今回のレビューは、1/1スケール メガミデバイス✕アリス・ギア・アイギス より、
“A5 金潟 すぐみ” です。
メガミデバイス ✕ アリス・ギア・アイギスコラボキットの5人めは、女子大生モデラーアクトレスの金潟 すぐみ。
同じアリス・ギアコラボの兼志谷 シタラVer.ガネーシャに次ぐ大ボリュームでの発売となりました。
予想通りの大判パッケージ。
税込み10450円は先日発売された玉藻や1月に発売予定のスサノオを超えるものですが、アリス・ギアコラボキットは版権料がかかるのか、オリジナルメガミよりも若干お高い価格設定となっておりますので、実際のボリューム的には少なくとも発売済みの玉藻よりも気持ち抑えめ、といった印象です。
ただ、パーツ総数は遜色ありません。
というのも、メガミでは過去一というくらいにパーツ分割による色分けが優秀なキットなんです、このすぐみさん。
最初に彩色見本の画像が出たとき、これは大変なことになるぞ・・と、少なからず戦慄もしました。
これまでのアリス・ギアコラボでも、設定カラーの再現にはけっこう細かい塗り分けが必要でした。綾香嬢のシールドとか、苦行以外のなにものでもなかったですね。
まぁ、あれについてはホイルシールも付属していたのですが。今回のすぐみにはそこまで複雑な色分けはないものの、一見して塗装前提だな、と思わせるデザインだったので、とりあえず勢いで予約したものの、さてどうしてものかな・・と。
しかし実際に蓋を開けてみると、先にも言ったようなシリーズ随一といっても過言ではないパーツ分割によってかなりの部分で色分けが再現されていました。
もちろん、完全再現には細かい部分の塗装は必要(それも結局のところ、思っていたよりも多かったww)なのですが、パチ組みでもそれなりに見栄えのするものになっていますし、もちろん全塗装派にも嬉しい分割構造なのだと思います。
ちなみに、メガミデバイス ✕ アリス・ギア・アイギスは、“2048年現在、好評につき30年以上サービスが継続しているゲーム「アリス・ギア・アイギス」のキャラクターをモチーフに、メガミデバイスとして商品化した” という設定なので、スケールも1/1ということになっているわけです。
今さらですが・・
まぁ、実際のキットを使ってどういうふうに遊ぶかは個人の自由ですけどね。
ではでは、レビューしていきます。
キットは肌色部分のみ合わせめを消し、あとはキャラの名前通りに “すぐみ” ・・といきたかったのですが、一部ヤスリングなど調整加工を施しております。
あとは部分塗装と付属の水転写式デカールでの仕上げだったのですが、(2回め)最後の最後でやらかしてしまい(というかやらかしていたことに気付いてしまい)・・それについてはまたのちほど。
まずはざっくりキャラ設定を整理します。
金潟 すぐみ
女子造形大学に通いつつ企業からの依頼もこなすプロモデラー。
全アクトレスのフュギュア化の夢を叶えるため、造形対象となるアクトレスを間近で観察しようと自らもアクトレス免許を取得したそうです。
というか、アクトレスて免許制だったんですね。
語尾は~っス。
キャッチフレーズはモデルメタフィジックス。
直訳すると造形形而上学というところでしょうか。意味はわからん(笑)。
新居目 安里(あらいめ やすり)というライバル兼親友もいるようですので、彼女のメガミ化にも期待したいところですね。
素体モード
女子大生ということで、メガミコラボで発売されているアクトレスのなかでは今のところ最年長。
とてもそうは見えませんが(笑)。
身長的には楓さんとシタラの間くらいですが、胸部は楓さん以下かな・・
モデラーだからか特撮好きだからか、そのへんはよくわかりませんが、スーツのデザインがかなり凝っていて、ジャケットっぽい上衣にミニスカート、特徴的なベルトなど、それこそ特撮戦隊ものの女性隊員が着る衣装のような感じです。
ちゃんとスカートを履いているアクトレスは、とりあえずメガミコラボでは初めてですね。
ただ、そのスカートが通常のプラ製で可動も仕込まれていない固定パーツのため、メガミの持ち味の一つである可動がほぼ死んでしまっているのは残念なところ。
前後はこの程度が限界です。
とくにプリーツ造形および前後パーツのはめ込み部分の影響で左の内側はかなり肉厚になっているので、けっこう削り込みました。
赤い楕円の内側、削り跡が見えますね。もっと削ったほうがよかったかな。
なかなか危険なアングルですが、たぶん見せパンなのでギリセーフ(だと思うww)。
そもそも腰周りは二重構造のスカートにパンツの三重構造になっていてギチギチなので、脚部付け根可動のクリアランス調整は必須だと思います。
そして、最初に言った色分けに関して言及しないわけにはいかないニーハイの裾部分。
幾何学的な白と黄色のラインが3パーツの積層構造で再現されています。
こんなところ、きっと1年くらい前なら黄色のパーツ1個で済まされていた気がする。
白いラインのデカールが付いてたらいいほうだったでしょうね。
いやはや、進化しましたなぁ。
1番下の黒のV時のみ再現されていないので、マーカーで塗りました。ちょっと色味が違うのはご勘弁。
色分け以外でも、肩間接のパーツの前後にさらにパーツを挟み込むかたちだったり、胸部パーツの取り外しはできなかったりと、マシニーカ素体をベースとしつつも独自仕様が多いアリス・ギアコラボキットのなかでもとくに独自の構造になっています。
ほかに流用利かないよね、これは。
なお、肩のパーツのベルト部分やスカート外側の黄色いラインはあらかじめ塗装済みなのですが・・まぁいつものこととはいえ、塗装済みパーツの塗装が中途半端ですよね。
肩パーツなら縁も黄色ですし、スカートもベルト部分も黄色なんです。
せめて同じ色のところは一緒に塗っといてくれればいいのに・・
そのへんと、あとはグローブのラインやお腹のベルト周りなど、ちょこちょこ色を付けています。
なんだかんだ細かく色が足りないわけですが、マーカーや筆を使ったちょい塗りで対応できる程度なので、ほとんど苦にはなりませんでしたね。
背面。
実は今回もごく一部のカラー再現用にホイルシールが用意されており、そのうちの1枚は背中のパネル(?)部分に貼るものなのですが、さほど印象が変わらないので今回は貼りませんでした。
代わりに(?)中央のセンサー部分をメタリックグリーンで塗っています。
フェイスパーツは3種類が付属。
微笑(通常顔)
正直、パッケージイラストの雰囲気とは少し違いますね。
3種ともあまり印象の変わらない表情なので、もう少しはっちゃけたパターンも欲しかったかなぁ。
ただ、個人的にこのドヤ顔には少しイラッとくる(笑)。
右側面の特徴的なアホ毛は破損に注意ですね。
後頭部は3分割されており、密集した髪の感じがしっかり再現されています。
狂気すら感じる(褒め言葉)。
武装モード
まずは本体のみ換装。
前髪をアンテナ付きのものに、脚部を武装脚部(ボトムスギア)にそれぞれ交換するのみと、本体の換装はこれまでのコラボキットのなかでもっともシンプルです。
アンテナは黄色のみ塗装済み。基部や黒いラインはこちらで塗りました。
太腿の外装は白色の1パーツ成型で、カラー再現には先に言ったホイルシールが用意されていますが、今回はマーカーで塗り分けています。
アップにすると粗が目立つ・・
センサー(?)部分もメタリックグリーンで塗りました。
脛前面の色分けはパーツ分割で再現されています。
基本は浮遊状態で、爪先等は下向きに伸ばした状態ですが、
それぞれ添加させることで接地、自立させることも可能です。
で、最初に言ったやらかしですが・・
爪先というか足の甲に当たる白いパーツを1つ紛失してしまったんですね。
まぁ、ぶっちゃけランナーから切りとるの忘れて片方だけ付けずに完成したと思い込んでしまったわけです。
その後しばらく立ってから、さぁ撮影という段階でようやく気付いたんですが、そのときにはもうランナーはゴミに出してしまったあと。
いまだに年一くらいでこういうやらかしをしてしまいます。
パーツ請求するしかないかぁ・・と思ったりもしたのですが、この小さなパーツ一つのために送料諸々込みで1200円ほど使うのかとか、そもそも在庫があるかもわからないし、さて困ったぞ、というときに、百均で買えるものを使ったお手軽パーツ複製の方法があることを知りまして、実践しました。
その結果がこちら。
画質の助け(?)もあって、どちらが複製したものかわからないでしょう?
実際に現物を見ると丸わかりですけどね。仕上げもそこまで徹底してないし(笑)。
今回はダイソーの商品を使いました。
おゆプラという商品名の、熱湯に浸けることで柔らかく変形するプラスチックで複製したいパーツの型取りをし、UVレジンを流して複製しました。
もちろん、基になるパーツがなければ複製はできません。
今回は左右共通パーツのうち一方はちゃんと組んでいたのでよかったわけです。
塗料皿の上、左の白いものが純正パーツ。右の透明のものが複製したパーツです。
今後のことも考えてクリアカラーのUVレジンの大容量タイプを購入しました。20ml入りで税込み330円。
型にするおゆプラについては別に色を変える必要はなかったんですが、なんとなく。白とピンク、各税込み110円。
占めて550円。
で、その複製したパーツに厚めにサフを吹いた状態がこちら(手前)。
初めてということで端ガス腰掛けたりしていましたが、おおよその形状はしっかり複製できています。
欠けた部分にパテを持って成型、実際に組み付けてみたものがこちら(手前)。
このあとスプレーで白く塗装、トップコートまでしたのが最初の画像です。
十分ですね。
まぁやらかしはやらかしですが、おかげで新たな技を習得することができました。
日々進歩、ですなぁ。
そんなことで、このレビューのアップが当初の予定から一週間ほどおくれることになったのです。
以上、言い訳終わり(笑)。
それでは、背部のギアも装備して。
どこの主役ロボですか?(笑)
白地に黒と黄色、要所にゴールドというカラーリングも(そもそも本体の衣装がそうですが)非常にヒロイックなデザインになっています。
モデラーならではというのか、多分にアクトレス本人の趣味が反映されている感じがしますね。
そもそも、それぞれの専用ギアのデザインや機能はどういう基準で決まるんだろう?
背部のギアは本来浮遊しているものですが、キットとしてはいつも通り、シリーズ共通のジョイントアームでの保持となります。
というわけで、本体を外して背部ギアだけで。
ウイング状の大型武装がトップスギア、ギガヴォルテックキャノン。
その下の小さいのがボトムスギアに含まれる射撃兵器、ライトニングストームです。
各部の黄色と黒の色分けはほぼすべてパーツ分割で再現されています。
黄色はともかく、黒いラインまで分割されているとは思いませんでした。
トップスギアについてはこれまでと段違いのボリュームということもあり、左右のアームが一体成型となった新規パーツが付属するので、基本はそちらを取り付けておいたほうが安全です。
上のアームパーツが左右一体成型です。
ただこのパーツ、ご覧の通り左右の間隔がけっこう狭いんですよねぇ。
もう少し広がった状態のほうがよかったなぁ。
もちろん従来のパーツも付属するので、そちらで取り付ければフレキシブルに動かすこともできますが、やはりあのボリュームを3㎜軸1本で支えるのは不安が大きいです。
そもそもクリアパーツなので、保持力以前に強度が心配になります。
軸と穴のはめあわせが(たぶん最初だけ)異様にキツかったりするから余計に・・
では、それぞれについてもう少し詳しく。
ギガヴォルテックキャノン
トップスギアの名称はガル・ウィングストン/Tというようですが、すぐみの場合、上半身に直接纏う装備はないので、実質このギガヴォルテックキャノンのみがトップスギアとなるようです。
通常時は強大なウイング状の機動装備としても機能する感じですが、変形することですぐみの両肩越しに放つ強力なビーム砲となります。
ジョイントアームへの取り付けには、また専用のジョイントパーツを使用。取り付け軸にダボがあり、向きが固定されるようになっています
変形は差し換えなしで可能。
まず後ろ向きにぐるんと120度ほど回転させ、砲口を正面に向けます。
続いて上部のスタビライザー(?)および装甲を下げ、側面のウイング部も立て向けに動かします。
エフェクトパーツはウイング上下のパーツにそれぞれダボをはめ込んで固定するのですが、それぞれ真四角のダボ3つをはめ込む仕様で、エフェクトパーツ自体が硬質のプラ製ということもあり、けっこうガッチリ固定されます。
なので、僕は上側のダボのみ、角を少し落としました。
そうすることで付け外しがかなりスムーズになります。
左右にかなり幅をとるものになります。
砲口にはお馴染みのマズルフラッシュエフェクトを取り付けることもできます。
ジョイントパーツに付属する延長パーツを2つ繋げて取り付けます。
すぐみ本体に取り付けて。
これは左右一体成型のジョイントを使っている状態です。
展開したフィンがすぐみの肩と干渉します。
ビームも顔のすぐ横から発射されるので、なかなか危険な気がする・・
ライトニングストーム
ボトムスギア、ガル・ウィングストン/Bにはいわゆる武装脚部とこにオプション武装が含まれます。
てっきり補助ブースターのようなものだと思っていたんですが、実際のところは10連装のホーミングレーザーだそうです。
ジョイントアームへの取り付けには、ダボ接続の専用ジョイントパーツを使用します。
周囲4枚のフィン(?)がそれぞれ展開します。
レーザーはどこから発射されるんだろうか?
ちなみに、正面のフィンの黒いラインは色分けされておらず、シールが付属しています。
今回は太腿装甲同様にマーカーで塗装しました。
ショットギア XBRーEOSー7L
エアブラシがモチーフと思われる大型のライフル。
各部の発光部分も含め、色分けもしっかりしています。
マズルフラッシュエフェクトを取り付ける際は専用のアタッチメントを使用します。
クロスギア リオリエント・Oa
ケレンミたっぷりのデザインをしたソードとシールド。シールドはソードの鞘も兼ねています。
ソード単体でもかなりのボリューム。
刀身、柄、真ん中の五角形部分と細かくパーツ分けされていますが、黒い部分は色分けされていないので塗りました。
五角形部分のマーキングはデカールです。
シールド単体で。
こちらも黄色や黒がパーツ分割で色分け。
しかし真ん中のスリット部分までは色分けされていないので、完全再現にはフレームと同色での塗装が必要です。今回はそのままにしてます。
中央のマーキングはデカールです。
裏面。グリップで保持するかたちになります。
ちょっと角度的に取り回しにくいのが難点ですね・・
SPギア エクサーアームキャノン
ただの大型クローかと思いきや、接近してのまさにクローアームとしての直接連撃(殴打かな?)から最後に極太ビームを放つ、という必殺技用のギアのようです。
裏側の可動式グリップを逆手に持つかたちで保持します。
こらだけ急に色分けが雑になっていて、けっこう細かく色が足りていないのですが、もうちょっと疲れたので成型色のままです・・
黄色地に白なので全然目立ちませんが、一応デカールは貼ってます。
スタンド
Ver.カルバチョートから付属の可動支柱タイプが付属しますが、正直これに全装備状態のすぐみを預けるのは厳しいです。
よって、今回の撮影では使用していません。
素体状態用にはいいんですけどね。
先っちょ丸い棒も、もちろん付属します。
比較画像
素体状態で、楓さんとシタラ(ともにエーススーツ)で挟んで。
先にも言った通り、身長的には2人のちょうど中間くらい。胸部のサイズはどちらにも負けています(悲)。
ちなみに、楓さんとシタラは16歳。すぐみは19歳。
さすがにMAクラスのガネーシャの横に並ぶと小さく見えますが、MSクラスとしては間違いなくこれまでのメガミコラボキットのなかでは最大のボリューム。
喩えがおかしいけど(笑)。
取り扱いの難儀さではむしろすぐみのほうが厄介かも・・
ガネーシャはこのスタンドと極太ジョイントのおかげで案外安心感はありますからね。
以下、画像
下半身の不自由さは先にも言った通り。
腿がほとんど上げられないので立て膝は無理ですし、まず椅子などに座らせることもなり厳しいというのは残念ですね。
創彩のように差し換えスカートパーツを付けるか、いっそ軟質パーツに挑戦してみてもよかったんじゃないかと思う。
というか、それはこっちでやれ・・って話でしょうか(笑)。
一方の上半身ですが、こちらも下半身ほどではないものの、挟み込むパーツ構成のせいか、肩の前後スイング幅が若干狭く感じます。
そんなわけで決めポーズ(?)の変身ポーズも、ちょっと腕の角度が物足りない。
宣材ではもっと内側に入ってる感じに見えるんですけどね。撮影技術の差かな?
からのスグミーキック
これは見えてもいいやつです(2回め)。
腹部の前後可動はまぁ普通に可能なんですが、前方向に動かすときに脇腹のパーツがスカートパーツに引っかかることが多いです。
パチ組みしてるだけだとそのまま外れてしまうことも・・
勇者すぐみ。
剣と盾といえば綾香お嬢の装備にもありますが、あちらが絢爛な装飾の施された、実際に中世時代にあったようなデザインだったのに対し、こちらは完全にロボットのそれ。
なお、これは個体差なのかもしれませんが、今回、上腕ロール軸と手首ジョイント軸がかなり緩めでした。
とくに手首のほはジョイント一体型のABS性持ち手パーツとの相性が悪く、画像のようにシールドを持った状態とかだとスポスポ抜け落ちる始末。
上腕ロールもくるっくる回るし、調整必須でした。
逆に肩(腕付け根)のボールジョンとはかなりキツく、根元を持ってゆっくり動かさないとねじ切れそうだったり・・
あと、胸部も抜けやすいですね。
なかなか手のかかるコではありましたね。
塗装するっス!
クソデカエアブラシで全塗装に挑むすぐみ。
このサイズのエアブラシで細かい塗装もこなすとは、超絶技術の持ち主か・・
わたしが造りました(嘘)。
スケールを合わせたアクトレスのフィギュアなんかも揃えたくなりますね。
なお、ミクさんは結局塗られてない(笑)。
シャッターチャーンス!!
こだわりが過ぎて下着の色まで確かめずにはおれないすぐみさん。
JCのシャッターチャンスに固執するあまり、自らがシャッタータンスを与えてしまっていることに気付いていませんね。
そもそもそのコたちワカメちゃんスタイルなんで、そんなことしなくても見えてますし。むしろ普段見えてないあなたが見せちゃってますし・・
ギア装備で。一旦本体だけ。
やはり脚部の可動域が狭いので、イマイチ派手なアクションポーズができません・・
背部ギアも取り付けて。
パッケージイラストっぽく。
クロスギアはグリップを外したところにミニフライングベースを挿し込んで浮かせています。
本体を浮かせるのにも、フライングベースネオやプレイングベースくらいの大きさがあったほうがいいですね。
クロスギアで。
V2というよりは運命のほうですが・
ギガヴォルテックキャノン自体、思いのほか各部が動かせますし、取り付け向きを変えることでもけっこうシルエットが変わるので面白いです。
ない、ジョイントアームには相当負荷かがかかるので、各部を動かす際は慎重に。
僕は撮影時、毎回ジョイントからギアを外して、各部の位置や角度を決めてからあらためて取り付けたりしていました。
ジョイント同時の噛み合わせが妙にキツイから本当怖い・・でもそれも、けっこう早い段階でユルユルになるんだよねぇ。
ハイマットフルバーストっス!!(それも違う)
やはりすごく種みを感じる・・
恒例の(?)、ギアだけでサポートメカ組んでみるシリーズ。
とうことで完成した、
ウィングストン バードモード
・・うん、どこかで見た気がする(笑)。
まぁ、ジョイントパーツで繋げているだけなのでかっちり感はありませんが、なかなか綺麗にまとまりましたね。
こうなると種というよりWですね。
すぐみ搭乗。
もちろん固定する術はないので、ギリギリのバランスで乗ってもらっています。
以上、“メガミデバイス ✕ アリス・ギア・アイギス 金潟 すぐみ” でした。
画像撮影したんでやらかしに気付いたために、結局当初の予定より一週間ほど公開が遅れてしまいました。
まぁ、そのぶん書くことも増えたからいいか(笑)。
レビューとか言ってますけど、ほとんど感想日記ですからね、このブログ。
そんなものでも楽しんでくれる方もいるというのはありがたいことです。
さて、すぐみさん。
これまでもアリス・ギアコラボのメガミたちは非常に個性的な仕上がりになっていましたが、それでもまだメガミらしい・・というかマシニーカらしい汎用性の名残のようなものは残っていました。
しかし今回のすぐみは、あくまでマシニーカをベースにしつつ、1個のキャラクターモデルとしてより特化した構造になっていましたね。
もちろんそれは特徴的な衣装の再現ためではあるのですが、そのために可動が犠牲になってしまったのは、やはりメガミとしては残念だったかな、と思います。
しかし、あくまで素体状態でも戦闘スーツ然としたこれまでのアクトレスたちの衣装に対して、ギリ私服としても通用する(か?)衣装でのキット化は新鮮でしたね。
デザイン的には非常に素晴らしいと思います。
ただほかにも、個体差なのか腕部可動軸の異様な緩さや、ボリュームのあるギアを支えるにはかなり不安のある流用ジョイントアームなど、気になる部分はいくつかありました。
一方で、過去最高レベルの色分け精度やボリュームのわりに意外と組み易いギアのパーツ構成など、ある意味コトブキヤらしからぬ(?)部分が確実に進化していることも実感できました。
こちらで手を入れたほうがいいと思われる部分も含め、ともすればモデラーキャラのキットに相応しい内容になっていたのかな? とも思います。
ぶっちゃけ、背部ギアの安定感さえ担保できれば、素組みでも十分満足できるキットなんですよね。
そこは “すぐみ” だけに、意識された部分でもあると思います。
今後このレベルの色分けが標準になってくれるといいですけどね。
次の小芦睦美の色数はどの程度なのかな?
といったところで、今回は終了。
またのご訪問を。
0コメント