ビースト覚醒 5月6月発売 覚醒チェンジシリーズ レビュー

 今回のレビューは、トランスフォーマー ビースト覚醒より、

5月と6月に発売された覚醒チェンジシリーズ3アイテム、

“BWー03 覚醒ウエポン スカルクランチャー”、

“BCー03 覚醒チェンジ バンブルビー”、

“BCASー03 覚醒チェンジアーマーセット オプティマスプライマル & スカルクランチャー” を、

まとめて紹介したいと思います。


 いよいよ日本での公開まで一月余りにまで迫った、実写映画最新作、“トランスフォーマー/ビースト覚醒” 。

 関連トイも4月から毎月コンスタントに発売されて玩具売り場を賑わせてくれています。

 まぁ、すでに一部商品は値下げされたりもしているようですが、ちょっとまだ判断が早いんじゃないですかね。

 今売れなくとも、映画見たら欲しくなったというちびっ子も一定数入るでしょうし、もう少し長い目で見てほしいかなぁ。

 一ファンとしての希望です。

 さて、映画のほうはすでにアメリカなどでは公開されていて、評価もなかなかよいように聞こえてきます。

 一方で、案外ネタバレは流れてこないもんですね。

 まぁ、あらかたストーリーラインは察せるところではありますが、きっとまだ隠し球があるはずと期待しながらもう少し待つことにしましょう。

 ということで本題。

 最初に言ったように、今回は5月と6月に発売された覚醒チェンジシリーズのトイ三つをまとめて見ていきたいと思います。

 まず5月に発売されたのが、それぞれ単体の覚醒ウエポン スカルクランチャーと、覚醒チェンジ バンブルビーですね。

 そして6月、つい先日発売されたのが、覚醒チェンジアーマーセットのオプティマスプライマル & スカルクランチャー。

 ウエポンセットを除く3カテゴリから一つずつというバランスのよさ。

 それでは、レビューしていきます。


BWー03 覚醒ウエポン スカルクランチャー

 ビーストモードからウエポンモードに変形する、ビー覚版バトルマスターに初のディセプティコンが登場・・

 そう。プレダコンじゃないんですよ。

 パッケージで名前の前に置かれているエンブレムはディセプティコンなんですよね。

 しかし、説明書で名前の前に置かれているのはマキシマルのエンブレム・・どういうことなのか? 

 まぁいいか。どうせ映画には出てこないんだろうし(ミもフタもない・・)

 そもそも劇中のディセプティコン、プレダコン、テラーコンの関係性もよくわからないし、あまり気にすることもないのかな。

 さて、スカルクランチャーの元ネタは、“ザ☆ヘッドマスターズ” に登場したデストロンのヘッドマスター、スカル。

 海外版である “ザ・リバース” での名前がスカルクランチャーなんですよね。

 彼はメカワニに変形するトランステクターを持つキャラで、以降、ワニに変形するキャラにその名前が度々使われています。


ビーストモード

 ワニです。

 同シリーズのチーターやライノックス同様、生身とメカが融合したようなデザインですが、今回は生身感強めかな。

 一応、メカっぽいディティールはあるのですが、表面はほぼ緑だけなのであまり目立たないんですね。

 サイズ的には子ワニみたいで可愛らしい。

 尻尾の付け根に唐突に生えている5㎜軸は、収納できるようにしてほしかったかな。

 それ以外、見ためで気になる点はありません。

 相変わらず、小さいながら造形はしっかりしてますしね。


 ただ一点、頭部から背中にかけてのパーツが軟質製なんです。

 いや、なんで・・?

 口が開閉するんですが、軟質パーツ同士を重ねてピン打ちしてるせいで引っ付いてしまっていて、当初は下の画像程度しか開くことができませんでした。

 これ以上開こうとすると根元でちぎれそうだったので一旦置いて、後日飼ってきたシリコンスプレー吹くとこの通り、

 顎が外れたのかと思うくらい大きく開いてくれました(笑)。

 なのでまぁ、可動についてはこれでよしということなんですけど、なんで軟質パーツ使ったんですかね?

 べつに破損しそうなところでもなし、むしろ口が開かないから無理矢理開けようとしてちぎっちゃう人もいたかもしれない・・

 ワニっぽい質感再現?

 口の開閉以外では、四肢がそれぞれボールジョイントで可動します。


ウエポンモード

 単装のハンドランチャーにトランスフォーム。

 変形は頭部と尻尾をそれぞれ180度たたむだけ。

 チーターやライノックスのウエポンモードよりもシンプルに武器らしい見ためなので、汎用性は高いです。

 銃口部は5㎜穴になっているので、拡張したりエフェクトパーツを取り付けたりできます。


比較画像

 同じ覚醒ウエポンのチーター、ライノックスと。ビーストモードで。

 高さがないので、スカルクランチャーはほかの2体よりは少し小さく見えますね。

 塗装箇所もほとんどなく、構造も若干簡素かなぁ。安っぽく感じるほどではないですけど。


 ウエポンモードでも。

 変形パターンはスカルクランチャーとチーターがほぼ同じ。

 そう思うとライノックスだけやたら凝ってますね。

 ただプレイバリューという点では、5㎜穴がある点でこの形態ではスカルクランチャーが頭一つ抜けた感はあります。

 ワニ較べ。

 左からビーストウォーズ版メガリゲーター、覚醒ウエポンのスカルクランチャー、覚醒チェンジアーマーセットのスカルクランチャー、レジェンズ版スカル、それぞれのビーストモードです。

 ちなみにスカルも上顎のパーツは軟質製だったりします。


BCー03 覚醒チェンジ バンブルビー

 簡易変形タイプのバンブルビーですね。

 覚醒チェンジシリーズでは、すでにアーマーセット版で登場しているバンブルビーですが、こちらの単体版のほうが劇中イメージにまだ近い感じはします。

 ほかにもメインラインのデラックスシリーズ、そしてスタジオシリーズでも発売されましたし、7月にはビーストパワーシリーズというまた別の大型トイの発売も予定されています。

 今後もさらにバンブルビーは増殖していきそうですね。


ロボットモード

 アーマーセット版よりはまだ近い・・と言いましたけれど、けっこうマッシブなプロポーションで、バンブルビー(映画のことね)からリファインされて少年ぽい雰囲気が強くなった劇中のイメージにはやはりすこし遠い気がします。

 肩幅のせいかな?

 顔はまぁ、塗装が少ないですがバンブルビーと認識できる造形にはなっています。

 ただ全体のシルエットは微妙なところですね。


 背面。

 一番の理由はやはりドアパーツですね。

 左右に展開できずに後ろに向いた状態で固定されているので、

真横から見ると背中がかなり張り出した格好になっています。

 このせいで若干後ろに倒れやすくもありますね。

 同シリーズのオプティマスプライム、ライノックス同様、可動も最低限といった感じ。

 腰回せますが、頭部は正面向きで固定、肘と膝も曲がりません。

 まぁそこまではまだいいとして、この単体版ビー一番の問題点は手に5㎜穴が開いていないことでしょうね。

 覚醒ウエポン持てないやん・・

 なんで?


 一方、右手はブラスターへの変形が再現されています。

 メインライン版のように拳を引っ繰り返す方式です。

 一旦引き出す必要もなく、そのまま回すだけですね。

 これで銃口部分が5㎜穴になっていたら手に5㎜穴が開いてないこと大目に見られたかもしれないけど・・5㎜じゃないんですね。

 内側は赤く塗られますけども。

 まぁ、一連の覚醒チェンジシリーズはあくまで日本展開するうえで4つまとめただけのものなんでしょうし、とくに相互で連携も考えられてないようですから、仕方ないのかもしれません。

 だとしても手に5㎜穴開いてないとか・・(しつこい)


ビークルモード

 オフロードタイプのシボレー・カマロにトランスフォーム。

 一応こちらもライセンスが取得されています。

 というか、ライセンスて1個1個のトイで個別にとるようなものでもないんだろうけど。

 ということで、このあたりはもう再現度云々の話ではない気がしますね。

 ただオフロードカーの玩具としては分割戦も最低限でシンプルに整ったものになっていると思います。

 クリアパーツは使用されず、ウインドウは水色の塗装で再現されています。

 ボンネットに2本走る黒いラインは再現されてませんね。

 後ろ側にはロボットの足が露出していますが、左右合わせたかたちでさほど不自然な感じはしません。

 というか、ロールバー多くない? 運転席周りガチガチに補強してりますね。


比較画像

 同じ単体覚醒チェンジのオプティマスプライム、ライノックスと。ロボットモードで。

 ボリューム感はオプティマスとライノックスのちょうど中間くらい。

 ただ3人のなかで一番マッチョですね。本来一番華奢だろうに。

 全員右手から武器が展開するようになっていますが、これが単体覚醒チェンジの共通ギミックということなのかな。

 ライノックスだけ右に普通の拳はありませんけど。


 変形して。

 こうなるとスケール感は無茶苦茶。


 バンブルビー比較。

 メインライン(左)、スタジオシリーズ(中央)と。ロボットモードで。

 左から少しずつ身長が低くなっています。

 頭部はもちろん、足の形など、同じデザインを元に作られているのようではあります。

 それにしても肩幅広いな、覚醒チェンジ版は。

 なんか少年力士みたいに見えてきた(笑)。


 ビークルモードでも。

 3つとも、ライセンスを取得したうえで同じものを再現しているはずなんです・・けっこう違うな。

 覚醒チェンジ版は外すとして(こら)、メインラインとスタジオシリーズでもどっちがより実写に近いのか・・

BCASー03 覚醒チェンジアーマーセット

オプティマスプライマル & スカルクランチャー

 簡易変形版オプティマスプライマルと、彼に装着可能なアーマーと武器に変形するスカルクランチャーのセットアイテムですね。

 先に発売されたバンブルビー & スナールセイバー、アーシー & シルバーファングはともにオーロボットとマキシマルのセット、一応勢力図的には同じ側のコンビでしたが、今回はマキシマルにディセプティコン(やっぱりプレダコンじゃない)のセットということで、はたしてどういうことなのか・・


オプティマスプライマル

ロボットモード

 覚醒チェンジセット(以下、BCS版)でもアローストライプとともに発売されているゴリラ司令官ですが、今回はアーマーセット用ということで新規造形。

 基本的なデザインはBCS版と共通なのですが、あちらより若干細身になっていますね。

 そして、カラーリングはけっこう違います。

 頭部とか胸部が、けっこう鮮やかめの青色で塗装されています。

 なんでだろうか?

 ビースト覚醒版のゴリラはほぼモノトーンっぽいので、青を入れてくるのは初代ビーストウォーズ版のオマージュかとも思いますが、それにしたって色味がなぁ・・


 バストアップで。

 頭部デザイン。マスクオフで口許が見えている造形などは、BCS版もそうでしたがやはり初代ビーストウォーズ版のデザインがベースになっている感じです。

 まだビースト覚醒版のデザインが確定してない頃に作りだしたのかな。

 それにしても本当、顔真っ青だな。


 背面。

 ほぼゴリラの背中です。

 というかこの背面パーツもなんで茶色?

 まぁ、肩も茶色なんですけど。

 生身っぽい部分は茶色にして、獣感を表現しているのかなぁ。

 脛裏はがっつり肉抜きされていますが、これは変形都合もあって膝を深く曲げるためでもあります。

 ちなみに、踵のデザインは、BCS版のロボットモードのつま先のデザインと同じです。

 なので本来は180度回転させて、ロボットモードではこちら側が前を向くはずなんですが、実際は前方向にスイングできるのみ。

 コスト的に可動がオミットされたということなんでしょうね。


ビーストモード

 メカゴリラにトランスフォーム。

 やはりBCS版のビーストモードに似たデザインですが、あちら直立がデフォルトだったのに対し、こちらはナックルウォーク姿勢がデフォルトで、顔もこの姿勢で前を向く角度になっています。

 同じ簡易変形トイでもアプローチが違ってくるのは面白いです。


 リアルというか・・頭部は非常に造形が細かいです。

 大きな鼻の穴がキュート。


 背面。

 後ろから見るとさっきのロボットモードがただ屈んだだけですが(笑)。

 色のせいもあるのか・・いや実際、BCS版よりも毛並みを表現したディティールが目立つため、より生身感の強いゴリラになっています。

 メカゴリラというよりもサイボーグゴリラっぽいか。


 横からも。

 簡易変形トイということで、正直さほど期待もしていなかったのですが、ちょっと感動したのがこの後肢の処理。

 これまで数多く発売されてきたゴリラコンボイ(プライマル)トイのなかで今回のBCAS版のこのかたちがもっとも美しいと思います。

 まぁ、ロボットモードの脚を普通に曲げただけなんでけどね。

 実際のゴリラの身体構造としてはこれが正しいはず。

 もちろん、腕との長さのバランスなど少しおかしい部分もあるんですが、逆間接で短く見せると化より自然だし、なにより見ためも綺麗。

 キングダムにしろメインラインボイジャーにしろ、なんでこう行く方法が採れないのか・・


 なお、胴体部分の変形はBCS版とまったく同じ。

 前面パーツを引き出して、前後を返してまた収めるかたちです。


スカルクランチャー
ビーストモード

 例によってなぜかディセプティコン扱いのワニです。こちらは説明書でもディセプティコンでした。

 まぁ、見ためは最初に紹介した覚醒ウエポン版のスカルクランチャーとほぼ一緒ですね。

 各部のメカディティールのデザインなども基本一緒です。

 サイズはまったく違いますけどね。

 スナールセイバーやシルバーファング同様、なかなかの大きさです。

 アーマーへの変形都合・・胴体部に頭部が収納されていることもあって、スナールセイバーやシルバーファングではモチーフ的にプロポーションに難がありましたが、このスカルクランチャーではまったく気になりません。

 むしろこのお腹がでっぷりと太っている感じがちょうどいい。 

 普通にワニの玩具としても十分に遊べる迫力のある仕上がりになっていると思います。


 可動面では、四肢がボールジョイント接続で根元から動くため、スナールセイバーなどより多少自由度高め。

 あと、アーマー変形時の可動で頭部(首)が左側にだけ曲げられます。

 口は一見開閉できそうですが、半開きで固定。


 ゴリラとワニのサイズ比較。

 わりとリアルな感じかも。


 では、オプティマスプライマルにスカルクランチャーをアーマーアップ。

 装着(変形)方法はこれまでの同シリーズとまったく一緒です。

 解釈としては、マキシマルのオプティマスプライマルがディセプティコンのスカルクランチャーを倒して、その革を剥ぎ取って被った・・ということでいいのかな。

 敵のなにかしらを剥ぎ取るのはオートボットやマキシマルのリーダーとなるため必須事項なんです、きっと。

 ・・うん、誰だろうなこれ。バンブルビー & スナールセイバーにしろ、アーシー & シルバーファングにしろ、それぞれデフォルトのコンビでアーマーアップするという前提で、両者とも装着前の面影が残る姿になったのですが、今回のコンビは、少なくともゴリラっぽさはほぼないですね。

 スカルクランチャーアーマーの主張が強過ぎるというか・・

 先の2組の場合と違って、胸部パーツは折り返さずそのまま前に垂らすかたちで、左右の肩のアーマー部も上にボリュームのある配置になっています。

 そのため一層トップヘビーな印象で、頭部に対して腕の位置が低く、脚も短めなのでプロポーションはなかなか歪です。


 頭部(ヘルメット)のデザインは恐竜っぽい感じ。

 一応口許が覗いていて、辛うじてこれを被っているのはプライマルらしいとわかりますが、先の2組と較べると本体キャラの要素はほぼありません。

 これ、ひょっとしたらゴリラがワニに身体乗っ取られてるんじゃなの?


 背面。

 相変わらず後ろは無防備。

 ちなみに、ビーストモードのプライマルでは前方に突き出した顔が邪魔でアーマーを装着できません。

 もっとも、顔以外はほぼ同じだからこの状態で膝曲げて手を付いたらビーストモードでアーマーアップしてる感じにはなりますけどね。


 取り外した尻尾は手持ち武器となります。

 というか、まんま尻尾ですね。

 スナールセイバーもシルバーファングもちゃんとブレードがあったのに・・


 剥いだ顔はシールドとして前腕に装備。

 生々しい・・


 顔を剥がれたあとの下顎は右肩アーマーに連結したブラスターとなります。

 前方に向けることが可能。

 銃口部は3㎜軸になっています。

 以上、武装関連のギミックもシリーズ共通ですね。


比較画像

 同じ覚醒チェンジアーマーセットの本体比較。ロボットモードで。

 まぁ、本体単体で見ると今回のプライマルがまだ一番しっかり作られてるかなぁ。

 サイズはともかく、プロポーションもそこまで乖離したものじゃないし。

 色はおかしいけど。

 というか、バンブルビーはもう少し頑張れ。


 変形して。

 こちらでも、ゴリラの密度感、情報量が圧倒的です。

 だからバンブルビーは・・(以下略)


 アーマービースト比較。

 クロヒョウ、オオカミと来ていきなりワニ。

 でも、断然ワニのほうがこの変形ギミックに合ったモチーフだと思う。


 アーマーアップして。

 いや、真ん中絶対悪いやつだろ(笑)。

 なお、アーマーはぞれぞれ交換可能です。

 こういうことができるんだから、頭部も完全にアーマー内蔵の固定デザインじゃなく、もっと本体の頭部を活かしたかたちにできなかったかなぁと思いますね。

 ゴリラ比較。

 メインライン(左)、BCS版(中央)と。ロボットモードで。

 メインラインのみ明らかに違うデザインです。

 実際映画で登場するプライマルに近いのはメインラインのほうなんでしょうね。

 ただそれも微妙なラインで、先日発表されたスタジオシリーズ版がやはり本命ということにはなるんでしょうが・・

 今月発売の覚醒オプティマスプライマルも気になるんだよなぁ。

 ていうかこの短期間にゴリラどんだけ出すんだよ。


 ビーストモードでも。

 真ん中はなんで直立してるのか・・

 そして意外に今回のBCAS版の姿勢が一番自然というね。

以下、画像

 覚醒ウエポンのスカルクランチャーはとくにアクションできるわけでもないので、単体覚醒チェンジのバンブルビーから。

 腕部と脚部の付け根がボールジョイントで可動。腰が回転。あと、変形都合もあって足首が内側にスイング可能です。

 足首スイングのおかげで自立はそこそこ安定します(後ろには若干倒れやすいですが)。

 でもやはり頭部が正面固定、さらに肘と膝が曲がらないので、アクションは最低限というところですね。

 スタンド対応穴もなし。

 そして武器類が一切持てないのもまぁまぁ致命的。

 なお、5㎜穴がまったくないわけではありません。

 足裏にだけあります・・(よりによって)


 アーマーセット プライマル、まず単体で。

 こちらは武器持てますからねぇ。

 それだけでも全然違う。

 なお、彼も頭部と腰部が固定で肘も曲がらないので、可動性は並以下です。

 足首も前向きにはスイングできますが左右には動かないので接地性は微妙なところ。

 スタンド対応穴は腰裏にあります。

 ロボット、ビースト両形態で使用可能。


 ビーストモードでも。

 まぁ、ぶっちゃけロボットモードと一緒です。

 肘が曲がればもっと表現の幅は広がるんだけどなぁ。

 一応バイクにも乗れます。


 ある日、森の中でゴリラはワニと出遭った。

 で、顔を剥いだ。

 被った。

 ということですかね(雑)。

 アーマーアップしても可動性は単体時とさほど変わりません。

 腕周りが少し窮屈になるくらいですかね。

 それも右手が横に拡げられないという程度です。

 下半身は干渉なしで動かせます。

 もちろん、スタンド対応穴もそのまま使用可能。


オ「おう、バンブルビー。見てくれこれ・・

バ「貴様! ディセプティコンか!

 まぁ、間違えられても仕方ないよね。

 完全に悪役の見ためだもんなぁ。

 口許だけで分かれ、は無理ですよ。


 最新のトレンド、ワニ革ルックで決めるマキシマルとオートボット。

 バンブルビーには乗せてるだけです。

 覚醒ウエポンは端から2個買いが基本になってきましたね。

 今度のゴリラも2匹飼う予定です。


 以上、“覚醒ウエポン スカルクランチャー” 、“覚醒チェンジ バンブルビー” 、“覚醒チェンジアーマーセット オプティマスプライマル & スカルクランチャー” でした。


 1つめ、まさしくワニな見ためからわりとシンプルなランチャーに変形する覚醒ウエポンのスカルクランチャー。

 やはりクセのないウエポンモードは汎用性が高そうで、勢力はもちろん、実写、ジェネライン問わず合わせやすいアイテムだと思います。

 2つめ、もはや立体化はされ尽くした感のあるバンブルビーは、正直もうちょっと頑張れなかったかな? という感じですね。

 まぁ、単体覚醒チェンジシリーズは先のオプティマスもライノックスもですが、セットアイテムのメインよりもむしろプレイバリュー的に劣るところがあって、価格的にもちょっと割高に感じるのが残念だなと思いますね。

 今回のバンブルビーなんかとくに、なんで手に武器持てないの?

 3つめ、ゴリラとワニと敵対コンビ。なんというか、背景の物語も感じられる面白い組み合わせだと思いました。

 まぁモノとしては先の2アイテムと基本同じなので、とくに機体はしていなかったのですが、単体ゴリラが思った以上にちゃんとゴリラだったことにはびっくり。

 というか、なんで メインラインやスタジオシリーズであのゴリラのプロポーションが再現できないのか・・


 さて、手軽に遊べる簡易変形トイ、覚醒チェンジシリーズ。

 やはり気兼ねなく触れるので、気分転換したいときなど、ふとしたときに触れられるような場所に転がしておくにはちょうどいいですね。

 今回初のディセプティコン(実質プレダコンだけど)キャラも登場しましたが、やはりオートボット、マキシマル勢に偏っているので、もうちょっとバランスよく展開してほしいです。

 でも、低年齢層向けと考えると、悪側のキャラってあんまり売れないのかな?

 まぁ、そもそもディセプティコン、テラーコン、プレダコンに属するキャラが少ないという理由もあるのでしょうが。

 映画には登場しないキャラでもいろいろやりようはありそうなので、もうしばらくはライナップを増やしていってほしいかなぁ。


 といったところで、今回は終了。

 またのご訪問を。

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