今回のレビューは、ノンスケール ヴァリアブルファイターガールズ より、
“V.F.G. マクロスF VFー25F メサイア ランカ・リー” です。
マクロスF(フロンティア)のヒロインの一人、
“ランカ・リー” がVFGに登場。
同作品の主人公、早乙女アルト搭乗の
“VFー25F メサイア” とのカップリングで発売されました。
満を持してという感じで、ランカ降臨・・なのですが、発売されたのは6月。
その前に一度延期もされてたんでしたっけ? ちょっと覚えてませんけども。
なんにせよ発表、そして予約解禁から随分待たされた感はあります。
にもかかわらず、手許に届いてから二ヶ月くらい積んでました。
申し訳ない。
いやまぁ、初期のものはそうでもなかった(それもあくまで組むだけなら)んですが、前回のスーパーメサイア クラン・クランからは確実に難物となりましたからね。
今回のランカもベースは同じでボリューム的にも匹敵するようなものでしたので、いろいろと整えたうえで取りかかる必要があったわけで・・
そして組んだあとも、今度は撮影にかかるのにも相応の気合いが要るというところで、結果レビューがここまで遅れることになりました。
さてVFG、前回のクランがいろいろな意味でシリーズの転機となったことは間違いないと思います。
なによりもファンを喜ばせてくれたのは、ようやくガールに劇中キャラが採用された(できるようになった?)こと。
それによって今後の展開が大いに期待されました。
しかし、既定路線であろうアルト機のメサイアが来るときにカップリングされるのは、きっとシェリルだろうし、ランカは扱いが難しいだろうなぁ、というのが当時個人的に懸念していたところ。
ルカ機と一緒というのも変だし。なんでお兄ちゃんのときはオリジナルのガールだったんだよ? とかいろいろ悶々としたり・・
それが今回、まさかアルト機とのカップリングが成立するとは。
TVシリーズ、劇場版ともになんとなくアルト ✕ シェリルで成立してしまっていたところでランカの扱いを不遇に感じていた者としては、こういうかたちで幸せそうな彼女を見ることができたのは嬉しい限り。
しかしこうなると、当然期待されるVFG シェリルはいったい誰とカップリングされるのか?
ルカ機? それともブレラ?
いや、劇場版でアルトが乗り換えたデュランダルがあるじゃないか。
結局三角関係のまま、という可能性は高いかな。
まぁどうなるかわかりませんが。
先日のホビーショーで発表された次回作があまりにも予想外でしたからね。
それでは、レビューしていきます。
キットはパチ組みに一部塗装、付属シールでの仕上げです。
パッケージ
前回のクランに続く大判パッケージですが、イラストが縦向きに変わりました。
背負ったバトロイドとともに決めポーズのキラッ☆! をかましてくれるランカ。
非常に可愛らしいです。
パッケージサイズは縦横はもちろん、厚みも前回のクランとまったく同じです。
撮影ブースが箱だけでいっぱい・・
なお、今年はマクロス生誕40周年ということで記念ロゴが入っています。
同時にマクロスFも15周年だそうで。本当、時が経つのは早い。
ガール素体 ランカ・リー
過去のVFG素体は初代からの流用パーツが多く、見た目にはほぼ頭部を挿げ替えただけという感じで、前回のクランhボディも新造されてはいましたが、劇中の人間体(幼女)でもゼントラーディ体(大人)でもない、その中間くらいのプロポーションになっており、あくまでクランっぽい人でしかありませんでした。
しかし、今回のランカは完全新規造形となっていて、確かに劇中のランカよりは大人びた姿にはなっているものの、あのランカが成長した姿と思える仕上がりになっています。
なぜそう思えるか?
フェイスがより劇中デザインに近いものになっているのはもちろんのこと、やはりここですよね。
これまでのVFGはおしなべて胸部前面装甲が分厚かったのに、今回のランカは軽装です。
そりゃあそうでしょう。
いかに成長した姿と言い訳したところで、ここが過去並に分厚いものになっていたら、いくら顔が似ていようが別人ですからね。
そりゃあ新規造形しなきゃいけませんわ。
後ろから。
衣装もこれまではワンピースタイプの水着あるいはレオタードというデザインがお決まりでしたが、今回はビキニタイプ。
まぁ、パッケージイラストを見る限り、水着ではなく丈の短いタンクトップにホットパンツを合わせた衣装のようですが。
なお、これまでのVFG同様、背面にはスタンド等の使用を想定した3㎜穴などがありません。
そろそろその必要性に気付く頃かと思ったんですけどねぇ・・
一方で、素肌の腕や脚パーツはVFG初。
ハンドパーツの接続も、従来の一体型ボールジョイント接続から他社のガールでは定番になっている球体関節軸ジョイントとなり、手首の可動性が向上しています。
そして、ランカといえばなくてはならないキラッ☆手が左右分、
飛行するVFを真似た手(こちらは左のみ)などが付属。
足先パーツもハンドパーツと同じPVC素材で付属します。
この通り、これまでよりも肌色成分が随分とアップしていますが、不思議とエロさは感じませんね。
まぁ、そこは人によるかな。
頭部アップ。
ランカですね。
特徴的なイヌ耳(違う)やてっぺんのアホ毛ももちろん再現。
イヌ耳はボールジョイント接続で可動。アホ毛は回転します。
ガウォーク形態での搭乗時、大きく上体を反らす際の干渉を避けるための可動ですね。
フェイスパーツは3種類。
先ほどと同じ画像ですが、いわゆる通常顔に相当する、
お澄まし顔
正直なところ、宣材画像を見たときはイマイチかな? と思ったんですが、現物はなかなか可愛い。
かなりアニメのランカの雰囲気に近いと思います。
交換も、前髪パーツ一つ外すだけでオーケーなので楽です。
クランのときは本当に面倒でしたからね・・
足許には靴もご用意。
なかなかの厚底になっています。
また、VFGあるあるですが、成型色の違うフ同一ランナーが複数入っていたりするので、説明書では余剰扱いになっているパーツを組むことで黒色成型の腕や脚が完成します。
通常の肌色成型のパーツと交換したり組み合わせたりすることで簡単にお洒落を楽しむことができますね。
側面にピンのないパンツとか、肌色の鎖骨周りとか、オレンジ色のリボンとか。
ダイナム超合金コスプレモード
いわゆる単体武装モードに相当するものですね。
劇場版において、ランカがディープ・アキバでダイナム超合金のプロモーション活動をしたときに着ていたバルキリー少女のコスプレを再現したものになっています。
健康的な可愛らしさはそのままに、格好よさも表現された、理想的なコスプレ衣装です(笑)。
なお、ここから色分けのために貼るシールの量が激増していきます。
後ろから。
背中のメサイアが可愛い。
軽いので自立は問題ないです。
頭部アップ。
メサイア(アルト機)の頭部を模したヘルメットは前髪と一体になっており、換装の際は素体状態の前髪とイヌ耳、アホ毛は取り外します。
アホ毛は小さいので紛失注意ですね。一応、予備でもう一つ付いてきますが。
ヘルメットのバイザーは開閉状態をパーツの付け換えで再現できます。
閉じてる状態はパーツの角度のせいでランカの目が二重に見えるがちょっと怖い・・
腕部と脚部はそれぞれ交換します・・と、ここで注意点。
この武装腕の肘関節軸がかなりキツいので、組む前に調整しておいたほうがよいです。
僕は見事に右の肘を壊してしまいました。
VFGはプラ自体が少し柔らかいので、下手をすると捻切れてしまいますね。
一応補修はできましたが、保持力はガタ落ちになりました。
まぁ、重いもの持たないからいいや。
上腕との接続軸もキツめなので、そこも調整したほうがよいと思います。
なお、この撮影中に左の肘も壊れました・・
あとは胸部アーマーおよびバックパック。お腹に装甲版を付けてお着替え完了。
お腹の装甲版も、パンツ前面のこのパーツを外して付け換えるのですが、これを外すのがまた至難の業だったりします。
右側のパーツが全然外せないんですよ・・
ミニサイズのメサイアを背負っているようなバックパック。
機首のたたまれかたが、VFGのバトロイドモードとは逆になっていますが、なんとなく雰囲気は似ている。
キャノピー部分が裏を向く格好になりますが、だからいいだろうということなのか、そこは色分けされず、シールも用意されていません。
なので、一応それっぽく塗りました。
アップにすると粗さが目立ちますがご勘弁を。
同様にインテーク部分も黒で塗りました。
なおこのコスプレモード、VFGとしては珍しくスタンドディプレイに配慮したアタッチメントパーツが用意されています。
これで3㎜軸を使用したディスプレイスタンドが利用できます。
ただ、キットにスタンドは付属しません・・
オプションその他
あい君
ひょんなことからランカと出逢い、そのままペットあるいは友人のような関係で一緒に過ごすことになる謎の生命体。
その正体はバジュラの幼生体。
やはりランカとあい君はセットということで、彼はもう外せない要素ですね。
頭部と尻尾は可動する構造なのですが、本体が小さいため尻尾の重さで倒れやすいです。
専用のスタンドなどあればよかったんですが。
目と身体の模様は塗装しました。
オオサンショウウオさん
ランカ愛用のバイオセルラー(生体携帯)。
ランカはキモ可愛いものが好きだそうで。
なんらかの柔らか素材でできているらしく、劇中ではぐにぐに揉むような感じで操作していましたね。
今回はさすがにそんなことはできませんが、軟質素材製だったら雰囲気くらいは味わえたかも。
ちなみに裏側は真っ平ら。
目の部分は塗装しました。
ちょっと大きいオオサンショウウオさんも付属しますが、これは縫いぐるみというわではなく、後述のニンジンスピーカーポッドに取り付けるためのアクセサリ(?)パーツ。
でも、縫いぐるみかクッション扱いでもいいかもしれない。
目と舌は塗装しました。
マイク
これも必須オプションでしょう。
マイク本体はゴールド、グレー、オレンジと3本付属しますが、取り付けるリボンは2つしか付属しません。
汎用持ち手で保持できますが、あまりフィット感はないです。
ガンポッド
VFシリーズのメイン武装。
メサイア系キットからの流用ですね。
今回はガール・・コスプレモード柄に持たせるのがメインという感じなのですが、持ち手の指の開きが広く、全然うまく持たせられません。
もちろん、メサイアの腕にならなんの問題もなく持たせられます。
ニンジンスピカカーポッド
新規造形の、ニンジンを模した手持ちのガンポッド型大型スピーカー。
まさにニンジンにしか見えないオレンジ成形のものと、なぜかガンポッドと同じパープル成形のもの(ニンジンスピーカー パープルVer.)の2つが付属します。
後部上面のセンサー部分(?)は、先ほどのちょっと大きなオオサンショウウオさんのパーツにすることも可能。
先端部分を付け替え、さらにグリップ展開でスピーカーが露出した攻撃(?)形態に変形します。
もちろんパープルVer.も同様。
マーキングのシールはオレンジのぶんしかありません。
VFー25F メサイア ファイターモード
S.M.S スカル小隊007番機。
本来のパイロットであったヘンリー・ギリアムがバジュラ襲撃の際に死亡したため、その場に居合わせたアルトが乗り込むことになった機体。
純白に黒と赤のラインが伝統の主人公機ですね。
キットはほぼほぼこれまでのVFG メサイアの流用ですが、あらためて流線型のシャープな造形は航空機モデルさながらで、劇中のイメージが見事に再現されていると思います。
バトロイドモード時の頭部に相当するパーツと、主翼パイロンに装備する計4機のフォールドスピーカー、接続穴の空いた主翼が新規造形。
色分けは例によってシール頼りの部分が多いです。
機体番号やS.M.Sのロゴマークなどは、ホイルシールのほかに水転写式のデカールも付属しているので、塗装派にも安心ですね。
僕は全シールにしましたよ・・
フォールドスピーカー
左右の主翼に2基ずつ、計4基装備されたスピーカー。
劇中では、ガリア4の慰問ライブでランカが歌う際、彼女を乗せたミシェルのメサイアに装備されたたものだったはず。
今回はif設定ということなのかな。
一応、スピーカー部分は別パーツで色分けされているんですが、ほぼ全部を覆うくらいにシール塗れという・・
縁側面の黒い部分と、90度ごとにある白い部分もシールですからね。
ちなみに成型色は逆。これ、普通にパーツ割りで色分けできたんじゃないの? 内側は仕方ないにしてもさ。
なお、スピーカー用の接続穴がない主翼パーツ(ほかのメサイアと同じもの)も付属していますが、簡単に取り換えられる構造でないのはおおよそお察しノコとかと思います。
機体底面には、ガンポッドやニンジンスピーカーポッドをマウントすることが可能。
ガンポッドは従来通りグリップパーツ柄おジョイントパーツに交換して取り付け。
ニンジンスピーカーポッドは、展開式のジョイントで取り付けます。
ガンポッド、ニンジンスピーカーポッドともにマウント時に舌になる部分に3㎜穴があるのでそれを使ってのスタンドディスプレイが可能になっています。
つまるところ、素の状態のファイターモードはスタンドディスプレイには対応していないということです。
なんでやねん・・(そう思うのも何回めだろうか)
ガール素体とのサイズ比較。
VFGはどちらがメインなのか?
どちらもメインです。
ガウォークモード
ファイターモードから手脚を生やした半人型形態。
VFといえば三段変形。まぁ、これはあくまでVFGなので、劇中の酢がアットは少し違いますけどね。
変形手順は引き続き、一部組み換えとなっており、腕部パーツはまるまる地下するかたちです。
ミシェル機のときからとくに進化、変更されて部分はないと思います。
初期型のものと比較して脚部の可動性が大きく向上したことで自立は安定。
本来頭部に相当する部分にはハンドルとコンソールが配置。
ガールの脚を乗せるステップ部分ですが、おそらくは今回のランカが少し小柄ということでパーツを追加する仕様になっています。
わざわざ星マークがディティールされていますよ。
スクルドのときの肉球ディティールといい、こういう細かいこだわりは素晴らしいですね。
なお、機体底面の脚部の付け根部分の奥まったところに、一応スタンドディスプレイに使える3㎜穴があります。
ほかに用途のない穴なので、たぶんスタンド用だと思うのですが、説明書でもとくに触れられていません。
シールド
ファイターモード時に機体後部に配置されていた装甲パーツは、ガウォークおよびバトロイドモードでは左前腕に装備するシールドになります。
右腕に取り付けることも可能です。
ハンドパーツは従来の平手、握り手、武装持ち手のほか、こちらにも新規でキラッ☆手が左右分付属。
もうちょっと手首に殉難性があればポーズも決まるんですが・・
ガール素体とサイズ比較。
高さはガールのほうがありますが、なかなか相棒感のあるサイズ感じゃないでしょうか。
当然コスプレ衣装ともばっちりマッチ。
では、ランカ搭乗。
ステップに脚を乗せ、ハンドルを握って前傾姿勢で搭乗。
ステップにあるダボを足の裏のダボ穴にはめ込むことで固定できます。
あまりかっちりとは固定できませんが、同時にハンドルを握らせることでそれなりに安定。
なお、ステップへの固定はコスプレモードの脚部(武装脚)おおび靴パーツのみ可能。
素足パーツにはダボ穴がないので固定できません。
この美しい上体の反りはVFGならでは。
反面、前屈は苦手ですが。
あと、ミニメサイアを背負った状態ではここまで頭部を反らすことができません。
バトロイドモード
ガウォークモードからさらに組み換え・・というか、各部をバラして、パワードスーツ的にガール素体に纏わせることで完成するVFGのバトロイドモード。
例によってVF単体でバトロイドモードに変形することはできません。
脚部ブースターをガールの足に装着し、本体部分は機首を折りたたみ、専用のハンガーパーツを介してガールの背中に合体。
腕部などもそのハンガーパーツに移設します。
ハンガーパーツ自体はクランものと一緒ですが、クランがアタッチメントパーツを追加して背中と腰の2点で接続する方式だったのに対し、今回のランカは背中にのみ接続。
腰裏には一応アーマーのようなパーツを取り付けますが、とくに必要性は感じません。
なお、相変わらずこの形態でのスタンド類の使用についてはほぼ考慮されていないようで、使えそうな穴というと画像矢印で示したハンガーパーツの側面部分にあるものだけ。
ただこの穴、3㎜よりわずかに大きいようで、汎用の3㎜軸スタンドを使おうにもゆるゆるです。
いったいなんのための穴なんだろうか?
腕部の基部は画像にように前後にスイング。上下にはスイングできません。
アーマーパーツを繋ぐアーム部分はボールジョイントで可動します。
ガールの太腿にインテークパーツ等をまとめたアーマーを取り付けるのはクランと同じですが、位置が正面ではなく側面になっています。
可動性を考慮した変更でしょうかね。
でも側面に移動したせいで腰のアーマーと干渉しまくるんですが。
そもそも腰アーマーはパンツ側の軸が短いのでポロリしまくるし・・
右前腕には本来頭部になる部分(ガウォークモードのハンドルコンソール)を組み換えたセンサーポッドを装備。
また、グリップを展開することで手に持たせることもできます。
グリップパーツの外れやすさも相変わらず。
比較画像
スーパーメサイア クランクランとかく形態で並べていきます。
まずガール素体で。
完全新規型となり、よりキャラクターとしての個性が再現された今回のランカ。
背も頭半個分ほどクランより低いです。
胸部前面装甲の厚みについては言わずもがな。
フェイスパーツの精度もぐっと上がった気がします。
メサイアのファイターモード。
ミシェル機はスーパーパック装備で。
本体の見ための違いは、バトロイドモードの頭部形状とカラーリング。
今回のアルト機にスーパーパックのパーツを組み込むことはある程度なら可能だと思いますが、ミシェル機でも上面外装などスーパーパック装備専用のパーツがけっこうあったので、すべてを装備することは不可能です。
今後スーパーパック装備のアルト機が発売される可能性もあるかもしれませんけどね。
ガウォークモード、ガール搭乗で。
結局、VFGはこの状態で楽しむのがベストだと思うなぁ。
最後にバトロイドモードで。
スーパーパックにでかいツインテールといろいろ主張が激しいクランと較べると、すっきりシンプルな印象のランカ。
可動時にも、とにかく干渉物が多くて大変だったクランに対し、ランカは腰のアーマーがすぐ外れるのがうっとうしくらいで、感じるストレスはかなり少ないです。
完全新規ですが、とくに可動性が向上したという感じはありません。
まぁ、手首に関節が増えているので、手を使った細かい表現力は増しましたね。
ということで、いろいろポージング。
間違いなく、VFG史上最カワです。
胡座かいてエゴサ。
なんでもやるアイドル。
アルト君の操縦するメサイアに乗って。
いや、サイズ感!(笑)
ランカがゼントラーディ化できたとしたら、こんな状況もあったのかもしれないけど。
メサイアだけでも。
シール塗れではありますが、造形定期には申し分なし。
VFのキットとしての出来は十分だと思います。
そういえば、またバンダイからVFのキットが出るらしいですね。YFー19でしたっけ・・
ガウォークモードで。
これはもうこの搭乗姿勢で完成されてますね。
ガウォークの可脚部の動性は上がってるけど、ガールの足を固定する必要があるから結局あんまり動かせない。
なので撮る角度を変えるくらいしか・・
バトロイド形態で。
はい、一番厄介な形態。
まだ組んだ直後なので保持力も問題ないですし、スーパーパックやクランのツインテールのような重い荷物もないので、まだ自立はできますけどね。
でも、やっぱり基本飛行ポーズをとらせたいのに、スタンド使用がままならないというのが最大の問題。
なんでVFGはそんな基本的なことを疎かにするのか?
ということで、画像はいろいろと工夫をして撮っています。
背負いものの接続を背中の一点だけにしたこともあって、下半身の重さで腹部より下がへたれるし・・
バトロイドモードで安定したスタンドディスプレイができればもっと(少なくとも僕の)評価は上がると思うんだけどなぁ。
以上、“V.F.G. メサイア ランカ・リー” でした。
VFGは、ガルプラ業界でもある意味異色、そして唯一無二の存在だと思います。
そもそもアニメ作品のメカやキャラクターをここまでがっつり使ってシリーズ化しているガルプルがほかにない。
まぁ、初期こそガールがオリジナルキャラクターで、なんで原作キャラを使わないの? と思ったものですが、前回のクラン、そして今回のランカと原作キャラの使用が解禁され、さらに魅力が倍増した・・のは間違いないのですが、キットとしての粗さはなんとも・・
もちろん徐々に洗練されてはきているのですが、まだ甘い部分がちらほら。
そもそもの話、このシリーズがどういう状況でもっとも輝くのかということを、開発側がよくわかっていないんじゃないかなぁ。
なんでバトロイドモードでまともにスタンド使えないの?
というか、簡易的なものでもいいからスタンド付けとこうよ。
最初から思ってましたよ、そこはね。
VFだよ。
ファイターモードでもガウォークモードでも、バトロイドでも基本飛んでるのよ。空か宇宙を。
ならば、空間ディスプレイできるようにするのが当然でしょうに。
まぁ、ファイターモードは武器のマウント前提ですけどスタンド穴がある。
ガウォークも、ちょっと奥まったところだけど使える穴がある。
あとはバトロイドモードだけなんよ。
クランのときはあったのに。腰裏のアタッチメントパーツに、真後ろに空いてる穴が(まぁ、これもイマイチ使いづらかったけど)。
なんで今回なくしたのか?
パッケージイラストもだいたい飛んでるやないか、と。
なんかねぇ、そういうところにまでまだ気が回っていないというか・・
いや、もう何体めだよ? と思うんですが。
あ、ランカは可愛いです。そこは劇的に進化したと思う。
次はVFの番ですね。
と思ってたら、まさかの次回作デストロイド・モンスターですって・・
あ、また浮かす気ないぞ(笑)。
まぁ、デストロイド・モンスターは単純に欲しいですけどね。
正直なところ、VFGは今回のランカで卒業でいいかな? と思っていたんですよ。
シリーズのコンセプトは嫌いじゃないんですけど、気楽に楽しめるものではないですしね。
今回は前回ほどストレスは感じずに済んだのですが、根本的な部分で変わっていないのは先にも言った通りで。
とかなんとか言いながら。きっとシェリルが来たらまた買うんですよ、僕は(笑)。
唯一リアルタイムで観たマクロスシリーズなので、Fにはそれなりに思い入れがあるのです。
そういう意味では、デストロイド・モンスターよりもケーニッヒ・モンスターのほうがよかったんですが、そっちもいずれ出るか?
卒業できそうにないぞ・・
といったところで、今回は終了。
またのご訪問を。
2コメント
2022.10.06 15:32
2022.10.06 15:07