今回のレビューは、ノンスケール ヘキサギアより、
“かんたんヘキサギア サナちゃん” です。
すべてのガバナーを応援する赤い菱形の少女、
“サナちゃん” が、
ヘキサギア6周年を記念して待望のキット化。
コトブキヤショップ限定で発売されました。
ヘキサギアの初代プロデューサー、YUKI氏が描いた公式ゆるキャラ、サナちゃんこと “赤菱 サナ” 。
すでにキャンペーン商品のアクスタや、創彩✕FAGコラボキットの武希子に付属のスクールバックのワッペンなどで何度か立体化されてきましたが、アクションモデルとしての単独商品化は今回が初めて。
いやぁ、まさかですね。
ただ、さすがに一般販売には踏み切れなかったのかなぁ。
本社社屋プラモもそうでしたが、知らない人にはわけがわかりませんからね(笑)。
でも社屋と違って、こちらは可愛いデフォルメ少女のプラモと考えればそれなりに需要があったのでは? とも思ったり。
それでも2,200円は高いか・・
それでは、サナっと・・もとい、サクッとレビューしていきますよ。
キットはパチ組み。
本体は目と眉毛、あとヘアピンの「さ」とヘキサグラムちゃんの目と口をマーカーで塗装してます。
パッケージ
一応ヘキサギアシリーズということになるのですが、パッケージデザインはアルカナディアっぽい・・
妖精型ディアーズかな?
ガバナーなどと同じ肢サイズのキャラメルボックスタイプです。
宇宙を感じさせるような背景とオーバル状のエングレービングが箔押しされている前に、YUKI氏描き下ろしのサナちゃんの新規イラストが可愛らしい。
上部のヘキサグラムちゃんや商品名も同世にゴールドの箔押し。周
囲にはデフォルメされた第3世代ヘキサギアたちのシルエットが、これも箔押しで配置。
向かって左上は、発売が待たれる大型機、ゼニス・ヴェールですね。
右上と右下はアグニ・レイジ。
左下にはシリーズのフラッグシップ、レイブレード・インパルス。
さらに左右にスニークサイトが計4羽、舞っています。
しかしこうなるとデフォルメヘキサギアの立体物も欲しくなってくるな。
手足が動くくらいの簡単ヘキサギアセットとか、どうでしょう?
あと、レイブレードとゼニスはLA側の機体だと思うのですが、サナちゃん=SANATというわけでもないのかな?
まぁ、すべてのガバナーを応援する存在ですからね。
パッケージ裏面。
尊いですね。
そして上下の蓋のベロ部分にもこだわりが。
箱もしっかり商品の一部なんですよね。
開けるときに折れちゃってごめんよ・・
サナちゃん(赤菱 サナ)
YUKI氏がイベント会場での注意喚起用に(たぶんわりと適当に)描いたのが初出のキャラクター。
以降、公式ブログやSNSで度々登場することになり、すっかり公式マスコットキャラとして定着しました。
SANATの擬人化イメージという印象で、実際、ガバナー クイーンズガードのアーカイブカードにはリアル頭身のサナちゃんらしき少女の姿が描かれています。
でもこちらのサナちゃんは勢力関係ないっぽい?
YUKI氏が描いた2頭身ほぼそのままに、ガバナーと並んでも違和感がない(あるよww)全高56㎜という小サイズでの立体化。
初期の頃のイラストはもう少し等身が高かった気がしますが、どんどんデフォルメ具合が増してきた感じ。
小サイズながら色分けはかなり細かく、唯一足りてないのはワンピースの袖の白のみ。
今回はそのままにしてます。
髪パーツとフェイスパーツについてはつやがけっこう目立つので、気になる場合はつや消しコートなど噴いたほうがいいかも。
足先もイラストのまま、丸みを帯びた三角形になっているので、自立は不可能。
付属のミニフライングベースが必須になってきます。
ベース使用の際は後ろ髪の一部パーツを3㎜穴付きのものと交換。
穴付きパーツは通常通りに毛先が造形されたもの(上画像真ん中)と、ベース以外のオプション諸々を取り付けやすいフラットなもの(同右)が付属するので、好みで選択してください。
なお、穴なしの通常タイプのパーツ(同左)を付けた場合、外から外すのはほぼ無理ですが、フェイスパーツ交換と同じ要領で頭部を分解すれば中から軸を押し出して簡単に取り外すことができます。
また、差し換え髪パーツの接続は5㎜径なので、パーツを付けない状態だとまた別の可能性がありますね。
ちなみに、今回ハードポイントとして使えるのはこの後頭部のみ。
それはまぁいいとして、かんたんヘキサギアという商品名とは裏腹にヘキサ孔が一つもありません。
アルカナディアのディアーズには全員背中にヘキサ孔あるのに、サナちゃんにはないのか・・
差し換え髪パーツの接続を六角にすればよかったのに・・
フェイスパーツは4種類付属。
通常顔
それぞれの目と眉毛はタンポ印刷ではなく、ディティールのみ造形されているかたち。手書きっぽいタッチが再現されています。
今回はマーカーで塗りました。一部すでに剥げてますが・・
通常顔以外の3表情の口内は白色成型のパーツを裏打ちする仕様です。
頭部接続は、頭部側にボールジョイントを挟み込み、胴体側の3㎜軸を挿し込む仕様。
ボール径はFAGや創彩少女など、ブキヤガルプラの大半と共通なので、挿げ替えも可能です。
ガバナーの頭部接続はだいたい3㎜径ボールジョイントなので、そちらへの挿げ替えも可能。
案外悪くない(笑)。
トレードマークでもあるクイーンジェム(ヘアピン)。
「さ」の文字はマーカーで墨入れしてます。
接続ピンのサイズは水着まどかのひまわりヘアピンと共通なので交換可能。
エマちゃん先輩のヘアピン類とも共通なのかな?
あらためて全体像をベースに取り付けた状態で。
ベースはQPminiに付属したものと同じもので、支柱部分は湾曲した短めのパーツを2本繋いだものです。
長さが微妙なので、やや仰け反り気味になりがち・・
頭部外に腕付け根、上腕でロール、腰部、そして脚と、スカートも含めると全身9箇所が可動します。
腕の付け根はボールジョイント可動ですが、頭が多き過ぎて上方向への可動は制限されます。
上腕以下は通常のもののほか、先端に3㎜軸の生えたものが付属し、差し替え可能。
基本は付属のヘキサグラムちゃん保持用ですね。
左右両方ぶん付属します。
スカートの中も一応白色成型で再現されていますが、画像は自粛。
脚部は挟み込みのボールジョイントで前後に可動します。
横方向にはあまり動かせませんね。
付属品
ヘキサグラムちゃん
搭載武器兼ともだち? のヘキサグラムちゃんが1個付属。
目と口は墨入れしてます。
通常のヘキサグラムよりもかなり大きいですね。
裏面に3㎜穴があり、先の3㎜軸付き腕で保持可能。
ただこれもなぁ・・裏面がヘキサ孔ならよかったのに。
サナちゃんが保持する場合は、通常のヘキサグラムを詰めればいいわけだし。
ミニフライングベース
すでに紹介しましたが、自立できないサナちゃんには必須のオプションですね。
アーカイブカード
ほとんどのヘキサギア商品に付属しているアーカイブカード。
これまで触れてきませんでしたが、今回はスルーするわけにはいかないか。
というか、今後はこちらも紹介していくことにしましょう。
表面イラストYUKI氏の描き下ろし。
裏面も普通のヘキサギアのカードとは違いますね。
解説と過去イラストは説明書記載と同じ内容ですが。
比較画像
ガバナー ポーンA1、バンプアップエクスパンダーと。
世界観が狂ってくるな・・(笑)
ボディだけなら、1/24スケールの幼女キャラとしても使えそうなんですが、頭が・・
QPminiの轟雷と。
同じデフォルメ系キットですが、頭身バランスはまったく違っています。
頭部交換するとこんな感じ。
先のまどか頭部もそうですが、幼女キャラとしてそれほどおかしなバランスではありません。
ただ、サナちゃんボディには首がないのでどうしても接続が浅くなります。
まどかと。
サナちゃん先輩の代わりです。
以下、画像
まぁ単体でのアクション性能はお世辞にもよいとは言えませんので、やっぱりほかのキットと絡めて遊ぶというか、愛でるというか、そういう楽しみ方になりますよね。
テーマパークとかでよく見る光景ですね(笑)。
とりあえず赤いヘキサに順番に乗せてみました。
アグニに。
専用機多いな。仮面を被らせたくなってくる。
自ら前線に立つクイーン。
ハードポイントが後頭部にしかないのがちょっとアレなんですが・・
というか首丈夫だな。
すべおま!
頭部が実質3㎜軸接続なので、人型ヘキサギアの頭部としてポン付け可能。
キャンペーン商品のアクスタと。
一つはX(当時はTwitterでしたが)のフォロワーさんから戴いたものですが、結局全種類は集められなかった・・
しかし、リアルメキィ! もしたいですね。
アグニはエマちゃん甘やかしセットに付属するものでいいとして、小さいブロックベースも欲しいな。
以上、“かんたんヘキサギア サナちゃん” でした。
サクッと終わらせるつもりが気付くとそれなりの文章量に・・
殺伐としたヘキサギア世界に癒やしと緩みをもたらす存在、サナちゃん。
いやまぁ、うちのヘキサ界にはすでにDTAとかが乱入しているので、すでに十分緩んでるんですが(笑)。
デフォルメタイプのキットはQPmini以前にもいろいろ発売している(やっぱりメカ系が多いですが)コトブキヤ。
しかし、ゆるキャラっぽいイラストのタッチほぼそのままの立体化は珍しいというか、ほぼ初めてだと思いますし、なによりこのボディのサイズ感、いろいろと可能性がありますね。
ただそのサイズゆえに単体での汎用性は低く、サナちゃんのまま武装類を盛っていくことにはあまり適していません。
まぁ、サナちゃんに武装は相応しくないかもしれませんが。
あとはやはり、かんたん “ヘキサギア” と謳っているにもかかわらずヘキサ孔が一つもないというのは・・なにかと細かい部分にもこだわるコトブキヤらしくないんじゃないの? とは思いましたね。
ともあれ、ヘキサギア界の女神、サナちゃんの立体化を歓迎しないガバナーはいません。
できればリアル頭身バージョンとかも・・
ヴァージニアは出るみたいですし、ヘキサギアガールズ、同じ仕様で並べたいですよね。
デフォルメヴァージニアでもいいですけど。
といったところで、今回は終了。
またのご訪問を・・と言いたいところなんですが、実はこのサイトでのレビュー更新は今回が最後となります。
画像ストレージがいっぱいになってしまったんですわ。
有料版にすれば無制限になるんですけど、月約1,000円。年間で10,000円となるとあと少し足せばサナちゃん5人買えるじゃん・・ということでまた別の無料サービスに移ることにしました。
というか、アカウントそのままでアメブロのほうに引っ越す予定です。
キリよく4月から再会したいですね。
そんなわけで、引っ越し先でもまたよろしくお願いします。
準備が整い次第、こちらのトップページにもリンクを貼るつもりです。
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