今回のレビューは、1/1スケール 一撃殺虫!! ホイホイさん NEW EDITION より、
“ホイホイさん ~重戦闘Ver.~ NEW EDITION” と、
“ホイホイさんMini with ホイホイキャリー Plus” です。
装いも新たに復活したコトブキヤのホイホイさんシリーズ、“NEW EDITION” より、今回はピンクのエプロンと三つ編みがお洒落な
“ホイホイさん ~重戦闘Ver.~” と、
多数のオプションを運搬してホイホイさんをサポートする
“ホイホイさんMini” を
まとめて紹介したいと思います。
重戦闘Ver.については、昨年10月の発売直後に購入して組んでから、ちょっとレビューのタイミングを逸してしまって、かれこれもう1年近く経ってしまったのですが・・通常版ホイホイさんに続くNEW EDITIONの第2弾キットとなり、肌色パーツや衣装パーツへのつや消し加工の追加が旧版との違い。
通常版NEW EDITIONでは、旧版では別売りだった専用クレイドルが同梱されていましたが、重戦闘Ver.ではとくに追加パーツはありませんでした。
ホイホイさんMini with ホイホイキャリー Plusは、NEW EDITIONシリーズの第4弾となり、コトブキヤ店舗および電撃屋オンライン限定発売だった旧版に、“ホイホイさん ~着せ替えセット~” に含まれていた武装ランナーを追加。
さらに衣装パーツランナーもデフォルトの青色のほかに黒色成型のものが同梱され、どちらか選んで組むことができるようになっています。
なお、NEW EDITIONと謳われてはいませんが、やはり肌色および衣装パーツにはつや消し加工が施されています。
それでは、2つまとめてレビューしていきます。
キットはパチ組みに一部塗装、付属の水転写式デカールでの仕上げです。
ホイホイさん ~重戦闘Ver.~
基本的な仕様は通常版と一緒ですが、スカートやウサミミなど、通常版では黒かったパーツが白に、エプロンや靴など、白かったパーツが濃いピンクに変更されています。
エプロンのプリントもロゴ風のものになり、シンプルなメイドさんイメージだった通常版に較べてぐっとお洒落度がアップ。
ストレートだった後ろ髪もボリュームのある三つ編みにまとめらて、後ろ姿も大きく印象が変わりました。
なお、この後ろ髪が相変わらず重いので、重心が後方に偏りがちで自立が厳しめなのも変わらず。
しかもこの三つ編み、動きませんしね・・
なお、後ろ髪は通常版と同じストレートのパーツもそのまま付属しますが、組み換えは少々面倒。
ウサミミのように見える後頭部のリボンはボールジョイント接続で左右がそれぞれ可動。
接続部はピンジャックのような造形になっています。
接続部の先端およびリボンのネジディティールはゴールドで塗装しました。
背中のUSBコネクタの蓋は取り外し可能。
蓋はオレンジで塗装しました。
蓋に換えて、新たに付属する3㎜穴の空いたボールジョイント内蔵のアタッチメントを取り付けることもできます。
これによってスタンドディスプレイやM.S.Gを取り付けたりも可能・・になるのですが、実際のところは後ろ髪が邪魔であまり機能しません。
通常版では1種のみだったフェイスパーツが3種付属し、表情の変化を楽しむことができるようになりました。
まずは既存の通常顔。
そして八の字眉(前髪でほぼ見えませんが)が可愛い嫌顔。
目線パーツは通常版同様正面と左右の3種が付属。
瞳の色と大きさが通常版から変更されていますが、当然内部構造は変わっていません。
今回は笑顔に対応した口部分のプリントも追加されています。
しかしこのホイホイさんシリーズのフェイスパーツおよび目線パーツの交換方式を見て、あらためてガールキットは進化したなぁ・・としみじみ。
付属武装
ホイホイトンカチ
標的をその重量でもって叩き潰す、巨大なトンカチ。
柄などをゴールドで、打撃面をシルバーで塗装しました。
持ち手で保持するのですが、末端部分でしか持てないので片手持ちするしかありません。
ただ、重さで腕がへたりますし、場合によっては胴体ごと傾きます。
重機関銃
ホイホイさん本体を超えるサイズの大型の機関銃。
メイングリップを右手で、サブグリップを左手で持つのが基本ですが、これも片手だけで保持することも、まぁ可能といえば可能です。
メイングリップ前方にあるグリップガード(?)は可動します。
虫殺し(一升瓶)
中身にその名の通り殺虫成分があるのかどうかわかりません(笑)。むしろ瓶を直接武器にするのではないか、と。
濃いクリアグリーン成型で、まさに日本酒の一升瓶という感じ。
栓の部分はゴールドで塗装。ラベルは付属のデカールです。ちょっとよれてしまいました・・
なお、通常版に付属した箒、日本刀、ハンドガンは付属しません。
ホイホイさんMini
ホイホイさんのサポート用に開発された小型のインターセプトドール。
ホイホイさんをほぼそのまま上下に縮めたようなデザインで、全高はホイホイさんのおよそ2/3ほど。
ホイホイさんの幼少期、あるいは妹みたいな外見になっています。
今回はデフォルトの水色バージョンで組みました。
後頭部のウサミミっぽいリボンにエプロンという基本スタイルはホイホイさんと共通ですが、手袋はミトンタイプ、ボトムスもスカートではなくいわゆるカボチャパンツを履いています。
ホイホイさんより一層デフォルメされた体型ということもあり、各部の可動はかなり限定的なものになっています。
ボリュームのある後ろ髪で重心が後方に傾き、自立が厳しい点もホイホイさんから継承。
髪パーツは各部がそれなりに可動するようになっています。
リボンもやはり左右別個にボールジョイント接続で可動。
さらに基部ごと動かすことも可能で、このように下に下がっている電源オフ状態ということのようです。
接続部もホイホイさん同様、ピンジャックのような造形になっています。
背中にあるUSBコネクタの仕様も同じですが、基本的に後ろ髪で隠れてしまうので、ホイホイさん以上の死にギミックとなっています。
頭部を付いたままだとほぼ見えないので、画像では頭部を外しています。
フェイスパーツは通常顔1種のみですが、目線は正面と左右の3種が付属。
相変わらず怖い・・
オマケの黒色成型ランナーがこちら。
青と黒のパーツを組み合わせてみるのもよいかもしれません。
今回はとりあえずこのまま保管しておきます。
ホイホイキャリー
ある意味Miniの本体(こら)。
多数のオプションを積載、運搬可能な台車です。
乳母車か、あるいは幼児用玩具のようなデザインですが、けっこう存在感のあるサイズではあります。
タイヤは3㎜軸接続なので回転させることはできますが、転がして遊ぶことはできません。
牽引用グリップのワイヤーには細いゴムチューブを使用。
後面のロゴはデカールです。
正面のUSBコネクタはやはり蓋を取り外すことが可能。
内部に仕切り用のプレートを取り付けることもできます。
左右側面にはラックをそれぞれ4つずつ装備。
3㎜軸接続で、回転、取り外しも可能です。
通常版ホイホイさんに付属した箒や日本刀をマウントすることができるのですが、フィット感はないので、とくに箒はバランスをとるのが難しいです。
付属武器
ポンピングガン
基本的にMini用の武器はこのポンピングガンのみで、あとはホイホイ算用のオプションっぽいのですが、まぁほかの武器もだいたいMiniでも持つことはできます。
側面のマガジンは取り外すことが可能です。
ハンドガトリングガン
ハンディタイプのガトリングガン。
以下の武装はとりあえず重戦闘Ver.に持ってもらっています。
後部のストックがスライド。マガジンも取り外せます。
これより先はホイホイさん着せ替えセット由来の武器になります。
アームマシンガン
手の甲側に銃身が来る特徴的な形状のマシンガン。
グリップ(トリガー)の向きから、右手専用となります。
こちらもマガジンを取り外すことが可能です。
ハンドガン(グレネードランチャー装備)
本体は通常版ホイホイさんに付属するハンドガンと共通出、先端にグレネードランチャーが追加されています。
ランチャー、マガジンは取り外し可能。
ランチャーは通常版ホイホイさんに付属するハンドガンにももちろん装着できます。
リボルバーマグナム
拳銃ですね。
とくにギミックはありません。
比較画像
まずはホイホイさん。重戦闘Ver.と通常版(ともにNEW EDITION)で。
衣装のカラーリングと髪形の変更・・だけかと思っていたんですが、先にも言いましたが瞳の色と大きさが変わっています。
そのため、けっこう顔付きが変わったように見えます。
重戦闘Ver.のほうが愛嬌がある感じ。通常版はほぼ白目が見えないので、無機質な感じが強いですね。
後姿も。
旧版と今回のPlus版・・なのですが、実はご覧の通り、旧版は奇しくも水色成型のパーツを黒く塗装して、さらにつや消しまで吹いているのです。
結果、今回のものとの質感の違いがほとんどわからない・・
まぁ、そもそもこの画質ではつやのあるなしなんかわかりませんけど。
キャリーと武装類については成形色は変わらず、つや消しもされていません。
なお、向かって左側が旧版のキットキットですが・・本体と同じくけっこう塗装してます。
今回はあえて、パチ組みしたんですよー(白目)。
重戦闘ver.とMiniで。
姉妹感。
なお、後頭部のリボンは接続部の系が基本同じ(若干、重戦闘Ver.の穴にMiniのジャックはキツかったですが・・)なので、交換することが可能。
Miniのウサギ度がかなり上がりました。
以下、画像
可動性は昨今のガールキットとは較べものになりませんが・・そもそも頭身が違うので無理もない部分もあるかも。
ただ、どうしてもトップヘビーなうえ関節保持力もあまり強くないので、自立がままならないのは辛い・・
背中のアタッチメントも結局使いにくいですしねぇ。
とりあえず、各種武装でポージング。
この重機関銃を構えるポーズは、バランスをとるのがかなり大変でしたね・・
とくに意識してなかったけど、あとから見たら某大リーガーの打席っぽかった(笑)。
続いてMiniですが、こちらのの可動性はさらに・・
まぁ、ただ立ってるだけでも可愛いからよし(笑)。
ホイホイさんにはない平手が付属。ごくわずかではありますが指が可動するようになっています。
ホイホイキャリーの牽引ワイヤーはリード線ではなくあくまでチューブということもあってけっこうテンションがかかのため、イマイチ表情付けできないのが難点。
連携イメージで。
Miniはサポート役なので前線には立たないかな。
我が家の害虫駆除部隊もかなり充実してきました。
これでいつGが出てきても安心だ。まぁ、僕の居住地域にGはいないんですけどね。
代わりにより危険な害虫が出ますけども。
というわけで害虫駆除イメージも。
この虫のガチャシリーズ、そのうちGも出そう・・
保育園感(笑)。
街中でよく見る公開かも。
以上、“ホイホイさん ~重戦闘Ver.~ NEW EDITION”、“ホイホイさんMini with ホイホイキャリー Plus” でした。
新装版NEW EDITIONの第1弾として通常版ホイホイさんとクレイドルのセット。
第2弾に今回紹介したうちの2つ、重戦闘Ver.。
一部パーツの艶消し加工以外、とくに追加要素はないですが、通常版にはなかった交換用フェイスパーツに大型武装と、やはりホイホイさん楽しむうえではを欠かせないアイテムといえるでしょう。
第3弾はホイホイさんとホイホイさんMiniのセット。しかも旧版にはなかったカラバリ、アリスカラーの商品名が示す通りの金髪に白と薄い水色のお揃い衣装、さらにピンク色の衣装パーツも付属という豪華セットでした。
当初はそちらも購入するつもりだったのですが、同時期にいろいろ重なったために諦めたんですよね。
その後、店頭でモノを確認したのですが。まさかの大判パッケージには驚かされました。
そして第4弾、今回紹介のもう一方、ホイホイさんMini with ホイホイキャリーPlus。
旧版では限定発売だったものが一般発売になっただけでなく、既存のものとはいえ武装ランナー追加(ただこれ、着せ替えセットはNEW EDITIONでは出ないということかな?)に、第3弾と同じく衣装のカラー選択も可能という嬉しいサービス。
まぁシリーズ全体の感想としては、およそ10年前のキットの再販ですし、構造面での古臭さやパーツ精度の甘さなど、最新のキットと較べて見劣りする部分はあります。
しかし、そこに置いておくだけでなんとなく和む癒やしの存在感は、リアル等身のガールたちにはないよさだと思います。
しかし、最新の技術で新設計されたホイホイさんを見てみたい、という気持ちもないではない・・
さて、そろそろホイホイさん以外のID、コンバットさんやペストXさんもNEW EDITIONとなって襲来してほしいところですね。
まずはコンバットさんだな。うちのルーキーが1人だけアウェイで淋しがっております(笑)。
といったところで、今回は終了。
またのご訪問を。
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