今回のレビューは、1/24スケール ヘキサギア より、
“アーリーガバナー Vol.3” 、
“オルタナティブ ヒューマノイド・ジェスター” 、
“飛行ユニット ウッドペッカー” 、
そして “ブロックベース01 DXヘッドクォーター”
・・という、この5月から8月にかけて発売されたヘキサギア4アイテムをまとめて一気に紹介してみたいと思います。
さてさて、つい先日シリーズ3周年を迎えたヘキサギア。
これまでの第2、第3世代型ヘキサギアとガバナーに加えてガバナーと同程度のサイズの小型ヘキサギアやサブビークルタイプの機体をリリースしていくオルタナティブ、情景演出をテーマに、オリジナルの基地を組み立てていくブロックベースなど新たなカテゴリのアイテムも続々登場し、遊びの幅はさらに広がっていきます。
そんなわけで、図らずも(?)ボリューム的に単独でのレビューがしづらかったアイテムが増えてきましたので、ここで一気に消化してしまおうという魂胆です。
なお、上半身裸のおっさんのプラモなんて組みたくないので、アーリーガバナー Vol.4および5は購入しておりませんので御了承ください(笑)。
では、レビューしていきます。
それぞれのキットは基本素組みで、一部塗装もしております。詳細はそれぞれの項で。
アーリーガバナー Vol.3
女性版のアーリーガバナーが完全新規造形で登場しました。
女性型ガバナーというと、第3世代時間軸におけるローズやミラーがいましたが、過去時間軸のがバナーとして、当然男性版アーリーガバナーと並んで違和感のない、現実のミリタリーテイスト強めのデザインになっています。
ローズ、ミラー同様に男性型より一回り小さい・・華奢なボディながら造形はすばらしく、大胆に開いた胸元や脚のラインなど、およそ8㎝にも満たないプラモデルとは思えません。
構造にはハンドスケールからのフィードバックが多く見られ、可動性能も十分。
ただ残念ながら足首の構造がハンドスケール イノセンティアと同じなので、接地性に問題があります。
ハンドパーツは画像の平手のほか、握り手、武器持ち手、ピース手がそれぞれ左右分付属します。
背中にはヘキサグラムを装着可能。生憎と付属するものは肌色成型なので、ほかのキットのものを借りるか、塗装するのがよいかと。
ほかにも、設定の色が足りていない部分がけっこうあるので、できればちょいちょいと塗っておきたいところです。
僕は、胸部パーツと一体成型されているインナーの襟、肘と膝のバット、グローブ、ベルトなどを筆塗りしました。頭部については後述します。
あと、腹部は1パーツ成型で後ろ側に肉抜き穴があります。
頭部は4種類が付属。ただし、すべて肌色の単色成型です。
目もミラーやハンドスケールのようなプリントではなく、男性ガバナー同様にモールドが彫られているのみ。
しかし、眼球まで精密にモールド再現されており、パーツ分割も比較的塗りやすい感じにされているので、これくらいの塗り分けと墨入れは楽(?)にできます。
まぁ、僕はこの程度が限界ですが、しっかり美人にメイクアップしてる達人もけっこういるようで・・
付属武装
武装は3数類が付属。
上段がグレネードランチャー付きアサルトライフル。
下段左がハンドガン、右がブルパップ式のアサルトライフルです。
2種のライフルそれぞれをマウントするための専用アタッチメント(3㎜軸接続)も付属します。
アクション
可動性能はローズ型とハンドスケール両方の特徴を合わせたような感じ。
このサイズとしては十分に動きますが、やはり足首が左右にスイングできないのは辛いです。
なお、ローズ型のハンドパーツは専用でしたが、このアーリーガバナー Vol.3のハンドパーツはボールジョイント径が男性型ガバナーと共通なので流用が可能です。
クロスレイダーに乗せて。
やはり男性型より華奢なぶんクロスレイダーがより大型に見えますが、それでかえって、男性ガバナーを乗せるよりも格好良く見える気がします。
うちの隊の姉御です。
ヒューマノイド・ジェスター
オルタナティブシリーズの第3弾。
外宇宙を含む極限状態でも活動可能なパラポーンとして開発されたものの、なんやかんや(笑)で正式な製造ラインには乗っていないイレギュラーな存在のようです。
拡張による形態変化という特性は、パラポーンというよりむしろヘキサギアに近いということで、キット的な仕様もガバナーをベースにしつつ分解、組み換えが容易なユニット構造となっています。
パーツはすべてガンメタ単色のため、これも設定カラーの再現には塗り分けが必要。今回はメインカメラ(センサー?)のみ塗装しています。
背中にヘキサグラムがある構造はこれまでのガバナーを踏襲・・というかこいつもガバナーなんだよね。
ハンドパーツは男性型ガバナーと共通で平手、握り手、武器持ち手が付属します。
換装型銃剣 オルトロス
手持ちの武装は付属せず、前腕ごと交換するタイプのブレード付きマシンガンが1つ付属。
もちろん、左右どちらにでも取り付けられます。
アクション
基本的な間接構造は男性型ガバナーに準じたものですが、腰部や脛に追加された可動部のおかげでより柔軟に動き、ちょっと気持ち悪いポージングも可能に。
しかし、なぜか肩の接続方法が劣化しており、ボールジョイント接続ながら肩パーツの形状もあってか横方向に水平までは上げられず、さらに外れやすいです。
2体による連携イメージで。
これまでオルタナティブシリーズは2つずつ購入していたので、このジェスターも2つ買いました。
兄弟機という設定で目の色を変え、利き腕も左右反対にしてみました。
兄弟合体!!
我ながら気持ちの悪いモノを作ってしまった・・(笑)
ただこのジェスター完全な機械ではなくおそらく生体部品も使われているはずなので、合体というよりは融合に近い感じですね。
そのうち第3世代型ヘキサギアと融合してその制御を掌握したようなモノも作ってみよう。
飛行ユニット ウッドペッカー
ガバナー用の飛行ユニット。
バルクアームの技術を応用し、小型、低コスト化を目指した新たな兵器カテゴリー、“ディフィニッションアーマー” のなかでも大型推進器を装備し、低空跳躍起動を実現したモデルをとくに “エアリアルファイター” と呼ぶ・・
説明を読む限り、飛行ユニットと聞いてイメージするほどの飛行能力があるわけではなさそうですね。
これはガバナーが搭乗している状態。
背部の飛行(跳躍用)のジェットエンジンと前面装甲はそこそこのボリュームがありますが、脚部はガバナー用のステップを兼ねた最低限のフレーム構造のみで、腕部も武装を懸架するジョイントアーム程度のものでしかありません。
一応はヘキサギアということになるのでしょうが、搭乗する機体というよりは、ガバナー用の強化拡張スーツという感じです。
2基のメインバーニアは上下に角度変更が可能。
ウイングの類いはなく、先にも言ったようにこの2基のバーニアによる推力だけで跳躍、飛行をするものになります。
腕部、脚部ともに複数の関節で可動しますが、横方向への可動はほとんどできません。
ハッチ・・というのか、上部と前面の装甲が展開することでガバナーの乗降が可能。
上部装甲はさらにセンサー部分だけが開閉し、
内部のガバナーの顔(このヒトは特殊なヘルメット被っていますが)を拝むことが可能です。
ガバナーは、ウッドペッカー内部のジョイントと背面のヘキサグラムでしっかり固定されます。
デフォルトの仕様のほか、オープントップタイプにも換装が可能。
ガバナーよりも頭が大きい(失礼)ハンドスケールシリーズはこのオープントップタイプでないと乗せることができません。
ただ、組み換えるためにはけっこうパーツをバラす必要があり、なかなか面倒です。
ガバナーが搭乗しない場合は、脚部フレームを折りたたむことでコンパクトな待機状態で置いておけます。
腕部も、ランスとシールドを立てるように折りたためば専有面積をさらに小さくできます。
スタニングランス
通常は右腕部に装備される電磁槍。
電気系統などにダメージを与えられる武器のようで、この1突きで敵機を行動不能に陥れることも可能。
ウッドペッカーの名目の由来にもなっているようですね。
搭乗するガバナーがグリップを握って、直接操作する仕様です。
穂先部分はシルバーで塗装しました。
軽量型シールド
通常は左腕に装備される小型のシールド。
アームとはボールジョイントで接続され、ある程度角度調整が可能。こちらもランス同様ガバナーが直接グリップを握って扱います。
ランス、シールドともにガバナーの手持ち武装としてもそこまで違和感のないサイズです。
また、それぞれに取り付けるグリップパーツは単体でマルチコントローラーとして使用できる、という設定。
もちろん汎用の拡張グリップパーツとしても使えます。
ガバナー
同梱される専用カラーのガバナー。
基本仕様はアーリーガバナー Vol.1および2と共通ですが、頭部が新規のヘルメットタイプになっており、Vol.1や2に付属した複数の頭部パーツ、そして手持ちの武装も一切付属しません。
新規頭部パーツのバイザー部分、5つのセンサー(?)は塗装しました。
バイザーを外すと、一応顔が造形されています。
アクション
先にも言ったように、腕部(ランスやシールドを懸架するアーム)はほぼ横に拡げられないので、ウッドペッカー単体でのアクション性はあまり高くありません。
底面(前面装甲を繋ぐフレーム)に3㎜穴があるので、スタンドを使った飛行ポーズでのディスプレイが可能です。
サイズ的にミニフライングベースでも、まぁ問題ないです。
M.S.G.追加で飛行能力と攻撃力を強化。
これだけでかい弾倉積んだら、もっとでかいブースター付けないと飛べないか・・
比較画像
今回紹介した3種のガバナータイプを並べて。
Vol.3がやはり華奢で一回り小柄ですが、サイズはほぼ同じようなもの。
このウェーブ長身だなぁ・・
そしてジェスターの、人工物ならではのスタイルの良さもおもしろいです。
ウッドペッカーとバルクアームαで。
ボリューム的には、ウッドペッカーがバルクアームの1/3に満たないくらい。バルクアームをベースに開発されている・・一応は人型の機体なので、ウッドペッカーも第2世代ヘキサギアということになるんでしょう。
でも、ガバナー(本体のみ)も付属してのお値段3700円なので、ウッドペッカー単体なら2000円ほどだと思うとオルタナティブシリーズということでもいい気がするんですが、そこの区別はどうなってるんだろう?
なお、この2機の外装のカラーは共通なので、公式ブログでも紹介されていたミキシングが手軽に、違和感なく可能です。
というわけで簡単に、ウッドペッカーをコアに、バルクアームの手脚を取り付けてみました。
手脚はそのままで、ボディ=コクピットの耐久性はむしろ下がっているはずですが、バルクアームより断然強そうに見えるんですが・・(怒られるわ)
DXヘッドクォーター
さてここからが今回の真打ち(?)。
ヘキサギアに新たな遊び方を提案するブロックベースシリーズの、文字通りのデラックスセットです。
シリーズナンバー02、03として同時発売されたパネルオプション、リフトオプションを複数合わせた内容に加え、このセットのみに付属する小物類が豊富に付属する豪華な内容になっており、1箱でそれなりの規模の基地、施設を組み立てることができます。
では、ざっと内容物を見ていきましょう。
床面パネル・壁面パネル
75㎜ × 150㎜のパネルパーツ。
この2種類のパネルを縦横に組み合わせていくことが、ブロックべース構築の基本となります。
一応、画像左のパネルが床、右のパネルが壁と区別されていてディティールも異なりますが、サイズはもちろん、連結用ジョイントの取り付け位置や中央部ぶ六角穴の位置、個数もまったく同じなのでどちらにでも流用が可能です。
ヘッドクォーターではそれぞれ8枚ずつ、パネルオプションでは2枚ずつがセットになっています。
普通に床や壁として使う以外にも、超大型ヘキサギアの外装やフレームとして使うツワモノも、そのうち出てくることでしょう。
ジョイントA・B
それぞれ2つ連なった六角穴(A)と六角軸(B)が付いており、主に組み合わせて床面壁面パネルを直角に繋げる際に使用。
このように。
もちろん、ほかも使い途は無数にあります。
ヘッドクォーターには各24組ずつ、パネルオプションに12組ずつ、リフトオプションに6組みずつが付属しますが、5種類あるジョイントのうち、唯一の軸タイプとなるBが相対的に不足がちです。
ジョイントC・D
各パネルを並列に繋げる際に使用します。
このように。
2枚のパネルのちょうど合わせめにCは六角穴、Dは3㎜穴が2つ並ぶかたちになります。
しかし、3㎜穴が必要ならばなんだかんだでけっこう余るヘキサグラムを埋め込めばいいわけで、正直ジョイントDの必要性をあまり感じません。
こちらはヘッドクォーターに42組ずつ、パネルオプションに10組ずつ(ランナー構成的にぞれぞれ片方1枚ずつ余るはず)付属します。
クォーター1箱でもC、D合わせて84組はけっこう余る数なので、Dをなくし、そのぶんCを増やして63組、Bを倍の42組にするくらいがちょうどよかった気がしないでもない・・
階段
見たままの階段です。
階段本体と手摺り、各種ジョイントが付属します。
床面への固定は、土田井川は六角軸の付いたジョイント(右端下段)を使用。
上階への固定はコの字型のジョイント(右端中段)を使い、パネルの側面を挟むようなかたちになります。2種類のジョイント・・うち1つは上下を引っ繰り返すことで微妙な高さの違いに対応します。
専用ジョイント(右端上段)を使うことで階段の無限連結も可能です。
ヘッドクォーター、リフトオププションともに画像のパーツ1式が2セット分付属します。
あ、すみません。コの字ジョイントの下のほうは1セットにつき1個(画像は2セット分並べてしまいました)です。
昇降リフト
支柱パーツとリフト床、各種ジョイント(ジョイントEほか)を組み合わせることで上下にスライドできるリフトを設置できます。
このように。
支柱は微妙に長さの違う2種類が付属、連結用のジョイントでこれまた無限に伸ばしていくことが可能です。
リフト床は横に3枚並べると床面、壁面パネルと同じ面積になり、厚みも同じなので床や壁の代用パーツとしても使用できます。
ヘッドクォーターには1式のパーツ群(ジョイント類は画像の数以上のものがセットされます)が4セット分、リフトオプションには2セット分付属します。
小物類
以下はヘッドクォーターのみに付属するボーナスパーツです。
コントロールパネル・チェアー
それぞれ足の部分が可動し、高さと角度の調節が可能。
チェアーにはとくにガバナーを固定する仕組みはないのですが、まぁ座らせるだけならとくに問題はないと思います。
大型モニター
モニター本体はカードホルダーのような構造になっており、任意のサイズに切りとった柄や写真を挟み込むことで映像を映し出している状態を再現。
裏面に可動式のアームを取り付ることで、天井や壁に設置が可能です。
アームの可動部が1箇所のみなので、デフォルトの状態だと案外使いにくいです。
シチュエーションカード
モニタ本体に挟み込む映像用のカードとして、厚紙製の両面印刷、8パターンのカードが付属。鋏等で切りとって使用します。
ノート型端末
ディスプレイ(カバー)の形状は共通で、もちろん開閉が可能。
セントリーガン
今回付属する唯一の武装。
可動式のアームで任意の位置に取り付け可能。アームの基部は六角ジョイントでの取り付けとなり、ガン本体の左右、どちらにでも取り付けが可能です。
無加工でミライト(16㎜タイプ)を仕込むことができ、
発光状態にするとこのような攻撃シーンの演出が可能になっています。
ミライトってそもそも夜釣りのための道具なんですよね? それがまさかこんなふうに使われる・・しかも公式の仕様として説明書に載ることになるなんて、ヒロミ産業も思わなかっただろうなぁ。
ということで、いざ建設に着手・・そして完了(笑)。
まだ小物類は置いていません。
すぐにおわかりだと思いますが、こちらはヘッドクォーターを2箱分使っています。
とりあえず最初に1箱購入し、ある程度遊んでから、やっぱ物足りないな・・と思ってもう1箱追加した次第です。
ちょっとした拡張にはパネルオプションやリフトオプションの購入もアリかとは思いますが、それなりの規模のものを作ろうと思うなら、ヘッドクォーター単位で追加したほうが断然お得です。小物類も付いてきますしね。
ただ、先にも言ったようにジョイントBは確実に足りなくなるので、別途パーツ請求も考えたほうがいいでしょう。
これも壁や床の間に大きめの隙間が空いているのは、ジョイントBが足りなかったからです・・
しかし、とりあえず2階建てにしたい、階段を吹き抜け状にして、ぐるりと2階の床で囲みたい・・
そんな思い重視で作ったので、結果としてけっこう手狭なものになってしまいました。
まず標準サイズのヘキサギアのドック機能なんて考えてなかったですね(笑)。
1階奥のスペースも見えにくいからほぼ死んでるし・・まだまだ研究が必要です。
あ、何箇所かに取り付けた手摺りは、Twitterで見かけた階段パーツのランナー(Fランナー)を加工したものを真似しました。
ジョイントパーツが3つ並んだ位置のランナーが、床面、壁面パネルの3㎜穴の間隔のサイズにぴったりなんですよね。
これはもう、完全に仕様ですよね(笑)。
このことを知ったときにはもう1箱めのランナーを処分していたので、2箱めのランナーを使っての6つしか作れなかったのは残念ですが・・
なお、裏から見た姿はこんな感じ。
こっちはこっちで要塞感ありますね。
小物とガバナーその他を並べて。
楽しい(喜)。
けど狭いな・・(笑)
小物類は1箱分しか置いてませんが、2箱分全部置くと、この構成じゃちょっとごちゃごちゃし過ぎるかな。
1階奥がもったいない・・
一旦バラしてまた構成を見直す・・というのも、なかなかの作業だし。
とくに、ジョイントCやDを使ってがっちり固定したパネルを分解するのがけっこう大変です。
裏技(?)として、ジョイントCの場合は一旦支柱パーツを差し込んで引き抜けば、表面の1枚が一緒に付いてくることがあります。
Dについては、六角軸で一方から押し込めば外れてくれるでしょう。
あと面倒なのがジョイントB自体の分解。
そのまま組むとけっこうがっちり貼り合わさってしまい、パーツリムーバーなどが必須となるので、あらかじめ六角軸の位置のはめ込みピン(下画像の赤丸)をカットしておくのもよいかと思います。
どうせ床なり壁なりの六角穴にはめ込むことになるので、そこでしっかり固定されますからね。
それにしても、やはりもう2箱ほど追加したい衝動に駆られます・・が、今はちょっと無理かなぁ。そのうち余裕ができれば買い足すかもしれません。
とか言ってるうちに、新たな拡張セットが発売される可能性もありますよね。
以上、ヘキサギア夏発売アイテムまとめてレビュー、でした。
女性型のアーリーガバナー Vol.3、
ガバナーサイズの人型ヘキサギアともいえるヒューマノイド ジェスター、
パワードスーツタイプの飛行ユニット、ウッドペッカー、
そして拡張型基地ユニット、ブロックベースシリーズ・・
それぞれに特徴の異なる、しかしそのどれもが今後のヘキサギアの展開に大きな期待を抱かせる4アイテムでした。
なんだかんだでメカのほうに目が行きがちですが、ヘキサギアの本来の主役はガバナーなんだ! と、強く訴えかけるラインナップともいえる・・
正直、エクスパンダーやレーヴェが出てきた頃は、なんだこのアメコミの怪人みたいな連中は? この路線でいくなら、ガバナーはもういいよ、とも思ったものですが、その後アーリーガナバーが投入され、現在編と過去編、いわば2つの時間軸が同時進行するようになってからはそういった超人タイプのガバナーはあまり目立たなくなってきたのでホッとしています。
主役はあくまでガバナーではあるけれども、それは群像としての姿であって、そこに突出した個性は要らない・・というのが僕なりのヘキサギア観なのですが、そういう意味では、ブロックベースシリーズの登場は非常に大きいものになりました。
これこそ群像を描く装置にほかならない!
ぶっちゃけ、男の子は基地遊びが好きなんですよ。
トランスフォーマーでも基地、ヘキサギアでも基地。なんともありがたい年になったものです(笑)。
しかも1個で完結するものではなく、自由な発想でどこまでも拡張していけるとか、まさに浪漫。
もちろん、いろいろな理由で限界はあるわけですが、定期的に改築、あるいは増築していきたいという意思はあります。
なお、ヘキサギアはガバナーが主役と言いながら、我が家のヘキサギアはこのところすっかりDTAの乗り物、ヘッドクォーターも彼女たちのお家と化しています。
まぁ、たまにはガバナーたちを並べて硬派に遊んだりもしますよ。たまには、ね(笑)。
といったところで、今回は終了。
またのご訪問を。
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