今回のレビューは、1/1スケール メガミデバイス より、
“メガミデバイス20 Chaos & Pretty グランマ” です。
ファンタジー要素を盛り込んだメガミデバイス、Chaos & Prettyシリーズより、
“お祖母ちゃん型 グランマ” が発売されました。
まさかのカオプリ3周めですね。
最初のマジカルガール、ウィッチのときは、先の朱羅の爆発的ヒットに較べて些か反響が小さかったようで、一部ショップで投げ売りされるなどしたために、なんとなく不人気というイメージが付いてしまった感もあります。
ただキットとしての汎用性の高さや独特なキャラクターデザインもあって、熱狂的なファンはいましたね。
それが2周め、カオプリグリム(これは通称ですが)でマジカルガールベースの赤ずきん、ウィッチベースのアリスが登場したことで、一般的な評価も高まった印象。
いわゆるM.S.Gを纏うという提案の一環で登場した赤ずきん、アリスは、基型以上の高い汎用性と振り切ったキャラクター性で楽しませてくれました。
しかし、まさかそこからさらに3周めに突入しようは・・
なお、ここで言う1周、2周という数え方は、基本コンビで正規ナンバリングに数えられた回数を意味しています(あくまで個人的な数え方ですが)。
例えばBULLET KNIGHTS の場合はランチャーとランサーが1周め。その流用で発売されたエクスキューショナーとエクソシストは2周めですね。
さらにその派生であるエクスキューショナー ブライド、エクソシスト ウィドウは独自のナンバリングを与えられていないので、2周めのバリエーションという解釈で、3周めとは見なしません。
なので、カラバリ含めけっこうな数が発売されている朱羅は2周しかしていませんし、スサノヲだけですでに3種・・さらにもう1種発売予定のある皇巫はまだ1周めです。
カオプリだけが、現状唯一3周しているわけです。
で、おそらく今後ほかの系列が3周めに入ることもないでしょう。
一時は不人気イメージの強かったカオプリが・・わからないものです。
それでは、レビューしていきます。
キットはパチ組みしたのみです。
お祖母ちゃん型 グランマ
お祖母ちゃん型て・・
近接戦闘特化の赤ずきんをベースに、M.S.G ガトリングガン、同ハンドガトリングガンを追加し、射撃戦闘力を極限まで高めた機体。
AI搭載のウルフヘッドも3基に増設したことで高精度の射撃が可能になっています。
なお、素のお祖母ちゃんなのか、オオカミに補食されたことで変容したナニかなのかは不明とのこと(笑)。
赤ずきん発売時に、ウルフヘッドを使ってオオカミ型支援機を組むなど、ユーザー間の盛り上がりが開発のヒントになったとか。
それはは実際の話でもあるのかな?
うちのオオカミも、そのうちの1つの糧になっていたら嬉しいですね。
素体モード
フード(頭巾)を被った状態が一応デフォルトということになっています。
キットは赤ずきんの流用で、当然本体の肌色部分のパーツはカオプリ共通のものですが、それ以外でマジカルガールからのパーツ流用はありません。
赤ずきん同様、本体もとくにアップデートされていませんね。
マシニーカの構造としてはすでに旧式のものなので、お好みでメガミM.S.Gを組み込んで近代化改修するのもよいでしょう。
素体のプロポーションも当然基型のままなので、普通に少女型です。
お祖母ちゃんっぽさはないですね。
いやまぁ、マジでお祖母ちゃんのプロポーションを再現されても困るんだけど・・
基本的に赤ずきんとほぼ同じですが、白と赤メインだった赤ずきんから黒と赤メインになり、太腿などの配色も変わっているので、かなり印象は変わっています。
髪パーツは赤ずきんのものの成型色を変更したもの。
まぁ、濃いめの紫というカラーはなるほどお祖母ちゃんっぽい気がしますけども。
お下げの形状も一緒です。
手首用のものと同じ規格のジョイントで可動しますが、例によって破損には注意を。
シャドウフード
フード自体は赤ずきんからの流用ですが、正面のパーツが新規造形。
表面はメカニカルなディティールですが、縁はレースを思わせる形状になっていて、童話に登場するお婆さんが被っているフードっぽい雰囲気になっています。
フードを外した後頭部はこんな感じで、3㎜軸が生えています。
ただ、フェイス基部は一つきりなので組み換える必要があります。
後頭部もこの通り。3㎜軸は生えていません。
しかし祖母と孫とでまったく同じ髪形とは・・
まぁ、赤ずきんはお祖母ちゃんっ子でしょうけども。
フェイスパーツは3種類。
ガン飛ばし顔
これが祖母ちゃんの表情・・なのか?
どうも一般的に思い浮かべるお祖母ちゃんとはキャラが違うようです(今さら)。
フェイスパーツはたぶん、カオプリ共通パーツですね。
とりあえず、歓喜顔と赤ずきんのがおがお顔は造形一緒だと思いますが、あとはよくわかりません。
濃いめのチーク(というのか?)がけっこう特徴的で、説明書の画像でも再現されているあたり、かなりこだわっている部分でもあるようです。
画像だとちょっとわかりにくいか・・
なんにしても、なかなかコストがかかっていそうですね。
眼帯
てっきりスサノヲのようにフェイスパーツに組み込むか、あるいは特定のフェイスパーツにプリントされているんだろうと思っていたんですが、単独のプラパーツとして付属していました。
左右分、ランナーの都合で2枚ずつ付属します。
フェイスへの取り付けには、なんと両面テープ等で取り付けできます・・とのこと。
テープは付属しないので、別途用意してください。
ということで、まずが公式でも付けている左目に。
宇宙人みたいになっちゃったな・・
胴体部分はほぼ赤ずきんのままですね。
腹部パ-ツは塗装済み。
といってもグリーンのラインが塗られているだけですが。
下半身は、太腿の配色変更含めドロワーズを穿いているようなデザインになっています。
フリル部分は新規造形で、太腿のスペーサーパーツの代わりに組み込む仕様。
真っ直ぐ立たせたときの干渉を避けるため、内側部分は平らに近い造形になっています。
細かいですね。
後ろ姿がセクシー。
お祖母ちゃんだけど・・
足許はパンプス。
これも赤ずきんからの流用ですね。
余剰扱いですが、前腕や胸部パーツ、足先などいくつか組めるパーツがあります。
太腿のスペーサーパーツも装飾なしの肌色に交換。
スパッツお祖母ちゃんになりました。
ハンドパーツも、基本的なものに加えて赤ずきんやアリスにも付属したピース手、指差し手が付属。
このあたりも定番の付属品になってきましたね。
メガミというと、前腕や太腿にはめ込むスペーサーパーツに3㎜穴が空いているものがオプションとして付属するものが多いですが、今回のグランマには付属せず。
手首のリングパーツに3㎜軸が生えたものは付属します。
スタンド
シリーズ共通の簡易スタンドが付属します。
武装モード
武装モードは公式で3形態存在します。
まずは標準モード。
両腕を中型のガトリングガンに換装し、背部にも可動式のアームで懸架する大型ガトリングガンを装備した、射撃戦に特化した形態です。
右側にかなり重心が傾くので、ちょっと自立は厳しめですね。
物語としての赤ずきんは、お祖母さんの家にお使いに行った赤ずきんが、お祖母さんを食べてその姿に化けたオオカミに騙され、自分も食べられてしまうものの、あとからやってきた狩人が満腹になって寝ていたオオカミの腹を切って2人を助け出し、めでたしめでたしというお話(乱暴)。
ぶっちゃけ、本来の赤ずきんに登場するお祖母さんは物語上なんの活躍もしておらず、赤ずきんのお祖母さんというと、むしろそのふりをしているオオカミというイメージが強いです。
今回のグランマはある意味逆で、武装モードの見ためはオオカミのふりをしているお祖母さんという感じですね。
ただそれだけでなく、3門のガトリングガンで狩人の役割も加味されているもよう。
つまるところグランマは、お祖母さんの家に先回りしてお祖母さんと赤ずきんも食べてやろうとしたオオカミを単身返り討ちにしてしまった超武闘派お祖母さんということですね。
もう、見るからにヤル気満々だもんなぁ。
というかファンタジーどこ行った? と思ったら、そもそもマジ子、ウィッチの時点でもキャノンとかライフルとか持ってたわ・・
では、各部をチェック。
頭部
フードの頂点部分にはウルフヘッドを装備。
また、お下げのあった位置にはバルカン砲が増設されています。
キット的には付け換える仕様ですが、設定的にはお下げはフードの内側にしまったということでしょうね。
胸部アーマー
オオカミの下顎をイメージした胸部アーマーは新規造形。
顎部分はヒンジで接続で可動します。
頭部を俯き加減にすると口許が隠れますね。
フードのウルフヘッドと合わせて、大きなオオカミの口の中にグランマの顔が収まっているという格好ですね。
ちなみにランナー都合で胸部アーマーは2つ組めます。
一つは孫にあげてもいいでしょう。
太腿のフリルパーツもメカっぽいディティールのものに交換します。
これも内側が欠けた造形になっていて、脚部可動に干渉しないよう工夫されています。
ウルフクロー
M.S.G ハンドガトリングガンにウルフヘッドやフード、新規造形の関節パーツを組み込んだ武装腕部。
オオカミの口からガトリングの砲身が生えているようなデザインが面白いです。
そのオオカミの頭(ウルフヘッド)に搭載されたAIの補正で高い命中精度を誇るという設定ですね。
下顎は開閉できますが、上顎は動きません。
で、その上顎から伸びているキバでガトリングの砲身がほぼ固定されてるんですが・・
アーマーに見立てられたフードはジョイントパーツで可動し、腕部可動を妨げません。
赤ずきんでは1つずつしか組めなかったウルフヘッドやフードは3つ組めるんですよね。
ガトリングガン
M.S.G ガトリングガンとブレード、新規造形のハンガー、可動式アームパーツで構成された大型のガトリグ砲。
背部の可動アームは左右2パーツずつで構成され、上下、前後向きにそれぞれ可動。
さらにガトリングガンの接続部で回転、基部となるハンガーパーツが上下スイングするので、かなりの自由に可動します。
なお、ハンガーパーツは余剰分のパ-ツで左右逆向きのものを組むこともできます。
ほかに余剰で肘関節の一部とかも組めますが・・まぁ、なにかに活用できるでしょう。
ちなみに、単体のM.S.G ガトリングガン付属するゼンマイは今回付属せず、内部にはダミーパーツを組み込む仕様になっています。
わざわざゼンマイ形状にするこだわり。
なお、ランナー都合で1個余剰になります。
ほかの余剰パーツはこれくらい。
もちろんゼンマイがあれば普通に組み込めますが、今回は手動で回転。
さらに先端部に装備されるブレードが展開できます。
ブレードは取り外して手持ち武器とすることも。
鎌みたいですね。
もちろん反対向きに持たせることも可能。
まぁ、標準武装モードだと手がガトリングガンになっているので持てませんが。
ケルベロスモード
標準モードから両腕のガトリングガンを背部アームに移設し、逆に背部の大型ガトリングガンを左腕に装備。右腕は通常の腕部に戻した形態。
3つのウルフヘッドがほぼ同じ高さで並ぶさまが、地獄の番犬ケルベロスさながらというところですが、機能的に標準モードとさほど変わらない感じはしますね。
ガトリングガンの装備位置が変わっただけですし。
むしろ背中のガトリングは斜角が限定されそうだし、見ためのインパクト重視の形態という感じかなぁ。
ガトリングガン
標準モードでは背部可動アームを介して右肩越しに装備していたものをそのまま左腕に移設。
先ほど紹介した余剰パーツを左右対称に組んだハンガーパーツにつけ替えれば、右腕への装備も可能です。
さすがに大きくて思いので、肩の関節がへたりがちですが・・
ハンドガトリングガン
標準モードで両腕に装備していたものを、こちらもほぼそのまま背中のアームに移設。
ウルフヘッドから先のみ、90度角度を変えて付け換えています。
クローモード
クローを脚部から腕部に移設した格闘戦メインの形態。
ガトリングガンはすべてパージされているので、標準モードやケルベロスモードで全弾撃ち尽くしたあと、この形態に移行するという流れかなぁ。
脚部には逆に腕部ガトリングガンの基部やフード、オオカミの下顎パーツなどを組み合わせたユニットを取り付ます。。
なんとなくホッピングみたいに見える。ジャンプ力がアップするイメージですかね。
なお、足先はオオカミの下顎パーツを下に伸ばした状態がデフォルトのようで、その状態で自立はできないのでスタンドは必須になります。
ウルフクロー
標準モード、ケルベロスモードでは脚に付けていたものを腕に移設。
上腕からメカパーツに換装されています。
爪が可動するので、ブレードくらいなら保持できますが、その場合クローの意味が・・
脚部ユニット
なんとなくブースターっぽい見ためでもありますが、噴射口がないのでやはりジャンプ力増強シューズ的なイメージなのかと。
なお、下顎パーツを後ろ向きにたたむと自立できました。
前に向けた場合は立てませんでした・・
ウルフヘッドは引き続き3つ前を向いている状態で、これもまたケルベロスモードといえそうでもありますが・・
下顎パーツを脚先に使っているので上顎だけなんですよね。
純粋にAIとしての機能しかないのかな。
しかしこの形態でAIを活用する余地はあるのか? ただの飾りかな?
比較画像
孫と。素体モードで。グランマもフードを取った状態で。
この状態での新規造形部分は、実は太腿のフリルだけなんですよね。
胸部パーツは、赤ずきんでは武装モード時に付けるものをグランマでは素体モードで付けています。
あとは成型色が違うだけですね。
隔世遺伝かというくらい似てますが(笑)、目付きだけは受け継がなかったらしい。
本体はもはや旧式のマニシーカなので、スサノヲなどと較べると当然可動性は劣りますし、それ以上にプロポーションの貧相さがやっぱり気になりますね。
ガリガリじゃん、この祖母と孫・・
まぁ、お祖母ちゃんについてはこの細さがストイックな感じもあり、今回のコンセプトには合っているのかもしれない。
武装モード(標準モード)で。
孫のほうは武装モードといいつつ防御特化という感じですが、祖母は・・バリバリ攻撃特化ですね。
しかし、メインの得物がモロ銃器というメガミも珍しいです。
WISMやSOLはSF系だったのでライフルとかも装備していましたし、ランチャーという長物持ちもいましたけど、今回のような弾幕張るような物量タイプは今までいなかった。
それでなくともメガミはどちらかというと格闘メインのキャラが多いので、けっこう新鮮です。
ケルベロスモードとワイルドモードで。
中距離射撃特化と格闘特化。
祖母と孫とでいいコンビネーションができそうです。
祖母をクローモードにして。
そして最後は2人で直接ボコる、と。
間違いなく、同じ血が流れている。
以下、画像
まず素体モードで。
可動性うんぬんについてはもはや書くこともないので、ポージング集という感じですが。
相変わらずのバランス感覚。
片脚でちゃんと自立できるんだからすごいね。
全身武装が間に合わないときはガトリングだけ持ちだして直接ぶっ放すぜ!
各ガトリングガンについては、普通に手持ちするためのグリップパーツも欲しかったところ。
そんなのいくらでもあるでしょ?
それはそうなんだけども・・
両手にヤバめの刃物もってとびきりの笑顔。
身を屈めての一斉射撃。
背部の大型ガトリングはウルフヘッドのAI制御でのフルオート射撃ということになるのかな。
スタンド使用で。
後方に飛び退きながら前方へ斉射。
フードアーマーで頭部周辺をしっかり防御します。
ケルベロスモードで。
標準モードからガトリングの位置を変越したケルベロスモード。
大型ガトリングを右手も使ってしっかり保持することで安定した射撃が可能というところかな。
代わって背部に装備した中型のガトリングガンがAI制御される、と。
射撃からの格闘に素早く移行できるのもケルベロスモードの利点なのか。
ただこれを振り回すのは、腕部にかなりの負担がかかりそうですけどね。
クローモードで。
先の2モードからガラリと戦闘スタイルの代わるクローモード。
ほぼ黒一色のカラーリングといい、武装らしい武装を持たないところといい、強者感が強いです。
祖母「スーパーグランマーキーック!
腕のクローだけじゃなくキック攻撃も強力な感じがします。
公式以外でも、いろいろとパーツを組み換えての装備が可能。
ただ、本体に直接パーツを付ける術がやや乏しいので、どうしても背部のアーム懸架に頼りがちになってしまうかもしれません・・
祖母「パペットマペット!
古い・・
まぁ、お祖母ちゃんだからね。
さてさて、武装パーツだけで、なんかお供の動物とかビークルとか作っちゃおうのコーナー。
恒例の組み換え遊びですが、今回は採用されたM.S.Gにしろ新規造形パーツにしろ、けっこうそのものズバリなパーツが多いのでちょっと苦労しました。
どうしてもイメージが限定されてしまうというか・・僕の発想力の限界ですね。
ということで、まずは誰しもがやるだろうオオカミの錬成を。
ただせめてものというところで、頭の数が1つのフェンリルモード(上)から、2つのオルトロスモード、
3つのケルベロスモードに変形できるようにしました。
お祖母ちゃんも満足気げ。
赤「さすがお祖母ちゃん、ペットも気合い入ってる!
赤ずきんのオオカミがビビってますよ。
赤ずきんの武装パーツも加えて、新ケルベロルモード。
ちょーっと胴体に対して四肢が貧相になってしまいましたが・・
さっきの単体でのオオカミもですが、やっぱり大型ガトリングガンを中心に組付けていく方向になりますからねぇ・・
後ろ脚のフォルムは僕なりのこだわり。
動物型を組むときは、できるだけ本来の骨格に近付けることを心がけています。
そういう意味で、赤ずきんに採用されたフレキシブルアームBはかなり重宝するパーツですね。
ただ保持力が・・
祖母「さぁ行け地獄の番犬よ! この世からすべてのオオカミを駆逐するのじゃ!
それはやり過ぎです、お祖母ちゃん。
続いてビークルでっちあげ。
名付けてグランマーモービル。
やはり3門のガトリング砲を活かす意味でも戦車っぽいものを考えたのですが、履帯に見立てられるものが思いつかず、結果スノーモーぼるみたいな足周りになりました。
でもまぁ、けっこういい感じにまとまったんじゃないかな。
祖母「ほう・・まさかオオカミとガトリングガンからこんな便利な乗り物が完成するとは思わなんだわ。
祖母「うむ。快適な乗り心地。気に入った!
ありがとうございます、お祖母さま。
赤「お祖母ちゃん家には、なんでこんなに物騒なものばかり置いてあるの?
祖母「それは、可愛いおまえを卑劣なオオカミの魔の手から守るためさ。
赤「お祖母ちゃん・・(泣)
キツい人と思われがちだけど、孫思いのいいお祖母さんなんですよ、きっと。
ちょっと行動が過激なだけで、ね。
祖母「しかし儂も歳じゃ。いつまでもおまえを守ってやれるわけではない。ゆえに、おまえにはちゃんと1人で生きていけるだけの術を叩き込んでやる!
赤「わかったよお祖母ちゃん。わたし、頑張るよ!
そして祖母と孫は日々戦闘訓練に明け暮れる・・
祖母「これが頭巾家に伝わる最強形態、スキュラモードじゃ!
赤ずきんに赤ずきんとグランマの武装パーツをすべて取り付けてみました。
ワイルドクローによる格闘戦。3門のガトリング砲による射撃。そしてテイルスタビライザーによる機動性。
それらを4基のウルフヘッドに搭載されたAIの補助で最大限発揮できる、まさに最強形態・・というところですかね。
カラーリングもとくにちぐはぐな感じがないのがよいです。
祖母「孫よ、もうおまえに教えることはない・・
厳しかった祖母の目にも涙が・・
それはまさしく歓喜の涙であった。
以上、“メガミデバイス Chaos & Pretty グランマ” でした。
まさかのカオプリ3周め。今回のグランマは赤ずきん、続くクイーンオブハートはアリスと、それぞれ由来を共にするわけですが、それは要するに2周めのカオプリグリム路線が当たったということなんでしょう。
まぁ、1周めのマジ子、ウィッチにもコアなファンがいましたが、赤ずきんとアリスにも・・とくに赤ずきんはその目力で一躍スターダムにのし上がった感があります。
まぁ、あくまで僕の主観ですが(笑)。
そんな赤ずきんベースのグランマもまた、なかなかの曲者に仕上がってきましたね。
グランマ・・お祖母さんといいながら、その実態はオオカミであり、狩人であり。
ぶっちゃけ赤ずきん以外の物語の登場人物すべてを融合させたような存在に昇華されています。
まずはなんといっても圧倒的な火力。
計3門のガトリングガンは新規造形のアームパーツ、上腕パーツとの組み合わせでいろいろなパターンで装備できます。
ウルフヘッドが三つに増えたことで、ケルベロを模した形態にできることは、本来モチーフからはかんり逸脱した感がありますが、本来悪役であるオオカミをすでに掌握している感じが、グランマの只者ではないキャラクター性を際立たせています。
そのほか、新規武装パーツも特徴的で、けっこう出てくる余剰パーツ含め、基型同様、組み換えも楽しいキットになったと思います。
さて、相方・・というわけではないのですが、アリス流用のクイーンオブハートは今月末ですか。
今回の赤ずきん × グランマとは違ってアリスとは敵対する関係性ですが・・また楽しみですね。
といったところで、今回は終了。
またのご訪問を。
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