今回のレビューは、1/1スケール メガミデバイス ✕ アリス・ギア・アイギス より、
“A6 小芦 睦海” です。
メガミデバイスとアリス・ギア・アイギスコラボの6人めはJCユニットバーベナのトリを務める小芦 睦海。
久々にボリューム控えめで発売となりました。
相河 愛花、一条 綾香の発売からおよそ2年、ついにバーベナの3人が揃いました。
ただわたくし、アリス・ギアのゲームのほうはまったくやっておりませんので、バーベナというのがどういうユニットなのかよくわかっていません(笑)。
なので、まずはそれを調べることから始めるわけで・・
なるほど。経緯はよくわかりませんが,中学生アクトレスアイドルユニットということですね。
アイドルやってる場合なのかしら?
さて、先日コンシューマー版も発売されたアリス・ギア・アイギスですが、本家のアプリ版とは違う対戦格闘ゲームになっているそうなのでスルーしました。
アプリ版をそのまま、多少グラフィック向上とかで発売してくれたら買ってたかもしれないけど・・
でも、本家も基本はシューティングゲームなんでしたっけ?
ならどっちにしろ無理だな。年々・・というか日に日に反射神経が衰えていっているので(悲)。
同時に目も衰えていますが、まだなんとかプラモは作れる。
ということで、こちらのメガミ ✕ アリス・ギアコラボについてはまだしばらく追いかけていきますよ。
そんなこんなで、先の金潟 すぐみからもほぼ1年、途中に愛花と綾香のアナザーカラーも挟みましたが、新キャラ投入は久しぶり。
僕自身、アナザー愛花と綾香はスルーしたので、まさしくすぐみ以来、久々のアクトレスとなりました。
ではでは、レビューしていきます。
キットはパチ組みしたのみです。
小芦 睦海
14歳の中学3年生。
格闘ゲームの世界ランカーに名を連ねるゲーマーで、ゲーセンでの練習中に兼志谷 シタラに勧誘されて成子坂製作所所属のアクトレスに。
キャッチフレーズは “成子坂のNEW CHALLENGER” 。
ニックネームはむっちゃん。
相河 愛花の幼馴染みで同じ藍澄中学校に通う同級生。
所属は違うものの、のちに愛花、一条 綾香とユニット、バーベナを結成して活躍することになる。
真面目でストイックな努力家らしいのですが・・ほかの2人と合うんかな?
とまぁ、プロフィールはこんなものですか。
素体モード
愛花、綾香と同い歳なのですが、いわゆるミドルサイズ素体ではなく、標準的サイズのマシニーカ素体です。
もちろん、各キャラのデザインに合わせて毎度ほぼ新規で造り起こされているアリス・ギアコラボのキットなので、今回もその例に漏れずプロポーションはもちろん特徴的なスーツのデザインも、色分け含め独自のパーツ割りの完全新規造形で再現されています。
でも・・なんだろうな。ちょっと怒り肩ですかね、むっちゃん。
肩周りが妙に角張ってる気がするんですけど。
色分けでとくに目を惹くのは脚部ですね。
すぐみのときにもかなり細かい分割で可能な限り成型色による色分けが再現されていましたが、今回も、例えば吾妻 楓やシタラのアナザーカラーではデカール再現だったようなラインの色分けもほぼ成型色で再現されています。
ただこの太腿のラインですが、ロール軸を跨いでいるために回すと当然、デザインがずれます。
まぁ、仕方ないですね。
あと、色分けもさすがにすべてとはいかず、スパッツ内側の細いブルーのラインはデカールでの再現となっています。
ただ、可動時に間違いなく擦れる部分ではあるので、今回は一旦保留ということでデカールは貼らず、塗装もしていません。
ちなみに付属するデカールがこちら。
武装モード(ギア)含め,成型色では再現しきれなかった青色がほぼフォローされているのですが、逆に青色しかフォローされていません。
ほかにもグレーやオレンジなど、足りない色はちょこちょこあります。
素体モードだと、前腕(手首部分)も脛(足首)と同じようなデザインで一部が白いのですが、脛のほうがパーツ分割されて成型色で再現されているのに対し、
サイズ的に分割できないというほどでもないと思うんだけどなぁ・・
塗装済みパーツは腕部基部(肩パーツ)と胸部、腹部、腰部の各前面パーツ。
肩はノースリーブの少し足りない青。胸部と腹部は藍色のライン。腰部はスパッツの白が塗装で再現されていますね。
ただし、腰部については裾部分の黒は無視されています。
塗装済みパーツって、基本的に一色塗装されているだけなんですよね。
まぁ、それでも十分ではあるのですが。
なお、胸部のボリュームについては歳相応だと思います。
というか、現状メガミ化されているアクトレスででかいのはシタラだけですね。
アクトレス全体での比率はとくにでかいコが少ないというわけでもない気がするのですが、そこは正規ナンバリングの最近の傾向とは違うだな。
背面。
どうでもいいですが、スパッツに膝上までのブーツを合わせるというスーツのデザインはなかなかにフェチいですね。
・・ふむ。
後ろ髪で隠れている背中にはエアインテークのようなものが付いています。
中に小さいファンでも入ってるんだろうか?
ちなみに同い歳の愛花、綾香では腰以外に背中にも3㎜穴がありましたが、睦美の背面3㎜穴は腰にあるのみ。
基本のマシニーカ構造ですね。
まぁ、背中にあったところで結局長い髪が邪魔になるので活かしにくいのですが。
頭部アップ。
オーソドックスなストレートロングかと思いきや、右側のハネや左側にだけ長い髪を垂らしていたり、意外に特徴的な髪形。
なにかを拗らせている感が否めない・・
後ろ髪はシタラのものと同じ仕様で上下にスイングが可能。
やはり武装モード時に付け換える必要があるので,ジョイントは少し緩めに調整したほうが安全かと思います。
僕は素体用と武装用それぞれの後頭部のジョイント穴内側のでっぱりを少し削りました。
わかりにくくてすみません・・
フェイスパーツは3種類。
正面向き微笑顔
あまり感情豊かなほうではないのかな?
髪形といい髪色といい、楓さんと似た雰囲気がありますね。
武装モード
トップスおよびボトムスギア、ベルクカッツェ(ガッチャマン・・!)を装着した武装モード。
頭部はフェイスパーツと後ろ髪以外を総取っ換え。
今回はフェイスの基部パーツと前髪パーツも2つずつ付いてくるので、シタラのときのような面倒はありません。
腕部と脚部もそれぞれのロール軸部分から交換。
そしていつものジョイントハンガーを介して背部に浮遊オプションを付ければ換装完了です。
面倒な工程はほぼないですね。
ギアのモチーフはネコですかね。尻尾はないけど。
全体のシルエット、そしてカラーリングからやはり楓さんの武装モードと似た印象を受けます。
まぁ、向こうのモチーフはキツネですけども。
ネコミミほか、前腕や脛、浮遊オプションなどの成型色で再現できていない青色部分は先の通りでカールでフォローされていますが、今回は貼っていません。
ネコミミ型のセンサー(?)を備えるヘッドギア。
繰り返しになりますが、素体モードからの共用パーツはフェイスパーツと後ろ髪のみ。
前髪もパッと見同じものに見えますが、耳当てで隠れる部分に仮牆のある別パーツになっています。
後ろ髪を動かせるように、後ろ側のパーツ動くようになっています。
ボトムスギア太腿の側面や後方のスラスターはそれぞれ展開。
後方の内側にはバーニアスラスターがあり、3㎜穴も空いています。
今回スラスターエフェクトは付かないんですけどね・・
細かいオレンジやクリアブルーの部分などもけっこう色分けされていますね。
足先はかなり小振りなパーツなのですが、先端、そして足首分でそれぞれ可動するので自立がまったく不可能というわけではありません。
武装・オプション
ショットギア キルシュイェーガー
大型のライフルタイプの射撃武装。
銃身下の丸一モールド部分のグレー以外は成型色で完全に色分けされています。
本体よりもむしろ高い精度・・
保持の際にはグリップの下部分が可動し、そのまま手に通すことができます。
保持Ⅱは専用の持ち手を使用。
汎用持ち手でも持てないことはないですが、グリップが太いでのかなり不安定になります。
銃口を3㎜穴の空いたものに交換することで付属のマズルフラッシュエフェクトを取り付けることが可能です。
クロスギア ブラストストライク
大型のハンマータイプの近接武装。
こちらも柄の末端を除き、ほぼほぼ成型色で色分けされていますね。
隙間のモールド部分にもクリアパーツが使われていたりと、地味に手の込んだ仕様。
後部のスラスターには3㎜穴があります。
また、ハンマー内部にはスプリングが内蔵されており、打撃面が伸縮するギミックがあります。
なんでまた急に(笑)。
なお、こちらも保持には専用の持ち手の使用が推奨されます。
しかし、先ほどのショットギア用の持ち手と併せて左右4つ持ててがあるのに、手首ジョイントは三つしか付かないという、まさに片手落ち・・
浮遊オプション
ビーム攻撃が可能な2基の攻撃オプション。
トップスギアに含まれる装備ですね。たぶんちゃんとした名前があるのだと思いますが、わかりません・・
いつものクリア製ジョイントハンガーパーツを介して背面(腰裏)に接続。
可動させることでバーニアが露出します。
さらに左右1対のフィンパーツを可動させて攻撃形態に。
なんか可愛いな。1つ目の使い魔みたい。
この状態用にということなのか、新規で軸の向きが固定されているジョイントが付属しているのですが、イマイチ使いづらいです。
アタッチメントを追加することでマズルフラッシュエフェクトも取り付けられます。
まぁ、武装モードで浮かせて飾るにはいろいろ不安なので、あくまで補助的なものと考えたほうがいいですね。
比較画像
バーベナのメンバーである愛花、綾香と。素体モードで。
3人のなかでは睦海が一番長身・・というか、本当に同い歳?
左右が随分幼く見えるんですが。
そして愛花ちゃんの腰周り・・
スーツのデザインにしても、睦海は一人だけぐっと大人びてるんですよね。
大丈夫? 話合う?
武装モードでも。
頭部にアクセサリ、腕と脚をメカ化(ギア装着)し、背部に2基の浮遊オプションというのはアクトレスの基本ですね。
それぞれの戦闘スタイルは、愛花が後方支援、綾香が近接重視、そして睦美が中遠距離のオールラウンダーという感じでしょうか。
なんとなく雰囲気が似ている吾妻 楓【皆伝】と。素体モードで。
髪形も体型もよく似ている。
性格も同じようなタイプなのかな?
武装モードでも。
これまでにメガミ化されたアクトレスは、全身腰にスカート的なものが付いたスーツだったのですが、睦美のスーツはそういった装飾が一切ないデザインなので、腰周りの可動を妨げるものがありません。
股関節の下方スライド機構もありますし、要はオリジナルのメガミ(マシニーカ)と同様の感覚で動かせますね。
腕部基部も一体成型になっているので、いわゆる肩胛骨部分が外れるということもありません。
後ろ髪の可動も含め、全体にポロリや破損の心配なく動かすことができると思います。
桃を上げやすいので、立て膝も自然に決まりますね。
なんとなくライフルを抱かせてみました。同志少女・・
さらに脚を抱えるような格好も。
これも腰周りに余計な装飾がなく、加えて腹部から腰部にかけての可動域が広くなった(気がする)おかげですね。
とくに意味はないけど後ろから。
もちろんちゃんと自立できてますよ。
その身体の柔らかさをむしろ見た目は柔らかそうな愛花ちゃんと比較。
ほらこの通りですよ。
これまで面倒なことになることも多かった頭部の換装が、共用パーツがフェイスと後ろ髪だけになったことで格段に楽になりました。
ここは一部創彩少女に倣ったものなのかも。
手持ち武器に関してはどちらも大型なので片手で持つには不安があります。
とくにハンマーは重量もあるので注意したほうがいいかも。
幸い(?)後部のスラスターに3㎜穴があるので、適当なスタンドで補助してやれば随分と安心できます。
しかし、スプリングギミックはわざわざ入れる意味があったのかどうか・・
ライフルで。
武装脚の重量に腰の可動部が負けてへたり気味。
とはいえ調整しにくい部分ですねぇ。
背部のオプションで。
これまでのアクトレスのオプションと較べて、デザインにキャラクター性がありますね、このコたちは。
ちょっとネコっぽい感じもあって可愛い。
余所からスラスターエフェクトを借りて。
ここでも、脚がへたるので下からスタンドで支えてます。
SPスキル アイスエイジブレイク
睦海には、愛花のナーサリーライムや綾香のノブレス・オブリーシュのような、SPスキル使用時の専用オプションは付属していません。
どうも、普通にこのハンマーを使って連続攻撃が必殺技ということのようですね。
モーションも知らないので、画像はなんとなくイメージで。
というか、そもそも睦海の雰囲気にハンマーってアンバランスな気もするんですけどね。
シ「君、さっきのゲーム、すごかったよ。うちで働いてみないかい?
敏腕スカウト、シタラに声をかけられてアクトレスの世界に足を踏み入れた睦海。
しかし、スカウトの基準はなんなのか?
で、なんやかんやあって愛花、綾香とチームバーベナを結成。
超接近戦担当の綾香に近接から狙撃までこなすオールラウンダーの睦海、そんな二人を後方からフォローする愛花というバランスのとれたスリーマンセルで活躍。
※画像はイメージです。
一方でJCアイドルユニットとしても活躍?
※画像はイメージです。
もちろん、アクトレスになってもゲームはやめられない。
ちょっと気が散るんでどっかいってくれませんか?
ヴァイス出現! 出撃可能なアクトレスは、全員最大武装で出撃せよ!
いやはや、なかなかの戦力になってきました。
ただみんな間接ユルユルだ・・
以上、“メガミデバイス ✕ アリス・ギア・アイギス 小芦 睦海” でした。
愛花、綾香の連続リリースから随分と間が空いてしまいましたが、ともかくも無事に小芦 睦美、発売。
これでようやくバーベナの3人が揃いました。
やっぱりちゃんとユニットメンバーが揃うのはいいですね。
通常カラーなのでイマイチユニット感はないですけどね。
やっぱりお揃いの衣装・・アナザーカラーのエーススーツ姿で揃えたほうがユニット感は出るか。
睦海のアナザーカラーは一年後かな? その前にすぐみか? どちらにせよスルーしますけどね。
もうアリス・ギアコラボは通常カラーだけでお腹いっぱいなのだ・・(つまりはキャパオーバー)
そんなわけでファン待望の小芦 睦海ですが、すぐみを経てさらに精度の増した色分けや、スーツデザインのシンプルさゆえの可動域の広さなど、シタラ Ver. ガネーシャやすぐみといった大型アイテムのあとで派手さはないものの、堅実な造りで基礎的な部分の進化を感じられるキットになっていたと思います。
ただ、大型武装の保持には相変わらず危なっかしいところもあり、武装モードでの各部の保持力含め多少注意は必要かと。
まぁ、メガミデバイスの宿命ですわね。
一方で、キャラクターアイテムとしての再現性の高さは言わずもがな。
他社製品と搦めての遊びも捗りますね。
なんとなく買っていたfigma +のセカハードが役に立つ日がやっと来た・・
すぐみ以来の久々の新人アクトレスということもあり、にわかにうちの部隊も華やぎました。
さて、メガミ ✕ アリス・ギアコラボでは、来月にシタラ Ver.ガネーシャのアナザーカラーの発売が控えていますが、その後に続くものは今のところなにもありません。
既定路線として、すぐみ、そして今回の睦海のアナザーカラーはいずれ発売されると思いますが、ほかにも新規参入してきそうなキャラはいますかねぇ?
今回バーベナが揃ったので、その対抗馬(?)としてシタラ率いるトライステラもメガミで揃わないかなぁ・・
バージニアがDTAで出るみたいだから、難しいかな?
といったところで、今回は終了。
またのご訪問を。
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