今回のレビューは、1/10スケール 創彩少女庭園より、
“小鳥遊 暦【令法高等学校・冬服】” です。
“私たちはキャンバス、何にだってなれる。”
業界初? ただの女子高生をキット化したプラモデルシリーズ、“創彩少女庭園” に眼鏡をかけた優等生タイプ、
“令法高等学校1年C組、出席番号20番、小鳥遊 暦” が登場しました。
トップバッター、“結城 まどか” 発売後の反響を受け、2人めとなる暦も気付けば予約完売という状況になっていたような・・
それまでは公式での予約枠も残っていたとはずなんですが、まどかフィーバーで一気に需要が高まった、ということなんでしょうね。
イコール転売屋にも目を付けられたということでもある(困)。
そして3人めの “佐伯 リツカ” 争奪戦争に至る・・と。
もっとも、その段階では先行したFAG ドゥルガーⅠでの実験(?)を経て公式での購入に関してはかなり安定していましたが。
さて、本題の “小鳥遊 暦” ですが、まどか、そしてリツカとも学年は一緒ながら通う学校は別々で、もちろん制服も異なります。
まどかが通う桃桜校区の制服がセーラー服なのに対し、暦の火曜令法高等学校の制服はブレザー。な
んとなく、偏差値の高い進学校というイメージです。
今回も茶色髪に紺ブレザーの通常版と同時に金髪にベージュ色のブレザーの組み合わせの限定版、
“小鳥遊 暦【令法高等学校・冬服】ドリーミングスタイル クラシカルアイビー” も発売。
さらに遊びの幅を広げるオプションパーツシリーズ、“アフタースクール” からアンティーク調のデスクとチェアー、ランプのセット、
“レトロデスク” も発売。
今回も前回のまどかのレビュー同様、それらを含めて3アイテムをまとめてレビューしていこうと思います。
キットは素組みに一部塗装での仕上げです。
まずパッケージ。左が通常版、右が限定版です。
今回も、通常版は美麗な描き下ろしイラストに本人(が描いたという態)のサインが入ったブロマイドふう。
限定版も、設定イラストを全面に配したフルカラーパッケージになっています。
相変わらず、プラモの箱には見えません。
まどかのイメージカラーはピンクでしたが、暦はグリーンということのようですね。
箱側面や説明書に掲載される画像がそれぞれ違うのも、まどかのときと一緒です。
小鳥遊 暦
公式設定では、
真面目で几帳面、先生からも頼りにされているThe委員長な性格。
曲がったことが嫌いで正義感も強いが、想定外のできごとに直面すると固まってしまう。あがり症で人前に出るのは苦手。
まどかとリツカの2人にはいつも振り回されている。
自覚はないが実はかなりの不器用&絵心がない。
祖父の書斎で本を読むことが好きで、自分で小説を書くことも……。
「結城さんも佐伯さんも、少しくらい真面目に話を聞いてください…」
敬語がデフォルトなんですね。
しかし完璧系の優等生ではなく、いろいろとポンコツな部分もある感じです。
実は天然なんだろうなぁ・・という部分はだいたい合ってましたが、勝手にイメージしてた性格とは少し違うなぁ。
ともあれ、小鳥遊 暦、冬服バージョン完成。
見ためには非常にわかりやすい優等生型JK。
今回もまずは冬服ということで、白いシャツにグレーのスカート、アイボリーの薄手のセーターの上から紺色のブレザーという着こなしでのキット化。
ブレザーのボタンもきっちり留めているところに几帳面な性格が表れている感じ。なお、ブレザーの脱着はできません。
スカートは短いですね。ちょっと無理してない?
パッと見同じ色に見えるシャツとセーターもちゃんと色分けされています。
シャツなんて襟元の1パーツだけで1枚のランナーですからね。まぁ、コトブキヤキットではままあることですが。
なお、シャツの1番上のボタンは外してます。ちょっと無理してない?(笑)
ブレザーのフロントボタンも、なんとわざわざ別パーツを裏打ちされるかたちで色分けされています。
もっとも、成型色はセーターと同じ色なので、設定通りゴールドで塗装しました。袖のボタン(さすがにここは一体成型)も同様に塗っています。
さらに、腰のポケットのフラップまでがパーツ分けされています。
襟元のリボンのストライプはプリント済みですが、塗装派のためにデカールも付属しています。
ブレザー、スカート、リボンやソックスには艶消し加工が施されています。
例によってパーツは少なめで、ただ組むだけならやはり小一時間あれば十分です。
背中にはスタンド用の3㎜穴が空いています。
また、ここではお見せできませんがアンダーウェアは塗装済み。
通常版は清楚な水色です。造形もいつも通り、こだわりの高品質となっております。
本体構造はまどかとほぼ一緒で、胴体部分は腰で回転と多少の捻りができる程度で首も固定。
肘、膝の可動も基本的に90度ほどですが、それぞれ軸を引き出すことでもう少しだけ深く曲げることができます。
腕部は回転軸も肘の接続位置だけ。脚部は膝の接続位置、それからソックスの接続位置でも回転可能です。
股関節は引き出すことで90度近い腿上げが可能、さらに脚付け根には外向きに開くことができる内臓間接もありますが、そもそもスカートが固定なので結局あまり動かせません。
足首の可動は、前後左右に比較的柔軟です。
可動性に関しては、メガミデバイスはもちろんのこと、トータルでは初期のFAGにも劣るくらいですね。
まぁ、そういうモノではないのでね、このシリーズは。
本体部分で少し残念だったのは、ハンドパーツの構造。
デザイン的にはまどかと同じ萌袖になるのですが、まどかの場合は手、袖、関節と3パーツ構成で色分けもされてたのに対し、暦ではセーターが薄手ということもあってか、手と袖が一体成型で、そこにまどかのものと同じ関節パーツをはめ込むという仕様になっています。
手+袖、関節パーツともに成型色は肌色なので塗装も必須となっています。
まぁ、手と袖の一体成型はデザイン上仕方がないとも思いますし、塗装するにしてもホワイトのマーカーなんかでささっと塗れば十分なので、それはよいのですが、問題は関節パーツ。
製のため、下処理せずにそのまま塗装しただけでは、あとからペリペリと塗膜が剥がれていまいます。
まどかのように関節がほぼ見えない、ということなら肌色の成型色のまでもよかったのですが、けっこう見えてしまうんですよねぇ・・
なんでセーターと同じ色にしてくれなかったのか?
今回はとりあえずそのまま塗ってしまいましたが、案の定撮影週にも剥がれまくりでした(笑)。いずれ手直しはしたいと思います。
なお、ハンドパーツは画像の平手のほかに握り手と狭、通常、広(ドリンク保持用)の3種の持ち手が左右分、計10個付属します。
スカートは通常タイプのほか、動きのあるなびきタイプ、
座り状態の再現には座りタイプのスカートに加えて専用の下半身(腰から太腿まで)パーツに差し換えます。
下半身については通常の可動式のもののままでもさほど支障はないのですが、固定式の専用パーツは太腿の接地部分が平らに変形し他造形になっています。
もちろん、変態的なこだわりの産物(笑)なのですが、そのおかげで着座姿勢が寄り安定することも確か。
ただ、せかっくそこまでしたのに膝間接は丸見えになってしまうのは少し残念・・
髪形はデフォルトの
ボブカット
以外にも2種類を選択可能。
一部差し換えなどではなく、まどか同様頭部がまるまる3つ組めるようになっています。
トレードマークのメガネは右ガワのテンプル(弦)を前髪パーツ右側のスリットに差し込むかたちで固定します。
メガネは非常に小さいパーツで接続部分も細く、しかもクリアパーツ製なので扱いは慎重に。
なお、前髪パーツはまどかと同様、3種の髪形ですべて共通です。
さらに、眼鏡を外した状態の前髪(メガネ差し込み用のスリットがない)パーツも3つ付属するので、前髪パーツは全部で6つになります。
ただ、どちらも差し込み部分がけっこうキツく、そのままだと付け外しに苦労するので、調整しておくことをお薦めします。
三つ編み
一気に幼い感じになりましたね.
ヘアゴム部分はブラックで塗装しました。
ハーフアップ
こちらは、前から見るぶんにはデフォルトのボブカットとあまり代わり映えしません。
後ろから見ると、サイドの髪を後ろで1つにまとめているのがわかります。
リボンはブレザーパーツのランナーと髪パーツのランナーにそれぞれ1つずつふぞくしています。
画像では紺色成型のブレザーランナーのほうを取り付け。
髪ランナーのほうのパーツは当然髪と同じ色になってしまうので、好きな色に塗るのがよいと思います。
交換用フェイスパーツは4種類が付属。
通常顔(笑顔)
もちろん、4種すべて造形が違うのですが、通常顔といたずら笑顔はパーツ単体で見ると一瞬見分けが付きません。
眉毛と口許の角度、そして瞳の大きさが違うのですが、微妙な違いですね。
しかし、実際に頭部にはめ込むとガラリと印象が違って見えるからすごい・・
4種それぞれののっぺらフェイスパーツとアイデカールも付属します。
フェイスパーツはシリーズで互換性があるので、まどかのパーツと組み合わせて別キャラを創り出すことも可能です。
また、ボブカットに限るのですが、まどかの前髪パーツを取り付けるための交換用基部パーツも付属します。
左がデフォルトの基部パーツで、右が交換用パーツ。
で、実際に取り付けるとこんな感じ。
照れ顔と組み合わせると、ほぼまどかですね(笑)。
前髪の印象って強いんだなぁ。
横から見るとこう。
もちろん成型色が違うのでそのままだとおかしいですが、色を合わせるとしっくりくる・・のかな?
ただ、説明書に特に記載がないので勘違いしてしまいますが、実は基部パーツを変更せずとも、そもまままどかの前髪パーツを付けることはできます。
このように。とくに問題があるようには思えません。
左が通常基部と組み合わせた場合。右が交換用基部と組み合わせた場合。
色が変わっているのはご了承ください。
よく見ないと違いはわかりません。
ただ上から見ると、
確かに分けめが交換用基部と組み合わせている方が自然です。
なお、とくに意味はないですが、交換用基部に暦の前髪を取り付けることももちろんできますが・・
左が通常基部、右が交換用基部ですが、交換用基部だと生え際にけっこうな隙間が空いてしまいますね。
あえてやる意味はないと思います。
三つ編み、ハーフアップにはそのまままどかの前髪を取り付けることができます。
こうなると、何故にボブカットだけあんな面倒な仕様にしたのか・・
ちなみに、まどかの各種頭部にはかあ読みの前髪が無加工で取り付けられますが・・
右の生え際が大変なことになってしまうので、なにかしらの加工が必要ですね(笑)。
ただデコが見えるだけならいいのですが、普通に隙間が見えてしまってますからね。
ドリーミングスタイル クラシカルアイビー
すでに頭部だけは露出してしまいましたが、通常版と同時発売された、公式ショップ限定のアナザーカラーバージョンです。
シャツとセーター、靴もかな? は通常版と同色ですが、ブレザーはベージュ、襟元のリボンとスカートはグリーン系に、ソックスはブラックに変更、アンダーウェアも薄いグリーンになっています。
髪の色はもっと金髪に近い色かと思っていましたが、実際の成型色はグレーがかったピンクという感じ。
純粋なカラーバリエーションなので、本体はもちろん、付属品にも造形的な変更、追加はなく、4種のフェイスパーツも通常版とまったく同じです。
あくまで日本人的だった通常版から、なんとなく外国人的な印象になりました。
そう思うとブレザーの色もインターナショナルスクールっぽい?
付属品
通常版と限定版で付属するものは同じです。一部成型色のみ異なります。
メガネ
小鳥遊 暦の本体(違う)。
かけている状態のものは、頭部(髪形)の数に合わせて1キットに3つ付属します。
無色クリアパーツ製なのでフレーム部分は塗装する必要があります。
今回はせっかくなので、通常、限定合わせて6つすべて別の色で塗りました。
赤、ピンク、青、茶色、シルバー、そしてネタ枠のサングラス。
サングラスはレンズとフレームを塗り分けました。些細なこだわり(笑)。
茶色のみ筆振りで、あとはガンダムマーカーで塗ったのですが・・けっこう塗りムラがありますね。
案外肉眼では気付かないものです。というか、最近急激に目が衰えてきました・・
あと、限定版は設定イラストではラベンダー色の眼鏡をかけていたことに、全部塗り終わってから気付きました。
まぁ、どうせラベンダーの塗料もマーカーもなかったからいいんですけどね。
外して閉じた状態のメガネも1つずつ付属。
大きなハードカバータイプの本。閉じた状態と開いた状態の2種が1冊ずつ付属します。
カバーと中身が分割され色分けされています。
通常版と限定版ではカバーの色が違い、画像下の茶色のカバーは通常版、上の黒いのカバーは限定版に付属するものです。
本(文庫本)
こちらも閉じた状態と開いた状態が1冊ずつ付属するのですが、ハードカバーと違って一体成型で、開いた状態のものはともかく、閉じた状態のものは特異ディティールもないためほぼただの白い板です。
表紙部分くらいは塗装するか、なにかしらシールなりデカールなりを貼ったほうがいいですね。
スマートフォン
まどかではイメージサイズと手持ち用と、厚みの違う2種が付属しましたが、今回は1つのみ。
髪パーツと同じランナーに含まています。
たぶん革製のケースに入れてますね。裏にはポケット? も付いています。やはりカバーのチョイスにも個性が出ますね。
液晶画面とカメラ部分などをマーカーで塗装しました。
スクールバッグ
革製の通学鞄ですね。ちょっとお堅い感じ。
成型色は落ち着いた色合いで、艶消し加工も解かされています。通常版と限定版で成型色は共通。
金具部分だけゴールドとシルバーで塗装しました。
保持には通常落ち手を使います。
展示用ベース
シリーズ共通の簡易ベーススタンド。
左のグリーンのものが通常版、右の白いものが限定版に付属します。限定版は白で統一されるようですね。
ベースとポールはボールジョイント接続で、本体との接続パーツは上下にスライドして高さの調整ができます。
ベースはジグソーパズルのピースのような形状で、連結が可能です
アフタースクール レトロデスク
同時発売された創彩少女庭園用のオプションパーツシリーズ、“アフタースクール” の第2弾。
第1弾のカフェテーブルが、まさしく放課後に立ち寄るカフェ・・屋外でのシーンを再現できる内容だったのに対し、今回は自室・・屋内シーンの再現用という感じに。
もう帰宅してしまったらアフタースクール(放課後)じゃないんじゃ・・?
レトロデスク & チェアー
大正浪漫香るアンティーク調のデザインがお洒落なデスクとチェアー。
チェアーはシート部分が別パーツで色分けされています。
デスク、チェアーともにツヤも目立たず、成型色も落ち着いた色合いなので、カフェテーブルほどの露骨なプラ感はありません。
デスクの引き出しは開閉可能。
中にはスマホなどの小物を収納できます。
把手部分のみゴールドで塗装しました。
クラシカルランプ
蛍光灯(?)部分はちゃんと別パーツで色分けされています。
実際に転倒ギミックを仕込む人もいそうだなぁ。
本
暦に付属するものと同じハードカバーと文庫本、2種計4冊も付属。
ハードカバーのカバーはオリーブグリーンになっています。
さらに、ボーナスパーツとして暦対応の交換用フェイスパーツ
目閉じ顔
も付属。
のっぺらフェイスとアイデカールも付属します。
比較画像
まずは通常版と限定版で。
違いは成型色のみ。
まどかの場合は黒髪からピンク髪になったことで一気に非現実存在になってしまいましたが、暦の場合は白人系の外国人になった感じ。
まぁ、顔は日本人ですけどね。
各部パーツを入れ替えることでオリジナルコーデを楽しむことも可能。
個人的には、ベージュのブレザーにグレーのスカート、白ソックスの組み合わせがお気に入り。
まどかと。まずは通常版同士で。
けっこう身長差があります。
設定ではまどか150㎝。暦153㎝だったかな。
セーラー服ということもあって、暦と並ぶとまどかは中学生に見えます。同い年ですけどね。
一見同じものに見える脚部などもすべて新規造形になっており、微妙に長さや太さが違います。
両者で共通の(流用されている)パーツはハンドパーツ用の間接ジョイントと展示用ベースのみです。
限定版同士で。
ニチアサっぽい? なんか変身して怪人と戦いそうな色合いです。
各部のパーツを交換して。まず通常版で。
まどかの通常ロングヘアに暦のフェイスパーツはお姉さん感が出ますね。
右の人は寒がりなんですかね。セーター2枚重ねで着てます・・
限定版で。
さらに細かくパーツを交換してみたり。
こうなるとさすがに塗装や加工が必要になってきますが、腕部や脚部を交換することで身長や体型も微妙に調整できるのは面白いです。
頭部接続のボールジョイント系はFAGと共通なので、Fagの頭部はそのまますげ替え可能。
一方でジョイント径の違うメガミデバイズの頭部を取り付ける際は首パーツを専用のものに交換します。
ということで、限定版ボディの首パーツをメガミ用に交換し、アナザー楓さんの頭部を付けて同級生役に。
ブレザーの色との組み合わせだとシタラも合うと思うんですが、肌の色がアレなのでね。
ブレザー楓さんには後ほどまた登場してもらいます。
以下、画像
まずは単体でいくつかイメージカット。
図書館にて、人気のためになかなか借りられなかった本をようやく借りられて、思わずスキップしてしまう本の虫。
約束が違います! 罰としてこの激苦青汁タピオカを飲み干しなさい!
どういう状況?
しかし、ドリンク以外にもこの持ち手を活用できる小物が欲しいですね。
通常の可動式下半身と座りようスカートを組み合わせれば、少し窮屈ではありますが足を組んで座った状態も制限可能。
リツカの座り用固定式下半身は逆に足を組んだ状態で固定のようですね。
彼女は夏服Ver.ということもあってそれ以外に本体構造もけっこう違ってきそうですね。
現状、応用できるのはこれくらいか。
わたしの正体を知ったからには、生かしてはおけませんね・・とか。
また別のシチュエーションで。
あざとい・・(笑)
小鳥遊 暦の平日
恒例(?)の、JKストーリー。
公式の設定は踏まえたうえで、さらに独自のキャラ付けで構成しています。
朝 登校
毎日同じ時間にすっきり起きれるタイプ。
洗顔、歯磨き、ヘアセットののち朝食。起床らきっかり1時間後に家を出る。
学校近くまでバスで移動、降りてしばらくしたところで同級生の吾妻 楓と合流。これも毎日ほぼ同じタイミング。
授業
市内でも有数の名門進学校ゆえ、授業のレベルは高い。
暦の授業態度は非常に積極的で、成績は常に学年トップクラス。生活態度ももちろんよい根っからの優等生なので、教師陣からの信頼も厚い。
放課後 生徒会室
複数の案件を手際よく処理していく暦。
時に優柔不断になる会長の楓を支える、優秀な副会長である。
しかしその権力はむしろ会長以上との噂も・・
放課後 寄り道
生徒会活動終了後、いつものカフェで幼馴染みのまどかと合流。
令法高等学校では、とくに下校時の寄り道や買い食いを禁止していない。
というか、原則禁止だったところを緩和させたのが暦である。
SNS映えを狙ってスマホで写真を撮りまくる。
まどかと一緒のときは、暦もごく普通のJKである。
(これ、ひょっとしたらスマホの持ち方間違えてるかも・・)
撮影を終え、クレープとドリンクも堪能したあと、ホッと一息吐いていたところをまどかに遊ばれる暦。
気が付いたときには三つ編みにされてました。
暦にこんなことをできるのはまどかだけ。
まどか自身はまったく覚えていないが、幼少期になにかあったらしい。
それからというもの、暦はまどかにだけは異様に寛容になっている。
実際、公式設定的にも暦が自分で三つ編みにするとは思えないんだよなぁ・・
せいぜい家で自分独りでやって、鏡見て「いや、これはないわ・・」と解く、みたいな想像はできる。
帰宅
すでに亡くなった祖父の書斎を自室としてもらい受けた暦。
お祖父ちゃんが大切にしていたデスクに座って本を読むのが、彼女の一日のルーティーンの最後である。
そしてそっと引き出しを開けると・・
赤いヒト「ようやく見つけたぞ、〇〇トロン! こんな・・
赤いヒト「ほおぉぉあぁぁぁ!!
暦「またコレクションが増えたわね
謎のワルサーPー38との邂逅から暦の日常は大きく変わってしまった。
ワルサーを追ってきた機械生命体の脅威から自らの平穏を守るため、不本意ながら暦はワルサーと手を組むことになったのだ。
そしてここに、新たなJKヒーローが誕生した。
その名も、ゴルゴ暦・・という夢を見ているんだと思います(笑)。
いや、ひどいな(笑)。
せっかくメガネが通常限定と合わせて6つもあるから、1つくらいはネタに使えるものを、と思ってサングラスにしただけなのですが、これが怒り顔とベストマッチ。
この眉毛と口許、完全にゴルゴやないか!
ゴルゴの本来の得物はM16というライフルがメインのようですが、それっぽいものがなかったのでたまたま近くにあったワルサーを持たせたら、それがまた似合ったので、つい・・ね。
悪ふざけが過ぎましたね。
以上、“創彩少女庭園 小鳥遊 暦【令法高等学校・冬服】” でした。
まどかフィーバーを受けての2人めということで、若干ハードルが上がった感もありますが、まどかとはまったく別の魅力を持った暦、また楽しく組み、そして楽しく遊ぶことができました。
やはりメガネがポイントですね。
複数付属するので、やはりフレームの色を変えることで髪形同様お洒落を楽しめますし、その髪形にしてもメガネのあるなしで実質6種類、表情が4種だからのべ24パターン。限定版やレトロデスク付属のボーナスパーツも組み合わせればさらに選択の幅が増えるとか、なんと贅沢なことか。
ただメガネは非常に繊細なので破損には十分注意が必要なことと、基本透明なので紛失にも注意が必要ですね。
実際、僕はカーペットの上に落として大探ししました。下手すると踏んで割っちゃいますからね、焦りましたよ。
そのメガメ以外にも、大小2種類の本が計4冊と付属品も充実しているので、総合的なプレイバリューはまどか以上といえるでしょう。
まぁ、そのぶん価格も上がっているんですが。
一方でハンドパーツの仕様が、塗装なしではどうしても違和感があるうえ、間接ジョイントの成型色の問題もあって、ちょっと厄介な部分ではありました。
それ以外はまどか同様、非常にシンプルな構造で組みやすく、やはりガールキット初心者にも安心して(?)お薦めできるものになっていると思います。
シリーズ間での互換性もばっちりで、フェイスパーツの交換はもちろん、服装(ボディパーツ)もある程度組み合わせることができるので、オリジナルの制服、オリジナルのキャラクターを作ることもさほど難しくありません。
3人めのリツカに加え、オプションのアフタースクールシリーズもどんどん充実していくようですし、今後さらに遊びの幅が広がっていきますね。
さて、その佐伯 リツカですか、まどか、暦と違って、通常版と限定版が同時発売されません。
安定した商品の生産、供給のために発売を一月ずらすということのようで、通常版が7月、限定版が8月の発売となりました。
ていうか、もうすぐやん!?
しかし、今後のまどか、暦の夏服Ver.、リツカの冬服Ver.のときもやはり限定版のドリーミングスタイルは発売されると思うんですが、ずっと一月ずれるのかなぁ? それとも、これもまた実験的試みの1つで、今後はまた同時発売に戻るんだろうか?
できれば同時発売にしてほしいんだよなぁ。レビューはずっとこのスタイルでまとめて書きたいし・・
あ、9月に暦、10月にまどかがそれぞれ再販されるそうです。
まどかは初版発売直後に急遽少数が再販されましたから、速くも2度め。すごいですね。
それぞれ限定版のドリーミングスタイルも同時に再販されるとのこと。この週明けに予約解禁ですよ。
といったところで、今回は終了。
またのご訪問を。
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