HG ランスロット・アルビオン レビュー

 今回のレビューは、1/35スケール ハイグレード より、

“HG ランスロット・アルビオン” です。


 “コードギアス 反逆のルルーシュR2” より、

ナイトオブゼロ、枢木スザクの専用機、

“Zー01Z ランスロット・アルビオン” が、

完全新規型で初のHGキット化。

  プレミアムバンダイ限定で発売されました。


 HGというとどうしてもガンプラのイメージがありますが、けっこう他作品のメカもキット化されていますよね。

 最近だとレビューもしたサクガンのビッグトニーや86(エイティシックス)のジャガーノートにレギンレイズ、境界戦機の1/35スケールシリーズもHG名義ですね。

 それらはアニメ放送中の発売ということで一般販売されていますが、それ以外にも過去のアニメ作品の登場メカが突発的(?)に新規HGキット化されるという例も最近はけっこうあって、今回のランスロット・アルビオンもそのうちの一つ。

 ほかにはサーバイン、エルガイムMk-Ⅱ、ドラグナー1型などがありますが、それらはすべてプレバン限定。そして単発で終わるパターンが多いですね。

 エルガイムとドラグナーについては過去キットが再販(事実上の値上げ)されましたけどね。

 ただ、新規主役機が限定なのに再販組は一般というのも、ぅん? という感じはするのですが。

 一方でコードギアスの過去キットは今のところ再販されていません。

 これは、紅蓮聖天八極式と蜃気楼くらいは期待してもいいのかな?

 というか、是非お願いしますよ。本当。

 昨年は第1期の15周年ということで、“15周年コードギアス” と題して第1期の再放送がありました。

 基本的に15年前の放送のままでしたが、OPとEDの曲が変わっていましたね。

 当然アニメーションも変わっていましたが、既存の素材を繋ぎ合わせせただけのものだったのでちょっとがっかり。それくらい新規で作ってよ。

 あと、昨今のコンプラに配慮したのでしょう、本編の肌色部分がカットされていました。

 そのまま第2期、つまりR2の再放送もされるのかと思いきや、まったく関係ないまったりラブコメが始まってしまいましたね。

 当時リアルタイムで観ていた僕たちと同じ感覚に、再放送が初見だった人たちも陥ったのかな。

 R2の15周年は今年なので、たぶんまた秋冬アニメとして15周年コードギアスR2として再放送されると思います。

 今回のランスロット・アルビオンも、ちょっと早いけどそれに合わせたものだと思うのですよ。

 ちなみに、第1期放送当時、メカニックコレクションというシリーズ名で1/35スケールのランスロットと仕様変更であるランスロット・エアキャバルリー、紅蓮弐式がキット化されています。

 R2のときにも同じくメカニックコレクションとしてランスロット・コンクエスターとヴィンセント2種(ロロ機と指揮官機・・事実上のギルフォード機)がキット化。

 さらに派生作品である亡国のアキトからはアレクサンダ何パターンか発売されています。

 あらためて数えてみるとけっこうありましたが、ナイトメアフレーム(KMF)の立体化はプラモよりも完成品アクショントイ、IN ACTION!! OF SHOOTやROBOT魂で充実していたので、僕も当時そちらをメインで集めていましたね。

 話が逸れました。

 それでは、レビューしていきます。

 キットはパチ組みに付属のシール、一部塗装での仕上げです。


 パッケージはフルカラー。

 説明書にも機体解説が掲載。

 さらにデバイサー(パイロット)であるスザクのほか、

開発者のロイド・アスプルンド、

セシル・クルーミーらのデフォルメイラストが散りばめられていたり、

ロイドの一言なるミニコーナーもあったりと、妙にしっかりした仕上がり。

 この仕様で一回きりってこたぁないでしょうよ。

 当然次回はラクシャータの一言があるに違いない。


 原型機であるランスロットから大きく変わらないトータルデザイン。

 白兜とあだ名された神聖さすら感じさせるカラーリングは、まさにラウンズ(円卓の騎士)の筆頭を務める騎士の名に相応しい風格です。

 ちなみに、ランスロットはKMFとしては第7世代になり、エアキャバルリー、コンクエスターまでは仕様変更に過ぎないので第7世代のまま。

 しかし完全新設計のアルビオンは2世代進んだ第9世代に分類されています。

 今回のキット化ではとくに露骨なアレンジはなく、あくまで基デザインをベースに現代ふうの小顔脚長へとプロポーションの調整がされたくらいに思われます。

 本体の色分けはほぼ成型色で再現。

 イメージ的にメインカラーの白はパール調かな? と思っていたのですが、普通の白色成型でした。

 スラッシュハーケン中心部の赤やMVSの柄の緑などはシールで保管するかたちになりますが、今回はマーカーで塗装しています。

 なお、撮影中に角などからどんどん剥げてきている・・


 頭部アップ。

 真っ正面から見ると、なんかオウムみたい(笑)。実は格好いいというより可愛らしいのかも?

 色分けはしっかりされています。

 ツインアイもクリアパーツで色分けされているのですが、小さい上にわりと奥まっているために目立たなかったのでシールを貼りました。


 後ろから。

 KMF特有の後方に張り出した背中は脱出機構を有したコクピットブロックです。

 ただ、デザイン通りだと実際に人が乗るには小さ過ぎるそうで、過去の立体物では付属のパイロットフィギュアなどは機体のスケールよりも小さく作られていたそうです。

 今回はコクピットハッチの開閉ギミックはオミット。

 底部に2箇所ハッチっぽいものがありますが、一方はスタンド穴を隠すためのもので、もう一方は後述のヴァリス用マウントパーツを取り付けるダボ穴を隠すためのものです。


 独特のデザインということもあって今回のキットの構造にも独自の要素が多く、広い可動範囲により劇中で印象的だったスタイリッシュなポージングが再現できます。


 まず首は前後に大きく可動。

 俯く場合は顔をほぼ真下に向けることができ、

見上げる場合は首の基部パーツから持ち上げることもできます。

 ただ、頭部のボールジョイントが固めなこと、さらに後頭部と背中(コクピットブロック)が干渉しやすいので注意。

 フレームパーツが基本的に柔らかいKPS製ということもあり、強引に動かすと簡単に傷が付いてしまいます。


 続いて腕部。

 肩間接は若干前方に引き出し可能。

 接続自体はボールジョイントなので多少の跳ね上げも可能です。

 肘を曲げると前部の装甲パーツが沈み込むギミックがあります。

 前腕の装甲は手首と繋がっており、スイング可能。さらにロール可動します。


 ハンドパーツが左右の武器持ち手と平手が付属。

 武器持ち手のみですが、こちらでも接続部でスイングできます。

 MVS、ヴァリス保持の際は手甲側のダボでしっかり固定できます。

 そして左右の平手。

 右手は薬指と小指が曲がったた状態になっていますが、劇中でこんなハンドサインしてたっけ? よく覚えてない・・


 体幹可動。

 前屈はこのくらい

 後方への反りも気持ち程度でしかありません。

 こっちはデザイン上コクピットブロックが邪魔ですしね。


 最後に足周り。

 股関節は基部が大きく動きことで大胆な開脚が可能です・・

いや、動き過ぎやろ。

 ともあれ、この通り180度開脚が可能。

 足首はランドスピナーが干渉して外側へはあまり動きませんが、内側には上画像の位置までスイングできます。

 膝は二重関節で深く曲げられるので正座も可能。

 一方立て膝は・・

 先の股関節基部可動のおかげでかなり高い位置まで腿上げはできるのですが、軸の角度的にどうしても内股になってしまうのでちょっと微妙。

 まぁ、見せ方次第ですね。


 全身の可動を組み合わせればランスロットといえばの発進ポーズも・・

思ったほどはイメージ通りにならないか。

 やはり平面と立体は違うね。


付属武装

MVS(メーザーバイブレーションソード)

 ランスロットシリーズのメイン武装。

 高周波振動で対象を切断する剣タイプの近接武装。

 シリーズ共通で2振りを装備し、通常はコクピットブロック左右の鞘に収納しています。

 振動発生時に赤く光る刀身はメタリックレッドの成型色で再現。振動発生前の刀身は付属しません。

 柄の中央と柄尻の菱形の緑はマーカー塗装(シールも付属)。


 鞘への収納状態は専用の柄パーツを使うことで再現。

 鞘自体はボールジョイントで可動します。


スーパーヴァリス

 ヴァリス(VARIS)とは、可変弾薬反発衝撃砲(Variable Ammunition Repulsion Impact Spitfire)の略。

 ランスロットシリーズが装備する大型ライフルで、その改良型であるスーパーヴァリスでは通常弾頭用の砲身が2連装になり、さらにハドロン砲も撃てるようになっています。

 劇中で2丁持ちしていた通りに2丁が付属。

 大まかに色分けされていますが、通常砲身は色分けされず、シールも付属していません。

 その後部のマガジンらしきゴールド部分にはシールが用意されていますが、今回はそこも含めて塗装しました(謎の棒の先端のシルバーも)。

 中央の緑はシールを貼っています。

 差し換えなしで収納状態(左)から通常弾頭を撃つノーマルモード(右)、

ハドロン砲を撃つハドロンモード(左)、両方を同時に撃つフルバーストモード(右)の4形態に変形。

 先にも言ったように専用パーツを使ってコクピットブロック底部にマウント可能。

 マウントパーツは1丁用と2丁用が付属します。


スラッシュハーケン

 KMFの標準装備の一つである、攻撃や移動など多用途に使えるワイヤー装置。

 ランスロットシリーズでは左右の前腕および大腿部に計4基の装備を踏襲。

 射出状態はパーツの差し換えで、ワイヤーはリード線で再現されています。

 こちらが前腕装備のハーケンの、収納状態。

 射出状態。

 基部はダボ接続なので射出方向は固定です。

 そして、こちらが大腿部装備のハーケンの収納状態。

 射出状態。

 こちらは基部の接続が3㎜軸なので、射出方向を変えることができます。

 射出状態のハーケン先端は2種で共通。

 中央の赤い部分はマーカーで塗装(シールが付属)しました。


ブレイズルミナス

 KMFの動力として使用されているサクラダイトから発生するエネルギー場を利用したシールド。

 ガンダム世界におけるビームシールドのようなものですね。

 前腕装甲部から展開。キットでは一部パーツを取り外してシールドパーツを取り付けます。

 もちろん、左右どちらにでも取り付けられます。

 なんとなく平面のイメージがありましたが、今回は立体的な造形になっていますね。亀の甲羅みたい。

 あとこれは偏光クリアパーツていうんですかね。光を当て具合で綺麗に光ってくれます。

 ちなみにツインアイも同じ素材です。


エナジーウイング

 セシルが開発した、ブレイズルミナスを応用した新型のフロート(飛行)システム。

 紅蓮聖天八極式で実用化されたものがさらに進化しており、飛行以外にもナイフ状のエネルギー弾を発射したり、シールドとしても使用できたりする万能装備となっています。

 通常はコクピットブロックの側面に折りたたんだ状態で収納。

 キットでは差し換えになっています。

 ウイング部分はPET素材で再現。綺麗なエメラルドグリーンに白で縁取りされています。

 展開状態のフレーム部分は色分けされて折らず、シールもないので塗装しました。色味は気にしないでください・・(笑)


ランドスピナー

 スラッシュハーケンと並ぶKMFの基本装備の一つ。

 脚部に装備している車輪ですね。

 これにより地上における高速移動が可能になっているわけですが、これ、足の裏にもコロがないと転けない?

 どういう原理なんだろう?


比較画像

 メカコレのランスロットや紅蓮も持っていたので、それらと並べたかったのですが、いったいどこにあるのやら・・

 処分はしていないと思うのですが。

 代わりに、ROBOT魂のランスロット・アルビオンと。

 ROBOT魂シリーズもおおよそ1/35スケール相当だと思っていたのですが・・今回のもののほうが二回りほど大きいですね。

 造形、プロポーションのクオリティもうん、まぁ・・15年ほど経ってますからね。

 基デザインのバランスに近いのはROBOT魂版という気はしますが。


 武装装備。さらにエナジーウイングを展開させて。

 う~ん・・やはりROBOT魂版が貧相に見えてしまう。

 当時はこれでも満足していたんですけどね。

 ちなみにROBOT魂版のエナジーウイングもPET素材なのですが、切りっぱなしという感じで縁が処理されていませんし、なによりほぼ透明なので存在感がありません。

 あの当時、プラモに較べて高い完成品トイにはあまり手を出していなかったのですが、先にも言った通り、コードギアス関連はこちらのほうが充実していましたからねぇ。

 ギアスにはけっこうハマったから、買わない選択はなかった。

 ちなみにROBOT魂のアルビオンは当時価格3800円+税。今回のプラモと同価格。

 なお、ROBOT魂の進化形、METAL ROBOT魂版ランスロット・アルビオンというものも2018年に発売されておりましてね、そちらはお値段12000円+税となっております。

 もちろん買って(買えて)ませんよ(泣)。


 ROBOT魂版の紅蓮聖天八極式とも。

 紅蓮のほうがボリュームあるので、ROBOT魂版のアルビオンと違って並んでも案外見劣りしませんでしたね。

 でも、やはり同じフォーマットで欲しい。


 最近の新作ロボットアニメより、HG メイレスビャクチ(境界戦機)、HG ビッグトニー(サクガン)と。

 すべて1/35スケール。サイズ感はだいたい同じくらいですね。

 同じ作品に登場していても、あまり違和感はないかも。

 というか境界戦機はまぁ・・と、これ以上は言うまい。

以下、画像

 可動性についてはすでにいろいろ書いたので、ここからはただのアクションポーズ集ですね。


 ランスロット、発進!

 やっぱりちょっと姿勢が低過ぎるかなぁ。

 なかなか上手くあの格好いい発進ポーズが再現できない・・


 ブレイズルミナスとランドスピナーを展開し、激しい銃火のなかを突貫。

 ザコKNFなんか何十機が束になってもまったく相手にならなかったですね。

 アルビオンの性能はともかく、スザク強過ぎだろ、という・・ね。


 横滑りしながらのスーパーヴァリスフルバースト。

 KMFというとこのランドスピナーによる高機動地上戦やスラッシュハーケンを使った立体的な戦闘が面白かったのに、R2になるとほぼほぼみんな空飛べるようになってなんだかなぁ・・ともなりましたね。

 まぁ、コードギアスはロボットアクションだけの作品じゃないからいんですけどね。


 飛翔!

 サンライズ作品で翼のあるロボットは銃二丁持ちが基本(ではない)。


 ダブルハドロン砲発射!

 ラクシャータに先を越されて悔しがっていたロイド伯爵も、コンクエスターのハドロンブラスターを経て手持ちできるサイズまでの小型化に成功するんだからすごい。


 ハーケン一斉発射!

 4基のスラッシュハーケンを自在に操るスザクの操縦センス・・


 最後はMVS二刀流で。

 ほぼ光になって瞬く間に敵を薙ぎ払っていく。


 劇場版Ⅲ 皇道でのラウンズ4人を一蹴したシーンは圧巻でした。

 まぁ尺の関係もあるけど、ビスマルクとかかなり弱体化してたな・・


 なんだこの機体は!? 中華連邦の新型か?

 チガウヨ。


 空中戦専用のKMF!? 黒の騎士団はいつの間にこんなものを!

 ソレモチガウヨ。

 いや、ていうかAMAIM、絡めても全然違和感ないんですけど・・


 ル「今だ! スザァーーークッ!

 ス「うおぉぉぉぉっ!!

 スパロボで合体攻撃で再現されると思ってた・・フレイヤエリミネーターアタック。

 行動不能とかの追加効果つけてほしい。

 画像ではROBOT魂版蜃気楼に付属のものを持たせましたが、ハンドパーツ内側にダボがあるので、ハンドパーツがしっかり合わさっていません。

 蜃気楼も新規HGで出しておくれ。


 VS紅蓮聖天八極式(ROBOT魂版)。

 ふむ。アクションさせるとさらにサイズ差が気にならなくなりますね。

 でも欲しいよ。HG。もちろん。

 ちなみに、機体性能自体は紅蓮のほうが高いんでしたかね。

 ラクシャータが造った紅蓮可翔式を、ロイドとセシルが魔改造したものですからね。

 要は3人の天才の手による合作なので、2人のものよりも強い、と。そりゃそうだな。


 スーパー1/35スケール対戦!!

 参戦作品


 コードギアス

 境界戦機

 サクガン

 86

 ガールズ&パンツァー(え?)

 ゾイドワイルド・・


 ほぼほぼバンダイビジュアルでいけるな。

 あとボトムズとか、なっちんにメカトロウィーゴも1/35のがあったな。

 かなりこぢんまりした世界観になりそうですが(笑)。


 以上、“HG ランスロット・アルビオン” でした。


 懐かしのロボットアニメ主役機の新規HGシリーズ・・というには、1機だけ新しめではありますが、それでももう15年も経ったのか・・時の流れは速いものですね。

 ともあれ、その後もゲームだったり劇場版だったりでわりとコンスタントに継続している作品なので、そんなに経っているという感覚はないです。

 さっきも言いましたが、コートギアスには当時けっこうハマりました。

 谷口悟朗監督作品で最初に見たのは無限のリヴァイアスでしたが、あれももう20円以上前か。

 当時すでに成人していたのですが、あれもちょい鬱になるくらいにはハマりましたね(笑)。

 今にして思うと、よくあの内容で夕方に放送できたな、と・・

 続くスクライドはまたまったく違う方向性の作品でしたが、あれも面白かったなぁ。のちのガン✕ソードに通じるような感じの、熱い物語でした。

 でもなんだかんだ最大のヒットになったのはコードギスでしょうね。少なくとも今のところは。

 CLAMPのキャラデザも衝撃でしたし、ALI PROJECTのED曲もよかった。

 内容については長くなるので止めておきますが、ともかく個人的好きなアニメベスト5には入る作品ですね。

 そういう意味では当時プラモデルの展開が今一つ盛り上がらなかったのが残念でした。

 ランスロット・アルビオンも当時はキット化されませんでしたしね。

 まぁ、このへんは後半に登場する機体はだいたいスルーされる・・という伝統(?)もあったので仕方なかったかも。

 今回の新規HGキット化は15年目のリベンジというところかもしれません。

 実際、今だからこそ劇中のあの派手なアクションの再現がある程度可能になった、というところでしょう。

 ただそう、やありある程度なんですよ。というか無理だよ、あの動きを立体の可動モデルで再現するのは。

 とうわけで現実的なレベルでよく動く。造形、プロポーションともに洗練されたランスロット・アルビオン。よくできていると思います。

 でもそうですね。欲を言うなら、コクピットの開閉ギミックは入れておいてほしかったかな。

 あとは素材問題。

 やはりKPSが多様されているのですが、そもそも柔らかくて緩いという特性への対処なのか、一部の可動軸がキツめになっているように思われます。

 具体的には肘や脚の付け根の球体関節など。とくに脚はかなりキツく、下手をすると軸がもげるんじゃないかと心配になります。

 なんというか、本末転倒な感が。

 そして柔らかいがゆえに簡単に傷が付くのもKPSの難点。

 アルビオンの場合は頭部と干渉しやすい首や背中周り、武器の保持で度々バラす必要がある握り手などはすでに細かい傷だらけになっています。

 まぁ、こっちがもっと丁寧に扱えよ、という話でもあるんですが・・

 今後もバンダイ製品ではKPSがメインで使われていくんでしょうが、やっぱりどうしても好きになれないなぁ。


 気を取り直して(?)、次は紅蓮聖天八極式、その次は蜃気楼ですね。信じてます。

 さらにラウンズの専用機まで行ってくれたら、もうKPSに対する文句は言いません(言いはしませんww)。


 といったところで、今回は終了。

 またのご訪問を。

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