SS GE クリフジャンパー レビュー

 今回のレビューは、トランスフォーマー スタジオシリーズ ゲーマーエディション より、

“SS GEー05 クリフジャンパー” です。


 ゲーム作品、“Transformers:War for Cybertron” に登場するオートボットの

“戦士 クリフジャンパー” が、

スタジオシリーズ ゲーマーエディションで発売されました。


 前月発売のバンブルビーのリカラー、頭部変更ですね。

 G1のオリジナルからリデコ関係にあったミニボットの両者ですが、とくに血縁やコンビ関係にあったわけでもないですよね。

 クリフジャンパーはバンブルビーに較べるとどうにもサブという印象が強く、初代アニメ以降はなかなか活躍の場が与えられていない感じです。

 実写第6作のバンブルビーでは真っ二つにされて死亡したりとか・・

 このゲーム版ではどうだったんだろうか?


 では、 レビューしていきます。

 ほぼ先のバンブルビーと同じものなので、今回はサクッといきますよ。

 ちなみに、ナンバリングに準じるならば先にメガトロンを取りあげるべきなんですが、普通に順番を勘違いしました。

 メガトロンはまだ画像撮れてません・・


オートボット 戦士 クリフジャンパー

 バンブルビーによく似ていますが、より血の気が多く、先走り気味の性格は失敗を招きがちという・・G1から踏襲されたキャラ設定になっていますね。

ク「ちょっと行って、ディセプティコンを2、3人血祭りに上げてやりますよ!


ロボットモード

 同じSS GE バンブルビーのリカラー、頭部変更となっています。

 ゲーム発売と同時期に発売されたユナイテッド版も同様に、リカラーに頭部のみ造形変更というかたちでした。

 頭部以外で造形の変更された箇所はなし。

 メインカラーが黄色から赤に変わりましたが、バンブルビーの黄色は少し色調が暗く感じましたが、クリフの赤はあまり暗いとは観じません。でも少しマットな感じかな?

 マットがどういう感じかよくわかってないけど・・(笑)

 なお、各部のラインやライト、ダクト(?)の塗装はバンブルビーと同じく赤なので、彼より目立たない感じになっています。

 一応塗ってあるとは思うんですが、成型色と大差ないという・・


 背面。

 カメのような後ろ姿ももちろん一緒。

 当然、バンブルビーで感じた足首可動の不満とか、スタンド用の3㎜穴がないとか、諸々そのままです。


 頭部アップで。

 バンブルビーは初代アニメデザインにかなり近い感じでしたが、クリフには初代の面影はあまりなく、プライム版のデザインに近いです。

 というのも、Transformers:War for Cybertronとプライムは同一の世界線らしく、当然それぞれに登場する同名キャラクターは同一人物ということになり、このクリフの顔がプラム版に似ているのも必然ということに・・

 あれ? ユナイテッド版では初代風の顔だったけどなぁ。それにバンブルビーは全然似てな・・考えるのはよしましょう。

 ともあれ、バンブルビーと較べて面長というか、しゃくれてますね。

 G1ではバンブルビー同様耳っぽく見えた頭部の突起は牛の角のような感じになり、熱血漢というか無鉄砲なイメージはより強くなっていると思います。


武装・ギミック

 ゲーマーエディション共通のギミックで右の前腕が取り外せ、付属のブラスターに換装することができます。

ブラスター

 ピストルタイプと、

キャノンタイプの2種が付属。

 バンブルビーに付属のものと成型色含め同じものですね。

 まぁ、ビーはピストル、クリフはキャノンをメインに装備させればまだ変化は出せますかね。

 非使用時は背面のガワにマウントできます。


エナジースティンガー

 手持ちの近接武器ですね。

 これもビーに付属のものと同じものです。

 これも背面にマウント可能。


ビークルモード

 つるんとした卵形のサイバトロニアンカーにトランスフォーム。

 こうなるともうバンブルビーの色違いでしかありません。

 しかし可愛らしいフォルムはいろんな色が欲しくなりますね。

 ロボットモードはべつにもうどうでもいいけど、ビークルだとただの色違いでも複数並べたくなる不思議・・


 各種武装の収納、

マウントも当然ビーに準じたものになります。


 中台紙の簡易ディスプレイベースの背景ですが・・これはどこなんでしょうね?

  都市なのか軍事基地なのか・・

 というかまた別の背景ですね。

 てっきりバンブルビーの使い回しだと思ってたら。


 ちなみにパッケージアートは同じイラストの頭部を挿げ替えて彩色を変えただけ。

 微妙に角度だけ違ってますけどね。

 右下のビークルの画像の角度も・・


比較画像

 ユナイテッド版と。ロボットモードで。

 なぜかビーを差し置いて開封していたユナイテッド版クリフ。

 ちなみに、ビーはそのまま10何年も未開封のまま忘れ去られて、先のGE ビーのレビューに際してようやく開封されたという・・ね。

 で、先にも言いましたが、このユナイテッド版の頭部デザインは初代G1風なんですよね。

 ということは、ゲームではそもそもこっちのデザインだったということ?

 となるとこのプロポーションの害も含めて、かなり別人感が強いですね。


 ビークルモードでも。

 相似形では亡いですが、ロボットモード時よりはよく似たフォルム。

 あらためて、キャンディ塗装が綺麗なユナイテッド版。

 表面のディティールなどは今回のもののほうが細かいですね


 SS GE バンブルビーと。ロボットモードで。

 ブラスターはぞれぞれのイメージに合ったものを装備させました。

 初代G1では、パッと身ほとんど同じ二人ですが、そもそもビークルのモチーフが違うので、実はけっこう違うんですよね。

 それが別の世界線では頭部以外はほぼ同じ同型になっているのもどうなのかな・・

 まぁ、母星ではそもそも同型だったということなんでしょうが。


 ビークルモードでも。

 うん。可愛いな。

 やっぱりもっといろんな色が欲しくなる。

以下、画像

 可動性自体は決して悪くはないんです。

 ただ足首が基本固定なので、自立が微妙なときもあります。

 言うて、立てない! ということはほとんどないんですけどね。

 立て膝は微妙。そこは画角でカバーです。

 あと肩割りが少し窮屈とか、腰部回転がパーツ干渉で捻る程度になりがちとか・・不満に感じる点はぽろぽろ。

 本体はともかく、武装までまったく一緒となるとさすがに新鮮味がないですね。

 いっそもう、半年くらい間を開けてリリースしてもよかったと思う。


 同じ型なので、ビートの腕部交換はなんの問題もないです。

 腕や脚はボ-ルジョイント接続ですし、背中の側パーツなどもわりと簡単に外れるので、あちこち組み換えても面白いかもしれません。

 そのまま変形!

 お洒落。


 赤いので、オプティマス腕を付けてもまぁまぁしっくりきます。

 若干色味は違いますけどね。


ク「行くぞビー! 合体だ!

バ「オッケー、クリフ。エヴォフュージョン!

ク & バ「はあぁぁっ!!

ク「思ってたのと違う・・


 ならば、合体ビークルモード!

 まったく同じ型だから、ビークルモードの固定用ジョイントを使えばこんなこともできます。

 まあ、こんな謎戦車形態しか思いつきませんでしたが。

 あとキャノンとピストルの連結にはヘキサギアから5㎜の円筒形ジョイントパーツを持ってきてます。


オ「オートボット、ディセプティコンを攻撃せよ!

 ほかのオートボットは出るのかな?

 ジェネレーションズではサイドスワイプとかウルトラマグナスとか出てますけど、あれはまた違うバージョン?

 ちょっとよくわからんな・・


 以上、“SS GE クリフジャンパー” でした。


 リカラー頭部変更で武装も据え置きという・・

 最近は流用でも一般販売されるものについてはかなり新規造形パーツの割合が多いものがほとんどなので、正直物足りなくは思いますね。

 そもそも流用基のGE バンブルビーがなんとも歯痒い出来だったこともあって、スルーしてもよかったかな? くらいのテンションで、実際開封もかなり後回しにしていました。

 決して嫌いじゃないんですよ。

 ロボット、ビークル両モードで見ためは抜群だと思うし。

 細かいこと気にしなければ十分楽しめます。

 さっきはもう少し間を開けたほうがよかったんじゃ・・みたいなこと言いましたけども、同型をすぐに並べられるのもよいかな? と、やっぱりビーも一緒に弄っていると思いますね。

 いろいろと組み合えしたりでも遊べましたし。

 そのあたりは、ボールジョイントや単純なはめ込み構造乗り点でもありますね。

 まぁ、たぶんコストカットでそうなっているんだと思いますが・・

 

 話は変わりますが、流用といえば黒いライオンもスルーしてるんですよね。

 あれ、どうしようかな。

 買ってないと買ってないで、買ってる人が楽しそうに遊んでるの見ると欲しくなっちゃうというどうしようもない病気なんですけど・・(笑)

 このクリフも、買ってなかったらそうなっていたかもしれない。

 ただ、あんまり見ないんだよな。クリフで遊んでる人・・


 といったところで、今回は終了。

 またのご訪問を。

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