ビースト覚醒 覚醒チェンジセット レビュー

 今回のレビューは、トランスフォーマー ビースト覚醒 より、

4月に発売された、覚醒チェンジセット3アイテムをまとめて紹介したいと思います。


 ビースト覚醒関連トイのおおまかなカテゴリについては、前回ざっと触れましたが、そのなかでももっとも需要が高いだろうと思われるのが、タイトル名を関した “覚醒チェンジシリーズ” 。

 さらに4つに細分化されるうち、“覚醒チェンジセットシリーズ” は、それぞれ単独でも発売されている “覚醒ウエポン” と “覚醒チェンジ” を文字通りセットにしたものになります。

 もっとも、覚醒ウエポン、覚醒チェンジともに単品発売はされないセット独自のものになっており、間違って同じものを買ってしまうという失敗は起きないので安心(?)です。

 お子さんにもお年寄りにも優しい。


 それでは、早速レビューしていきます。


覚醒チェンジセット

 先にも言った通り、ビーストモーからウエポンモードに変形する覚醒ウエポン(ビーストバトルマスター)とロボットモードからビークル、あるいはビーストモードに簡易変形する覚醒チェンジのセットアイテム。

 価格は、それぞれ単品版の覚醒ウエポンと覚醒チェンジの合計と一緒です。

 しかし、覚醒チェンジに関しては単品版より可動性がよかったり、一回りほど大きかったり、ワンランク上のものになっている感があります。

 逆に覚醒ウエポンのほうが単品版より簡素なものになっていて、それで差し引きゼロになっているような・・

 パッケージは例によって剥き出しです。

 裏面の画像と現物とが多少異なりますね。


BCSー01 覚醒チェンジセット 

オプティマスプライマル & アローストライプ

 マクシマルのリーダーゴリラコンボイことオプティマスプライマルと新キャラのホワイトタイガー型に覚醒ウエポン、アローストライプのセットです。


オプティマスプライマル

ロボットモード

 モチーフはもちろんビーストウォーズのゴリラ、コンボイことオプティスプライマル。

 今度の映画でも重要な役どころとなることでしょう。

 日本語吹き替え版のキャストはビーストウォーズ、ウォーフォーサイバトロン キングダムに引き続き、子安武人氏です。

 ロボットモード全体の印象は、やはりビーストウォーズ版をかなり強く意識しているようです。

 ただ劇中の姿はまったくここの通りではないようなので、まぁそこは前回同様、ある程度の割り切りが必要かと。


 バストアップで。

 この価格にしては見事な造形だと思います。

 顔付きはまさしくビーストウォーズ版を踏襲して、素直に解像度を増した感じ。格好いいです。

 基本的にビスとウォーズ版よりもメカニカルな意匠が増してはいるんですが、胸部はむしろほぼメカ要素で占められていたビーストウォーズ版とは対照的に筋肉が盛り上がっているようなデザインになっていて面白いですね。


 背面。

 前腕や脛の裏側など、肉抜き多め。

 これはまぁ、価格相応と思ってください。

 腰裏にスタンド対応の3㎜穴があるほか、背中、前腕と脛の側面にそれぞれ5㎜穴があり、覚醒ウエポンとの組み合わせが楽しい構成になっています。

 可動に関しては、単品版覚醒チェンジにはなかった肘と膝の可動が実装されている一方、変形の都合もあって頭部と腰部が固定になっています。


ビーストモード

 メカゴリラにトランスフォーム。

 ほぼほぼ、顔がロボットからゴリラに変わっただけ・・に見えますが、ちゃんと胸部も変わっていますし、脚も短くなって、足先もゴリラのそれに代わっています。

 まぁ、変形は至ってシンプル。

 しかし頭部も含めた上半身前面をぐるんと引っ繰り返す工程は、大胆で面白いです。

 まぁ、この変形のせいで頭部、そして腰部も固定で動かせないわけですが。


 顔はなかなかリアル・・なのかな?

 なんというか、皮膚を被っていない、筋肉が露出している顔面のようにも見えてちょっと怖い感じもあります。


 背面。

 こちらはロボットモードからほぼ印象は変わらず。


アローストライプ

ビーストモード

 ゴリラにセットのホワイトタイガー型覚醒ウエポン(ビーストバトルマスター)。

 タイガトロンかと思いきや別人・・もとい、別トラでした。

 パッケージ裏の画像とはストライプの太さが変わっていますね。そして顔だけで肩の辺りはプリントされず。

 尻尾も画像では水色になっていますが、現物は白い成型色のままです。

 ただここは急に水色でも意味がわからないのでこれでよかったと思う。

 可動は前肢と、頭部が若干上下に動かせる程度です。


ウエポンモード

 ボウガンタイプの武器に変形。

 まぁ、ほぼホワイトタイガーの開きです(笑)。

 後方に虎の頭が上下逆にくっ付いているのがまぁまぁシュール。

 色味的にフォッシライザーとかに持たせても似合いそうですね。


BCSー02 覚醒チェンジセット
オプティマスプライム &  チェーンクロー

 オートボットの司令官、オプティマスプライムと新キャラのオオカミ型覚醒ウエポン、チェーンクローのセットです。


オプティマスプライム

ロボットモード

 オプティマスプライムは単品版の覚醒チェンジでも発売されていますが、あちらがまり見覚えのないデザインだったのに対し、こちらは安心のいつもの司令官です。

 ていうか本当、単品版のデザインはなんなんだ?


 G1の司令官をベースにしたバンブルビー版のデザインが再現されているものと思いますが、胸回りなどはちょっとシンプルになっていますかね。

 ディティールの細かさはよくぞこの価格で・・という感じなんですが、塗装が最低限(パッケージ画像では脛前面に塗装されている感じでしたが、現物では省かれています)なせいで成型色の赤色が目立つため、ゴリラと較べると若干質感的に安っぽい感じはあるかもしれません。

 塗装すれば相当化けるようですね(実際にやってる人いた・・)。


 背面。

 こちらはやはり肉抜き、空間ともに多め。

 ビークルのフロントグリルがまんま腰の裏に来ていることもあってけっこうもっさりした印象があります。

 しかし踵が別パーツで変形時に収納できるようになっていたり、地味に細かい部分が行き届いています。

 なお、スタンド用の3㎜穴はないのですが、背中に5㎜穴があるのでそれで代用可能。

 ほか、前腕側面にも5㎜穴があります。

 可動性は非常に優秀で、肘、膝のほか頭部、腰部(実際には胸部と腹部の間で)の回転も可能。変形都合で腕を後ろ向きに惹くこともできますし、この価格帯では破格だと思います。


ビークルモード

 トレーラーキャブにトランスフォーム。

 こちらも見慣れた司令官のビークルモードです。

 変形はこれまたシンプル。というか、このタイプの司令官の変形の基本ステップという感じですね。

 後ろ側を見てはいけないのはいつものことですが、今回は比較的マシなほうかな。

 拳が剥き出しになってたりもしないし。

 なお、タイヤは真ん中左右の2つだけダミーです。


 ただ、微妙に本体が歪んでるんですかね。

 車体前面、ウインドウ部とフロントグリルが面一になって、腕部も段差なく合うのが本来なんだと思うんですが、こんな感じです。

 個体差かな・・


チェーンクロー

ビーストモード

 オオカミ型の覚醒ウエポン。

 オオカミ型というとやはりビーストウォーズにハウリンガーやK9というキャラがいました(アニメ未登場)が、こちらも新たに命名。

 ハウリンガー、K9はオオカミじゃなくてイヌか・・

 パッケージ裏の画像では緑色でしたが、現物は青に近い色になっています。

 それにしても、円らな瞳がちょっと大人しそうなワンコですね。

 尻尾ちょっと短くし過ぎじゃない(笑)? 可愛いけど。

 四肢のみ、根元から可動します。


 変形途中で・・

 このほうがオオカミっぽいと思います。

 尻尾も長くなったし。


ウエポンモード

 チェーンソーにトランスフォーム。

 伏せしてるワンコを持ってるようにしか見えない・・(笑)

 きっちり肢を揃えて伸ばしてる姿がシュールです。


BCSーEX 覚醒チェンジセット
スコルポノック &  サンドスピア

 日本ではトイザらス限定発売となった、プレダコン スコルポノックとサソリ型覚醒ウエポン、サンドスピアのセットです。

 いやぁ、トイザらス限定トランスフォーマー、いつぶりですかね。

 予約解禁からしばらくしてネット通販枠は売り切れになってしまったのですが、店頭販売分が多めに確保されていたようで、僕も発売日当日に実店舗で無事購入することができました。

 トイザらスの開店前に並んだのは初めてだったんですが、30分ほど前に到着したらすでに10人ほどが並んでいて、その後も続々人が増えてきたので焦りましたが・・ほとんどがトミカ目当てだったようです。

 トランスフォーマーコーナーに向かったのは僕ともう1人のおじさんだけでした(笑)。

 なお、このスコルポノックセットともう一つ、パパパッとチェンジ スカージもトイザらス限定発売となっています。

 僕は、パパパッとチェンジ、クルッとチェンジについてはひとまずスルー。

 投げ売りされるようなことがあったら保護するかもしれません。そんなことなければいいんですが・・


 パッケージの基本仕様はほかのシリーズアイテムと共通ですが、トイザらスのロゴなどの入った日本独自のものになっているようです。

 説明書も日本オリジナルでした。


スコルポノック

ロボットモード

 先日公開された長めの予告PV、クライマックスでメカサソリの大群を相手にしたオートボットとマクシマルの戦闘シーンが公開されましたが、あのメカサソリがたぶんスコルポノックなんのだと思います。

 でも・・ロボットには変形しない気がするなぁ。

 これもきっと今回の覚醒チェンジ版オリジナルのデザインになるんじゃないかなぁ。

 モチ-フは当然ビーストウォーズのスコルポスことスコルポノックだと思うのですが、このロボットのデザインはさらに元ネタであるG1スコルポノック・・日本名メガザラックをベースにしている感じです。

 なので妙な強者感がある。

 意外なほどに格好いいですよ。


 頭部デザインもどことなくメガザラックっぽいと思います。

 右目に傷があるようなデザインがまた渋いですね。

 なんか歴戦のベテラン戦士感もある。絶対劇中ではただのモボキャラだと思うけど。

 胸部もデザインはメカニカルなのに表面はざらざらと有機的な感じで面白いですね。

 中央にはプレダコンのマークがありますが、映画ではプレダコンはどういう扱いなんだろう?


 背面。

 肉抜きがすごーい(笑)。

 ほぼ全部のパーツが抜かれてますよ。

 これはまた思い切ったというか、潔いというか・・

 まぁ、この肉抜きのおかげでスコルポノックは覚醒チェンジセット本体アイテム最大のボリューム、さらに唯一手持ち武器付属の恩恵にあずかっているともとれます。

 べつにいいんだよ。後ろをとられさえしなければ・・

 腰裏にはスタンド対応の3㎜穴。前腕と脛の側面にそれぞれ5㎜穴があります。

 可動性は腰が回らないことを除けば優秀です。


 ビーストモードではサソリの尻尾になる、ブレードタイプの武器が付属。

 なかなかのボリュームです。

 根元と先端の左右に5㎜穴もあるので拡張性も高いです。


ビーストモード

 メカサソリにトランスフォーム。

 メカっぽさよりは有機的な雰囲気が強いでしょうか。

 けっこうボリュームもあり、刺々しいデザイン含めなかなかに強そうです。ザコには見えない。

 グラデーション状に塗装されたグリーンが、苔むしているようでいい感じ。

 まぁ少し気になるのは歩行脚が3対6本しかないことと、ハサミがロボットの腕部そのままなので拳ももちろんそのまま露出しているので、ハサミというよりはクローっいということくらいですかね。

 ハサミの仕様に関しては、スコルポノックの名を持つヒトはだいたい同じなのでね。

 ただ、そう思うとなんで今回はそのままハサミじゃなく拳を造形したのか・・


 頭部アップ。

 G1版にもビーストウォーズ版にもとくに似ておらず、むしろ実写第1作及び2作目に出てきたスコルポニックを有機的にした感じのデザインです。


 後ろから。

 変形は、今回の覚醒チェンジセットのなかでももっともシンプルですね。

 背中にたたんでいた頭部ガワパーツを起こして、ロボットの脚を折り込むだけです。

 そして脚の間に尻尾(武器)を挟んで完了。

 尻尾は根元と先端で可動します。

 接続位置で回転はできません。


サンドスピア

ビーストモード

 サソリ型の覚醒ウエポンです。

 いっそこっちもスコルポノックでよかった気もしますが、さすがにセットの2体が同名だとややこしいか・・

 とくに覚醒チェンジ版のデザインに合わせたものではなく、背中なんかはとくに、より実物のサソリっぽいデザインになっています。

 でも意外に可愛い。

 歩行脚は3対なんだな。

 その歩行脚は胴体と一体成型のため動かず、ハサミと尻尾が可動します。

 なお、ハサミは5㎜軸が保持できるようになっています。


ウエポンモード

 その名の通り、槍のような武器にトランスフォーム。

 まぁ、ほぼサソリのままですけどね。

 一応先端部が刃になっています。


比較画像

 まずオプティマスプライマル。

 KD版と。ロボットモードで。

 やはりビーストウォーズ版のデザインをかなり意識しているようですね。

 マスクが割れて口が出ている顔なども一緒。

 劇中ではどうなるんでしょうね。今のところ全面マスクの顔しか公開されてないんだよなぁ。


 ビーストモードでも。

 キングコンビとメカにコングかな?(笑)

 2足で立っている状態はほぼ同じ。

 変形も、もちろん今回のものは随分と簡略化されているんですが、基本的な考え方は同じです。

 そして、サイズは一回りも変わりません。

 この価格にしてでかいんよ、覚醒チェンジセットの本体たち。

 お供のアローストライプと。

 生まれたばかりの虎を拾って育てるゴリラ。

 きっと母性本能をくすぐられたんでしょうね。オスだけど。


 覚醒チェンジライノックスと。ロボットモードで。

 単品版覚醒チェンジよりもセット版のほうが一回り大きく、可動性にも優れています。

 普通逆だと思うんだけどな・・


 ビーストモードでも。

 こうなるとサイが随分小さい。


 続いてオプティマスプライム。

 SS バンブルブー版(左)、KD コアクラス(右)と。ロボットモードで。

 今回のものはバンブルビー版とG1版を折衷したようなデザインになっています。

 やはり塗装箇所が少ないせいでちょっとチープには感じますね。

 腹部がシルバーに塗られているだけでも、かなり締まって見えたと思うのですが。


 ビークルモードでも。

 トレーラーキャブ大中小。

 こちらもそれぞれのクラスに見合った工程数の差異はあれど、基本的な変形パターンは共通。

 お供のチェーンクローと。

 この場合はかなりでかいオオカミになりますな。


 単品覚醒チェンジ版 オプティマスプライムと。ロボットモードで。

 サイズはやはり単品版よりも一回り大きく、可動性については大きく水を開けています。

 デザインの差異についてはよくわかりません。


 ビークルモーででも。

 まったく違う車輌にトランスフォームします。

 最後にスコルポノック。

 実写映画第2作、リベンジ公開時に発売されたストークスコルポノック(左)、KD スコルポノック(右)と。ロボットモードで。

 こうして並べて見ると、今回のものはベイバース版とビーストウォーズ版、それぞれの要素が案外採り入れられているように見えます。脚部にビーストの歩行脚3対生やしているのはベイバース版っぽいし、上半身の雰囲気はビーストウィーズ版っぽい。

 で、顔はメガザラック似か・・

 まぁ、全部強いて言えば、というところなんですが。

 なお、サイズ的には完全にデラックスクラスですね。


 ビーストモードでも。

 こちらでもボリュームはほぼ遜色なし。

 それにしても、トランスフォーマーってサソリ大好きだよね。

 お供のサンドスピアと。

 まったく同じデザインで相似形になっていても面白かったと思うのですが・・

 たぶん劇中で出てくるサソリのデザインに近いのはサンドスピアのほうかなと思いますね。

 でもひょっとしたら、大量のサンソスピアを従えるボスとしてこのスコルポノックが出てくるという可能性も・・

 劇中でのプレダコンの扱いが謎なんですよねぇ。


 今回の3体で。

 全員デラックスクラス相当のサイズで造形にも抜かりありません。

 しかし、オートオットとマクシマルの2大司令官となぜスコルポノックが同じ扱いなのか・・

 でも考えてみるとスコルポノックもそもそもデ軍のリーダーなんだよなぁ。

 いつのまにか名前が安売りされてしまって感はあるけど・・

 でも、ライバルのフォートレスがほぼフィーチャーされないことを思えば恵まれてるのかもしれない。


 武装して。

 いや、スコルポノックがズルイだろ・・


 変形して。

 変形するとちょっと・・いや、かなーりプライムの分が悪そうに見えます。


 覚醒ウエポン3匹で。

 3匹とも単体版のものより簡素化されています。


 ウエポンモードでも。

 こちらの形態にしてもしかり。

 単品版のチーターやライノックスだと、変形するとビースト要素がかなり薄まった感があるのですが、この3匹の場合は全部顔が出ちゃってますからねぇ・・


以下、画像

 まずプライマル。

 今回のメイン3人のなかではもっとも可動性に劣ります。

 腰はともかくとして、やっぱり顔が動かないのは痛いなぁ。

 膝もあまり深く曲げられないので、立て膝も不可能です。


 アローストライプ装備、さらにスタンドを使って。

 ゴリラにボウガンというのも意外な組み合わせ。

 でもここでは、むしろそういうものが求めていると思うのでよいんじゃないでしょうか。

 色的にも対照的などで映えますね。

 ちなみに、劇中ではビーストウォーズ版同様に2本のブレードをメインに戦うようです。


 さらにウエポン増量。

 ウエポン版ライノックスとの相性もよし。

 アローストライプは背中に取り付けることでウイングに見立てるのもアリだと思います。


 ビーストモードでも。

 とくにロボットモードと変わりませんね。

 そのままだと膝が動かないので、そこは結局伸ばす感じになりますが。

 あと顔が正面向き固定なので、ナックルウォーク姿勢がとれないのは残念。

 これじゃただの反省してるゴリラだわ・・


 続いてプライム。

 今回の3人になかではもっとも可動性に優れた彼、ご覧の通り立て膝も綺麗に決まります。

 唯一の欠点は、腰裏にあるバンパーが邪魔になるため、脚を付け根から後ろ向きには動かせなこと。

 でもまぁ、さほど支障はないですね。


 チェーンクロー装備。さらにスタンドを使って。

 先の通り、3㎜穴がないので背中の5㎜穴を使用。

 チェーンソーというのもなかなか見ない武器です。

 最近だと頭から生えてるヒトもいるようですが、武器としてはあまりイメージしないものですね。

 まぁ、野蛮な司令官には似合いの武器かも。


 さらにウエポン増量。

 チーターのウエポンモード、逆手に持てばベイバーズ版の武器っぽい雰囲気もあるんですが、生憎と軸が短いので逆手には持てず、前腕側面に取り付けてみました。

 まぁこれでも悪くない。


 最後にスコルポノック。

 腰だけ回りませんが、肘、膝はともに曲がりますし、頭部も回転できます。

 ご覧のように立て膝も十分可能。なんなら正座もできますよ。


 武装して。

 今回の3人のなかで唯一の手持ち武器装備。

 さらに覚醒ウエポンももたせることでに両手にでかめの近接武器を持つ強キャラ感溢れる存在に。


 スタンドを使って。

 全然メインヴィランでもいけそうですよ。


 ビーストモードでも。

 この状態で動かせるのはハサミ(腕)と尻尾だけ。

 お供のサンドスピアも一緒です。


 ゴリラ VS 大サソリ。

 モンスターバースか・・


 覚醒ウエポン5種集結。

 いや、勢力比がエグイ・・

 今月第2弾のランナップに単品の覚醒ウエポン、スカルクランチャーがありますが、あれってマクシマルなんでしょうかね。

 アーマーセット版だとゴリラとセットになってるし。


ス「いやちょっと待ってくれ! 俺1人には荷が重い!

 オートボットとマクシマル、司令官2人を相手に思わず泣き言を言ってしまうスコルポノック。

 まぁ無理もないね。


 以上、“覚醒チェンジセット” 3アイテムでした。


 覚醒ウエポンと覚醒チェンジがセットになったものですが、それぞれ単品版とは微妙に感触の異なるものになっているのがなんともよくわからないですね。

 ウエポンほうは、単品版よりも簡素な造りになっている印象。

 逆に本体である覚醒チェンジについては、明らかに単品版よりも出来がよいです。

 オプティマスプライムなんかはもう一目瞭然。

 同名キャラとはいえデザインが異なるわけですが、それを抜きにしてもまずサイズが一回り大きく、可動箇所も圧倒的に多くなっています。

 まぁそのオプティマスプライムがとくによく動く一方で、オプティマスプライマルは頭部と腰部が固定、スコルポノックは腰部が固定と、それぞれ差はあるのものの、総じて価格も含めた満足度の高い内容になっていると思います。

 本当、入門用に最適だなぁ。

 このプレイバリューで実売2000円ちょっと。

 肉抜きは多いし、塗装箇所は少ないし、確かにパッと見は物足りないところもあるんですが、2000円と思えばね。

 十分ですよね。

 迷った場合は覚醒チェンジセットのどれかで、とりあえず間違いはないです。

 ただ・・

 ビースト覚醒関連トイ、テラーコン & プレコン勢の層が薄過ぎですよ。

 そもそも現状一般販売されているのはクルッとチェンジのナイトバードだけで、今回のスコルポノックも、あとパパパッとチェンジのスカージもトイザらス限定。

 とくにスコルポノックはどうやら量産型で大量に出てくるっぽいのに、限定販売というのはどうなのか?

 サンドスピアをもうちょっと造り込んだものが、覚醒ウエポン単品で一般販売されないかなぁ。そしたらフリーザーと一緒に複数買うのに・・

 フリーザーはスタジオシリーズですけど、そっちももう来月から来き始めるのか。

 4~7月くらいまで、レガシーもスタジオシリーズもわりと抑えめだなと思っていたら、ビースト覚醒関連のために枠を空けてあったんですね。

 つまり我々に休む暇などない・・


 といったとことで、今回は終了。

 またのご訪問を。

 

 

 

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