今回のレビューは、1/10スケール 創彩少女庭園 より、
“小鳥遊 暦【令法高等学校・夏服” です。
創彩3人娘のメガネ担当(言い方ww)、小鳥遊 暦が夏服に衣替え。
いつもの通り、一般販売の通常版と公式ショップ限定のドリーミングスタイルの2種類が発売されました。
リツカ夏服以降のパターンで、通常版と限定版は一月ずらしての発売。
今回は通常版が6月、限定版が7月。
その間に特別カラー髪パーツが付属のロッピー・HMM版の発売もあったので、厳密には3形態での発売ということになりますが。
ともかくも夏本番前に衣替えが完了し、これにて3人娘が夏服で揃うことになりました。
先に発売されたまどか・夏服では固有ポーズ再現用の差し換え上半身パーツが付属しましたが、今回の暦も同様、また違った体勢の差し換え上半身パーツが付属し、さらにシチュエーション再現が捗る仕様に。
ただこうなると、ほかの二人とは逆に夏服からスタートしたリツカにだけ差し換えパーツがない(たぶん冬服に付く)のが少し残念ですね。
しかし、リツカの冬服は引っぱるなぁ・・
ここまでくると、もう先にエマ先輩を冬服で出してくるんじゃないか、とすら思える。
で、実は見ために反してリツカは不遇キャラというイメージでいくのかも。
まぁ、すでにうちではそんな感じでキャラ付けしてますけども。
おっと・・今回の主役は暦だった。
それでは、レビューしていきます。
キットは基本パチ組みで、肌色部分のみ合わせめを消しています。そして一部塗装での仕上げです。
まずは恒例のパッケージイラストの鑑賞から。
これまで通り、通常版はピンナップ風の描き下ろしイラスト、ドリーミングスタイルのほうは設定画に彩色したものになっています。
通常版のイラストの、運動部のマネージャー感がいいですね。
ところで3人娘それぞれが通う学校はみんな女子校なのかな? リツカの学校はっぽいですけど。
それにしても、手に持っているスポーツドリンクのペットボトルが付属品にないのが惜しまれます。
なお、箱は冬服版よりも厚くなっており、リツカ・夏服よりはわずかに負けるサイズに。
通常版
まずは通常版から。
ブレザーとその下のセーター(カーディガン?)を脱いで、白の半袖カッターシャツとスカートのみになった暦。
足許も膝下までのハイソックスから足首までのソックスに履き替えています。
頭部と太腿、ローファーは冬服からそのまま流用されています。
手首ジョイントを含むハンドパーツはリツカ・夏服、まどか・夏服と共通ですね。
リボンタイのストライプ柄は塗装(プリント)済み。塗装派のためにデカールも付属します。
スカートの中ももちろん塗装済み。今回は純白です。
頭部
フェイスパーツ以外は冬服からの流用で、同様に3つ組めるようになっています。
ボブカット
まどかの前髪を付けるための交換パーツも付属します。
三つ編み
前髪パーツは3種の頭部(髪形)で共通です。
これは創彩少女共通の仕様ですね。
しかし、通常版の場合は当然髪色も冬服と一緒なので、ここはデフォルトのボブカット以外の2つは新規のものを用意してほしかったというのが本音ですね。
まどか夏服のときも言ったような気がしますが。
なお、メガネを外している時用の前髪パーツも、それぞれの髪形用に3つ付属します。
そのメガネですが、透明クリアパーツの一体成型で、かけている状態のものが3つ、閉じている状態のものが1つ付属します。
見にくくて済みません・・
ちなみに今回の画像では、冬服のときに塗装したものを借りてきてかけさせています。
夏服に付属したものについては、もうランナー状態で置いておこうかな、と。フレーム塗るの面倒臭いから(笑)。
フェイスパーツは4種類。
笑顔
こちらはすべて新規造形、新規表情になっています。
しかし口の開き具合のせいなのか、笑顔と目閉じ笑顔が暦のわりには少々アホっぽく見えますね。
眼鏡かけてるのにアホ・・というキャラでもいけたのかもしれない(笑)。
ともあれ、表情のパターンが増えるのは嬉しいです。
これで冬服のときに同時発売されたアフタースクールに付属のものも含めて9パターン。
同一キャラでそれだけのパターンを描き分けるのも大変だと思います。
左肩上げ状態上半身パーツ
上に向かって左手を伸ばした状態を再現できる差し換え上半身パーツが付属し、通常状態のパーツと交換可能。。
首パーツも、専用の少し角度の付いたものになります。
まどかの場合は通常の首パーツと屈み姿勢用の首パーツをそれぞれ交換することもできましたが、暦の場合は首許の形状が微妙に変わっているので、それぞれ専用パーツを使うことになります。
もちろん、メガミデバイスの頭部を付けるための首パーツもそれぞれ付属。
通常の上半身パーツと並べて見ると、けっこう動きのあるパーツになっているのがわかります。
横から見るとあまり違いがわからないか・・
しかしこれで、ちょっと高い位置にある本を背伸びして取ろうとする・・絵に描いたような文学少女シチュエーションが再現できますね。
アフタースクール図書館の棚、あるいは本屋さんの棚、とか出ないのかな?
スカートは通常状態のもののほか、
今回のなびき状態は左右に広がった・・というか、手で持って広げたような形状になっていて、これもいろいろなシチュエーションが想像できます。
でも、ちょっと暦の雰囲気とは違うんだよなぁ。
なお、うちの暦は公式の正統派優等生キャラとは違う、腹黒厄介キャラですが(笑)。
座りポーズ用の下半身パーツに差し換えて着席。
腰部から太腿まで固定状態の下半身パーツとスカートパーツを専用のものに差し換えることで椅子などに座っている状態を再現可能。
これも創彩少女の共通仕様。
横からアップで。
通常の立ち状態の下半身パーツと座り状態のスカートパーツを合わせることも可能。
コンプラに引っかかるので横からでご勘弁を。
まどか夏服でもそうでしたが、都合、上半身と下半身が2つずつ、それに頭部も3つ組めるので、一箱でほぼ2人の少女が組めるお得感(?)のあるキットになっています。
腕と脚(膝から下)をなにかで代用できれば・・
ドリーミングスタイル トゥルーサファイア
まどかの場合は冬服と夏服でどちらも髪がピンク系と、ちょっと新鮮味がなかったのですが、暦夏服のドリーミングスタイルは冬服のときとはガラリと印象の違う青髪に。
シャツとスカートも青系統でまとめたものになっており、暑い夏にぴったりな涼しげなコーディネイトです。
ただまぁ、カラーリング(成型色)以外の内容は通常版とまったく同じなのはいつものこと。
なお、スカートの中はグレーです。
付属品
通常版とドリーミングスタイルで付属するものは共通。
スマホ
暦のスマホは前髪パーツと同じランナーに含まれるので、成型色は髪の色と同じ。
なので、これだけ限定版専用色になっています。
ディスプレイ部分は黒のマーカーで塗りました。
通学鞄
通常版と限定版、夏冬の違いなく4パターンでまったく同じもの。
金具部分のみ塗装しています。
本
大小、閉じた状態と開いた状態で計4つずつ付属する本。
大きいほう(ハードカバー)の表紙部分の成型色は通常版(左)とドリーミングスタイル(右)で異なっています(夏冬共通)。
スタンド
創彩少女共通仕様の、ベース部分がパズルのピース状になっていて連結可能なスタンド。
緑色が通常版、白がドリーミングスタイルに付属のもので、夏冬共通色。
まぁ、先に言ったように、パッケージイラストに描かれているペットボトルとか、なにかしら新規の付属品がほしかったですね。
まどか夏服のときもそうでしたが、今回も同時発売のアフタースクールもないですし、正直マンネリ感は否めません。
比較画像
まず通常版で冬服と。
上衣と靴下が変更されています。
スカートはたぶん同じものでしょうが、上衣との組み合わせで見える面積が増えているのでパーツとしては新規造形になります。
ちなみに交換してみると・・
冬上衣に夏スカートはなんの問題もないですが、夏上衣に冬スカートは変なヘソ出しルックみたいになってしまいます。
まぁ、接続部がギリ見えないのでまどかのときよりはマシですが・・
ちなみに腰部パーツは今回の夏服版では新規造形になっていて、画像でもチラ見えしているようにお腹のあたりまで造形されています。
ついでに座りポーズ用下半身でスカートを交換してみると・・
あぁ、これはダメだ(笑)。
ドリーミングスタイルでも。なんとなくメガネなしで。
なんというか、髪の色で季節感が伝わってくる感じ。
これくらい印象が変わるといいですね。
水着のときもどんな髪色になるか楽しみ。
冬服のときはイマイチわかりづらかったのですが、まどかも暦も決してないわけではない(なにが?)んですね。
もちろん、リツカにはおよびませんけども(だからなにが?)。
最後に今回の夏服、通常版とドリーミングスタイルで。
ドリーミングスタイルのほうはメガネなしにしてみました。
髪形まで変えれば普通に別人設定でもいけそう。
女性キャラの顔、全部同じみたいな漫画はけっこうありますし(こら)。
以下、画像
まず通常版で。
通学途中で思わぬものに出会した暦。
歩きスマホはしないタイプだけど、本を読みながらは歩く。どのみち危ないからやめましょう。
というか、もう歩きながら本読む人なんてほとんどいないかな。昔やってましたけどね。
高い位置にある本を背伸びして取る暦。
なんか適当な棚あるかと思ったけど、高さがいい具合のものがありませんでした。
やっぱりアフタースクールで本棚が欲しい・・
昼休みの暦。
昼食を終えたあと、校庭とかで本を読んでるイメージですね。
不意にメガネと外した君の笑顔が・・
続いてドリーミングスタイルで。
本来は可愛らしいポーズを再現するため(?)のなびきスカートが、表情を変えるだけで途端にいかがわしいものに・・
差し換え上半身パーツはこういうアクティブなポージングにも応用可能。
ちょっと暦っぽくない感はありますけどね。
メガネもなしだとまどかっぽいか・・
小鳥遊 暦、片付けられない女・・
なにかしら闇を抱えている気がするのは僕だけだろうか(笑)。
あ
もう一人の私との出逢い・・
こうなると、ドリーミングがダークサイドに見えなくもない。
今回も友人役は楓さんにお願いしました。
友人というよりは先輩かな。
勉強を教えてもらっているようですね。
というか、楓先輩が教えてやるから来い、と無理矢理図書室に引っ張ってきた感じかな。
たぶん、教えてもらう必要ないんですよ、暦。頭はいいはず。
あと、この制服とのコ-デを考えると、楓さんよりも9月発売予定のむっちゃんこと小芦 睦海のほうが似合いそうですね。
しかしそうなると、友人枠はバーベナの3人が占めてしまうというわけか・・
肌色の関係でシタラは最初から除外されるし、すぐみという選択肢はなぜか思い浮かびませんでした。
前回、まだ冬服着てるの? 暑くないの? とからかわれた暦。
こ「やっと私も衣替えしたわよ・・って、なんで逃げるの? べつになにもしないわよ!
ちなみに、うちでの3人娘の性格設定は、
まどか・・バカ(酷いww)。
リツカ・・高飛車だけどわりと常識人で意外と面倒見もいい。よく貧乏くじを引かされる。
暦・・・・優等生だけど実は腹黒。毒舌家。まどかやリツカに無茶振りをする。黒幕。
とこんな感じ。
まぁ、今回はあまりそんな暦らしい画像は撮れませんでしたが(キャラ付けを忘れていた・・)。
以上、“創彩少女庭園 小鳥遊 暦【令法高等学校・夏服】” でした。
創彩少女のレビューは通常版と限定版をまとめて書きたいこともあって、ただでさえ速報性のないレビューがさらに周回遅れみたいになってしまっていること、ご了承ください。
今さらですが(笑)。
ちなみに今回は限定版が届いてから通常版も一緒にイッキ組みしたわけですが、まぁあっさり組めますね、創彩少女は。
肌色パーツの合わせめを消したりしたので、その分少し時間はかかりましたが、パチ組みなら2つ同時組みでも3時間ほどあればいけるかな。
おおよそ構造が同じだから、慣れたこともあるでしょうね。
すでに延べ10人か・・
正直な話、さすがに飽きてきた感はあります。
やっぱり髪形や付属品に冬服から変化がないのが辛い。
固有ポーズ再現用の際し換え上半身パーツが追加されたとはいえ、それだけでは新鮮味に欠けるんですよねぇ。
アフタースクールシリーズをもっと充実させてくれているならば、また印象も違ったんでしょうが。
次の水着まどかのときですらなにもないからなぁ・・
浮き輪とかビーチボールとか、パラソルとか欲しいでしょうよ。
今回の暦を合わせるなら、やっぱり本棚ですよね。
なんのための差し換え上半身なのか? と。
まぁ、他社製品やドールハウスなどと組み合わせることもできるのですが。
といったところで、今回は終了。
またのご訪問を。
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