今回のレビューは、“アニマギアDE 01” です。
バンダイキャンディの食玩シリーズ、“アニマギア” が新章に突入。
ボーンフレームを完全リニューアルし、カウルパーツについてもカスタマイズ性をさらに高めた仕様となって装いも新たに発売となりました。
通常弾7、カラバリ1の全8弾で一旦の区切りが付いたアニマギア。
しかし、半年も待たずに第2章の幕開けとなりました。
その名も、“アニマギア DE(ダブルエッジ)”。
すでに第2弾の発売も決定、予約も解禁されています。
正直なところ、ここまで長く続くシリーズになるとは思いませんでしたね。
オリジナルの食玩シリーズとしては過去最大のヒットになっているんじゃないでしょうか?
まぁ、これがオリジナルか? と問われると回答に窮するところではあるかなぁ・・
どこかで見たものの寄せ集め感は確かにあります。
僕も、当初はそんな印象で、でも安いし、ちょっと摘まんでみるか、程度の感覚だったんですが、気が付けばずっと追い駆けてる。
単体では手のひらサイズですが、造形、可動性はさすがバンダイと思わせる出来ですし、それがわずか400円前後で手に入るんですからねぇ。コストパフォーマンスは圧倒的です。
今回、第2章の開始を機にさすがに値上がりしましたが、約5%というわずかなもの。
そもそも、第1章(以下、無印)でも4弾までで確立されるまで、ボーンフレームは繰り返しリニューアルされてきたのですが、その間ずっと価格が据え置きだったことも含めると、よくそれだけの上昇で抑えられたな、という印象です。
そこはさすがビッグメーカー。もちろん、シリーズの好評もあってのことでしょうが。
さて、そんな新生アニマギア第1弾のラインナップは、無印第1弾・・つまり始祖となる5種のラインナップをそのままに、最新仕様でリメイクしたものになっています。
今回も箱買いしましたが、10個入りの均一アソートはもう変わらないようです。
全種一つずつ、甥っ子に教材として渡しました。
それでは、レビューしていきます。
無印第1弾については、以下のレビューをご参考に。
“DE” として進化したアニマギア。
進化を体現する追加仕様として、3つポイントが挙げられています。
まず第1に、ニックカウルへのジョイント追加。
カウルパーツの各部に3㎜穴(下画像赤丸)、3㎜軸(同青丸)が多数設定されています。
穴についてはすでに無印の5弾くらいからぽつぽつ見られていましたが、軸はあまりなかったように思います。
第2に、ベースヘッドパーツの付属。
画像はガオーダッシュに付属のヘッドですが、リューアルされたボーンフレームのランナーに含まれるものなので、全5種すべてに付属します。
当然造形は共通ですが、シール(ブラッドステッカー)で再現されるフェイス部分のデザインは機体によって変わります。
ガオーダッシュ以外のヘッドについては、また後ほど。
なお、このベースヘッド追加の代償に(?)、無印ではずっと付属していたロゴプレート兼ジョイントホルダーパーツがオミットされました。
これはこれで使い途もあったので、残念に思う人もいるかも知れませんね。
第3に、すべてのランナーがタッチゲート方式になっており、ニッパーなしでパーツの取り外しが可能になっています。
右が今回のDE(ギロエグゾのもの)、左が無印で最終的に確定した(画像のものは第5弾のレオスのもの)ボーンフレームのランナー(FAランナー)です。
ただ・・個人的にタッチゲートはあまり好きじゃないんですよね。
あまり綺麗に取れないし、むしろ跡が抉れたみたいな感じになったりもするし・・
子供にニッパーを持たせるのは危ないから、ということもあるのかもしれませんが、意外と固いよね、タッチゲート。
結局、僕は片刃ニッパーで切り離したあと、デザインナイフでゲート処理というこれまでと同じパターンでいきました。
では、それぞれの機体を見ていく・・前に、ボーンフレームの比較をしておきましょう。
右が一番最初・・2019年8月に発売された無印第1弾のガレオストライカーのフレーム形態、左が最新となる今回のDE、ガオーダッシュのフレーム形態です。
すみません、さっきのランナーの画像と、新旧が左右逆になってしまいました・・
パッと見、ほとんど違いがないように思えます。
各部の大まかな形状、デザインはほぼ一緒なんですね。
基本パターンで腕部や脚部となる部分の構成も、そのまま踏襲されています。
もちろん、細かい仕様変更はありますが、たとえばミキシングに使用して違和感がある、ということはほとんどありません。
大きく異なるのは胸部の構造。
まぁ、そこは無印の時点で3弾までの間にかなり改良を加えられた部分ではあるのですが、今回は敢えて最初と最新の比較ということで。
最初のフレームでは、首や肩の接続はダブルボールジョイントだったんですよね。
可動性は良好だったんですが、保持力は弱く、わりと早い段階で胸部側への軸はめ込み式に変更されました。
弾を重ねるごとに可動部の渋みも調整され、保持力はかなり安心できるレベルになったかと思います。
一方で、可動は多少制限されるようにはなりました。
首、肩ともに最初の構造ではボールジョイントでグリグリ動かせたのですが、現在胸部側での軸可動により首ジョイントは前後、肩ジョイントは上下にしか可動しないようになっています。
ただ、肩(上腕)については腕部側のボールジョイント受けの切り欠きが広げられ、そのままほぼ水平まで拡げることができるようになるなど、違うかたちで可動性の確保が図られています。
と、ここまでは無印第3弾までにほぼ確立されていたのですが、今回新たに胸部パーツの接続部に角度が付けられたことで、そちら向きに可動範囲が広がっています。
これまでだと、上画像右側までが限界で、これ以上曲げようとすると外れてしまいましたからね。
わずかな差ではありますが、地味に効果的だと思います。
なお、各可動部、接続部の渋みはさらに調整されて保持力が向上している・・のはよいのですが、一部個体差でしょうが、異様にキツイ軸があったりもしますので組み立て時には注意したほうがいいと思います。
無理にはめ込んでしまうとギチギチになって動かない、さらに強引に動かそうとして軸を捻じ切ってしまう・・というパターンもありえます。
まぁ、以前からあったことですが。
また今回、カウルパーツに3㎜穴が増えたことに関連したものだと思われますが、穴を塞ぐカバーパーツも新たに用意されました。
六角形のボルトっぽいデザインのパーツで、これまたどこかで見たような気がするなぁ・・という感想は置いておいて。
こちらはフレームではなくカウルパーツのランナーに含まれています。
今後はわかりませんが、とりあえず今回は5種(実質4種)の機体でデザインは共通で、4つずつ付属。
ただ、パーツ番号も振られておらず、説明書でもとくに言及されていないため、気付かず捨ててしまわないようご注意を。
なお、カウルパーツと同じランナーに含まれるので当然カウルパーツと同じ色なので、カウルに付ける場合は別の機体のパーツを付けたほうが目立つかと思います。
なお、カスタマイズに使える各種ジョイントパーツは引き続き付属します。
両端が3㎜軸のジョイントがもう少し欲しい・・
前置きが長くなりました。それでは、各機体を見ていきましょう。
今回もパッケージには略称が大きくカタカナ表記、その下に小さく正式名称がアルファベットで表記されていました。
1.ガオーダッシュ(ガレオストライカー ダッシュ)
言うまでもなく、アニマギア最初のフラッグシップモデルとなったガレオストライカーのリメイクとなります。
ボーンフレームはすでに見てもらいましたが、4足獣タイプの基本形。
まぁ、もはやとくに語ることはないです(笑)。
カウル装着、ステッカー貼り付けで完成。
モチーフはライオン。
基本的なデザインは無印の基型を踏襲しつつ、より直線的なデザインになり、全体にディティールアップ。
各部にカスタマイズ用の3㎜軸や穴が増えたこともあり、格段に情報量が増しています。
頭部は引き続き組み立て済みで、目や額など一部が塗装済み。口も開閉します。
背中のブースターはボールジョイント接続である程度自由に可動。
尻尾もジョイントパーツを追加した構造にアップデートされており、左右のスイングも可能(少し引き抜く必要あり)になりました。
お腹に取り付ける簡易スタンドが付属。
一応走っている状態でディスプレイ可能です。
無印では中盤以降、変形や合体など、派手なギミックを搭載した機体が増えていましたが、今回は原点に立ち返る意味もあるのか、このガオーダッシュ以下、全種単体での特殊ギミックの搭載はありません。
完成状態で基型との比較。
並べるとガレオストライカーがかなり幼い感じに見えます。
ガオーダッシュはプロポーションによりメリハリがありますね。
カウルパーツの成型色もけっこう違います。
2.ムサシダッシュ(ディアライズカブト ダッシュ)
ムサシことディアライズカブトのリメイク。
フレームは人型の基本形。
やはりこれまでのものから大きく変わるものではありません。
ベースヘッドのフェイスデザインはこんな感じ。
これはモノアイタイプということなんでしょうか?
だとするとちょっと目の位置が低いけど・・
カウル装着、ステッカー貼り付けで完成。
人型ですが、モチーフはカブトムシ。
系列機に真ムサシがいますが、今回はあくまでノーマルムサシのリメイクなので、基本デザインはそちらを踏襲。
やはりディティールアップ、プロポーション調整の方向で精悍さがアップしています。
ただ足のカウルパーツは相変わらず踵が短いので自立が困難です。ここは改善してほしかったなぁ・・
頭部はトサカの先端を除いて組み立て済み。目(バイザー)と額側の角のブルーグレーが塗装済みです。
手持ち武器として幅広のブレードが2本付属。
非使用時は背部にマウントしますが、それがちょうど羽根っぽいですね。
自立補助用のスタンドが付属します。
基型との比較。
やはり、よりメリハリのあるプロポーションに。気持ちスリムになった印象です。
バイザーが少し大きくなり、ガオーとは逆にこちらは今回のもののほうが幼い顔付きになった印象です。
カウルパーツの成型色も変更されていますね。
というか、基型は全種けっこう透け感が強かったですね。
3・ギロエグゾ(アームズギロテッカー エグゾ)
アームズギロテッカーのリメイク。
あれを見たときは、モチーフ的にもフレーム構成的にも、いきなり尖ったものを放りこんでくるなぁ・・と思ったものです。
今回も、そんな基型のフレーム構成を踏襲。
腰部にあたる尻尾の付け根のパーツに専用パーツ(カウルパーツのランナーに含む)を使用する点、この状態ではまだ左右の尻尾フレームは固定されない点もそのままです。
ベースヘッドのフェイスデザインはこの通り。
複眼タイプになっています。
カウル装着、ステッカー貼り付けで完成。
モチーフはザリガニ、あるいはロブスター。
尻尾のフレームは、先端のカウルパーツを取り付けることで左右を固定します。
大まかなシルエットは基型のまま、各部をディティールアップ。
ハサミや背中のキャノンが大型化される一方、尻尾の先端は基型より小型化され、メリハリが強くなっています。
頭部は髭を除いて組み立て済み。目と髭の先端は塗装されています。
基型では腹部のカウル含めて一体成型だった脚部は2本ずつで固定とはいえ分割され、それぞれ可動するようになりました。
なお、基型には髭を挟み込む謎の固定スタンド(スタンドの役にはたっていませんでした)がありましたが、今回はなし。
それに代わるスタンドパーツも付属しません。
また、パッケージ裏にはベースヘッドを使った人型への組み換え例の画像も。
ただ、実際の組み換え手順についてはとくに説明がないので、画像を見た限りで再現してみました。
なかなか面白い形態ですね。ウルトラ怪獣っぽい感じもある。
画像では背面までは確認できませんでしたが、頭部はバックパックとしても違和感ないです。
基型と比較。
尻尾先端を除き、全体に大型化しています。
頭部にハサミ、キャノンと目立つ部分が大型化されて一層ハッタリが利くようになりました。
4.イーグエグゾ(ソニックイーグリット エグゾ)
ソニックイーグリットのリメイク。
基型でも基本は脚部となるフレームを翼(腕部)に、腕部となるフレームを脚部に使用するなど、最初から大胆なカスタマイズ例を提示してくれていたのですが、翼フレームの接続に背部カウルパーツの取り付けが必要になっていました。
今回は無印第5弾のネオギアスの構造をベースに、フレームパーツのみでの構成に改良。
それに伴い、可動のクセにも基型から変化があります。
詳しくは後ほど。
ベースヘッドのデザインはこの通り。
ギロエグゾの複眼タイプのバージョン違いという感じですかね。
カウル装着、ステッカー貼り付けで完成。
モチーフはワシ。
400円ほどの食玩とは思えないボリューム感はもちろん健在。
翼のフレーム構成変更に伴い、翼カウルの接続方法が変わっているほか、腰部カウルの分割化、脚部の爪がすべて独立可動するようになり、さらに翼の後ろ側に爪パーツが追加と、基型からの変更、追加要素がもっとも多い機体となっています。
頭部は組み立て済みで首が可動。目と額のセンサー(?)が塗装済みです。
脚部付け根側面に装備するショットガンは取り外してほかの人型機体の手持ち武器にもなります。
補助スタンドが付属しますが、飛行状態で飾れるほどの大きさはありません。
ちなみに、基型ではカウルをすべて装着した完成状態では適当な位置に汎用ディスプレイスタンドに使える3㎜穴がないという、飛行タイプにあるまじき欠点があったのですが、今回はカウル各所に設定された3㎜穴のおかげで飛行状態でのディスプレイが容易になっています。
また、イーグエグゾにもベースヘッドを使った人型形態への組み換え例が紹介されています。
やはり組み換え手順は公開されていないので、画像でわかる範囲で再現。
ワシの頭部パーツはたぶん使わないんでしょうが、せっかくなので背中に取り付けました。
なお、脚部はほぼ曲げられません。
基型と比較。
翼の自然なフォルム再現に加え、カウルのボリュームアップでまとまりと密度感がアップ。
より精悍な猛禽類らしい姿に生まれ変わりました。
新たに翼の内側に貼られたステッカーもいいアクセントになっていますね。
そしてフレーム構成の変化に伴う翼の可動。
まず上下方向ですが、根元からより大きく動くのは基型のほう。
ですが、あくまで直線的な動きで、間接ごとに柔らかく動かせる今回のもののほうがより自然な可動と思えます。
一方で、前方への可動は基型のほうが弧を描くように動かせるせるため、自然な様に思えます。
今回のものは先端部分でしか曲げられません。
ただ、翼カウルの密着感なども考えると、どちらも一長一短という感じ。
単純にカウルパーツとして見た場合は、今回のもののほうが接続方法が単純なので、カスタマイズなどにも使いやすいとは思います。
5.アーミーダッシュ(ディアライズカブト アーミータイプ ダッシュ)
今回のカラバリ枠。ムサシダッシュのカラバリになります。
というわけで、フレーム状態はただの色違いなので割愛。
ベースヘッドのフェイスデザインはご覧の通り。
ムサシダッシュと同じかと思いきや、なぜかガオーダッシュと共通デザインになっています。
これは・・間違えたの?
カウル装着、ステッカー貼り付けで完成。
ムサシダッシュのカラバリで、造形的な変更はなし。
青だった外装が暗めの緑色に変更。それだけでもう量産機と認識できる。
さすがバンダイ(笑)。
なお、パッケージ画像等を見る限り、アーミータイプではブレードは前腕のカウルに装着するのが基本形となるようです。
基型同様、フェイスデザインが変更されています。
ムサシダッシュではバイザータイプだった目の部分がモノアイタイプになっていますね。
その目はシールで再現。代わりにマスク部分が塗装済みになっています。
基型のデュアライズカブト アーミータイプは持っていないので、ムサシダッシュと。
エース機と量産機、ですね。
アーミーダッシュを除く今回のラインナップを並べて。
やはりイーグエグゾのボリューム感が目を惹きますが。ほかの3機も基型からしっかりアップデートされています。
無印からHGになった・・みたいな。
ツインクロスアップシステム
DEの目玉ギミック的な扱いにもなっている、公式組み換え例。
2機の獣が一つになる・・と謳われていますが、合体というわけではなく、ベースとなる1体にもう1体のパーツを追加するという感じになっています。
今回のDE 01では2パターンが紹介されており、それぞれ公式ページから組み立て説明書がダウンロード可能です。
ガオーDE(ガレオストライカー ダブルエッジ)
ガオーダッシュにイーグエグゾのパーツを追加したグリフォン・・ではないか、頭がライオンだし、翼の生えたライオンです。
カウルパーツへの3㎜穴追加でこれまで以上にカスタマイズが容易に、幅も広がりましたね。
以前、僕もオリジナルでほぼ同じコンセプトの組み換えをやったものですが、ソニックイーグリットの翼だけを付けたいのに、結局上半身すべてを付けるような格好にしかできませんでした・・
そのときは頭部もイーグリットのものにしたので、完全にグリフォンでしたね。
ムサシDE(ディアライズカブト ダブルエッジ)
ムサシダッシュをベースにギロエグゾのパーツを追加した形態。
特定のモチーフはなく、純粋な武装強化型という感じ。
右手のブレードはこちらで追加したものです。
なんとなく、遠近全領域で戦闘可能な万能機という印象ですね。
奇しくも、以前僕もこの2体の組み合わせで組み換えに挑戦してみました。
そのときは、カブトの上半身にギロテッカーのボディを繋げて人魚っぽい感じにしましたね。懐かしい・・
以下、画像
それぞれアクションカットをいくつか。
まずガオーダッシュ。
まぁ、基型から劇的に可動性が向上しているわけではない・・というか、最初に言ったようにむしろ制限されている部分もあるのですが、獣らしいポージングは概ね可能です。
低く伏せた姿勢や、
このレビューを書くにあたり、以前書いた第1章第1弾のレビューをざっと見返してみたんですが、保持力も問題ない・・みたいなこと書いてましたね。
まぁ、当時は問題なかったんでしょうね。さすがに2年経ったらへろへろでしたが。
ギロエグゾとイーグエグゾには人型組み換えが紹介されているのに、ガオーダッシュにはないのは可哀想なので。
・・立たせただけ(笑)。
人型への変形ギミックを備えたガレオストライカーZは頭部に可動を追加することでほぼそのまま立たせただけでも頭部が正面を向いたのですが、今回の新フレームでは胸部の可動性が増しているので、首に可動部がなくてもここまで正面を向けるようになっています。
つまりは猫背にするわけですな。まぁ、獣人っぽいけど・・
ムサシダッシュ & アーミーダッシュで。
こちらも人型としての可動性は必要十分だと思います。
肩のカウルが大きいので、そこは少し窮屈ですが。
しかし、自立性の悪さが相変わらずなのは残念でしたね。
立て膝はもちろん正座も可能。
足首も真っ直ぐ伸ばせますからね。
変形! ビートルモード。
モチーフ再現もしたいな、ということで。
爪先と膝の突起が上手いこと脚っぽく見えました。ブレードはそのまま羽根になりましたね。
腕部を動かすことで羽根を開いた飛行形態にもできます。
武器以外は組み換えなし完全変形にしたかったんですが、そのままだと頭部が下を向き過ぎだったので、腹部フレームパーツを噛ませています。
ちなみに、アーミーダッシュとギロエグゾは、別途追加で1個購入しました。
量産機はやっぱ複数欲しいですからね。
ランバ・ラル隊感ある・・
ギロエグゾで。
脚部フレームを利用した尻尾は沿ったり曲げたりとけっこう自由に可動。
ハサミも大きく開きますし、やはり脚部の分割可動化も嬉しいポイント。
なお、追加で買ったギロエグゾはまだ組み立てていません。
いつかニコイチでなにか作りたい。
イーグエグゾで。
頭部を水平に上げての飛行形態。
弧を描くように動かせるようになった翼のおかげもあって、非常に美しいです。
そして地上の得物目がけて攻撃。
まさか足の爪まですべて独立可動できるようになっているとは思いませんでしたね。
ここからちょっとオリジナルで組み換え。
まずはそれぞれに基型のカウルパーツを追加してみたり・・
ついでにカバーパーツも付けてみました。色については適当にシャッフルしたりしてますが。
ガレオストライカー ブーストダッシュ
機動性と格闘能力の向上をイメージ。
ディアライズカブト スサノオ
基本性能向上と飛行能力追加、という感じかな。
アームズギロテッカー フルバースト
砲撃戦特化型。尻尾は好感度センサーという態で。
ソニックイーグリット ハイプレッシャー
音響兵器型とか。
5体合体 アニマギア ディカプルエッジ
最後にいつもの5体合体組み換えを。
とりあえずカラバリ枠2体を脚にするということがパターン化してきている・・
ムサシダッシュ、アーミーダッシュは頭部をヒール代わりにしただけでほぼそのままですね。あとの3体はけっこうバラしました。
せっかくなのでベースヘッドも使うという方向で頑張ってみましたが・・バランス悪いなぁ。
ガオーダッシュを使った胸部のラインがけっこう綺麗に繋がったところがピークでしたね(笑)
アニマギア、難しいわ。
以上、“アニマギアDE 01” でした。
かなり画像が多くなってしまいましたが、それだけ新たな仕様が盛り込まれたということでもあります。
ボーンフレームの構造、デザインについて大きな変更はありませんでしたが、ベースヘッドパーツやカバーパーツの追加、カウルパーツへの3㎜穴、軸の増設によりカスタマイズの幅がぐんと広がりました。
公式でもツインクロスアップシステムのほかギロエグゾやイーグエグゾの人型への組み換えなど、様々なカスタマイズ例を紹介してくれていますが、あまり最初からいろいろ提示されると、こちらの選択肢が狭まるというかww
実際、今回はそれら公式のカスタマイズ例を一通り再現してみたのですが、そのうえでさらにオリジナルの組み換えを考えるのはなかなか大変でした。
結局、基型のカウル増設といつもの5体合体くらいでギブアップしてしまったのですが・・もっと発想力が欲しい。
とまぁ、僕個人の限界の話はさておき。
今回は一番最初のラインナップ5種を最新の仕様で完全リメイクするというかたちになったわけですが、僕自身、カウルパーツはそのままでいいからフレームを完成されたものに交換した第1弾のバージョンアップ版を出してほしい・・と思っていたので、今回実際にその通りになったことは嬉しかったです。
しかもカウルパーツも完全新規で、先に言ったようなカスタマイズ性の付与だけでなく、デザインとしてもより格好よくなり、分割も増えたりと、ちょうど2年を経ての進化がしっかりと感じられるものになっていました。
え? でもちょっと待てよ。これってひょっとして、今後もずっと無印の焼き直しになるんじゃないの? と少し心配もしたのですが、さすがにそんなことはなかった。
というわけで、すでに詳細が公開されている第2弾のDE 02は、唯一ブレイズドラギアスのリメイクが含まれるものの、ほかの4種は新型。しかもカラバリ枠はあのサクラギア以来の女性型ですからね。
さらに、一応全種に変形ギミックまで盛り込まれいるという手の込みよう・・
いやはや、手を緩めませんね。
DEが無印と同じボリュームになるとすると、このあと2年はシリーズが続く。
13体いるというエンペラーギアもまだ半数しか登場していませんし、当然そのようなスケジュールで動いているものと思われます。
まだまだ楽しませてくれるね。
ただ、今後はモチーフ選びがけっこう大変そうですが・・
といったところで、今回は終了。
またのご訪問を。
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