SS ホットロッド レビュー

 今回のレビューは、トランスフォーマー スタジオシリーズ より、

“SSー60 ホットロッド” です。


 “トランスフォーマー ザ・ムービー” に登場したオートボットの若者、そしてのちのニューリーダー、

“戦士 ホットロッド” が

スタジオシリーズで発売されました。


 オプティマスプライム(コンボイ)からマトリクスを受け継ぎ、オートボットの新司令官となった “ロディマスプライム(ロディマスコンボイ)” の若き日の姿ですね。

 日本では “ホットロディマス” と呼ばれていました。

 実写作品だけでなく、アニメ作品にも手を広げることになったスタジオシリーズ(海外ではスタジオシリーズ86としてサブシリーズ扱い?)ですが、となるとやはり主役級のキャラクターはどうしても扱わなければ話になりません。

 ということで(?)、まず白羽の矢が立ったのが、今回のホットロッド。

 先にも言ったようにコンボイの遺志とマトリクスを継いで新司令官に就任するのですから、ザ・ムービーにおける主役の1人であることは間違いありません。

 もっとも、この姿で活躍するのはザ・ムービーが主で、続編の2010ではすでにマトリクスを受け継いで成長した(というか老けた?)ロディマスプライムの姿になっているため、当時の露出はあまり多いほうではなかったと思います。

 でも、何故かその後のリメイクトイはホットロッド状態のものが多いんだよなぁ。

 正式にロディマスプライム(ロディマスコンボイ)としてリメイクされたのってマスターピースとパワーオブザプライムくらい?

 今度キングダムでコマンダークラスとしてリメイクされますが、一応同一人物が、この短期間でシリーズを跨いだかたちで発売されるというのは、なかなか異例のことのように思います。

 というわけで、まずはスタジオシリーズ版、レビューしていきましょう。


ロボットモード

 スラリと均整のとれたプロポーションはアニメ版のデザインにかなり忠実な気がします。

 各部にディティールは刻まれていますが、決して過剰ではなく、独特なフラットなイメージは損なわれていません。

 ロボットモードにおいて無駄な・・というか、デザインラインを崩しているような部分がほとんどなく、ビークルモードのパーツはすべて綺麗に収納、まとめられています。

 胸部や脛などは細かくパーツが折りたたまれており、パッと見ではわからないほどの密度感がありますね。

 というのも、今回のホットロッド、サイズ的にはデラックスクラス相当ながらボイジャークラスになっており、付属品も多いのですが、本体にも一般的なデラックスクラス以上のコストがかけられているようなのです。

 一方で、メインカラーはおおむね成型色。ただトレードマークでもある胸のファイヤーパターンは綺麗にプリントされていますし、各部のシルバーも塗装で再現されています。

 背面。

 特徴的なウイングはしっかりと存在感のあるサイズで再現。

 また、一応WFCシリーズとの連携も考慮してということなのか、ふくらはぎと足の裏には5㎜穴が空いています。

 上半身は背中側からウイングを含めたリアパーツ、ルーフおよびフロントガラス、内部に収納されているビークルモードのボンネット、そしてロボットモードの胸部パーツ(ビークルモードのボンネットと同じデザインのダミーパーツ)と4枚のパーツが重なっているわけですが、それを感じさせないの薄さになっています。

 このあたり、やはりWFC系列と違う、スタジオシリーズらしいタイトで繊細な構造になっているな、という感じです。

 ただそれゆえに、わずかなズレや歪みが全体の仕上がりにダイレクトに影響してくるようで、脚部の話になりますが、うちに来たヒトは右脛のジョイントがどうしても綺麗に嵌まりませんでした。

 軸打ちがほんのわずか、ズレているんでしょうね。

 まぁ、致命的な問題でもないので、目を瞑ることにしました。

 というかほかにもあるし・・


 頭部アップ。

 なかなかのイケメンです。

 フェイス部分は塗装、目も裏打ち式の別パーツなっており、塗装で再現されています。

 うちに来たヒトは残念ながら鼻先と顎にわずかな塗装剥げがありましたが、本来は若者らしく、つるんとした綺麗な肌をしております。

 これがマトリクスを受け継いだ途端、深い皺を刻んだおっさん顔になるんだから怖ろしい・・


ギミックおよび付属品

 まずは本体に仕込まれたギミックについて。

 頭部はヘルメット部分を開くことができ、

中に収納されているゴーグルを展開して装着状態にすることができます。

 ゴーグルはクリアブルー成型で、ちゃんと目が透けて見えるようになっています。

 あと、画像ではわかりにくいですが、ゴーグル自体にもディティールが入っています。


 左右の拳は、親指以外の4指(一体成型)を開くことができます。

 付属のマトリクスを保持するためのギミックですね。

 ER オプティマスにも実装されていました。


 さらに、前腕を開いて拳パーツを180度回転させることで、左手は5㎜軸となり、

付属の

ソーブレード

を取り付けることができます。

 回転ノコギリですね。

 刃は一応回転します。あまりスムーズには回りませんが。


 一方の右手は劇中でカップ(チャー)の治療(修理)時に用いた

ウェルディングトーチ

に。

 先端はかなり細いので、残念ながら付属のエフェクトパーツなどの取り付けはできません。


 ほかに、2種類の形状の

フォトンレーザー

が付属。

 形状の違いによる性能の違いなどがあるのかどうかはわかりません。

 それぞれ赤色成型のパーツにシルバー塗装で再現されています。

 ともに銃口部分には付属のもの、あるいはWFCシリーズのエフェクトパーツを取り付けることができます。


マトリクス

 オートボットの司令官が代々受け継ぐ象徴的アイテム。

 その解釈はシリーズによって異なり、正直よくわかりません。

 モノとしてはER オプティマスプライムに付属したものと同じもので、わずかながら成型色(クリアブルー)やゴールド、シルバーの塗装の色味が違うだけ。

 先にも言ったように、両手の指が可動することで外枠部分を掴んで保持することができます。

 なお、ロディマスプライムはオプティマスプライム同様、胸部にマトリクスを収納することになるのですが、今回はプライムになる前のホットロッドの状態なので、当然マトリクスの胸部への収納はできません。


エフェクトパーツ

 マトリクスの輝きを表現した専用エフェクト(左)が1つ、ビークルモード時のエグゾーストパイプの噴射炎を表現したエフェクト(左)が2つ、計3が付属。

 マトリクス用は、中央の球形部分に挟み込むようにして取り付けます。

 もちろん、この状態でも両手で持つことが可能です。

 噴射炎エフェクトのほうの取り付け方法はWFCシリーズの小型エフェクトと同じ3㎜軸への取り付けなので、エグゾーストパイプだけでなく、フォトンレーザーの銃口などにも取り付け可能です。


ビークルモード

 スポーツカータイプのフューチャーカーにトランスフォーム。

 アニメでのイメージがかなり忠実に再現されていると思います。

 そしてロボットモードもそうでしたが、このビークルモードも驚くほどに薄いです。

 ボンネット部分は、本来そのままロボットモードの胸部になるわけですが、今回はロボットモードではダミーパーツを使用。

 結果としてロボット、ビークルの両モードで非常にバランスのとれたプロポーションになっています。

 見ためでは唯一、ルーフ中央のパーツが黄色い成型色のままなのが残念ですね。

 変形の際に可動させるクランクパーツなので、素材の関係でこの色のパーツになっているのかもしれませんが、できれば塗装してほしかった。

 後ろから見ると、ロボットモードの膝が丸見えですね。

 ここも蓋かなにかが欲しかったかなぁ・・まぁ、ウイングのおかげでさほど目立ちませんが。


 変形はスタジオシリーズらしい凝ったものになっており、パーツの展開、移動などなかなかダイナミック。

 とくに胸部の展開は複雑ですが面白いです。

 この、胸部パーツがぐるんと180度回転するのは劇中の変身シーンが再現できているそう。

 ただ、ここから腕部も180度回転させる必要があるのですが、その回転軸がわりとキツイにもかかわらず基部となるパーツが軟質製なので根元からねじ切れるんじゃないかとヒヤヒヤします。

 ロボットモードで普通に腕を回すときも、けっこう怖いですね。

 それ以外にも、サイズがデラックスクラス相当なだけに細かい、薄いパーツを動かす部分も多くてなかなか気を遣います。

 あとはやはり工程数が多いので、初期でのわずかな角度のズレが、最終的に全体の歪みを誘発する・・というスタジオシリーズではよくある事態も起こりえます。

 それが顕著になるのが車体側面。

 腕部と折りたたんだ脚部の合わせ部分で、エグゾーストパイプの連結がなかなか上手くいきません。

 腕部のほうは肩から、脚部も股関節から一つ一つ角度を微調整していくなんとか綺麗に収まるようなのですが、こっちが合えばあちらがズレて・・と、何度やっても上手くいきませんでした(悲)。

 あげく、右側(ロボットモードでは左腕)のエグゾーストパイプのジョイントが折れてしまいました。

 破損の危険があるという話は小耳に挟んでいたのですが、本当、いつの間にこうなってしまったのか・・

 ちなみにこのレビュー用の画像、けっこう時間を開けつつ何度かに分けて撮影しているんですが、1週間以上前に撮った最初の立ち姿の画像ですでに折れてましたね。

 届いた日に開けて、始めて変形させた時点でもう折っていたのかもしれない・・(泣)


 武装は3つまとめてルーフ、あるいはボンネットに露出しているエンジンに取り付け可能。

 フォトンレーザー側面のダボをルーフまたはエンジン、そしてソーブレードのダボ穴にはめ込む仕様です。

 フォトンレーザーの左右はとくに決まっていません。

 エグゾーストパイプに噴射炎エフェクトを取り付けるとこんな感じ。


比較画像

 オリジナルトイと。ロボットモードで。

 この当時版のホットロディマス、確かどこかの縁日に出てたお店で買ってもらった記憶がある。

 35年くらい前は、そこらへんの小さな神社の縁日でトランスフォーマーが売ってたんですよ(笑)。

 シールはあちこち剥げて、ダイキャスト部分はさび錆び錆びだけど、変形に支障なし。武器もちゃんと残ってました。

 プロポーションはもちろん、可動も肘だけだったオリジナルから・・進化したものだなぁ。


 ビークルモードでも。

 昔のトランスフォーマーは基本的に変形後の姿(ビークル、あるいはビースト)がベースなので、たとえ35年前のモノでも・・いや、むしろ初期のモノほどビークルモードのプロポーションはよいとすら思います。

 2010以降はわりとオモチャっぽさが強くなった印象もありますが、このホットロッドは比較的綺麗にまとまっていますね。

 タイヤのホイールのデザインとかは、オリジナルのほうがいいなぁ。


 ヘケヘケ版と。ロボットモードで。

 ヘケヘケ版はアレンジ強めですね。ボディは案外がっしりしてるのに、異様に顔が小さい(笑)。

 とりあえずロディマス要素は押さえました・・というくらいだなぁ。


 ビークルモードでも。

 ボンネット部分の角度ですかねぇ。けっこう顔付きが違います。

 ヘケヘケ版は、意外と現実のスーパーカーっぽいフォルムになってるような・・

 わりと特徴だと思うエグゾーストパイプも、申し訳程度に再現されてるだけですね。


 レジェンズ版と。ロボットモードで。

 レジェンズ版はヘッドマスター兼ターゲットマスターと要素多めでのリメイクでしたが、本体は肩や胸のボリュームを除くとわりとイメージに近いデザインになっているように思います。

 色味は濃いめですね。ヘケヘケ版もでしたが。


 ビークルモードでも。

 せっかくなので、同じようにボンネットに武器を取り付けてみました。

 レジェンズ版のほうが運転席部分が細長いです。あと立体感があります。

 まぁこのあたりは、ヘッドマスター搭乗ギミックの関係もあるでしょうね。

パワーオブザプライム版のロディマスプライムの中のヒトと。ロボットモードで。

 PP版ホットロッドはヘケヘケ版、レジェンズ版に較べるとアレンジは抑えめで、肩や脛のシールなどはオリジナルトイのデザインを踏襲していたりと、わりとイメージされるホットロッドに近いもののように思います。

 ただ、後ろから見てはいけない(笑)。

 サイズは今回のものより一回り大きいですね。

 しかし、構造的には非常に単純で、正直チープな印象は否めません。

 ちなみに、これまで見てきたリメイクトイ・・ヘケヘケ版、レジェンズ版、そしてこのPP版、全部肩のタイヤが前を向いています。

 対する今回のSS版は後ろを向いており、アニメ劇中のデザインも当然そのようになっています。

 これも、胸部をダミーパーツにしたうえで上半身を180度引っ繰り返すという工程を踏むからこそ再現できた部分で、あらためてその完成度の高さを思い知りました。


 ビークルモードでも。

 PP版でかいです。

 ただやはり大味ですね。

 エグゾーストパイプの根元とか、タイヤのホイールも塗装されてませんしんね。

 ロボットモードのみですが、ER オプティマスプライムと。

 ホットロッドは価格帯としてはボイジャークラスですが、本体サイズはデラックス相当なので、身長差はけっこうなものです。

 まぁ、ER オプティマスも本体はボイジャークラスで、コンテナ(トレーラー)を付けてリーダークラスになっているので、同じようなものですけどね。

 この8月にはキングダムのコマンダークラスでロディマスプライムが発売されるわけですが、その姿だとオプティマスと肩を並べるくらいの身長になっています。

 しかし、砲台に変形するトレーラーが付属するとはいえ、それでリーダークラス2体分のコマンダークラスとしてのボリューム(というか価値)はちゃんと確保できているのだろうか?


 ついでにマトリクス比較。

 左がER オプティマスに付属したもので、左が今回のSS ホットロッドに付属したもの。

 同じものだと思います。

 クリアパーツに塗装されているわけですが、そのクリアパーツの色の濃さ、塗装の色味には若干違いが厚様にも思いますが、これも個体差かもしれません。

 同時発売となったSS カップ(日本名チャー)と。ロボットモードで。

 身長はだいたい同じくらい。2人とも、デラックスクラスとしては比較的高身長です。

 というか、WFCシリーズでリメイクされた初代の面子は総じて気持ちずんぐり体型になっているのに対し、スタジオシリーズの彼らはスラリとした劇中デザインが再現されているのでかなり新鮮です。


 ビークルモードでも。

 いや、どっちもよくできてるわ・・


以下、画像

 可動性能も申し分なし。

 腕部は上方への跳ね上げに、わずかですが前後スイングも可能。

 肘は90度曲がるだけですが、拳が回転、さらに指も開けるので多彩な表現が可能です。

 膝は90度以上曲がるので、立て膝はご覧の通り非常に自然。

 なお、膝は前向きにも曲がります。

 もちろん腰も回転し、足首もわずかですが前後スイング可能です。


 エグゾーストパイプの噴射炎エフェクトをフォトンレーザーに取り付けて。

 一方で足首の内側へのスイング幅は狭く、接地性は微妙。

 プロポーション重視で全体のバランスに対して踵が短い(むしろデザイン上はバランスがとれているんですが・・)ので、ちょっと自立させにくいです。


 噴射炎エフェクトは、ロボットモードでももちろん取り付け可能。

 スタンド対応穴は腰裏にあります。

 背中のガワなどはとくに干渉しません。


 ソーブレード装備で。

 右手が5㎜軸になるので、ほかにもいろいろ取り付けて遊べますね。

 しかしWFCシリーズではないので、あちらほど豪快に武装できないのは少し残念。


 ゴーグル姿でちょっと格好付けてみたり・・

 プロポーション抜群で、ただ立ってるだけでも十分格好いい。

 ザ・ムービーで登場して2010でメインを貼るようになった連中、それまで活躍してた初代メンバーとはかなり毛色が違うデザインで戸惑ったし、正直格好いいと思ったこともなかったけど、今回のホットロッドは普通に格好よくなっていてびっくりです。


 マトリクスを掲げて。

 ちゃんと顔も少し上を向けるようになってます。

 でも左脚、つま先が浮いちゃってましたね。もう少しスイングできればなぁ・・


 ヒロインを挟んでバチバチの若き戦士たち。

 スプリンガー(スプラング)、アーシーはWFCシリーズですが、並べてもさほど違和感はありません。

 サイズ感もいい感じ。

 しかし、どこも汚れずに綺麗なままのホットロッドと、あちこち傷付いて、すでにそこそこ戦闘をこなしてきた感ありありのスプリンガー、どっちを選ぶって、そりゃ後者のほうを選ぶでしょうよ(笑)

 ザ・ムービーではホットロッド ✕ アーシーというカップルの可能性もあったようですが。


 老戦士を労る若き戦士。

老戦士「おい、なんで泣いとるんじゃ?

 べつにフられたんじゃないよ・・


先代「オートボットの未来はおまえに託した・・

 実際にザ・ムービーでオプティマスからマトリクスを託されたのはウルトラマグナスでしたが、彼はマトリクスを開放することができず、ガルバトロンに敗れてマトリクスを奪われてしまいます。

 最終的にホットロッドがガルバトロンからマトリクスを奪い返し、開放に成功してロディマスプライムへとパワーアップする・・そうです(Wikiよりww)。

 つまりこれはホットロッドの妄想です(笑)。


 中台紙を使った簡易ディスプレイベースには、ザ・ムービー最終決戦の舞台、ユニクロンの体内が背景に描かれています。

 ボイジャークラス仕様なので、本体サイズがデラックスクラス相当のホットロッドを立たせるのはちょうどいいですね。


 以上、“SS ホットロッド” でした。


 なんでスタジオシリーズでアニメ版のキャラ出すの?

 WFCに入りきらないから?

  とかいろいろ考えてモヤモヤしたりもしたのですが、少なくとも今回発売されたアイテムたちは、スタジオシリーズとしてしっかり作られたものではありました。

 前回のジャズでは、そこまではっきりとは感じなかったのですが、なるほどこのホットロディマス、そして近日レビュー予定のカップは、WFCトリロジーシリーズのアイテムとは明確に方向性が違います。

 まずは劇中再現。そのために不自然な部分は削ぎ落としている、という感じかな。

 しかし、高い可動性能はWFCシリーズ由来のものでしょうし、5㎜穴やエフェクトパーツを使ったカスタマイズに関しても、まったく捨てているわけではなく、いいモノはちゃんと取り入れたうえで、サイズ感など、絡めておかしくないラインも維持されているので、今後も上手く棲み分けができて行くのではないかと思います。

 今回のホットロッドに関しては、デラックスクラス相当の本体に豊富な付属品を付けてボイジャークラスにした・・だけかと思っていたのですが、本体も通常のデラックスクラスにはない密度感と非常に凝った、しかし納得感のある変形で素直にすごいと思わせてくれました。

 ただ・・そのサイズも手伝っての複雑な構造のためか、品質に少々ムラがあったように感じます。

 カッチリ綺麗に変形させるにはけっこうコツがいるという部分は、ある意味スタジオシリーズらしいですが、肩とかパイプのジョイントとかには破損の恐れもあり、個人的にはあまり何度も変形させる気になれません・・

 変形パターンそのものは先にも言ったように素晴らしいだけに残念です。

 もう少しサイズが大きければ、そのあたりももう少し余裕を持てたんでしょうけど、ロボットモードにおけるサイズ感の統一もまた、スタジオシリーズのテーマの1つでしたしね(忘れてないよww)。

 ともあれ、僕は基本的にロボットモードでいさせることになるかなぁ。

 ロボットモードは、アクションフィギアとして非常に優秀ですからね。

 キングダム コマンダークラスのロディマスプライムは、今回のSS ホットロッドとはまた違ったアプローチでくると思うのですが、少なくとももっと気軽にガシガシ遊べるものになるでしょうから、弄るのはそっちメインになるかも。

 しかし、スタジオシリーズとWFCシリーズ、今のところキャラ被りはないようですが、どういう基準で選ばれてるんだろう? 

 開発チーム同士でじゃんけんとかとして、勝ったほうから好きなキャラを選んでたりして(笑)。


 といったところで、今回は終了。

 またのご訪問を。

2コメント

  • 1000 / 1000

  • 退屈と惰性と

    2021.05.13 09:51

    いつもありがとうございます。 一応新シリーズのフラッグシップでもありますし、かなり気合の入ったものでしたね。 精密ゆえに扱いが怖い部分もありましたが、それらを差し引いても非常に良い出来。 そのぶんキングダムのハードルも上がってますが、きっと満足できるものになっているはず!
  • あけち?ともあき

    2021.05.13 03:42

    ホットロッド、凄まじい出来でしたね……!設計に一切の妥協なし!(胸部は流石にダミーだったけれど)脚部の上手く収まりきらない部分は、接着剤で太らせたらパチっと入るようになりました。ロボットモードとヴィークルモードの完成度と言い、薄さと言い、アクション性に付属品の豪華さ。すごいトランスフォーマーが来たものです。スタジオシリーズ特有の繊細さは確かにありますね。気をつけて変形させねば……。しかし、これは凄い満足度でした。ロディマスプライムへの期待も高まりますね。スタジオシリーズは、パーセプターも予定されているようですが、こちらも楽しみです。