまぁ、グリップにダボ付けて固定というやりかただとブレードの向きも固定されますし、悩ましいところではあります。


 指差し確認。

 指の可動だけでもいろいろなシチュエーションが想像できて楽しいです。

 頭部もぐいっと上を向けるので、前傾姿勢で走るポーズも自然。

 立て膝も綺麗に決まります。


 フルバースト!

 プラズマキャノンにエフェクト取り付けてみました。

 メガブラスターの砲口も5ミリならなおよかった・・


 スタンドを使って。

 これは背中の5㎜穴を使っています。

 コトブキヤのフライングベースですが・・支柱が細いのでまぁまぁ怖いですね。


 覚醒ウエポン盛り盛りで。

 トイザらス限定のスコルポノック付属のサンドスピアも追加して、ちょうど全身7箇所にウエポナイズできました。

 配置は公式例からちょっと変えてみました。


 キャンペーンのバーニングウエポン装備で。

 やっぱり単独だと少し小さいかな。

 覚醒ウエポン同士で連結できるとか、そういうギミックがあってもおもしろかったかな。


 ビーストモーでも。

 基本的にメインライン版とそう変わらないのですが、腕部根元の前方引き出し可動のおかげでより立体的なポージングができるようになったかな、と。

 ただ、片腕と脚だけの3点支持でバランスをとるのがちょっと大変かも。

 ブレードをマウントしたり、

 もちろんこの形態でも覚醒ウエポン装着は可能。

 背面の5㎜穴はお尻の位置に移動するので、サンドスピア付けたら尻尾みたいになって面白いです。


 猿の惑星かな?

 逆パターンも。

 なんか可愛い(笑)。


 オートボットとマクシマル、初めての邂逅。

 予告でも印象的な対峙シーン。

 プライムはロボットモード、プライマルはビーストモードですが、プライマルのほうがごつく見える感じなので、これくらいでちょうどいい・・いや、さすがにでか過ぎるか。

 でもかといって同じメインラインだと、プライマルのビーストモードは小さいからなぁ。


 ともあれ、ここから打倒ユニクロンのため、両者は力を合わせることに・・

 なんとなくプライムのほうが最初は敵対感情が強いような感じですかね。

 実写プライムはだいたい他者に厳しいからなぁ。

 まさかそう遠くない未来、ティラノサウルスにも跨がることになるとは思っていないプライムであった・・


 以上、“覚醒オプティマスプライマル” でした。


 久々の日本独自仕様、ギミック盛り盛りの大型トイ、覚醒オプティマスプライマル。

 こういうものを待っていたんですよ。

 最近は原作再現度とか、ロボットモードでのアクション性重視のなかで、ミサイル発射や武装展開といった内蔵ギミックはほとんど採用されなくなったきましたから、懐かしいというかむしろ逆に新鮮というか・・

 ただまぁ、ビーストウォ-ズ版のオリジナルトイと較べると随分とあっさりした感は否めません。

 しかし、アクション性との両立を考えるとドラミングや拳の回転ギミックの再現は難しかったのでしょうし、ミサイル発射ギミックも、おそらくは安全性を考慮してこのかたちになったのだと思います。

 いろいろと制約も厳しくなっているだろうなかで、今できることを最大限やってくれたのではないかな。

 正直、変形トイとしては大味な印象はありますが、そこは対象年齢6歳以上ですから。

 6歳の子供が安心して触れるものにした意味は大きいと思います。

 初めてのトランスフォーマーでこんなの買ってもらって日にはもう・・絶対一生好きになるでしょう。

 まぁ、なかなかのお値段ではありますけどもね。

 これはやはり小さいお子さんにこそ触れてもらいたい。

 まずその大きさに喜んでくれるはず。

 いい年したおっさんでも嬉しくなるサイズですからね。

 もちろん造形も文句のないレベルの高さ。

 現状では劇中再現度ももっとも高いと思います。

 可動性も肩周りが若干窮屈に感じることはありますが、頭部や指の可動、自立も安定するので多彩なポージングを楽しめます。

 単体の変形アクショントイとしては、ここ最近でも上位に入る出来のよさですね。

 ビースト覚醒関連トイのフラッグシップとするに相応しい。

 日本独自仕様トイの最新作としても、抑えておくべきだと思います。


 といったところで、今回は終了。

 またのご訪問を。

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