メガミデバイス Chaos & Pretty アリス レビュー

 今回のレビューは、1/1スケール メガミデバイス より、

“メガミデバイス18 Chaos & Pretty アリス” です。


 メガミデバイスの異端チーム(?)Chaos & Prettyの新メンバー、童話をモチーフにしたカオプリグリムの2人め、

“アリス” が発売されました。


 相方の赤ずきんの発売からマジカルバーゼを挟んでようやくアリスの登場。

 これにてメガミ初期シリーズは全チーム4人体制になりましたね。

 まぁ、僕的にはストラプはラプターのカラバリアップデートという認識なので、SOLのみ3人体制なんですが・・

 さて、カオプリグリムというのはあくまで通称で、正式な商品名にグリムは含まれないんですね。

 というか、そもそもアリスはシリーズはグリム童話ではないし。

 ただ、以降もコンビ名としてはカオプリグリムと呼称しますので悪しからず。

 それにしても、アリスモチーフのガールキット多いよね。どういう事情かコンビの間に挟んできたマジカルバーゼが画的ちょっと被ってるし・・(笑)

 ウサミミにスカートという基本デザインがモチーフとしてわかりやすいからかなぁ。

 まぁ、アリス=ウサミミではないんですが。


 “M.S.Gを纏うという提案” の範疇でもあるカオプリグリム。

 赤ずきんではフレキシブルアームがいい仕事をして、武装パーツ組み換えが予想以上に捗ったので、アリスに求められる(あくまで僕個人の)ハードルもかなり上がってしまったのですが、はたして・・

 レビューしていきます。

 キットは基本パチ組みで、肌色部分のみ合わせめを消しています。


 まずパッケージですが、赤ずきんのそれよりもさらに1㎝ほど厚みが増しています。

 お値段も税抜き400円アップ。


素体モード

 ベースはカオプリ ウィッチ・・なのですが、やはり髪パーツが丸ごと新規になっているために、この状態ではウィッチとマジ子、どちらがベースともいいきれません。赤ずきんと同様ですね。

 髪パーツ以外の新規造形部分は胸部および腹部の前面パーツと手首のリング、ローファー。リングとローファーは赤ずきんと共通です。

 腹部全面パーツと首パーツは塗装済みになっています。

 ほかのカオプリ3人生脚なのに対し、アリスはメインカラーでもある緑がかった青色のタイツを穿いているため、そういう意味ではちょっと異色。

 ちなみにパーツ自体はほかのカオプリと同じもので成型色のみ変更されているので、つや消し(梨地)加工されているのもそのままです。

 そして注目すべき・・というか実はパッケージイラストが物議を醸しているのですがそれはさておくとして、

胸部前面パーツがカオプリとしては異例のボリュームになっています。

 いったいなにがあったのか?

 いやまぁ、それでも最近の傾向からすると控えめではあるのですが、カオプリ基準だと革命的なサイズですね。

 そもそもアリスって7歳くらいの少女なんですけどね。

 ボディはいわゆる旧素体で非常にスレンダーなので、やはり少しバランスがおかしいというか・・


フェイスパーツは3種類。

 赤ずきんでは、ベースとなっているマジ子のものだけでなくウィッチのものも含めた6種類のフェイスパーツのなかから3種類が流用されていたので、今回のアリスでは赤ずきんで選ばれなかった3種類が流用されているのかと思いきや、まったく同じ3種類が流用されていました。

 というわけで、公式特典のタンポ印刷なしのフェイスパーツで整理。

 特典は赤ずきんと同様にカオプリの6種のフェイスパーツすべてが付属するという大盤振る舞いです。

 まぁ、水転写デカール苦手マンの僕にとっては宝の持ち腐れなんですが・・

 赤ずきんのときは3つずつ(マジ子フェイスとウィッチフェイス)でランナーが切り離されていましたが、今回は繋がっていました。

 紫の丸で囲んでいるものが、実際に流用されているパーツ。

 ちなみに成型色は赤ずきんとアリスとでは違っていて、メガミM.S.Gの分類だと赤ずきんはスキンカラーB、アリスはCです。


微笑顔

 いわゆる通常顔ですが、すでにその内面が滲んでいる感はあります。

 流用されているのはマジ子の通常顔。


嘲笑顔

 今回のアリスのキャラを決定付けている表情ですね。

 赤ずきんのがおがお顔もそこはかとなくイラッときましたが、アリスのこの表情も別のベクトルでイラつかせてくれます。いい意味で(笑)。

 これはマジ子の笑顔の流用ですね。


照れ顔 

先ほどの表情から一転、まさに立ち位置が逆転してしまったかのような表情。

 これはまたいろいろと想像が膨らみます。

 ウィッチの流し目顔の流用です。


 こちらが対比図。

 造形は同じでもアイプリントの変更でガラリと印象が変わるものですね。


 計6パーツで構成される後ろ髪。

 相変わらずこだわりが強いです。

 いつもの球体ジョイントで可動します。

 なお、ジョイントは髪パーツと同じランナーで2つ組めるようになっていますが、それとは別に破損しにくいPV製のZランナーでも同じものが組めるようになっています。

 ちなみに手首と股関節のジョイントはには肌色成型のランナーが別に用意されていて、Zランナーはこの後ろ髪用ジョイントのためだけに付いてきます。

 どんどんジョイントが増えるな・・


 後ろ髪を付けないと刈り上げガールになります。

 うん。悪くない。

 表情はウザいけど(笑)。


 公式特典のもう一つ・・というかメインはこちらでしょうが、ピンク色成型の髪パーツが付属します。

 変身後のマジこの髪と同じ色ですね。

 赤ずきんの特典の髪パーツははウィッチ変身後の水色でしたし、ベースとテレコになっているのが特徴。

 それぞれのボディのメインカラーと被るからでしょうかね。

 ちなみにこちら場合、後ろ髪用のジョイントはPE製のものしかないので破損には注意です。

 その点も赤ずきんと一緒ですね。


アリスモード

 いわゆる武装素体モードですが、この状態でようやくアリスと呼べるのなら、先ほどまでの素体状態はなんと呼べばいいのか?

 ずきんを被っていない赤ずきんをなんと呼べばいいのかわからないのは彼女の個人名が不明だったからですが、アリスは個人名のはずなんだがなぁ・・

 ともあれ、素体モードから前髪と胸部前面パーツを変更。上腕もリングを外して代わりにフリルアーマーを取り付け。さらに背中からジョイントパーツを買いして肩のフリルを取り付けて、最後にスカートを穿かせて換装完了。

 スカート本体はウィッチからの流用パーツですが、ほかはすべて新規パーツになっています。

 そのスカートを穿いたおかげで、細過ぎるゆえに素体モードでは若干胴長に見えていたシルエットもバランスよく整った感があります。


 ウサミミ付きのカチューシャ、ワンダーカチューシャが追加された前髪。

 髪形自体は変わっていません。

 胸部前面パーツもリボンが追加されたのみでデザインはそのまま。


 肩のフリルはどうなっているのか不思議だったんですが、なるほどこういう構造になっていたのね。

 ただ上腕のアーマーと干渉しやすいので可動は若干制限されます。


 スカートは前面にワンダーエプロン、さらに裾にもパーツを追加してボリュームアップ。

 裾をぐるりと取り巻くパーツは実はミリタリー感のある形状なんですが、白色成型のおかげでフリルっぽく見えるんですね。

 3㎜穴もあるのでスカート本来の拡張製も損なわれていません。


クロノレプス

 むしろこちらが今回のメイン・・と言ったら怒られそうですが、アリスといえば彼女を不思議の国へと誘った白ウサギということで、ウサギ型のサポートメカが付属しています。

 ヘキサギアか? はたまたゾイドか? というようなデザインですが、M.S.G レイジングブースターのパーツを中心にウィッチ由来の武装パーツと新規造形パーツを組み込むことで見事なメカウサギになっています。


 レイジングブースターのメインユニットを連結することでメカメカしくも可愛らしいフォルムのウサギのボディを再現。

 この見立てには脱帽です。

 さすがに頭部周りのパーツはほぼ新規造形ですが、耳にはレイジングブースターのパーツを使用。

 たぶん、これだけでウサギいけるぞ! とデザイナーさんは踏んだのではないだろうか?

 実際、しっかり耳に見えますもんね。

 しかし、M.S.Gを纏うという提案で基本形態がサポートメカというのは始めてですね。まだこの段階ではアリスはM.S.Gを纏っていませんからね。


 白ウサギといえば時計。

 前脚の付け根パーツはまさに時計のデザインになっており、数字も刻まれています。

 長針と短針にあたるパーツもあって、もちろん回転させることが可能。


 基本は後ろ脚のみで立っている状態ですが、前脚も下ろして4つ脚状態にすることも可能。

 その際、そのままだとお腹が擦れるので、画像の部分を動かして白いパーツを収納しておきましょう。

 ちょっと硬いですが連動しして可動します。


 アリスと並ぶと子この通り、まぁまぁでかいです。

 目付きも妙に鋭いし、けっこう怖いですね。


クロノライフル

 ウィッチのライフルの流用。

 バレルに相当するパーツが今回は付属しないので、ライフルというよりサブマシンガンっぽい雰囲気ですね。

 通常はクロノレプスの尻尾右側面にマウントします。


キーアックス

 新規造形の近接武器。

 キーブレードとされなかったのは大人の事情でしょうか。

 柄が太いので、アリスに持たせる場合は後端の輪っか部分を保持させるかたちになります。

 通常はクロノレプスの尻尾左側面にマウント。


その他付属品

 いつものスタンドが付属。

 また、例によって多数の余剰パーツがあります。

 このあたりがウィッチ由来。

 足パーツの爪先は画像の指造形ありのものと指造形なしの先が尖った状態のものと選択式。

 ほかにも肩アーマーやブーツなど、そのまま差し換えでお洒落を楽しめるパーツが豊富です。

 帽子は開閉する内部の3㎜穴付きパーツと1つ目部分のクリアパーツがありませんが、普通に帽子として成立します。

 ただ専用髪のパーツがないのでアリスに被らせることはできません。

 レイジングブースター由来のパーツも多数余ります。

 ここで有用なのは3㎜ボールジョイントで取り付けられる小型のバーニアパーツ。

 ちょうど6つあるのでスカートのぐるりに取り付けられたりもします。


ワイルドモード

 アリス本体に分解したクロノレプスのパーツを装着させた戦闘形態。

 ようやくM.S.Gを纏うことができました。

 頭にメカウサミミ月のヘッドギアを装着。

 太腿以下をレイジングブースターのメインユニットに換装し、背中にもブースターを装備。

 ライフルとキーアックスを連結させたロングライフルと時計型のシールドで武装しています。

 ウサギモチーフらしく脚力の強化で機動性を向上、遠距離からの狙撃をメインにある程度の格闘戦もこなせる感じでしょうか。

 脚部の伸長で、初期タイプのメガミとしては全高がかなり高くなっています。

 というか、脚が長くなり過ぎて相対的に腕が短く見える・・


レプスヘッドセット

 頭部に装備する高性能ヘッドセット。

 たぶんレーダー的な役割を果たすのだろうウサミミはクロノレプスの耳に長針短針パーツを追加したかたち。

 もちろん針は回転させることができます。

 基部となるのはクロノレプスの首パーツ。後頭部に取り付けます。

 後ろ髪は一旦外し、このパーツを付けたあとに再度取り付けるため、見ために少し髪が伸びた感じになります。


レプスブースター

 背部に装備するブースターはクロノレプスの頭部の左右にいろいろとパーツを連結したもの。

 まさかこの位置にウサギの顔が来るとは・・

 なおこのブースター、後ろ髪や後述のライフルと干渉しやすいです。


 脚部はクロノレプスの胴体および尻尾を構成していたレイジングブースターのメインユニットに前脚パーツを連結。

 アリスの太腿以下と丸ごと交換します。

 新規造形のアタッチメントパーツで女神の脚付け根との接続が可能になっています。

 そもそもFAの脚部パーツとしても使えたレイジングブースターですから、メガミの脚部としても違和感なし。

 まぁ、長さのバランスはちょっとおかしくはありますが、ウサギモチーフと考えれば納得。

 もちろん可動性、接地性ともに十分です。


キーライフル

 クロノライフルとキーアックス、として時計型パーツ1つを連結した長砲身のライフル。

 銃口下部にあるブレードで格闘戦もこなせますね。

 デザイン的に脇に抱えるように保持するのが基本なんですが、先に言ったように背部のブースターなどが干渉するのでなかなか上手く持てません。


クロノバックラー

 もう1つの時計型パーツをそのまま使用した小型のシールド。

 手首のリングを3㎜軸付きのものと交換して取り付けます。


比較画像

 まずはベースとなったカオプリ ウィッチと。素体モードで。

 髪形とフェイスはもちろん、胸部および腹部の前面パーツが変更され、ローファーも履いたアリス。

 さらに青いタイツを穿いていることもあって随分とイメージが変わりました。いや、最大の変化(進化?)はやっぱりここだろ、ということで、真横から見て比較。

 本当、なにがどうなったらカオプリの系譜からこのサイズが生まれるのか?


 武装モードでも。アリスのほうは本体とキーアックスのみで。

 あらためて見ると、ウィッチってけっこう重武装なんですよね。

 マジ子と較べても、直接身に着けるパーツが多いですし。

 相方の赤ずきんと。素体モードで。

 パッと見は、手首のリングとローファーに共通点があるくらいかなぁ。


 武装モードでも。こちらもまずアリスは本体とキーアックスだけで。

 赤ずきんボリュームがすごい。

 しかしアリス、武装モードの基本形が、本体はほぼ武装してないというパターンが非常に新鮮です。


 クロノレプスと、赤ずきんの武装パーツで組んだオオカミとで。

 以前組み換えで作ったオオカミ。さすがに記憶だけを頼りに再現することはできませんで、レビューで上げた画像とにらめっこすることになりました。

 まぁ、なんとか同じものをまた作れましたよ(笑)。

 並べたらけっこういいサイズ感でしたね。


 ワイルドモードでも。

 それぞれの獣性を開放した戦闘形態。

 アリスでっか・・

 赤ずきんは腕、アリスは脚と、それぞれの特性に合わせた一点強化という感じですね。

 お互いの長所を活かし、短所を補い合うよいコンビ・・なのかもしれない。

 ギルティプリンセス メイドロイド アリスと。

 メインカラーが白と青、ウサミミに鍵など、取り入れている要素はほぼ同じ。

 ギルプリのほうはメカ感がほぼないですが、やっぱり似た雰囲気にはなりますよね。

 あと、ギルプリでかい・・

以下、画像

 まず素体モードで。

 旧素体なので股関節周りの可動はほどほど。

 キャラ的に足を組ませたりが似合いそうなので、メガミM.S.Gボトムスの導入は効果的だと思います。


 赤ずきんより引き続き、ピース手と指差し手が付属。

 今後スタンダードになっていく感じですかね。

 指差し手は顎に添える手としても使えます。


 ローファーを脱いで。

 身体硬いみたい・・

 肌色成型じゃない足指造形のあるパーツって始めてかな。貴重ですね。

 これはとくに意味はありません。


 武装モードでも。

 ボリュームアップしたとはいえ、丈が超ミニなのでどうしたってワカメちゃんスタイルにはなってしまいます。

 しかし、たぶんこれブルマなので、問題なし。

 問題なし。


 クロノレプスと。

 そのまま背中にアリスを乗せる余裕は十分あります。

 手綱的なものはないですが、とりあえず耳を掴んでおけばいいでしょう(酷い・・)。


 制服を着てガンアクションをするのが流行っていると聞いて。

 いうてもこれはメイド喫茶の制服っぽいですけど。

 こういうとき、クロノレプスは観測種の役割を果たしそうですね。

 戦闘よりも後方支援タイプのサポートメカという印象です。


 耳を掻くクロノレプス。

 さすがに後ろ脚で掻くようなポーズはできませんが。

 それなりに可愛い仕草はできます。


 ワイルドモードで。

 長過ぎる脚のおかげでハッタリの利いた派手なポージングが可能。

 ただやはりキーライフルの取り回しが悪いですね。そもそもグリップが太くて持ちにくいこともありますし。


 驚異的なジャンプ力で戦線離脱するアリス。

 戦場を縦横無尽に跳ね回り、隙を見て一体ずつ撃ち落としていく。

 なにと戦っているのかわからないけれど。

 被弾面積のわりにシールドが小さい・・


 本体を余剰パーツと特典パーツでイメチェン。さらに武装パーツを組み換えて、高機動型指揮官アリス。

 なんというか、ジオンみがありますね。

 艦むすっぽくもある。


 相方との日常。

赤「ようアリス、おはよう!

ア「あら、赤ずきん、今日は早いわね。

赤「ちょうどよかった。あの山の麓まで競争だ!

ア「なにがちょうどいいのかわからないけど、いいわ。望むところよ。

赤「妖怪手長脚長だ! 今日一日、これで過ごすぞ!

ア「勘弁してちょうだい・・

 どうやら競争に負けたらしい・・

 なんだかんだ、仲はいい気がする。この二人。


真のアリス決定戦。

ア「アリスの名を賭けて勝負よ!

ア「望むところ!

ア「負けるもんか!

バ「私が本当のアリスだよー!

 いや、どさくさに紛れて最後の!

 というか、本当にここ最近アリスモチーフをよく見かける気がしますねぇ。


 さてさて、それではみなさんお待ちかね(?)、ここからは武装パーツを使っていろいろ錬成していこうと思いますよ。

 アリスにはお供でウサギが付いてくるのに、赤ずきんにはオオカミおらんやん・・まぁ、赤ずきん自身がオオカミになったわけですが、やはり単体オオカミも欲しいということで、武装パーツ組み換えによるオオカミ錬成が流行りました(?)。

 となると、当然アリスでも同じことをやらなければならない。

 ただ、オオカミだけに留まらず、エリマキトカゲ、チョコボ、タコまでも錬成できた赤ずきんと肩を並べることがはたしてアリスにが可能なのか?

 けっこうなプレッシャー(なにに対する?)があったのですが・・

 以下、錬成純に紹介してきます。


 まずはバッタ。

 いきなりこれかよ!(笑)

 まぁ、赤ずきんのときも実はオオカミより先にタコを錬成してしまったこともあり、まずはほかの誰もやらないようなモチーフがないかと考えていたところ、ウサギの耳と前脚を繋げたらバッタの後肢っぽいやん、と。

 そしてこうなりました。

 余剰の腕パーツなどのおかげもあって、けっこう巧いことまとまったんじゃないかと。

 1発目でこんなものができたので、案外いけるぞ! となってあとはけっこうポンポンとアイデアが湧きましたね。

 アリスにはキモがられましたが・・


 2作めはドードー。

 鳥類モチーフは定番でもありますが、アリスで鳥といえばなんだろう? ドードーか。と。

 1発めのバッタがなんの関係もないのに・・(笑)

 首パーツが特徴的なクチバシに見立てられたので、それっぽくなりましたね。

 もちろん騎乗可能。

 チョコボと競走したら勝てないだろうけど。


 3作め。

 ウサギ・・ウサギとくれば、カメか!

 いやそれ違う童話だけど(笑)。

 シルエットしてはカノントータスをイメージしたのですが、カラーリングも相まってビーストウィーズⅡのシーコンズ ハーフシェルっぽくなりましたね。

 砲塔は回転、仰俯角の変更が可能です。

 砲撃よーい!


 続いて4作めはライオン。

 アリスのスカートを使いたくて。

 赤ずきんではエリマキトカゲになりましたが、ほかのモチーフだと・・タテガミに見立ててライオンかな? と。

 ライオンは不思議の国のアリスの続編である鏡の国のアリスに登場もしますしね。

 後脚がかなり強引になりましたけど、とりあえずライオンには見えるでしょう。

 背中の装備はゾイドっぽさも取り入れた感じです。

 アリスも気に入っている様子。


 ここまででデフォルトのウサギ含め5種類の動物の錬成に成功しました。

 すでに赤ずきん超えは達成。

 やるじゃん、アリス・・というかウサギ。


 せっかくなのでもう1パターン。

 もう動物はやめてライドビークルを錬成。

 スノーモービルみたいなイメージですね。

 けっこう綺麗にまとまったんじゃないかな。

 これもメガミバイクの範疇だろうか?

 ヒャッハー!

 世紀末アリス。


 こんなところで、単体武装組み換えは終了。

 続いて、カオプリグリムが発表されたときに確か言ってた気がする、アリスのウサギと赤ずきんの武装パーツでバンダースナッチかジャバウォック作る! を実践してみました。


 ということで、バンダースナッチ。

 バンダースナッチが実際どういう姿なのかは言及されていないんですが、でかいオオカミとか犬とか、四足型の肉食獣というのがおおよそ一般的なイメージではないかと。

 なのでそんな感じで構成。

 ただ、ここではあえてウルフヘッドは頭部に使わず、クロノレプスの頭部を使いました。

 キーアックスやライフルを連結した背鰭から尻尾のラインにはそれなりにこだわりました。


赤「行け! バンダースナッチ!

 意外と小さかったな・・


 そして、ジャバウォックも作りましたよ。

 どうせなら両方ね。

 まぁ、もはや完全にアリス由来で赤ずきんなんの関係もないんですけどね。

 ジャバウォックも姿形は曖昧なんですが、こちらはドラゴン的なイメージが強いと思うので、西洋のドラゴンと東洋の龍を合わせたようなフォルムを目指しました。

 全体が長くなればなるほど保持力が心許なくなってくるので、スタンドは必須。

 前にボルトラックス・ラースを組み換えたエンヴィー並にへろへろですね。


赤「行け! ジャバウォック!

 ノリノリの赤ずきん。

 たぶん、バンダースナッチもジャバウォックも知らないだろうに・・


 髪形交換四姉妹。

 グリムの二人はベースの通常髪に、先代はそれぞれの変身後のカラーの特典髪にチェンジしてみました。

 マジ子の長女感がすごい。

 次女のウィッチは相変わらず不思議ちゃんっぽいし。

 三女赤ずきんの主人公感。

 そして四女で一番発育のいいアリスの生意気そうなこと・・

 ちなみに4人中3人のフェイスパーツ、一緒ですしね。


 以上、“メガミデバイス Chaos & Pretty アリス” でした。


 最後のカオプリにしてカオプリの代名詞でもあるまな板卒業したアリス・・え? 違う?(笑)

 でも実際、ほかの3人とちょっと毛色が違うというか、わりと独特の存在感ですよね、アリス。

 武装モードの基本形でサポートメカを侍らせてるのもメガミとしては初だし。

 マジ子 ⇒ 赤ずきんラインはわりと正統後継という感じがするんですが、ウィッチ ⇒ アリスラインはあまりベースの特徴を引き継いでいないというか・・

 あとそもそもカオプリグリムとかいってアリスはグリム童話じゃないし(しつこい)。

 まぁなにはともあれ、旧素体ベースのナンバリングではやはり最終アイテムにあるだろうアリス。感慨深いものがあります。

 朱羅の大ヒットを受けて登場したChaos & Pretty・・通称カオプリは。モチーフの意外性もあってか、当初は朱羅ほどは受け容れられず、あまりにも在庫が潤沢になってしまったこともあって売れていないような印象が付いてしまい、それがネタ的な扱われ方をしてきた過去があります。

 いや、今もそうか・・

 でも、案外Twitterとかでは朱羅よりもカオプリをよく見かけるんだよな。

 少なくとも僕のTLではカオプリと、あとSOLが日常系のメインで登場してくる印象です。次にバレナイ、かな。

 あらためて思い返すと、朱羅はあんまり見ない。九尾はちょいちょい見るけど(笑)。

 コアなファンほど、カオプリを愛しているイメージがあるなぁ。

 もちろん、みんなそれぞれに推しがいるわけですが、豊富な武装パーツで武器組み換えのバリエーションを楽しめた初代カオプリ。

 魔方陣エフェクトや、のちにアリズギアコラボで定番になるマズルフラッシュエフェクトを最初に導入したのもカオプリですし、そういう意味では実験的な部分もあったのかもしれない。

 枠に嵌まらない、遊びの幅の広さがカオプリの真骨頂だと思っているのですが、新生カオプリ・・カオプリグリムでは、そこにM.S.Gを纏うという提案を取り入れることでさら幅が広がっていて、しっかりと遺伝子を受け継いでいるんだなと感じました。

 しかし、赤ずきん、アリスともにM.S.Gのチョイスが秀逸ですね。

 このあたり、コトブキヤ社内だけで開発するのではなく、外部のモデラーさん、デザイナーさんと積極的にかかわっていく姿勢が実を結んでいるのだろうと思います。

 まぁ、そもそもメガミはデバイスがコトブキヤだけで作ったものではないですが。

 とにかく、進化発展が止まりませんね。

 そして我々に強いられる出資もまた・・


 といったところで、今回は終了。

 またのご訪問を。

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